子連れ旅行することで得られるものとは?
幼い子どもを連れての旅行は、ただでさえ病気や怪我など色々心配することが多いのに、その上、赤ちゃんは他の乗客に迷惑だから飛行機に乗せるなだとか、まだ記憶に残らないうちに旅をしても意味がないとか、挙げ句の果てに、親の都合で連れ回してるだけ!とか。何かと否定的なことを言われて消極的になりがちです。これは日本だけに限ったことではなく、程度の差はあれどこの国でも同じようなことを言う人がいるものであって、結局はその人の考え方次第、世の中には子連れで旅行することに慎重な人もいれば、楽観的な人もいるというだけのことだと思います。
特に日本は周囲の親子を見る目が厳しいので(そのように感じます)、親は公共交通の中で子どもがぐずるたびに「すみません」と謝り、肩身の狭い思いをして毎回神経をすり減らし、目的地に到着する頃には親子でぐったり…。なんてことも。
子連れ旅行をする上で、子連れに厳しい国について
カンボジアの家族。5人乗り、曲芸に近い。 |
海外旅行に出かける前後のことなども含め色々考えると面倒臭くなってしまいがちですが、相対的に見ると子連れで旅をすることは、色々心配したり否定的なことを言われること以上に家族全員にもたらす『ポジティブさ』のほうが大きい!と思います。
まず、ちょっと環境を変えることで、毎日子育てに追われている親は気分転換になります。
親が心身ともに健康なのは(特に母親!)子どものいる毎日の生活の中ではとても大事なことです。
次に、旅行に出ることで日常の家事労働負担が激減します。
少なくとも、部屋の掃除や食事の支度などの家事から逃れられるし、手のかかる小さな子どもがいる場合は、これは何よりも助かる!
また、夫婦が揃って子どもと旅をすることで、お母さん一人にどうしても負担がかかりがちな子育ても、旅行中は夫婦間でシェアすることができます。
家族の密な時間が持てるのは、子どもだけでなく子どもを育てる夫婦にとっても重要なことです。
そして一番重要なのは、
「家族旅行の経験は子どもの成長に大きく影響する」。
ということ。
最近は「旅育」などという言葉もありますが、実際に「家族旅行の経験の多い子どもはキレにくい」とか、家族旅行の回数が多い子どもの性格は「我慢強く創造性が豊か」という調査結果もあるそうです。
娘が泣いたりぐずっていればあやしてくれる人がいたり、長い列に並んでいれば子連れを優先してくれたり。また、道を聞いただけなのに車でわざわざ送ってくれた人、忘れ物を取りにいくちょっとの時間(5分くらいだけど)、娘の手を握って一緒に待っててくれた人…。
色々あげるとキリがありませんが、子どもがいるというだけで便宜を図ってくれたり、これまでに子連れならではの色々なサービスを受けられることも多々ありました。
これまでの旅の中で、みんな当たり前のように子連れで旅するわが家に親切にしてくれました。
とにかく旅の間は、子どもがいることで楽しいハプニングがたくさん起こり、また、たくさんの人のご好意と出会いにより、とても温かなハッピーな気持ちになれるのです。
また、大人たちの公共の場での振る舞い方やコミュニケーションの仕方など、旅の間に起こる全ての出来事が子どもの成長の上で大きく影響していくと思います。
旅には、毎日同じ場所で同じ人に会う日常の生活からは学び取れない貴重なことがたくさん詰まっています。
旅をするのに子どもの年齢は関係ありません。
例え子どもに旅の記憶はなくても、後々自分が写った旅の写真を見ることで世界に対する認識や社会に対する意識は広がるはずです。
(中国の動物園で本物のパンダを見て、モンゴルの草原でラクダに乗り、ラオスでゾウに乗って水しぶきをうけた経験があるのは、きっと学校の中では娘だけでしょう。)
また、赤ちゃんでも嗅覚は十分に発達しているといわれています。その時に肌で感じた温度や匂いなどの五感にまつわる記憶は、潜在的にいつまでも残っていくのではないでしょうか。また、その国々の色んな食べ物を食べることは、味覚の発達にもつながります。子連れ旅を通じて、子どもの知的好奇心や五感を刺激することができるのではないかと思います。
