2014年8月20日水曜日

ミニバンで楽勝!子連れでアルバニアの旅 ティラナ1

13 August 2014

昨日の夜、無事に確保できたミニバンサービスの座席。これでヨーロッパ最後の秘境といわれるアルバニアまで行くことができます!
実は今回の旅で一番楽しみにしている国のひとつがこのアルバニア。一体どんな国なのでしょうか???

この日の朝は6時半起きで身支度をし、またもやソファーで就寝中の若者たちの間を、荷物を持って忍び足でそぉーっと通り7時半前には宿を出ました。宿のすぐ近くにあったベーカリーで朝ご飯を簡単に食べ、8時15分には昨日教えてもらった集合場所へ到着。すでに数人の旅行者らしき若者がいたので、「ティラナ行きのミニバン待ちですか?」と聞くと、みんな「そうだよ」というので、安心して荷物を降ろしました。

ミニバンは集合場所にすぐに到着しました。
モンテネグロ人のドライバーの男の子が手際よく荷物をバンに積み込み、予定通り8時30分きっかりには出発です。私たち以外には、アメリカ人の元歯科医で、行く先々でボランティアをしながら世界旅行中という女性のみ。
乗客が少ないのでミニバンはゆったり広々。おまけに車両は新しく、エアコンもバッチリ効いてます。

ドライバーの男の子によると、ミニバンは、山の方を抜けてモンテネグロの首都ポドゴリカで他の乗客を拾い、シュコダル湖のあたりでモンテネグロとアルバニアの国境を越えてシュコダルで休憩するとのことでした。時間があればそこで遅めの朝食(または早めの昼食か)を取る時間を設ける予定とのこと。その後、ティラナへ向かい、スムーズに行けば到着予定時刻は午後1時くらいだそうです。

ミニバンサービスのブドヴァからティラナまでの道のり

ブドヴァを出発してすぐ峠の頂上に来るとドライバーの男の子が、腕時計をチラっと見て、「時間にちょっと余裕あるから…」と眺めがきれいなベストスポットで10分ほどですが、バンを停めてくれました。山の上からアドリア海沿岸を眺めます。

眼下には、2011年に開業したあのアマンリゾートがあるスヴィティ・ステファン島も見えました。
一生に一度は泊まってみたいアマンリゾート。島内に泊まると一番安くても950ユーロかぁ…。しかも10月から4月はクローズだそう。
今度ブドヴァに来ることがあれば、こういうところに1週間くらい泊まってのんびりしたいものですなぁ…。来世に期待するかぁ…。

左手に見えるのがスヴィティ・ステファン島。対岸右側がブドヴァの街。


ミニバンは、ブドヴァを出発して予定通り、ちょうど1時間くらいでポドゴリカに到着しました。ここでオーストラリア人の女の子2人組を乗せて出発です。これでティラナ行きの乗客は全員揃ったよう。

シュコダル湖のそばを通り、車に乗車したまま入国審査を終え国境越えると、風景は一気にアルバニア色でいっぱいになります。
ロバの引くカートが車道を走っていたり、道ばたにトウモロコシを売る露店が出ていたり、国道沿いにアルバニアののどかな風景が延々と続きます。

道の両端には、建設途中で放置されている住居がたくさんあります。
中には1階部分だけ完成していて現在居住中で、2階以上は鉄筋むき出し、思いっきり建設途中で放置されてるなんてものもあります。なんなんでしょう、例のネズミ講がはびこって経済破綻した時の名残でしょうか。
なぜか、ぬいぐるみが軒先から吊り下げられている家を何軒も見ました。
なんなんだろう?魔除け??

