2015年6月25日木曜日

【子連れでマレーシアの旅】計画通り?クアラルンプールの1日観光

2013年7月7日〜7月8日

快適なクアラルンプールのホテルPremiera Hotel Kuala Lumpurで迎えた朝。
今日は、憧れのマレー鉄道、夜22:00の夜行寝台列車でペナン島のあるバターワースまで向かいます。
わが家に残されたクアラルンプール観光の時間は、今日1日だけ。
ということで、今夜の列車の時間までクアラルンプールの街を散策しようということにしました。

まずは、昨晩入ったホテル階下のファミレスで朝食を食べながら作戦会議。
テーブルの上にガイドブックを広げて計画を立てます。



《今日のクアラルンプール観光計画》

その1)まずは、快適だったホテルPremiera Hotel Kuala Lumpurをチェックアウト→
その2)午前中はミュージアムの多いエリアにあるバードパークを見て、時間があれば他のミュージアムも見る→
その3)ランチ(マレーシア料理を味わえる地元のお店希望)→
その4)歩いてコロニアル地区の中央マーケットとその周辺を散策→
その5)最後は、メトロに乗って宿周辺まで戻り夕食を食べる→
その6)ホテルに預けた荷物をピックアップし、寝台列車の待つクアラルンプール駅に向かう→
その7)駅にあるシャワーの設備で汗を流してさっぱりして寝台電車に乗り込む。

というなかなか濃い1日になる予定。
3歳児連れのわが家。果たして計画通りに行くのか?!

本日の行動予定を地図で見てみる。
効率よくクアラルンプールを回れる感じ!一番上の点が宿の場所で、駅は左下。
その1)宿のチェックアウト
というわけで作戦会議後、前述の通り、ホテルに戻りチェックアウトを済ませます。
荷物はもちろん預かってもらい、ホテルの前からタクシーに乗車。
『ここ!』と言われ、タクシーで降ろされたのは、どうやらマスジット・ネガラモスクという場所の近くで、バードパークは見つけられず。

その2)さっそく予定変更→バードパーク X
ガイドブックの地図を見たところ、「バードパーク」までかなり近いところまで来てるのですが、実際歩くとなると「バードパーク」まではちょっと歩きそう。すでに日差しも強く、なんだか探すのが面倒になり、わざわざ探して行くほどのこともないか、と、さっそく予定変更(笑)。

娘とダディはすぐそばに見えている「イスラムアートミュージアム」へ行くことに。
ミュージアムを見る気分でもなかったママは、イスラムのコーランの響きを聞きたくて、やはり目の前のモスクの見学に。

というわけで、ダディーと娘、ママの二手に分かれ、時間を決めてモスク前のアイス屋さんの前で集合することにしました。

ママがモスクに行ってみると、一般参拝者が入れる時間が決められており、その時間までまだまだ先だったためにモスク参拝はあきらめ、歩いてすぐのクアラルンプールで一番古いコロニアル建築が美しいクアラルンプール駅舎を見学に。
とママはさらに予定変更(笑)

クアラルンプール駅
その3)ランチ
ママが例のアイス屋さんの前でしばらく待っていると、約束の時間にダディと娘がやってきました。

ランチを食べようと思いましたが近辺に飲食店はまったく見えず。
イスラムアートミュージアムに戻ればカフェがあるかも?と、博物館に戻って入り口にある受付にいたお兄さんにカフェの有無を聞くと『ない』とのこと。
ならば『この辺りでお昼を食べられる場所はないか?』と聞くと。

『どんなものが食べたいの?』と尋ねられ、
『ローカルフードが食べたい』といったところ、、、、。

このお兄さんの教えてくれたところが『まさに理想的!』な場所でした!

