2019年6月27日木曜日

【子連れで北イタリアの旅 2】ミラノ・マルペンサ空港からコモ湖まで直行する方法

スタンステッド空港のエアポートホテルに前泊した翌朝。

【子連れで北イタリアの旅 2】ミラノ・マルペンサ空港からコモ湖まで

子連れでイタリアの旅、ミラノ・マルペンサ空港から直接コモ湖へ。モルトラシオの眺めの良い宿



8:45発 ミラノ・マルペンサ空港行きのライアンエアーに搭乗するために、30分おきにあるシャトルバスに乗りスタンステッド空港に2時間ちょっと前には到着!
ここで妹とその友達と待ち合わせていたけれど、空港内は人が多過ぎて座って待つ場所もないので、そのままセキュリティーを通って搭乗口で待ち合わせしました。

その後、飛行機に搭乗し、数時間でミラノ・マルペンサ空港に到着です。
ここから電車に乗って、ミラノの北部、スイスの国境まですぐの場所にあるコモ湖へ向かいます。
人の形をしたコモ湖。
数々のセレブリティが別荘を持つことでも知られている。

ミラノ・マルペンサ空港から電車でコモ湖へ

電車に乗るには、ミラノ・マルペンサ空港を出て電車の表示に従っていった所にある駅から。

ミラノマルペンサ空港からコモへの電車は、

1)空港からミラノ中央駅で乗り換え(所要時間 1時間45分)
2)Saronnoという駅で乗り換え(所要時間1時間25分)
3)鈍行列車だけど直通
の3種類があり、1)から3)の順に料金が安くなります。
2)の場合大人の料金は12ユーロほど。

今回は、2)の方法で、コモにある二つの駅の一つ、町の中心部、フェリー乗り場にも近いコモラゴ駅で降りました。
乗り換えのためにSaronno駅で電車を降りて地下道を抜け、ホームを渡りコモ行きの電車に乗りかえて無事コモ・ラゴ北駅に到着!

ここまでは何の苦労も無くスムーズに行き、そこからC10のバスに乗って15分ほどの本日の宿があるMoltrasio(モルトラシオ)へ向かう予定でした。

ところが予約していた宿のオーナーから、この日に限ってコモ市でイタリア版ツールドフランスのような自転車の大会がありコモ市内の道路が閉鎖されるので、駅からタクシーに乗った方が良い。と直前になってアドバイスを受けました。

コモ・ラゴ駅から出てすぐタクシーを探すも、タクシーの姿は全く見えず、また来る気配もなく。かといってバスも今日に限っては走ってなさそう。バス停にいた女子3人組に聞いてみても、ほとんど英語が通じない。

予想外の出来事に駅前で右往左往するアジア人6名。。。

コモからフェリーに乗ってモルトラシオへ

どうしようもないので急遽予定を変更し、水上ボートで宿泊先最寄りのモルトラシオの船着場まで行く事にしました。
が、すごい人混みの上にボートのチケットを買うにも、すごい行列。。。

全部で6名いるアジア人グループ、いきなり予期せぬ出来事が起きて、てんやわんやながらも何とか無事にチケットが買えてフェリーに乗船。

コモから3つ目、コモからフェリーだと30分ほどのMoltrasio(モルトラシオ)の船着場には、あらかじめ知らせておいた宿のオーナーが、ありがたいことに車でお迎えに来てくれていました。
オーナーは、まず(元)ガールズ2名と娘そして全員の荷物を乗せて先に宿へ。

コモ湖の西側沿岸にあるMoltrasio(モルトラシオ)という村は、湖面に面した斜面にある集落で、宿はその斜面の頂上に近い所にありました。

写真で、窓からの眺めが素敵で部屋が綺麗なのにお値段がお手頃という理由で予約した宿だったのですが、その宿へのアクセスのことまでよく見ていませんでした。。。
今回の旅の中では若手のママ、妹、その友達の3人は、フェリー乗り場から息を弾ませながら階段を登ること15分。やっとの思いで教会のある町の広場に辿り着き、肩で息をしながら休んでいると、荷物と先発隊の3人を降ろしたオーナーがまた車で迎えに来てくれました。
港から続くこの階段を登ってきました。

