2014年8月5日火曜日

【子連れでノルウェーの旅】物価が死ぬほど高いオスロで、子連れの雨の日の過ごし方

02 August 2014

今日は子連れ旅、オスロ滞在最終日。
夕方の飛行機17:20発で、次の目的地セルビアのベオグラードに向かうので、今日は午後2時過ぎくらいまで時間があります。

が、オスロ3日目、朝起きてすぐに部屋の遮光カーテンを開けると、外は曇天の空。
ネットで天気予報を見ると、昨日まではものすごく天気がよかったのに、今日のオスロの天気は一時的に雨が降る、という子連れにとってはイヤな予報。



朝ご飯を食べて、今日の限られた滞在時間をどう過ごそうか?と話していると、さっそく小雨が降り始めました。。。

子連れ旅行の雨の日は、正直辛い。。。
ホテルの部屋でじっとしているのは、どう考えても無理なので、近場にあるオペラハウスと現代美術館に行こうということに。
ホテルから歩いて10分程度。

とりあえずチェックアウトだけ済ませて荷物を預け、いざ出発。
小雨なら帽子をかぶればいいし!と、イギリス流のしのぎ方が身に付いてしまっているわが家。ですが、この「イギリス流」が命取り、すぐに後悔することに。

歩いてオペラハウスへ向かいましたが、オペラハウスに到着した途端に、スコールのような雨。

もちろん、オスロのランドマークオペラハウスは、オペラやバレエを見る意外に長時間時間をつぶせるような所ではありません。ミュージアムショップとカフェがあるくらい。。。建物は素晴らしいけど、外は大雨。困った。。。
しかも子連れ。そしてオスロ。物価が高いのでむやみにお金も払いたくない。


5年の歳月を経て完成した総工費用200億といわれている
オスロのランドマーク、オペラハウス。


オペラハウスのロビーのソファーで雨宿りをするも、ちょっとした「暇つぶしに」と持ち歩いていたバイキングの本は、読み尽くし、何もないオペラハウスの中で、これ以上時間をつぶすのはもう限界!という所まで行き着き、仕方がないので、ミュージアムショップで、意を決し、ただでさえ高級な折りたたみ傘を「1本」買いました。
高級傘とともに建物の外に出ますが、外はそれにも勝る大雨…。
高級傘1本では、全く歯が立ちません。。。

こうなったら、家族を守るために、誰かが犠牲にならなければいけません!
ママが意を決して、オスロ・オペラハウス特製高級折り畳み傘をさして、家族分のレインコートを取りに徒歩10分のホテルへと戻ることに。

気合いを入れ、ちょっと雨あしが弱まったところ、ママは高級傘をさして、一路ホテルに戻ります。
ところが、ホテルまでの道のりの1/3くらいまで歩いたところで、雨は急に小降りになり始め、空が明るくなってきました。
「これなら家族全員で移動できる!!」と、急きょ、水たまりができた道を小走りでオペラハウスへ逆戻り。
レインコートを取りにホテルまで戻ることなしに、無事に次の目的地である「現代美術館」まで、家族全員ずぶ濡れにはならずに移動できたのでした。。。

元ノルウエー銀行だった建物を利用した現代美術館は、そう大きいところではありませんでしたが、地階では子ども向けの無料ワークショップ(週末のみ)があり、この日は「影絵」をテーマに紙で人形を作っていました。
といっても、こんなお天気なので、お客はわが家だけ。
美術館の人に作り方を教えてもらいつつ、娘は動物らしき物を作って楽しみました。

オスロ現代美術館は、雨の日だけでなく子連れにぴったりの場所です。




その後、あの大雨が嘘だったかのようにすっかり雨があがり、ちょっと遅めのお昼にカフェで高級なサンドイッチを食べ、ホテルに荷物を取りに行き、歩いてオスロ中央駅から空港行きの電車に乗ったのでした。

オスロでは、全てのものが高級品。
さすが福祉国家ノルウェー。物価は死ぬほど高いけど、子ども向けの設備や施設があり、子連れにはとても優しい街でした。カフェなどで気軽に食事できる値段ではないので(それに食べる量が予測できない子連れ!)、自炊のできるところに宿泊して、現地スーパーで食材を調達するのがベストかもしれません。

オスロからセルビア、ベオグラードまでは約2時間半のフライト。
どんなところなんだろう。

ちなみに北欧はシェンゲン圏内なので、オスロからシェンゲン圏外に向かう場合は、レストランや免税店を通った後、搭乗ゲートの近くでイミグレーションを通過する必要があります。イミグレーションが混雑していることもあるかもしれません。うっかり買い物やカフェでのんびりしすぎないように、時間に余裕を持って搭乗口に向かいましょう。

***子連れ旅情報***

オスロ/ノルウェー
街の子連れに優しい度 ★★★★★
公共交通は全てバギーを畳まずに乗車が可能。空港から市内へ向かう電車内は、オムツ替え付きのトイレあり。子ども向けのアクティビティや施設などもあらゆるところにあり、子連れ旅初心者にはうってつけの旅行先です。
ただし、物価が死ぬほど高いのがたまにキズ…。

電車料金:4歳以下は無料。4〜15歳は子供料金。
子連れアクティビティ充実度:★★★★★
子連れ食べ物充実度:★★★★★
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★★★
※ただし物価高なので値段も高いです。
オムツ1パックが、120クローナ位(2000円くらい、ネット調べ)。

宿泊パークインオスロ 
かなり早めの時期にパークインのサイトで予約すると、早割でユースホステルのシングルルームより安く宿泊できます。
世界的チェーンホテルなので何の特色もありませんが、快適です。ただし、自炊設備のある宿泊施設の方が、食費が安くすむかも。

宿の子連れに優しい度 ★★★★★
朝食ルームにはハイチェアーもあり。2歳未満のベビーベッド無料。13歳未満は常設のベッド使用の場合は無料(娘は4歳ですが、エクストラベッドを無料で用意してくれました!)。
自炊は不可。部屋に備え付けの湯沸かしケトルがあり、紅茶、ネスプレッソあり。冷蔵庫もあるので、ちょっとしたものは冷蔵保存できます。離乳食などは湯煎で温められるかも。もしくはホテルのレストランにお願いするのもありかも。



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