例え子どもに旅の記憶はなくても、後々自分が写った旅の写真を見ることで世界に対する認識や社会に対する意識は広がるはずです。
(中国の動物園で本物のパンダを見て、モンゴルの草原でラクダに乗り、ラオスでゾウに乗って水しぶきをうけた経験があるのは、きっと学校の中では娘だけでしょう。)
また、赤ちゃんでも嗅覚は十分に発達しているといわれています。その時に肌で感じた温度や匂いなどの五感にまつわる記憶は、潜在的にいつまでも残っていくのではないでしょうか。また、その国々の色んな食べ物を食べることは、味覚の発達にもつながります。子連れ旅を通じて、子どもの知的好奇心や五感を刺激することができるのではないかと思います。
確かに、子ども連れの旅は大人だけのとは違って、準備や用意するもの
も違えば旅先で出かける場所も異なる(限りがある)など慣れないうちは色々と戸惑うことも多いです。また何と言っても、旅の間は子ども優先のスケジュールとなり、例えば、夜の外出や子どもには適さなアクティビティーなど、あきらめないといけないこと、面倒くさいことも多いです。
でも、前もって準備と計画をすれば大丈夫。
乳幼児を連れた子連れの旅にあると便利なもの、必要な持ち物。旅のもちものを年齢別にまとめました
でも、前もって準備と計画をすれば大丈夫。
子連れ旅に必要なもの。それはプランニング。
思い返せば、初めて電車に乗ってロンドンから3時間ほどのダディの実家に出かけたのは、娘が生後3ヶ月位のとき。初めて飛行機に乗ってフランスへ行ったのが4ヶ月頃。
日本までの長距離便に乗ったのは、生後5ヶ月の時でした。
1歳未満の初フライトでは、何をしても泣き止まぬわが子に、周囲の人にため息をつかれたり、初長距離日本便では、泣き続ける乳飲み子に隣の席の日本人から厳しく注意(アドバイス?)されたりもしました。
その後は、娘の毎日の成長と共に親も要領を得て飛行機機内も上手くやり過ごせるようになりました。
今では、娘も機内での過ごし方を心得て移動の間は大人しくできるようになりました。
要は、大人も子どもも「慣れ」なんです。
今となっては、赤ちゃん用品でいっぱいの荷物を持ち、ダディと交代で娘をだっこしながらうろうろと機内の通路を歩いたりしたのもいい思い出です。
その後は、娘の毎日の成長と共に親も要領を得て飛行機機内も上手くやり過ごせるようになりました。
今では、娘も機内での過ごし方を心得て移動の間は大人しくできるようになりました。
要は、大人も子どもも「慣れ」なんです。
今となっては、赤ちゃん用品でいっぱいの荷物を持ち、ダディと交代で娘をだっこしながらうろうろと機内の通路を歩いたりしたのもいい思い出です。
そう、子連れ旅は大変なことがいっぱいありますが、それ以上に
「かけがいのないもの」もたくさんあります。
子どもと旅に出かけられるのは「行きたい」と思ったその時だけです。
「行ってみたいなぁ」で終わりにせず、まずは子連れで旅に出てみてください。
必ず『行ってよかった!また行きたい!』と思えるはずです。
実際に子連れで旅をする人に聞くと、「もっと子どもが小さい時期から旅に出かけていれば良かった。」という人が後をたちません。
誰が何といおうと、行っちゃったもん勝ち。
その年齢の子どもと一緒に旅するチャンスは一生に一回きりです。
思い切って子連れで旅に出てみましょう!
ボン・ボヤージュ!
※最新の情報はご自身でご確認ください。
※また当ブログ上の情報(利用)によって生じた損害・トラブル等いかなる場合においても、当ブログの管理人は一切責任を負いません。 また当ブログ上から貼られたリンク先での損害・トラブルに関しても一切責任を負いません。
参考文献:
「行ってみたいなぁ」で終わりにせず、まずは子連れで旅に出てみてください。
必ず『行ってよかった!また行きたい!』と思えるはずです。
実際に子連れで旅をする人に聞くと、「もっと子どもが小さい時期から旅に出かけていれば良かった。」という人が後をたちません。
誰が何といおうと、行っちゃったもん勝ち。
その年齢の子どもと一緒に旅するチャンスは一生に一回きりです。
思い切って子連れで旅に出てみましょう!
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