2014年8月17日日曜日

【子連れでモンテネグロ】どうやってブドヴァへ行く?

11 August -12 August 2014

コトルで16時台のバスに乗り、約30分位でブドヴァのバスターミナルに到着。
実は歩いてすぐだったのだけど、ブドヴァの地図がガイドブックにはなかったのと、暑さで疲れていたのとで、タクシーの乗ってしまいました。おそらく遠回りされたのでしょう、10分近く乗って10ユーロ近く払いましたが、実際は歩いて5分以内の場所でした。

宿に到着しチェックインしようとしたら、同じ値段でスタジオルームに変更してくれるというので、歩いて少し離れた建物に向かいます。典型的バックパッカー向け宿らしく、若い男の子と女の子がまったりソファーでくつろいでいます。
ゲッ、もしやパーティホステル?!夜うるさいと嫌だな〜と思いつつ、建物の一番上の階にあるスタジオルームに通されました。もちろんキッチン付きで小さいバルコニーもあり。これなら洗濯物もよく乾きそうです。




荷物を降ろして、もう夕方5時半頃でしたがすぐに水着に着替えて海へ直行!
宿から歩いて5分くらいでもうビーチでした。小石がころころしているビーチはあまりきれいとは言えませんでしたが、素晴らしい景色を背景に海で泳ぐのは本当に気持ちがよかったです。

その後、ちょっと泳いだあと、夕食をとりに近所のイタリアレストランに。
パスタとリゾットを頼んで、夕日が沈む前に部屋に戻りました。


ブドヴァで迎えた2日目の朝。
部屋は広めのキッチンと冷蔵庫、そしてバルコニー付きスタジオですが、やっぱり基本的にはパーティホステルの様子。最上階の部屋だったせいか特にうるさかった訳でもなく特にわが家にとって不都合なことはありませんでしたが、酔っぱらってそのまま寝てしまったんでしょうか。朝8時すぎていますが、スタッフどころか、誰一人起きてません(苦笑)。
ソファーでガ〜ガ〜寝てる若者たちをよそに、朝から洗濯機を回します。そして、その間に朝食を食べに出かけます。

宿はビーチまで歩いてすぐのところなので、朝から海水浴に向かう人がたくさん。車道の両端に泊まっている車を見ると、セルビア、ルーマニアのナンバーが目立ちました。
昼間は、こんがり小麦色に焼けた水着姿の若者がビーチにたむろするブドヴァ。ビーチ沿いの歩行者専用の通りには、パリのエッフェル塔を模した『ディスコ』やらバーやらがたくさん。多分イビサ島もこんな感じなんだろうな…。

ブドヴァの宿から少し歩いた大きな通り沿いのカフェに入り朝食を頼みます。なぜか目の前に置かれたランチョン・マットは、ハバナとモスクワの地図。
なぜ?!ブドヴァには何ら関係がありませんが…。
目の前に敷かれたモスクワの地図を見ながら、一昨日行ったモスクワのことを思い出しました。

ところで、地理的、歴史的観点から見るバルカン半島の国々の料理は、とても興味深いです。肉の塊、ドーン、ジャガイモ、ドドーン、人参、いっぱい!が中心の東欧料理にトルコ料理の影響が感じられたセルビアの料理から、アドリア海沿岸までやって来ると、料理はギリシャ料理に近くなります。
ここモンテネグロまでくると大分ギリシャの影響が入ってきていて、ブドヴァのビーチ沿いには、ギリシャのサンドイッチ「ギロス」が売られていました。


朝食をとったカフェにて。なぜかハバナの市街地図。そしてダディはなぜかモスクワ。
そんなこんなで、カフェで朝食が来るのを心待ちにしていますが、これが待てど暮らせど出てこない。お店の人も、時間がかかってすみません…。というが。

1時間ほどたって待ちくたびれた頃にやっと出てきた朝食の内容は、何と「トースト数枚と小さな入れ物に入ったジャム2種!」だけでした。
なんで1時間もかかるのか?!