その場所は、モスク裏の駐車場奥にあり一般観光客にはわかりずらいところなのですが、付近で働く人たちが訪れる青いテントが張られた青空食堂がありました。

並べられたたくさんあるおかずの中から好きなものをお皿に盛るバイキング形式。最後にレジで会計をするシステムのローカルフードが楽しめるところでした。

みんなお皿をもって料理の並ぶ陳列台の周りをうろうろ。おかずだけでもかなりの種類がありました。娘のためになるべく辛くなさそうなものを選んで、ご飯を盛ってもらいレジに並びます。



地元のお勤め人に混じりながら、辛くなさそうなものを選びましたが、やっぱりピリ辛の料理が多し。
おいしいローカルフードに舌鼓を打ち(娘はご飯と辛いものを避けて食べてました)、家族3人エネルギーを補充したところで、ママが先ほど見た美しい駅舎のそばを抜けて川沿いを歩き、今度は屋内マーケットへ。

その4)マーケット周辺を散策
かなり大きなマーケットで、色とりどりの雑貨小物がごちゃごちゃ所狭しと並ぶお店をみつつ、なぜか娘に安い腕時計をおねだりされて購入。。。
歩き疲れてカフェで冷たいジュースを飲んで休憩したのちマーケットを出ると、時計台のそばを通りインド人街の手前にあるメトロの駅からメトロに乗ります。

メトロの中では新しい時計を買ってもらって
大喜びの娘とダディ
その5)目覚まし時計購入ののち夕食の時間
ホテル近くの駅に到着した頃には、もうすっかり夕方となっていましたが、バターワース行きの電車の時間まではまだ時間があります。
明日の朝はバターワース着が6時と朝早いのと目覚まし時計がないというので、急きょ目覚まし時計を探しに行くことに。

通り沿いのお店を覗いてみたものの、腕時計はみかけても目覚まし時計がみつからない。
『そごう』なら絶対にあるね!と行ってみたら、ちょうどセール時期。
仕事帰りなのかセール狙いのお客さんで激混み「そごう」で、ママもなぜか急き立てられるようになぜか計画外でワンピースを購入。

「そごう」で携帯用目覚まし時計を手に入れ一息ついた頃には、ちょうど夕食の時間になっていたので、そのまま最上階のやけに空いた和食屋さんで久しぶりにご飯を食べ、しばらく涼みながら時間をつぶし、やっとホテルに戻りました。

その6)クアラルンプール中央駅へ
ところが、ホテルに戻り荷物を受け取った後、クアラルンプールの駅まで行くのに受付で呼んでもらったタクシーが一向に来ない。
ちょうど夕方の混み合った時間なのか、車が一向に来る気配がなく30分ほど待っても来ないので、配車係の人に『タクシーはまだですか?』と聞くと、一言『混んでるようですね」と 、、、。

ここは計画通りに行ってくれないと困るところ。
「電車の時間もあるしなぁ、どうしたものか、、、」と困っていたら、

そこに一人の救世主が現れました!

わが家のそばにいた親切なマレーシア人のおじさんが、
「乗せてってあげますよ。私もちょうど駅に行くところだから」と、

ちょうど奥さんを駅に迎えに行くところなので、駅まで車で送ってくれると申し出てくれたのです。

「タクシーを相乗りしましょう」とかじゃなくて、おじさんが、運転して、車で、送って、くれると。

このおじさんもわが家が宿泊していたホテルに泊まるようで、「車を取ってくるからちょっとここで待っていてね!」といい、トランクに荷物を入れるのを手伝ってくれ、わがや3人を本当に駅まで乗せて行ってくれたのでした。

クアラルンプールの駅は、地方の空港並み大きく、到着階と出発階に分かれているようで、車から降りてトランクから荷物を降ろすと、お礼もままならぬわが家をあとに、おじさんはすぐに車で走り去って行きました。

これまでもたくさんの見知らぬ人のご厚意に預かってきましたが、今回も本当に助かりました。
いつも見ず知らずのわが家に親切にしてもらい本当にありがたい。。。

おかげで一時はどうなることかと思いましたが、結局、予定した時間よりやや早く無事に駅に到着できたわがや3人。

その7)マレー鉄道寝台列車への乗車準備
目的地バターワースまではちょっと奮発して(マレーシアの電車は格安です)ファーストクラスだったので、ファーストクラス専用のラウンジを使用することができました。

