今日は次の目的地『プリシュティナ』へ向かいます。
一都市1泊が続くのでちょっと疲れますが、さいわい各都市間の移動時間はそんなに長くないので、なんとか乗り切れるでしょう。でも、ここプリズレンはもう1泊してもう少しぶらぶらしてみたかったかも。
まずは、宿の朝食を食べて、チェックアウト。
宿のおじさんに「プリシュティナ行きのバスはどこで乗ればいい?」と質問してみるも、イマイチ言ってることが分かりません。河沿いでバスに乗れるぞ?というようなことを言っているらしいので、荷物を持って一応川沿いに出てみます。
が、バス停らしきものはないし、待ってる人も見あたりません。
よくわからないままバスを待つのも心もとないので、「バスターミナルにとりあえず行こう。」と川沿いを歩いて行くと、タクシー乗り場のような場所があったので、迷わずタクシーを拾ってバスターミナルへ向かうことにしました。
バスターミナルは昨日バスを降りた場所の近くにありました。プリシュティナへは30分ごとにバスがあり、約2時間の道のり。10〜15分ほど待っていたらバスがやってきました。
バスはやはり先ほどの川沿いを通り、乗客を数人乗せていきました。
でもバス停らしきものは見当たらなかったので、やはり始発のバスターミナルから乗って良かったと思います。
プリズレンのバスターミナル。1番線がプリシュティナ行き |
窓から景色を眺めたりしていたら、あっという間にプリシュティナに到着です。
同じバスの乗客は、迎えの車が来ていたり、ほかのバスに乗り継いだりで、タクシーにささっと乗り込んで、蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまいました。
プリシュティナのバスターミナルは、どうやら街の中心から少し離れたところにあるようで、街までは歩くと20〜30分かかるとのこと。
ここでも迷わず、ブラブラしている運転手を捕まえてタクシーに乗ります。今夜の宿に着いた時にはちょうどお昼時、12時を過ぎていました。
残念なことに、今回の宿は大ハズれ。
12時すぎてるのに掃除はしてなければ部屋も準備できてないし、スタッフは宿泊手続きをよくわかってないっぽい。
よく言えばイージーゴイングなんでしょうが、典型的なパーティーホステルだったようです。
バスターミナルに近い所で、屋外にある共同エリアが広いから娘を遊ばせるのにいいな。と思って予約したんですが、共同エリアはバーになっていたので、きっと昨晩は遅い時間まで盛り上がったんでしょう。昼過ぎなのに、スタッフはまだ眠そうです。
宿泊者のレビューを改めて読んでみたら、ガーン。「パーティホステル」という投稿がちゃんとありました。レビューを全部読みきってませんでした…。
とりあえず1泊だけなので我慢しましょう。場所的には、街の南端にあり中心部までは歩いて10分くらいと便利なところでした。
荷物を置いて、とりあえずたまった洗濯物を洗濯機に放り込み、さっそくお昼を食べに外に出ます。宿のスタッフに聞いた近くのファーストフード店のような所で、ハンバーガーを食べます。
その後、街の中心部まで歩いてみることにしました。
街の中心部には、マザーテレサ通り呼ばれる歩行者天国になった通りが一本あり、その南端は広場となっていて、子供が遊べる大きなプレイエリアがありました。
日曜日ということもあって、割とたくさんの子供が遊びまわっていたので、娘をしばらく遊ばせることにします。
娘が地元の子供と一緒にシーソーをして遊んでいたら、付き添いのお父さんに英語で「どこから来たの?」と声をかけられます。
「ロンドンからです」というと、「昔住んでいたことがあるよ」というので、「へ〜、どこに住んでたの?」と興味本位で聞いてみたら、なんとうちの近所のエリアでした…。
その後、ロンドンに住んでいたお父さんと女の子は帰ってしまい、ダディーと娘は喉を潤しにカフェへ。ママは宿に戻り、終わってるはずの洗濯物を干しに帰ります。
急いでバルコニーに干して、ダディと娘に合流した時には、すでに午後3時近くなっていました。
今度はマザーテレサ通りをさらにまっすぐ歩いてみることに。
街の中は商店や飲食店が並び、通りには露店が出ていて、焼きとうもろこしやポップコーンを売っています。
街の中には国連から派遣されている兵士の若者たちも歩いていました。
