2013年6月26日〜29日
香港から9:45のエアーアジアに乗って、11:40にフィリピンのクラーク空港へ到着したわが家。
お天気はいいけれど、暑い〜!!
ディオスタド・マカバガル(クラーク)国際空港はマニラから80km、直行バスでおよそ2時間ほどの距離のところにあります。
クラーク空港はとても小さな空港で、飛行機を降りるとすぐに荷物をピックアップできました。
空港のゲートを出たところにマニラ行きのバスチケットを売るカウンターがあり、そこでチケットを約1000円X2枚購入。
空港の外に出たら、大型バスがすでに駐車しており、荷物を預けてバスに乗り込んだら10分ほどですぐにマニラに向けて発車しました。
バスに乗り込む前に空港で買ったパンをかじりながら、窓から見えるのどかな田舎の風景を眺めます。
そして、そこから記憶がありません。
娘とママは爆睡…。
気がついたときには、バスはすでにマニラの雑踏の中に。
「着いたよ」といって街角で降ろされましたが、もちろんどこにいるのかわからない…。
たまたまお客さんが降りるタクシーをすぐに捕まえることができて、今晩の宿へ向かいます。
宿に到着
宿はマニラの繁華街、マラテ地区の通りにあり、周囲はハングルが書かれた韓国系の飲食店がたくさん目立ちました。マニラはあまり治安がよくないと聞いていましたが、宿の門には白い制服を着た銃を持つガードマンが立っており、なんだか物々しい感じ…。
90年代前半、ニューヨークがまだ治安が悪いと言われていた頃に初めて観光で訪れた時のような緊張感です。
ここマラテ・ペンションの建物は、スペイン統治下のコロニアル建築で床にはタイルが敷き詰められ…と、入り口はエレガントで立派な感じなのですが、部屋は狭くてかなりくたびれた感じ。
便利なロケーションで値段相応なんだと思いますが、簡素でベッドと扇風機が一つあるだけの従業員の部屋か?!と思うような本当に寝るだけのシンプルな部屋でした…。
夜は、他の部屋の人は部屋のドアを開けっぱなしで寝てるほどの寝苦しさだったのですが、わが家では一応防犯上ドアを閉めて寝ました。
といっても、力づくでドアを引っ張ったらおそらく開いちゃうような簡単なカギが掛かる程度です。
もう少しお金を出せば少しマシな部屋もあったのでで変更しても良かったのですが、面倒だったので、そのまま寝苦しい夜を過ごしました。
レセプションを抜けたところにラウンジのような場所があったのですが、ちょうど工事中だったので全体的に改装する予定かな?
マニラは物価が安い割に他の東南アジアの都市に較べると、安くて良質な宿が圧倒的に少ないです。おそらく他のフィリピンの観光島に較べると観光インフラが全く整っていないというのもあるのでしょうか。
まぁ、マニラはわざわざ家族で観光しにくる都市でもないよな…。普通は直接セブとか「島」に行くんでしょうけど…。
フィリピン伝統料理のレストランへ
蒸し暑い部屋で扇風機を回しながらちょっと昼寝をし、ちょっと涼み始めた頃、夜ご飯を食べに行くことにしました。
とりあえず到着した日で周囲の環境がよくわからないので、ガイドブックの中から近場にあるフィリピンの郷土料理を出すレストランBistro Remediosをチョイス。
わが家がお店に入った時はまだ早い時間だったせいか店内は空いていましたが、お店の雰囲気もよくスタッフもフレンドリーでした。やがてバンドの演奏が入るとお客さんがだんだん増え始めました。
中年のおばさんシンガーとおじさんギタリスト二人の3人組バンドで各テーブルを回り数曲ずつ歌ってくれるのですが、わが家のテーブルではビートルズの名曲Lucy in the Sky with Diamondsを熱唱してくれました。これには歌と踊りが大好きな娘も大喜び。
お料理も美味しかったです。
怪しげなカップルたち
それにしても夕暮れ時のマラテ地区は、宿の前の通りを歩く中年以上の男性と若いフィリピン人の女子という謎の組合わせのカップルが多すぎます…。
ちなみに、バンド演奏が楽しいフィリピン料理レストランにいた白人とフィリピン人のカップル。二人の間に会話は全くなくひたすら黙々と食事…。
ナゾだ…。
東南アジアには貧富の差が非常に激しい国がたくさんあって、世界中から若い女の子を求めてやってくる男性がいるのは知ってたけどここまであからさまに年の差カップルがたくさん歩いていると…。
見てる方は、
何だかなぁ…。
という気分に…。
金曜日の夜のマラテはお店のきらびやかなネオンが輝き、まるで夜の新宿歌舞伎町といった雰囲気。
多分マニラでも滞在するエリアが違うと雰囲気も大分違うのでしょうが、マラテはマニラの中でも屈指の歓楽街ということもあって、いろんな人がいて賑やかです。
ご飯を食べ終え宿に戻りシャワーを浴びて寝ましたが、扇風機だけでは熱い風が循環するだけでとても寝苦しい夜でした。
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