さらに車で丘を登ること数分。
車から降りたところから、またさらに坂を上った所にあった白い石造りが緑に生えるモルトラシオの宿。

車で降ろされた場所にあった坂の上にある宿への矢印。

建物の入り口を入ると、
何と!!
ダメ押しでさらに階段がありました。。。。

モルトラシオの宿

しかし、もうこれ以上は心拍数が上がらないんじゃないかと思うほどたくさんの階段を上って来た甲斐がありました。


部屋からの景色は抜群。
眼下に広がる青い湖に抜けるように高い青い空。フェリーが湖面に流線を描くように進んで行くのが見えます。
庭には太陽の光をサンサンと受けて赤くなり始めたサクランボの木。真下の家の庭には、実り始めたオレンジの木があります。

これぞ、絵に描いたようなホリデーハウスです。

オーナーが一通り部屋の説明をして帰った後、みんなでお茶を入れ、ゆったりとしたリビングルームでホッと一息。
元ガールズたちは、この美しい景色を前に「長生きしてて良かった」とはしゃぎ、娘は2段ベッドの「絶対上段で寝る!」と大喜び。

荷物を解いたり、お茶を飲んで持っていたスナック菓子を食べてしばらくのんびりした後、17時近くになって、そろそろ夕食を食べようかという事に。
気がつけば、今日はちゃんとしたお昼ご飯を食べていませんでした。

教会のある町の中心部までまた階段を上り下りしなくてはならないのでちょっと面倒ですが、日曜で近くの商店も閉まっているようなので外食するしかありません。
幸い教会までは景色を楽しみながら坂道や階段を降りて10分ほどで、その周囲に日曜日に開いているバルとトラットリアが1軒ずつありました。

モルトラシオのアットホームなトラットリア

Trattoria La Moltrasinaに入ると18時開店だとのことで、まだ30分以上時間があったので6名分のテーブル予約だけして隣のバルで飲み物を飲んで待つことにしました。

18時きっかりお店に入ると、緑のチェック柄のテーブルクロスが掛けられた大きなテーブルに通されました。

店内は地元の人が来るアットホームな感じのリラックスした雰囲気。
ピザ、パスタ、ニョッキ、サラダ、サラミや生ハムの前菜など「イタリア料理といえば?」と思い付くままの料理をオーダーしました。ついでにプロセッコも1本!




店内は、時間が経つにつれてテーブルが埋まり始め、会計を済ませてお店を出る頃にはほぼ満席になっていました。
イタリアンは、こういう家庭的なリラックスした雰囲気の中、大人数でワイワイ食べるのが一番美味しく食べられる気がします。

旅にハプニングは付きもの。イタリア旅行初日は、無事にモルトラシオの宿に到着できた所で終了しました。

***コモの子連れ旅情報***

コモ・イタリア
街の子連れに優しい度 ★★
ミラノからの通勤圏でもあるコモ市内は、お店が充実しています。ベラッジオ、メナッジオの辺りは、観光地なのでお店がありますが、そのほかの小さな村にあるホリデーアパートに滞在する場合は、ちょっと不便かもしれません。また丘陵地帯のエリアなので、バギーが必要な地乳幼児がいる場合は、なるべく湖に近い平地に滞在することをお勧めします。コモ湖全般、宿泊費が高めです。

コモの宿泊先:モルトラシオ
Bellavista wonderful lake view

宿の子連れに優しい度 ★★
素晴らしい眺望の真新しい3ベッドルームのアパート。エクストラベッドを入れて合計6名まで宿泊可能です。ベビーベッドの用意もあり。
キッチン用品は一通り揃っていますが、肝心の食材を手に入れるのが困難です。(お店はありますが、開店時間が短い)
洗濯機があるのは◎ 
宿までの道筋には、バギーの利用不可能な急な坂道や階段がありますが、この眺めの良さと引き換え!地元の人は観光ずれしてなくとってもフレンドリー。


赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★
小さな村に宿泊する場合は、事前にコモの街で仕入れてくることをおすすめします。
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