少し早めの時間だったからか、広いラウンジは貸切独占状態。
無料のコーヒーを飲み、駅にあるシャワー室へ、ママと娘、ダディと交代でシャワーを浴びに行きます。有料ですが、1日観光で汗だくだったので、スッキリしました。

貸切状態の専用ラウンジ

汗を流してさっぱりし、ラウンジのソファーでくつろぎつつテレビを見たり、歯磨きをして寝る前の準備をしていたらやがてラウンジも人が増え始め、あっという間に乗車開始。

ファーストクラスラウンジ専用のエレベーターを降りると目の前はプラットフォーム。我が家の乗車する車両を目指して歩きます。


乗車すると、娘はいつものごとく寝台列車の2段ベッドに興奮状態でしばらくハシゴを登り降り。。。。。
電車が定刻通りに出発しちょっと落ち着き始めると、すでに娘にとっては遅い時間となっていたので、すぐに寝息を立て始めました。


ママとダディも今日1日よく歩いたのと、明日は朝6時にバターワースに到着するのですぐに眠りにつきました。
というか、子供が寝ていては、読書灯をつけて本をちょっと読んだりする以外には何もすることができません。

さあ、明日の朝はちゃんと起きれるのでしょうか?!
手に入れたばかりの目覚まし時計をセットして眠りにつきました。

ちなみに、マレーシア内の電車はマレーシア鉄道のウェブサイトで購入が可。ただしマレーシアからタイに行く国際電車はこのウェブサイト上では買えません。
マレーシアからタイに行く国際列車のチケットは、メールで直接購入する(窓口で代金とチケット引き換え)かマレーシア国内の駅の窓口、もしくは列車予約ウェブサイトで。

***クアラルンプールの子連れ旅情報***

クアラルンプール・マレーシア
街の子連れに優しい度 ★★★
何といっても英語が通じるので行動がしやすい街です。
1日滞在のみで観光らしい観光もしていないのでなんとも言えませんが、間違いなくみんな親切です。

クアラルンプールの宿泊先
Premiera Hotel Kuala Lumpur

宿の子連れに優しい度 ★★
わが家のステイしたホテルPremiera Hotel Kuala Lumpur4つ星。
隣に大きなショッピングモール、1ブロックほど先にはそごうがあり、買い物やレストランには困りませんでした。モノレールMedan Taunk駅は徒歩5分。鉄道Bank Negara駅も徒歩10分の距離です。お部屋は清潔で広め、高層階からの眺めが良く快適でした。このホテルはおススメ!
マレーシアの宿はコストパフォーマンスがいいです。迷わずちょっと奮発していいホテルに泊まりましょう!(わが家ももっと奮発したらよかったかな〜)




電車料金:マレーシア国内の電車は4歳から11歳までが子供料金で半額、12歳から大人と同額。
クアラルンプール市内の公共交通機関は色々調べましたが、一体何歳から料金がかかるのかナゾ。ちなみに3歳半の娘はお金を払わずに乗りました。
クアラルンプールはタクシー代が安いので、道路が混雑する時間帯は公共交通を使うなど、うまく組みわせて乗りこなすといいと思います。
タクシーはメーターを倒しているか、要チェツク。公共交通機関内ではスリに気をつけて!
ちなみに空港行きのエクスプレス電車、KLIA Expressは子供料金は2-12歳。
家族の場合は、タクシーの方が便利で安いという意見もあり。


子連れアクティビティ充実度:★★★
わが家は訪れませんでしたが、クアラルンプールのシンボル、ツインタワーのあるKLCC周辺は、子供が遊べる公園やショッピングモール(日系のお店もたくさん)、水族館もあって良さそうです。
そのほかにも親子で楽しめる場所が色々とありそうです。

子連れ食べ物充実度:★★★
和洋中何でも食べられます。お値段もピンからキリまで。

赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★
スーパーなどで手に入ります。
マレーシアのベビー用品ならなんでも揃うお店、MANJAKUは、種類が多くのぞいてみる価値がありそうです。


  
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