14 Februaryー15 February 2015
毎朝起きると「ママあと何日?」と、娘が指折り数えて待っていたこの日がやってきました。
今日はロンドンから電車でポーランドのクラクフまで向かう日ですー!
この日、ママと娘は午前中の日本語教室に行き、30分ほど早退してそのまま駅に向かうという分刻みスケジュール計画を実行。
ダディはわが家三人の荷物が入ったスーツケース一つとバックパック、そして小さなリュックサックを持って、先にユーロスターの発着駅キングスクロス・セント・パンクラス駅でナナ(おばあちゃん)と落ち合い、ユーロスター車内で食べる皆んなのお昼ご飯を購入しておいてもらうと言う、ミリタリーオペレーション。(ちゃんと遂行できるか不安なママ)
ちなみに今日と明日、ロンドンからポーランドのクラクフまでは、下記のように4本の電車を乗り継いで行きます。
その1)ロンドン〜ブリュッセル
London St. Pancras 発12:58
Bruxelles-Midi Eurostar 着16:08
その2)ブリュッセルからケルン
Bruxelles-Midi 発 18:25
Köln Hbf 着 20:15
その3)ケルンからワルシャワ
Köln Hbf 発 22:28(寝台列車)
Warszawa Centralna 着 12:13
その4)ワルシャワからクラクフ
Warszawa Centralna 発 14:35
Krakow GL 着 17:05
ロンドンからブリュッセル行きユーロスターの午前中早い便に乗れれば、ベルギーのブリュッセル、ドイツのケルンともに、途中下車して美味しいものを食べたり買い物する時間が取れたのですが、残念ながら、ハーフターム初日の土曜の安い便はこの時間しかもう取れませんでした。
ちなみに、ロンドンからクラクフまでの交通費は以下の通り。もう少し早い時期に予約していればもうちょっと料金が抑えられたかも。
<交通費(大人3人子供一人)>
ロンドンからケルン253 EUR
ケルンからワルシャワまで寝台列車 237EUR
ワルシャワからクラクフ 90EUR
(ポーランド国内のチケットは、ネットでは大人料金でしか購入できませんでした。窓口で買えば子供料金で買えると思う)
飛行機で行くよりも時間は大幅にかかりましたが、料金的には空港までの交通費や荷物預け代を考えたら、結果的には150〜200ポンドほど安くついたのではないかと思います。
今日は2月14日、バレンタインデーということで、子どもにハート型のチョコレートやラムネを配っていました。娘、いつの間にか一気食べ…。
ロンドンからパリやブリュッセルであれば、文句無し、断然ユーロスターが便利です。
チェックインは30分前(子連れの場合、余裕を見て1時間前に駅に到着しておいたほうがいいと思います)。荷物の重量制限はなし。液体類の持ち込みもOK。駅は街の中心部。
万が一乗り遅れたら、次の空席がある便に振り替えてくれます。
わが家も少し早いけど1時間前には改札を通って出入国審査を受け、電車に乗るのを待ちます。その間にトイレに行ったり、久しぶりに会ったばかりのナナとお話ししたり。娘はこれから旅に出るのとナナも一緒なのとで嬉しすぎてテンションあがりまくり喋りっぱなしです。
しばらくすると12時58分発のプラットホームのアナウンスがありユーロスターに乗車です。
ロンドンからブリュッセルmidi駅までのユーロスターは満員でしたが、お昼のサンドイッチを食べたりしているうちに、列車はいつの間にかイギリスからフランスに抜け、フランスのLille駅で半分くらいの人が降りて、フランスのさらに南に行く電車に乗り換えて行きました。
そうこうしているうちにあっという間に2時間過ぎてブリュッセルに到着です。
ユーロスターはパスポートこそ必要なものの、東京ー大阪間の新幹線といった感じで、言葉が英語か→フランス語に変わって時計の針が時差で1時間進んだということ以外、あまり国外に来たという実感もなく。
最近はどこの大都市も英語を話す人が多く駅構内は英語でも表記されているし、旅で感じる異国情緒はこれっぽっちもありません。
