目が覚めたら、もうお昼過ぎ。
起きてシャワーを浴びたら、本来予約していた個室の部屋に移動できましたが、仮眠で使ったドミトリーのベッド3台分は、使用した分しっかり請求されました。
大した額ではないからいいのですが、お願いしてた空港送迎はスッポかされてたし、宿泊者数に対してのトイレとシャワーの数が圧倒的に足りてないしで、ピークシーズンは要改善の宿だなぁ。
そして、今回は早朝着だったのでうっかりしてましたが、仮眠後にもう少しちゃんとした宿に移動できるように、1泊分別に予約すれば良かったんだな。
この日は、微妙な時差ボケと旅の疲れで観光する気力もなく、夕方頃になってから取りあえず、カザフスタンのお金を手に入れるのとご飯を食べるために外へ出ました。
カザフスタンのアルマトイは、そこそこ洗練された都会な街でした。
街に出て感じたのは、思ってたよりも市民の生活水準が高そう。と言うこと。
中央アジアの国に関する情報はあまり見かけないので、事前の予備知識がほとんどなく、漠然としたイメージだけしか無かったのですが、カザフスタンは中央アジアでビジネスの中心として1番栄えているのだそうです(ちなみに2番はウズベキスタン)。
2011年にはGDP7.5%という数字を出したカザフスタンですが、街の雰囲気というか、街ゆく人々の感じとか見てると今後ますます伸びる国ではないかと感じます。
やっぱり資源が豊富な国は違うよね。。。
街の中は、無機質なコンクリートの建物があるかと思いきや、所々に特徴のあるデザインの建物やヨーロッパ風な建物があり、サンクトペテルブルグとかヘルシンキとかどこかヨーロッパの街並みっぽいです。
ギラギラと照りつける太陽の元、道路表記をはじめ街中の全てがキリル文字で表記されているのを見て、旧ソの国であったことを思い起こさせる感じです。
そんな街並みを歩く人々は、モンゴル人でもなく中国人でもなく、日本人みたいな見かけの人がたくさんいて、いや、服装も日本人っぽいセンスなので、街ゆく人々の中に度々知り合いに似た人を見つけてしまい「あっ、◯◯さんっ!」と、うっかり日本語で話かけてしまいそうに。しかも美男美女が多い!
日本語はおろか英語すら通じない街中にいる人の半分くらいは、大雑把にいうと日本人っぽいモンゴル系、もう半分はロシア系の白人で、そんな街の人の会話はロシア語のみという、単一民族国家の日本で生まれ育ち、イギリスでは東アジア人というマイノリティーの中の日本人というマイクロ・マイノリティーとして生活しているママからすると、アジア人と白人が半々で共通言語がロシア語っていう環境は、今までに経験したことのない不思議な感じがしました。
街の中をブラブラしながら、取りあえず、街角にあるATMでカザフスタンの通貨であるテンゲを手に入れ、近くにあったオープンテラスのカフェへ。
この途中、ツーリストインフォメーションを見つけたので、アルマトイの街の地図を手に入れておきました。
カフェの店員さんは皆んな若いにも関わらず、英語がほぼほぼ通じない。我が家のロシア語レベルとどっこいレベル。メニューもキリル文字で書かれているので、何が何だか全くわからず。
その中でも何とか解読できるものを注文したら、結局、水とペプシの大きいボトルとコンデンスミルクがかかったクレープだけでした。
この21世紀に英語がほとんど通じない国も珍しいような。観光客自体もまだ少ないのでしょうか。
国の政策として、キリル文字からアルファベット表記に移行するらしいです。やはり時代の流れには逆らえないってことでしょう。だって全世界の中で皆んなが皆んなキリル文字読めないし。
何車線もある広い道路や街の中心部にある遊歩道の途中に公共のトレーニング・マシーンがあるのもスポーツ振興につからを入れていた旧ソの国ならではの風景。トレーニング・マシーンの隣には子どもの遊具もあって、一目散にブランコ目がけて走って行く娘を見て、大人から子どもまで体を動かせる、というのはとても良いなと思いました。
しばらく地元カザフスタンの子どもたちの中で娘を遊ばせて、今度はあらかじめ調べておいたお目当のレストランへ夕食を食べに。
宿のある場所から歩くこと約10分。地下鉄Abay駅近くにあるステーキ屋
Line Brew Almatyへ。
隣にミニエッフェル塔のあるデパートがある隣の建物です。
屋上がテラス席になっていて、あまりにも気持ちが良さそうなので、ダメ元、予約なしで行ってみましたが、やっぱりダメでした。。。
客層は、外国人駐在員っぽい西欧人が多かったです。
気を取り直して、屋内の方に行ってみたら、ガラ空き〜。
それでも何組かお客さんがいましたが、皆んな駐在員ぽかったです。
店内は、照明が落とされたダークな木目調のインテリアで、イギリスのパブっぽい感じで落ち着いた雰囲気。
このお店は馬肉が食べられるそうですが、旅の初日ということで、無難にチキンとラム肉のシャシリク(要はケバブ)、ミニ水餃子のようなもの、サラダと地元のビール、フライドポテトを注文。
ここのお肉は、今回の中央アジアの旅の中でもダントツ、いや一番美味しかったです。
お値段も中央アジアにしてはそこそこして、3人で合計約40ポンドくらいを支払いました。まぁ、ロンドンでこれだけ食べて飲んだらもっとしますけどね。
旅先で美味しいものを食べた時ほど幸せなものはない。と、いつも思うママでした。
この日の宿泊先:
Nice Hostel
宿の子連れに優しい度 ★★
そして場所は街の中心部。上品なエリアで歩いて大体の場所まで行けて便利です。
肝心の宿の室内は、これだけのベッド数がありながらも、シャワーは1つだけ。
トイレは2つあるものの一つはシャワーと一緒なので、かなり不便でした。
昼頃のっそり起き出したのでシャワーを使えましたが、朝とか混雑する時間だとシャワーを浴びれなさそう。宿の人が英語を話さず、グーグル翻訳で会話。
仮眠以外で宿泊することはないかなぁ。
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