こんなに平和そうなのに、今も駐留してるんですね。
高級ホテルがあるマザーテレサ通りの突き当たりまできたところで、また広場にでました。
地面から水が噴き出していて、子供たちが水遊びをしています。
止めるのも聞かず、娘は一目散に噴水の中に入って行きました…。
おかげでスカート部分がびしょ濡れに。日がそろそろ陰り始めていたので、濡れた部分はすぐに乾きそうにありません。
「どうしようかな…。」すると、すぐ近くのベネトンの「セール」の文字が目に入ってきました。急いでベネトンに駆け込みレギンスを購入…。
子供がいるといつも余計なものを買うはめになります。
その後、途中でまだ青くて甘みのまったくない焼きとうもろこしを食べ、また元来た通りを歩いて宿に一旦戻り、乾いた洗濯物を取り込みます。
そろそろ晩ご飯の時間。
共同エリアで娘を遊ばせながら、何を食べようかという話になり、ロンプラに載っていたイタリアンのお店に行ってみることにします。
また街中に出て、地図を頼りに行ってみます。が、なかなか見つかりません。
娘は「抱っこ」というし、お腹もすいてきたので、手っ取り早く目に入った高級そうなタイレストランへ入ることにしました。
まだ早い時間なのでお客はわが家だけでしたが、子連れのわが家にとっては逆に好都合です。ちょっと騒がしくても他にお客さんがいなければ安心…。
グリーンカレーとサラダ、そして娘は辛いものが食べられないので、パッタイを唐辛子入れないねでとお願いして作ってもらいました。プリっとしたエビが入って美味しかったです。
私たちが食べ終えてお店を出る頃には、西欧人のお客さんが何組か入ってきました。
タイ人のシェフにタイ人のスタッフが働く本格タイ料理がプリシュティナで食べれるとは思いもよりませんでした。特にこのところずっと続いていた肉料理には飽きていたので、久しぶりのアジアの味が嬉しかったです。
そろそろ、またこれか…って感じです。飽きてきました。 |
お店の入り口にはこんな物騒なステッカーが。 |
その後、街の中心部まで歩いてみることにしました。
街の中心部には、マザーテレサ通り呼ばれる歩行者天国になった通りが一本あり、その南端は広場となっていて、子供が遊べる大きなプレイエリアがありました。
マザーテレサ通り |
言ってみれば、表参道沿いにプレイエリアがある。 |
日曜日ということもあって、割とたくさんの子供が遊びまわっていたので、娘をしばらく遊ばせることにします。
娘が地元の子供と一緒にシーソーをして遊んでいたら、付き添いのお父さんに英語で「どこから来たの?」と声をかけられます。
「ロンドンからです」というと、「昔住んでいたことがあるよ」というので、「へ〜、どこに住んでたの?」と興味本位で聞いてみたら、なんとうちの近所のエリアでした…。
その後、ロンドンに住んでいたお父さんと女の子は帰ってしまい、ダディーと娘は喉を潤しにカフェへ。ママは宿に戻り、終わってるはずの洗濯物を干しに帰ります。
急いでバルコニーに干して、ダディと娘に合流した時には、すでに午後3時近くなっていました。
今度はマザーテレサ通りをさらにまっすぐ歩いてみることに。
街の中は商店や飲食店が並び、通りには露店が出ていて、焼きとうもろこしやポップコーンを売っています。
ハンドメイドの織物を売るおじさん |
キオスクのようなお店には懐かしのテレトビーが。 |
焼きとうもろこし1本50セント。 |
街の中には国連から派遣されている兵士の若者たちも歩いていました。
こんなに平和そうなのに、今も駐留してるんですね。
高級ホテルがあるマザーテレサ通りの突き当たりまできたところで、また広場にでました。
地面から水が噴き出していて、子供たちが水遊びをしています。
止めるのも聞かず、娘は一目散に噴水の中に入って行きました…。
子供達はみんな足で水の出てくる穴を塞いで遊んでいる |
おかげでスカート部分がびしょ濡れに。日がそろそろ陰り始めていたので、濡れた部分はすぐに乾きそうにありません。
「どうしようかな…。」すると、すぐ近くのベネトンの「セール」の文字が目に入ってきました。急いでベネトンに駆け込みレギンスを購入…。
子供がいるといつも余計なものを買うはめになります。