ブリュッセルmidi駅でドイツに向かう電車を待つ間、構内のフードコートでお茶をしつつポーランドに住むおじさん(ママの義理の弟)への誕生日プレゼントでベルギーチョコレートを買ったり。ダディが娘の誕生日プレゼントをこっそり買いに行きましたが、あまりいいのがなくて、とりあえずウサギのぬいぐるみを買ったとのこと…。
そして最後に、駅構内のスーパーで寝台列車の中で食べる明日の朝食の買い出しに。
レジの列に娘とナナと3人で買い物かごを持って並んでいたら、後ろに並んでいた黒人のお兄さんが小銭を落とすハプニングがありました。
とっさに一番地面に近い背の高さの娘がものすごい反射神経で、落ちるコインに飛びつき地面に這いつくばって転がるコインの行方を追いかけて、お見事、小さな手で握りしめたコインを差し出すと、そのお兄さんはものすごい感激っぷり。
「メルシ〜ボ〜クゥ〜、@*$%&!@?+*&%$#$@」
といいながら『ブチュ〜』っと娘にキスしてくれました。
などとしていると、あっという間にドイツへ向かう電車の時間に。
ところが、事前にチェックしておいたプラットフォームの方へ向かうと、ケルン行き電車の出発時刻とプラットフォームが書かれたモニターの表示がくるりと変わりました…。
時刻の下のテロップのように流れる文章を読むと…。
わが家が乗ろうとしていたICE(高速電車)は、このブリュッセルMidi駅に停車しないので、「Liege」まで行ってこの電車に乗り継げ。と。
そ、そんな。
そもそも、どこよLiegeって?
なんて発音するの、リエジュでいいの?
そのリエジュにはどこから電車に乗ればいいわけ?
しかも、このICEに乗れなければ、ケルンから出発する寝台列車Euronight Jan Kiepuraに乗り継げない可能性が…。
どうしよう…。
《続く》
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毎朝起きると「ママあと何日?」と、娘が指折り数えて待っていたこの日がやってきました。
今日はロンドンから電車でポーランドのクラクフまで向かう日ですー!
この日、ママと娘は午前中の日本語教室に行き、30分ほど早退してそのまま駅に向かうという分刻みスケジュール計画を実行。
ダディはわが家三人の荷物が入ったスーツケース一つとバックパック、そして小さなリュックサックを持って、先にユーロスターの発着駅キングスクロス・セント・パンクラス駅でナナ(おばあちゃん)と落ち合い、ユーロスター車内で食べる皆んなのお昼ご飯を購入しておいてもらうと言う、ミリタリーオペレーション。(ちゃんと遂行できるか不安なママ)
20年前の携帯もネットもない時代だったら、どうなってたんでしょうか。つくづく時代は変わったよね…。と考えながら、ママと娘はキングスクロス・セント・パンクラス駅へ急ぎます。
ちなみに今日と明日、ロンドンからポーランドのクラクフまでは、下記のように4本の電車を乗り継いで行きます。
<電車の時刻>
その1)ロンドン〜ブリュッセル
London St. Pancras 発12:58
Bruxelles-Midi Eurostar 着16:08
その2)ブリュッセルからケルン
Bruxelles-Midi 発 18:25
Köln Hbf 着 20:15
その3)ケルンからワルシャワ
Köln Hbf 発 22:28(寝台列車)
Warszawa Centralna 着 12:13
その4)ワルシャワからクラクフ
Warszawa Centralna 発 14:35
Krakow GL 着 17:05
ロンドンからブリュッセル行きユーロスターの午前中早い便に乗れれば、ベルギーのブリュッセル、ドイツのケルンともに、途中下車して美味しいものを食べたり買い物する時間が取れたのですが、残念ながら、ハーフターム初日の土曜の安い便はこの時間しかもう取れませんでした。
ちなみに、ロンドンからクラクフまでの交通費は以下の通り。もう少し早い時期に予約していればもうちょっと料金が抑えられたかも。
<交通費(大人3人子供一人)>
ロンドンからケルン253 EUR
ケルンからワルシャワまで寝台列車 237EUR
ワルシャワからクラクフ 90EUR
(ポーランド国内のチケットは、ネットでは大人料金でしか購入できませんでした。窓口で買えば子供料金で買えると思う)
