2015年3月23日月曜日

【子連れでフィリピンの旅】ちょっと冒険!マニラの高架鉄道LRT1に乗る

2013年6月26日〜29日

子連れ旅フィリピンのマニラ編、2日目。
寝苦しい夜だったマニラにも朝がやってきました。
宿は朝食付きではありませんが、宿の入り口にカフェが併設されています。
これは便利。朝食はこのカフェで取りました。

フィリピン人の女の子は、
カフェの窓から外を見てつまらなさそうにしてた。

しかし、相変わらずこのカフェにも朝っぱらからナゾのカップルが。
今度のカップルは日・比で、日本人のおじさんは、これからゴルフにでも行くんでしょうか、携帯にむかって大声で話しています。
フィリピン人の女の子は日本語は全く理解できない様子。もちろん二人の共通言語はなさそうで、女の子はうつむきがちにコーヒーを飲んでいました。



う〜〜む…

娘を持つ親としては複雑な心境になります。

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マニラで「98B」というアートスペースのファウンダーで、最近ご結婚されたフィリピン人のアート作家さんとママの日本人の友達…は、残念ながらちょうどタイミングが悪く今回は会えなかったので、そのアートスペースのディレクターをするお友達を紹介してくれました。

わが家がマニラで使えるのは2日間。あらかじめアートスペースにお邪魔したいと連絡はして場所などの詳細は聞いていましたが、きちんとアポイントは取っていませんでした。でも、行けばいるかな?と思いアポなしで強行に訪れてみることに。

高架鉄道に乗ってみる

宿とアートスペースの両方とも、マニラ市内を走るLRT(ライトレール・トランジット・システム)1号線の電車駅の近くにあるということだったので、南北に走る黄色のライン、キリノアヴェニューからカリエドまでの4駅間を高架鉄道を使って行ってみることにしました。



宿からキリノアヴェニュー駅は歩いて10分かからないところにありました。宿のある通りからちょっと歩くだけで、だいぶローカルな感じな雰囲気に変わります。



窓口で片道大人一人30円くらいの切符を購入します。おばちゃんに持ち物を見せ、改札を通りプラットフォームに行くと、駅の係員さんにここで待つようにとプラットフォームの端に連れて行かれました。

どうやら、電車は、子連れ、お年寄り、身障者専用、そして女性専用の車両に分けられているようで、他はとても混雑していたのでとても助かりました。
マニラの人は子連れにとても優しい。


一番空いてる子連れ、老人身障者の隣に女性専用車両。
そしてさらにその奥が激混みの一般車両。

駅や電車の車両は古めかしい上に電車が来るまでに10分以上待たされました…。
地元の人の足である公共交通に乗ってみて、短期間の滞在ではなかなか見れない一般の人の生活を垣間見ることができ、とても興味深かったです。



カリエド駅に到着

チャイナタウンにも程近いカリエドの駅前は地元の人でごった返していました。
上野のアメ横商店街をもっとカオスにした感じ。

西欧人の姿もちらほら見かけた繁華街から離れて下町エリアに来ると、裸のまま走り回ってる子供たちがいたり、地べたに座って物乞いをする人など、やっぱり貧富の差がかなりみられました。路上にはゴミが落ち近くを流れる川も相当汚い…。
全裸で遊ぶ同じくらいの年齢の男の子を見た娘は、3歳児なりにちょっと驚いたようでした。
マニラの下街は、これまで行ったどこの国にもない、『活気がある』でもなし『のどか』というのともまたちょっと違う雰囲気。そこまで危険な感じでもないですが、人も多いせいか自ずと緊張感が高まります。

ロンドンでは、病院などの医療関係で働くフィリピン出身の人をよく見かけます。また、香港では大卒高学歴のフィリピン人のメイドさんが多いと聞きます。
大学進学率が50%を超えるとはいえ、大学進学のできるいわゆる中流層は国外に仕事を求めて出て行くため、国内に残るのは富裕層と貧困層のみとなりますます所得格差が開く…といった感じなのでしょうか。
自分勝手な解釈ですが、あながち間違ってもいないような気がします。

と、いろいろ考えさせながら、アートスペースのあるビルへなんとかたどり着きました。
建物の入り口で守衛さんに場所を尋ね、階段を上って行ってみたところ、

ガ〜〜〜ン、シャッター降りてるし…。

守衛さんに、『シャッター降りてるから、友達に連絡したいんだけど、近くに電話はないかな?』
と聞いたら、親切な守衛のおじさんが携帯電話を貸してくれました。
電話は留守電だったので、ちゃんと連絡を取ってまた出直すことに…。

アポはちゃんと取ってから行きましょう…。

帰り際、娘をトイレへ連れて行こうとビルに守衛のおじさんにトイレの場所を聞いたら、親切にトイレの前まで連れて行ってくれました。帰りは、ビルの中で働いている人がエレベーターの場所を教えてくれました。
みんな親切だな!

めて来る慣れない場所に緊張したせいか(特にダディ)帰りも電車を使って帰る気にはなれず、タクシーを拾って宿まで帰りました。


暑い日はショッピングモールへ

宿に戻っても暑いので、 宿近くのショッピングモールRobbinsonへ。
マニラの街の中心にあるのにこのモールはものすごく広い!
涼しいし映画館なんかもあって、1日時間潰せそう…。
とりあえず、モール内でお昼を食べて、ここでママと娘の水着を購入。
フィリピンは水着売り場の面積が広いし、何と言っても安い!3000円前後で可愛い水着が買えました。

その後、部屋にいると暑いので、エアコンが効いてWIFIも使える宿併設のカフェに。
結局滞在中は、ほとんどこのカフェに入り浸っていました。

この日は、昨日夜ご飯を食べに行ったレストランに行く途中に見つけた雰囲気が良さそうなCafé Adriaticoに入ってみました。

1790 M. Adriatico Street, 
Remedios Circle, 
Malate , Manila

Business hours:

Monday – Saturday / 7:00 – 6:00 am
Sunday / 7:00 – 4:00 am

ここもなかなか良かったです。

今日アポなしで会おうと思った人とはちゃんと連絡を取ることができ、
改めて、明日の午後3時に訪れる約束をしました。

汗をかきながら眠る娘の顔を見ながら、また暑くて寝苦しい夜を過ごしました。




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