14 Februaryー15 February 2015
Bruxelles-Midi 発 18:25
Köln Hbf 着 20:15
とにかく、
「この電車には乗れない!」
と、ブリュッセルの駅で悟ったわが家4人。
とっさにすぐ側に立っていた駅の人に聞くと、「 数分後に◯番線から出る電車に乗れば、Liegeに行ける。」というので、急いでそのプラットフォームの階段下まで行ってみました。
が、その電車はちょうど発車した後でした 。
帰宅ラッシュの人混みの中、
途方にくれるわが家4人…。
そんな時に、ママが思い出しました。
そういえば、
「欧州の法律で、遅延やキャンセルなどでこのICEに乗れなかった場合、無料で次の電車に乗ることができるというものがあり、万がいち、18:25発のICEに乗れなかった場合は、次に来る19:28発のタリス(新幹線でいう全席指定のぞみ号)に乗車すれば、ワルシャワ行きの寝台列車に間に合う。」
そして、「駅員によってはこのことを知らない人もいるので、色んなアドバイスや表示を無視して、とにかく次のタリスに乗るべし。」
と、ウェブサイト(英語)に書いてあったよ!
「次のタリスに乗ろう。
そうすれば間に合う!!」
と、言うママに「意味がよくわからないんだけど?」とナナが言い始めます。
『タリスはユーロスターみたいに全席指定だけど、今回のような場合には、追加料金なしで乗せてもらえるらしいよ。法律で決められていることだから大丈夫。問題ないよ!』
と言っても、極度な心配性のナナは極東アジアの小国からやってきた英語が完璧じゃないママの言うことを全く信用していないようで、「ちゃんと駅の人に聞いて確認した方がいいんじゃないかしら?」と。
時間もあることだし、それで確実にタリスに乗れると確認が取れるならと、ドイツ鉄道とタリスが隣り合わせに並ぶカウンターに行き、ダディがタリスカウンターの女性に「チケットなしで次のタリスに振替で乗れると聞いた」などと事情を話します。
ちなみに、こういう交渉の時は、悲しいかな、白人同士の方が話がスムーズです…。
案の定、カウンターの女性は「上司に問い合わせてみます」といい席を立ちどこかへ消えました。
カウンターで対応を待つ間、ケルンから同じ寝台列車に乗る予定の同じ状況下の人が、「次の電車でリエジュに行けば、ケルンまで行けるそうよ!」と言って駅の人混みの中に消えて行きました。
それじゃ、わが家もそうしたほうがいいかも?と話していたところ、ダディがいつの間にかカウンターの別の女性と話を始めていました。上司だ!
この上司の女性は「次の電車に振替で乗れることが法律で定められていること」を承知しており、話はいとも簡単に進み、チケットに「Hop on the next train(次の電車に乗車)」のスタンプを押してくれ、丁寧にタリスでケルンまでの時刻もプリントアウトしてくれました。
そんなこんなしていたら、ダディが、「あっ、キャンセルになった!」と。時刻表のモニターには、わが家が乗るはずだったICEがキャンセルという表示に変わっていました…。
さっきのあの人はどうするんだろうか…。
わが家が乗車するタリスの時刻
Bruxelles-Midi 発 19:28
Köln Hbf 着 21:15
これならケルン発22:28の寝台列車に余裕で乗れます。
これで公式に、「追加料金なし」でタリスに乗車できることになったわが家。
ブリュッセルでさらに時間を潰さなくてはならなくなりましたが、無事ケルンから寝台列車に乗れることになってよかった…。
と、思いきや。
しっかりと念押しのスタンプをもらい、これでナナも安心したかと思いきや、「全席指定なんでしょ?空いてる席がなかったらどうしよう …」と、今度は別の心配…。
電車が入線し、車掌さんに『電車がキャンセルになって、タリスに乗りたいのですが』というと、多分よくあることなんでしょう。
「一番前の車両に行ってください。空いた席があります」と言われます。
乗車すると、ちょうど並びで2席空いていたので、娘とナナとママの三人で座り、ダディは一人離れた席に座りました。
無事に乗車して席に座ることができても、心配で落ち着かないナナ。
今度は駅に着くたび「誰か乗ってくるかもしれないわよね…」と、自分が予約された席に座っているのではないか?とずっと心配をしていました…。
そんなナナの心配をよそに、わが家を乗せたタリスはドイツのケルンに到着。
今度は待ち時間がそうあるわけでもないので、ワルシャワ行き寝台列車を待つまでの間、駅の中でドイツのビールを飲もうといいながら、タリスを降りました。
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Bruxelles-Midi 発 18:25
Köln Hbf 着 20:15
とにかく、
「この電車には乗れない!」
と、ブリュッセルの駅で悟ったわが家4人。
が、その電車はちょうど発車した後でした 。
帰宅ラッシュの人混みの中、
途方にくれるわが家4人…。
そんな時に、ママが思い出しました。
そういえば、
「欧州の法律で、遅延やキャンセルなどでこのICEに乗れなかった場合、無料で次の電車に乗ることができるというものがあり、万がいち、18:25発のICEに乗れなかった場合は、次に来る19:28発のタリス(新幹線でいう全席指定のぞみ号)に乗車すれば、ワルシャワ行きの寝台列車に間に合う。」
そして、「駅員によってはこのことを知らない人もいるので、色んなアドバイスや表示を無視して、とにかく次のタリスに乗るべし。」
と、ウェブサイト(英語)に書いてあったよ!