いそいでないから別に怒る必要もないけど、これだけは言える。このカフェには「もう二度と来ることはない…」。
ちなみに、ブドヴァも1回くればいいかなといった感じの街。

その後、宿に戻り、洗濯機が回り終わっていた洗濯物を干そうと思い、まだ起きたばかりな感じの寝ぼけた宿のスタッフの男の子に「どこに干したらいい?」聞いたら、「乾いた洗濯を取り込まないと干す場所がないから、僕が代わりに干しとくよ!」というので、半信半疑で「じゃあお願いしますね…」といって、お願いして出かけることにした。

ところで、明日はここモンテネグロの「ブドヴァ」からアルバニアの首都「ティラナ」まで移動する予定なのだけど、この国境越え情報がとーっても少なく、ブログなどに情報があったとしても、人によってまちまちなことが書いてあるので、はっきりしたことが良くわからない。
ただ色々調べてひとつ分かったのは、ブドヴァからティラナまでの公共交通手段はバスしかなく、しかも、ブドヴァからティラナを結ぶ直通のバスは『ない。』ということ。

どうやら、モンテネグロの国境の街まで行き、そこで国境を越えるバスに乗り換え、アルバニアの国境の街からティラナに行くバスに乗らなければならないらしい。
しかも、国境を越えるバスは1日に2本のみだという。
ブドヴァから行くとなると、事実上は1本。
ブドヴァからティラナまでは、バスを合計3本乗り継ぎ1日がかりの大移動となるらしい。
この暑さ、そして4歳半とはいえ子連れで荷物を持って公共バスを3回乗り換え、エアコンが効かないオンボロバスに一日中揺られるのは辛いなぁ…。
その上、暑さに弱いとにかく面倒なことが嫌いなイギリス人のダディもいるし…。

うーーーむ。

と思ってネットを血眼になって探していたら、あったあったーーー!!!

素晴らしいサービスがありました。

詳しくはこのエントリー(=>ブドヴァからティラナの国境越え情報』の中に書きましたが、実はこのミニバンサービスは、コトルから出ていました。しかも私たちがコトルで泊まっていた宿からです。ミニバンでコトルからブドヴァ経由ティラナまで行くルートで、コトルのホステルから出ているサービスは、一人30ユーロ。
ローカルバスに較べたらドえらく高いけど、所要時間も早いし、ミニバンの車両が新しいからエアコンもばっちりだ!

ということで、このチケットを販売しているホステルに向かうために、てくてく歩いて10分くらいの旧市街へ行くことにしました。

ビーチ沿いの遊歩道。この両隣には飲食店やお土産やなどが並んでいる。


ビーチ沿いの遊歩道を歩いていくと、左手にはボート乗り場、奥に城壁が見えてきました。
旧市街の城壁の中は細い道が入り組んでいる。

ビーチ沿いのトロピカルな雰囲気の通りを抜けると、旧市街のある城壁が見えてきます。
ブドヴァの旧市街は、コトルよりもさらにコンパクトで、30分もあれば十分観光できそうな大きさです。

まずは、城壁内にあるミニバスのチケットを販売している『MONTENEGRO FREEDOM HOSTEL』を探して歩きます。
が、入り組んだ城壁内の地理はわかりずらく、何度か人に聞きながらやっとたどり着くことができました。

ティラナまでのミニバスのことを伝えると、ホステルの人がどこかに電話で確認をしてくれます。

が、なんと。『残席1席。』

ガ〜ンとなっているところに、「ひょっとしたらキャンセルが出るかもしれないから、最終確認がとれる今晩8時くらいにまた来てみて。もしくは、もうひとつのホステルでも、ティラナまで行くサービスをやってるから聞いてみたらどうだろう?そちらは、まだ席があるかもしれないよ。」

というので、そのもう一つのホステルとやらに行ってみることに。


そのもうひとつのホステル、「モンテネグロホステル」は、同じ城壁内の中にあり、フリーダムホステルから歩いてすぐの場所でした。
このホステルのサービスは、宿泊客は35ユーロ、それ以外は40ユーロと、フリーダムホステルよりちょっと高いからか、席に余裕があるようした。

そこの受付の人は、「まだ席はあるハズなんだけど、そのトランスファーサービスを請け負う担当者に連絡がつかないのよ。」といい、空きの確認できないとチケットの発券ができないから、やはりまた夜の8時くらいに来てほしいといわれます。
仕方がないので、念のため、「その担当者と連絡がつき、席が確保できない場合はメールがほしい」と、メールのアドレスも残しておきました。