飛行機で行くよりも時間は大幅にかかりましたが、料金的には空港までの交通費や荷物預け代を考えたら、結果的には150〜200ポンドほど安くついたのではないかと思います。
<まず、ロンドンからブリュッセルへ>
ロンドン、キングスクロス・セントパンクラス駅のユーロスター・チェックインゲートの前でダディとナナに落ち会い改札をくぐります。今日は2月14日、バレンタインデーということで、子どもにハート型のチョコレートやラムネを配っていました。娘、いつの間にか一気食べ…。
ロンドンからパリやブリュッセルであれば、文句無し、断然ユーロスターが便利です。
チェックインは30分前(子連れの場合、余裕を見て1時間前に駅に到着しておいたほうがいいと思います)。荷物の重量制限はなし。液体類の持ち込みもOK。駅は街の中心部。
万が一乗り遅れたら、次の空席がある便に振り替えてくれます。
飛行機の空港までの往復の時間と移動の料金、チェックインの時間を考えたら1日に約15便程あるユーロスターの方が有利です。
わが家も少し早いけど1時間前には改札を通って出入国審査を受け、電車に乗るのを待ちます。その間にトイレに行ったり、久しぶりに会ったばかりのナナとお話ししたり。娘はこれから旅に出るのとナナも一緒なのとで嬉しすぎてテンションあがりまくり喋りっぱなしです。
しばらくすると12時58分発のプラットホームのアナウンスがありユーロスターに乗車です。
ロンドンからブリュッセルmidi駅までのユーロスターは満員でしたが、お昼のサンドイッチを食べたりしているうちに、列車はいつの間にかイギリスからフランスに抜け、フランスのLille駅で半分くらいの人が降りて、フランスのさらに南に行く電車に乗り換えて行きました。
そうこうしているうちにあっという間に2時間過ぎてブリュッセルに到着です。
ユーロスターはパスポートこそ必要なものの、東京ー大阪間の新幹線といった感じで、言葉が英語か→フランス語に変わって時計の針が時差で1時間進んだということ以外、あまり国外に来たという実感もなく。
最近はどこの大都市も英語を話す人が多く駅構内は英語でも表記されているし、旅で感じる異国情緒はこれっぽっちもありません。
ブリュッセルmidi駅でドイツに向かう電車を待つ間、構内のフードコートでお茶をしつつポーランドに住むおじさん(ママの義理の弟)への誕生日プレゼントでベルギーチョコレートを買ったり。ダディが娘の誕生日プレゼントをこっそり買いに行きましたが、あまりいいのがなくて、とりあえずウサギのぬいぐるみを買ったとのこと…。
そして最後に、駅構内のスーパーで寝台列車の中で食べる明日の朝食の買い出しに。
レジの列に娘とナナと3人で買い物かごを持って並んでいたら、後ろに並んでいた黒人のお兄さんが小銭を落とすハプニングがありました。
とっさに一番地面に近い背の高さの娘がものすごい反射神経で、落ちるコインに飛びつき地面に這いつくばって転がるコインの行方を追いかけて、お見事、小さな手で握りしめたコインを差し出すと、そのお兄さんはものすごい感激っぷり。
「メルシ〜ボ〜クゥ〜、@*$%&!@?+*&%$#$@」
といいながら『ブチュ〜』っと娘にキスしてくれました。
などとしていると、あっという間にドイツへ向かう電車の時間に。
ところが、事前にチェックしておいたプラットフォームの方へ向かうと、ケルン行き電車の出発時刻とプラットフォームが書かれたモニターの表示がくるりと変わりました…。
時刻の下のテロップのように流れる文章を読むと…。
わが家が乗ろうとしていたICE(高速電車)は、このブリュッセルMidi駅に停車しないので、「Liege」まで行ってこの電車に乗り継げ。と。
そ、そんな。
そもそも、どこよLiegeって?
なんて発音するの、リエジュでいいの?
そのリエジュにはどこから電車に乗ればいいわけ?
しかも、このICEに乗れなければ、ケルンから出発する寝台列車Euronight Jan Kiepuraに乗り継げない可能性が…。
どうしよう…。
《続く》
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