2014年8月8日金曜日

【 子連れでセルビアの旅】ベオグラードでセルビア流洗濯の干し方を学ぶ

04 August 2014

朝食は昨晩行った近所のセルビア料理のレストランZavicaj Restaurantへ。
朝9時オープンで、昨夜のうちにこのレストランには、朝食メニューがあるのをチェックしておいたのです。

オススメはセルビアン・サラダ

ロンドンに住むセルビア人の友人が、SNS経由でわが家がベオグラードにいるのを知り「セルビア料理のおススメはサラダとベイクドビーンズだ。絶対に食べるべし。」というメッセージを 送ってきたので、取りあえず、「セルビアン・サラダ」を頼んでみることにします。

するとでてきたのは…

このお店のセルビアン・サラダ


生野菜そのまんまやん!

なんてことない、丸ごとタマネギにトマトときゅうり、そしてキャベツの千切りとドでかい唐辛子でした。




今日は15時 集合のアンダーグラウンド・ウォーキングツアーに参加し用という話に。ダディは、それまで少し仕事をしたいというので、一度宿に戻ることにしました。

宿に戻ると、出がけにおばちゃんに託した洗濯物を自分で干すように言われたので、洗濯干し。娘は、 おばちゃんにテレビをつけてもらって英語の子ども番組を見ています。

セルビアの洗濯の干し方

国や人によって洗濯の干し方も異なるもんだなぁ。
いつも何も考えずに、洗濯物がちょうど半分に折れるようにロープにかけて干していたけれど、いつも通りに洗濯を干していたら、おばちゃんにダメ出しされました(笑)。

このおばちゃんのところは、建物通路の手すり外側に、洗濯用の長いロープが張り渡されいて、ここに一点ずつ洗濯物を干して行く方式です。

まるで嫁の洗濯の干し方に口出す小姑のようなおばちゃんがいうには、洗濯物の濡れた面積が日光に最大限当たるように上の方だけをちょこっとロープに引っ掛けて、洗濯バサミで両端2カ所を止めるのが正しい干し方だそうです。

干し方はこういう感じ。太陽に当たる面を大きくね。

太陽光に当たる面が大きいと日光消毒になるからなのかな?
おばちゃんに言われた通りに洗濯を干し終わり、テレビを見ている娘のとなりでネットをしていたら、おばちゃんが娘にチョコレート、ママにはセルビア式コーヒーを作ってくれました。

午前中は、そんなこんなで宿の中で過ごした後、地図を見て、お昼を食べがてら娘と二人で市場へいってみることにしました。

昨日通った道とは別の通りを歩いて行くと懐かしい感じのするPekara Stojanovic
ベーカリーがあったので、サンドイッチを買って公園で食べるために、娘には小さなハンバーガーの形をしたミニサンドイッチとオレンジジュース、ママはハムとチーズの入ったサンドイッチと飲み物を買いました。

パンヤさんの袋を持ち、長い階段にそって続くガラクタマーケットを横目に見ながら階段を登りきると、屋根のあるMetalac Marketに出ました。

そこまで広くない場所には、色とりどりの新鮮な野菜や果物、肉、衣料品などのストールがたくさん並んでいました。地元のおばちゃんたちに混じって、ベオグラードの人は日々どんな物を食べているのかを垣間見ることができました。


道すがらサンドイッチを食べれそうな公園や広場がなかったので、予定よりもかなり早い時間にウォーキングツアーの集合場所についてしまいました。

ちょうど広場にはベンチがあったので、そこに二人で座って娘にサンドイッチを食べさせます。その後、何もすることがないので取りあえず周囲をブラブラ。。。さらにアイスを食べてまた周囲をブラブラしてお店を見たりしながら時間をつぶし、ツアーが始まるのを待ちます。

ダディは、ツアー開始時間ぴったりにやって来てママと娘に合流しました。
ツアーの中には、昨日のフリーウォーキングツアーにいた人もちらほら見かけました。
今日のガイドさんも昨日と同じお姉さんで、アジア人と白人のカップル、しかも子連れのわが家のことを覚えていてくれて、「ハロー!」とあいさつしてくれました。

わが家以外には、イギリスから来た娘より少し年上の男の子を3人連れたお母さんも参加していました。

今日の地下をめぐるツアーは、急な階段があったり暗かった上に子連れだったのもあり残念ながら全部写真が撮りきれていませんが、ツアー中に下記の場所を訪問しました。

・カレメグダン公園内のローマ井戸
・チトー時代に作られた秘密の軍事地下通路
・オーストリアによって作られた火薬倉庫
・ローマ石棺、墓石、
・寂れたエリアがトレンディエリアになってきたSavamalaのエリアでグラフィティー
・19世紀に作られた洞窟のワインセラー
・最後はワインセラー内のワインバーでワインを飲んで終了。(子どもにはコーラ、娘はまだ炭酸が飲めませんでした)


墓石

最後はワインセラーで

帰りは長い階段を上って繁華街エリアに戻ります。


ほとんどの人はまだ残ってワインを飲み談笑していましたが、幼子のいるわが家は早々に退散しました。
このツアーではガイドさんから、複雑なセルビアの歴史そしてユーゴスラビアやチトー政権に対する一般市民の考え、またガイドさん自身の考えを聞けて、とても勉強になる有意義なツアーでした。

その後、歩いて町の中心部に抜け、晩ご飯にします。

駐在員らしきおそらくアメリカ人?と思われるキチンとした身なりのグループが外のテラス席で食べているのを見て、ここなら間違いないだろうと飛び込んだお店がここでした。

ウォーキングツアーで汗まみれのTシャツに半ズボンという出で立ちのわが家でしたが、お客さんが食べている料理を見たらすごく美味しそう。。。
一旦宿に戻ってシャワーを浴びてこざっぱりした服装で入りたいお店でしたが、恥を忍んで、このちょっと品の良さそうなセルビアレストランに入ることにしました。


豆とソーセージ

ビーフスープ

それが…適当に選んで入ってみたけれど、おいしかった!

パンの付け合わせにピリリとしたホースラディッシュとガーリックのみじん切りっていうのは新鮮でした。
大きなチリが出て来るのは、セルビア料理定番なようです。
このお店は、路地裏にあるVukというレストランで、とても上品なのに、お値段はお手頃でした。

今日は、午前中「ロンドンからぬいぐるみを連れてこなかったぁぁ!」と娘がだだをこねるので、不憫に思ったダディが(こういうところで甘いダディ。。)、ぬいぐるみを買ってあげると約束。
ウォーキングツアーの集合地点に来る途中に立ち寄った本屋で、フクロウのぬいぐるみを見つけて買ってきてくれました。
そのせいか、いつもは夕方くらいになると疲れて「だっこぉぉ」という娘でしたが、今日の帰り道は「だっこぉ」と言わずにちゃんと歩いて帰れました。

そして宿に戻り、いつものルーティン。
ふくろうを腕に眠りについた娘、今日も一日よく歩きました。

そして本当に暑い1日でした。


にほんブログ村 旅行ブログ 親子・夫婦世界一周へ


にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ海外旅行へ

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ

にほんブログ村 旅行ブログへ

0 件のコメント:

コメントを投稿