いずれかで席は確保できるだろうなぁと楽観的に考えてはみるものの、100%席が確保されたわけではないので、気分的になんだか落ち着かない…。

今朝は、カフェの朝食で時間が取られて予定がくるい出足が遅くなったせいか、モンテネグロホステルを出た時には、もうとっくにお昼の時間をすぎていました。

旧市街の城壁の入り口近くのイタリアンレストランでパスタを食べている間に、これから8時までの予定を話し合います。

昼食後→一度宿に戻って水着を持ってビーチに→旧市街で夕飯を食べる→チケット購入→宿に戻る。
ということに。

暑い中、また汗をかきかき歩いて宿に戻ると、干しておくと言われていた洗濯がやっぱり干してなく放置…。スタッフの男の子が「ごめんごめん、忘れてて…。今やるから…。」というので、洗濯を干すスペースもあるようだったので、「忙しいんでしょ、大丈夫。自分でやるから」といってぱぱぱっと洗濯を干し、小物類は持って帰って部屋のバルコニーに。本当だったらもう乾いてるハズだったんだけどなぁ。ああ、もう夕方4時近い。また予定が狂ってしまった…。

気を取り直して、みんな部屋で水着を着用、準備万端でビーチに向かいます。
ずっと海で遊びたかった娘は大喜び。

しばらく海で遊び、夕飯を食べに旧市街へ。その後、まだ7時すぎと8時にはちょっと早かったけど、娘のベッドに入る時間もあるので、ミニバスのチケットを手に入れるためにまた城壁内へと向かいます。

念のため、残席1席と言われていたホステルにも行ってみましたが、キャンセルが出なかったとのこと。
もう1カ所のホステルに行くと…
なんと、席は無事に確保できていました。ホッ。
その場でお金を払うと、ホステルの人に明日の朝ミニバンが迎えにきてくれるという、城壁を出てすぐにある駐車場のゲートの集合場所を確認するために連れて行ってもらいます。

宿からは歩いて10分もかからない場所だけど、朝8時出発なので明日の朝はちょっと慌ただしくなりそうです。

無事にティラナまで行けることになったところで、今回改めて宿選びで思った。

今回の教訓:ビーチタウンに行く時は、パーティーホステルに要注意!

とはいえ、宿を選ぶ時はネット上の情報だけでは、やっぱりわからないもの。
レビューも宿泊した人によって捉え方が違うので鵜呑みにできない。
でも、その時の宿の状況にもよるけれど、相対的に評価がいいところは、快適度も高い。これだけは間違いありません。

わが家は、無料で予約ができるのと一括で管理が可能なので、大抵 Booking.comで検索、他サイト(自社サイトやHosteling International)などとも比較して、一番安いところで予約してしまいます。
ホステルワールドやホステルブッカーズは、前金を取られるし、ハズレなことが多いのでほとんど使用しません。
今までの感じで言うと、Booking.comで総合評価が9以上なら大体外れがありません。8だとまぁ五分五分?大体いいんだけどココだけが惜しいって感じの宿が多いです。
7だと当たり外れが大きいかな。『二度と泊まらない』か『まぁOK』かのどちらか。大手チェーンホテルは7代のことが多いです。設備は平均的で悪くないことが多いですが、スタッフが事務的なことが多いような気がします。



***子連れ旅情報***
モンテネグロ/ブドヴァ
子連れに優しい度 ★★★
夏はビーチがあって観光客もたくさん。ビーチ沿いには、子ども向けのメリーゴーランドなどもある。ただし、夏以外はゴーストタウンになるそう。典型的なビーチタウンです。宿泊先は、ホリデーアパートとかヴィラを借りるのがよさそうです。またそういうホリデー客が多そう。

宿泊:

Mojo Budva

提携の100メートルほど歩いた別のところに宿泊。名前は??


子連れに優しい度★★★
※特にチャイルドフレンドリーな建物ではない。

電車バス料金:6歳以下は無料。
セルビアのベオグラードからモンテネグロのバールまでの鉄道は景勝列車として有名。いつか乗ってみたい!

子連れアクティビティ充実度:★★★
子連れ食べ物充実度:★★★
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★


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