その後、途中でまだ青くて甘みのまったくない焼きとうもろこしを食べ、また元来た通りを歩いて宿に一旦戻り、乾いた洗濯物を取り込みます。
そろそろ晩ご飯の時間。
共同エリアで娘を遊ばせながら、何を食べようかという話になり、ロンプラに載っていたイタリアンのお店に行ってみることにします。
また街中に出て、地図を頼りに行ってみます。が、なかなか見つかりません。
娘は「抱っこ」というし、お腹もすいてきたので、手っ取り早く目に入った高級そうなタイレストランへ入ることにしました。
まだ早い時間なのでお客はわが家だけでしたが、子連れのわが家にとっては逆に好都合です。ちょっと騒がしくても他にお客さんがいなければ安心…。
グリーンカレーとサラダ、そして娘は辛いものが食べられないので、パッタイを唐辛子入れないねでとお願いして作ってもらいました。プリっとしたエビが入って美味しかったです。
私たちが食べ終えてお店を出る頃には、西欧人のお客さんが何組か入ってきました。
タイ人のシェフにタイ人のスタッフが働く本格タイ料理がプリシュティナで食べれるとは思いもよりませんでした。特にこのところずっと続いていた肉料理には飽きていたので、久しぶりのアジアの味が嬉しかったです。
プリシュティナは、まだ国として認められていない(国連加盟国193国のうち106ヶ国から独立を認められている)コソボ共和国の首都で、コソボ紛争時には市内で虐殺行為が行われ戦闘により深刻な打撃を受けています。ヨーロッパ最貧国の一つと言われているコソボの首都、プリシュティナの街の中を歩いている限り、のどかで平和な雰囲気です。
ですが、都市計画に沿ってにこざっぱりと整備された街中は、きっと発展と復興の象徴でもあるのでしょうが、西ヨーロッパのどこかの小都市のような印象で、コソボの温かな人々に反して不釣り合いな印象を受けました。また街自体がなんとなく無機質で個性がないような感じもしました。
ただ、プリズレンでのフィルムフェスティバルを始め、プリシュティナではアーキテクチャーウィークのイベントも催されているようで、今後徐々にコソボ独自の街や文化が発展していくように思います。
もしこの紛争が起こらず平和的な方法で問題解決されていたら、今はどんな街並みになっていたのでしょうか。
明日は、プリシュティナからマケドニアのスコピエまで行き、バスを乗り換えオフリドまで一気に向かいます。
ですが、都市計画に沿ってにこざっぱりと整備された街中は、きっと発展と復興の象徴でもあるのでしょうが、西ヨーロッパのどこかの小都市のような印象で、コソボの温かな人々に反して不釣り合いな印象を受けました。また街自体がなんとなく無機質で個性がないような感じもしました。
ただ、プリズレンでのフィルムフェスティバルを始め、プリシュティナではアーキテクチャーウィークのイベントも催されているようで、今後徐々にコソボ独自の街や文化が発展していくように思います。
もしこの紛争が起こらず平和的な方法で問題解決されていたら、今はどんな街並みになっていたのでしょうか。
明日は、プリシュティナからマケドニアのスコピエまで行き、バスを乗り換えオフリドまで一気に向かいます。
***子連れ旅情報***
コソボ/プリシュティナ
街の子連れに優しい度 ★★★
街中は歩行者天国になっていて、プレイグラウンドや噴水、露店などがあって楽しめます。人々も優しい。のんびりしていて、びっくりするほど平和です。
通貨はユーロなので、独自通貨が流通している近隣国に比べると割高な感じがします。が、西ヨーロッパのユーロ通貨圏に較べれば、まだまだ物価は激安です。
宿泊:
Hostel The White Tree
宿の子連れに優しい度 ★
庭がありハンモックがあったりして子供がちょっと遊べますが、 子連れには全く不向きな典型的なパーティホステル。
宿が経営する夜のみ営業のバーが庭にあり、夜遅くまで飲んで騒ぎたい若者には楽しい場所かもしれません。その代わり、昼間の宿のスタッフは全く使い物になりません…。
バス料金:子供は無料でした。
子連れアクティビティ充実度:★★
子連れ食べ物充実度:★★
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★
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