「次のタリスに乗ろう。
そうすれば間に合う!!」
と、言うママに「意味がよくわからないんだけど?」とナナが言い始めます。
『タリスはユーロスターみたいに全席指定だけど、今回のような場合には、追加料金なしで乗せてもらえるらしいよ。法律で決められていることだから大丈夫。問題ないよ!』
と言っても、極度な心配性のナナは極東アジアの小国からやってきた英語が完璧じゃないママの言うことを全く信用していないようで、「ちゃんと駅の人に聞いて確認した方がいいんじゃないかしら?」と。
時間もあることだし、それで確実にタリスに乗れると確認が取れるならと、ドイツ鉄道とタリスが隣り合わせに並ぶカウンターに行き、ダディがタリスカウンターの女性に「チケットなしで次のタリスに振替で乗れると聞いた」などと事情を話します。
ちなみに、こういう交渉の時は、悲しいかな、白人同士の方が話がスムーズです…。
案の定、カウンターの女性は「上司に問い合わせてみます」といい席を立ちどこかへ消えました。
カウンターで対応を待つ間、ケルンから同じ寝台列車に乗る予定の同じ状況下の人が、「次の電車でリエジュに行けば、ケルンまで行けるそうよ!」と言って駅の人混みの中に消えて行きました。
それじゃ、わが家もそうしたほうがいいかも?と話していたところ、ダディがいつの間にかカウンターの別の女性と話を始めていました。上司だ!
この上司の女性は「次の電車に振替で乗れることが法律で定められていること」を承知しており、話はいとも簡単に進み、チケットに「Hop on the next train(次の電車に乗車)」のスタンプを押してくれ、丁寧にタリスでケルンまでの時刻もプリントアウトしてくれました。
そんなこんなしていたら、ダディが、「あっ、キャンセルになった!」と。時刻表のモニターには、わが家が乗るはずだったICEがキャンセルという表示に変わっていました…。
さっきのあの人はどうするんだろうか…。
次の電車にのってもいいです。のスタンプと、承認しました。の ピンクのシールが貼られた電車チケットの紙。 |
わが家が乗車するタリスの時刻
Bruxelles-Midi 発 19:28
Köln Hbf 着 21:15
これならケルン発22:28の寝台列車に余裕で乗れます。
これで公式に、「追加料金なし」でタリスに乗車できることになったわが家。
ブリュッセルでさらに時間を潰さなくてはならなくなりましたが、無事ケルンから寝台列車に乗れることになってよかった…。
しっかりと念押しのスタンプをもらい、これでナナも安心したかと思いきや、「全席指定なんでしょ?空いてる席がなかったらどうしよう …」と、今度は別の心配…。
電車が入線し、車掌さんに『電車がキャンセルになって、タリスに乗りたいのですが』というと、多分よくあることなんでしょう。
「一番前の車両に行ってください。空いた席があります」と言われます。
乗車すると、ちょうど並びで2席空いていたので、娘とナナとママの三人で座り、ダディは一人離れた席に座りました。
無事に乗車して席に座ることができても、心配で落ち着かないナナ。
今度は駅に着くたび「誰か乗ってくるかもしれないわよね…」と、自分が予約された席に座っているのではないか?とずっと心配をしていました…。
そんなナナの心配をよそに、わが家を乗せたタリスはドイツのケルンに到着。
今度は待ち時間がそうあるわけでもないので、ワルシャワ行き寝台列車を待つまでの間、駅の中でドイツのビールを飲もうといいながら、タリスを降りました。
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