モンテネグロのポドゴリカからアルバニアのシュコダルをつなぐこの道も欧州自動車道も10年ほど前に建設されたばかりだそうです。

こんなのどかな風景が見られるアルバニア。


さらにのどかな風景を見ながら予定通り1時間半後、シュコダルに到着です。
ロザファ城のふもとにある広大な敷地を持つとても気持ちのいいレストランで、遅めの朝食をとります。

とはいえ、子供がいるわが家の場合、朝食はすでに食べたし昼食にはちょっと早いという微妙な時間なので、スナック程度にドライバーさんおススメのピザを1枚頼み家族3人で分けて食べました。
それにしても、アルバニアに入って物価が一気に安くなりました。モンテネグロ人のドライバーの男の子も、アルバニアは物価安いからね〜と言うのでどれだけ安いのかとワクワクしていたら、本格的なおいしいピザ1枚にコーヒーとオレンジジュースを頼んで、なんと5ユーロしません。
思わず叫びました。

『安っっ!』

シュコダルはアルバニアの地方ということもありますが、物価はロンドンの半分以下です。
ちなみにここはユーロ払いも可でした。ドライバー件ガイドをしてくれる男の子と他の乗客と緑でいっぱいのガーデンでテーブルをともに色々お喋りしていたら、あっという間に40分ほどの休憩が終わり、再びミニバンに全員乗車。

ずっと車に座りっぱなしの娘には、庭で走り回れてちょうどよかったです。

ロザファ城が丘の頂上に見えるレストランの入り口。

レストランの建物へ行くまでの緑のアーチ。

レストランの前庭のテーブル席でわが家のランチタイム


そして一路ティラナへ。
ここからは事故渋滞に巻き込まれ、13時の到着予定が1時間ほど遅れの14時すぎくらいになりました。
バンの中では、私たちの後ろに座ったオーストラリア人の女の子二人組が娘の相手をして遊んでくれたのでとっても助かりました。

日中うだるような暑さの中、ティラナの中心部にある時計台近くで全員おろされ、ミニバンは折り返しモンテネグロへ行く乗客を乗せて去っていきました。



日陰で私と娘が荷物番をする間、バンで一緒だった女の子3人とダディはお金をおろしにATMへいきます。
その後、みんなにさよならを言って、わが家の今日の宿に向かいます。

宿は分譲マンションを改装した宿泊施設でした。ロケーションはティラナインターナショナルホテルの裏ととてもわかりやすい場所で、通された部屋はレセプションとは別棟の50メートルほど先の入り口を入ったところにありましたが、まだ新しくてとてもきれいでした。エアコン付きでそこそこのホテル並みの設備に朝食付きで1泊30£の値段は破格でした。

チェックインして、部屋に備え付けのお茶を飲みながらちょっとのんびりします。
すこし日差しも和らいだ頃、といってもすでに夕方の5時ころになってから、やっと行動開始です。宿の近所を散策にでかけることにしました。
適当に歩いて5分もしないところにあまり活気のないショッピングセンターがあり、今日は移動でお疲れ気味なうえ、アドリア海沿岸に到着以来、毎日すごく暑くてちょっとバテ気味なので、また休憩です。
娘はしぼり立てのフレッシュオレンジジュース、大人はコーヒーを頼みます。

クロアチア、モンテネグロと来た後、アルバニアの物価は冗談抜きでメチャ安です。
驚愕のアルバニア・プライス。コーヒー1杯が50レック(約0.4ユーロ)。これがアルバニアの平均価格です。
アルバニアの首都ティラナの体感物価は、ロンドンのおよそ1/3 といったところでしょうか。
ちなみに、ロンドンのスタバでスタバで一番小さいサイズのアメリカーノの価格は、アルバニアの3倍以上、1.95£です(約2.5ユーロ)。




そのまま夕食を食べにいこうと、ロンリープラネットに載っていた、一番近場にあるアルバニア伝統料理のレストランへ行くことにしました。

その道すがら、インターナショナルホテルの裏あたりに旅行代理店を見つけたので、「ウチは男の子二人もいるんだけど、女の子が欲しかったわぁ」という代理店のおばちゃんから、明々後日のコソボのプリズレン行きのバスのチケットを購入しておきます。

この旅行代理店の前から7時出発のバスでプリズレンまで一人10ユーロでした。宿から歩いて数分の場所なので便利です。
ちなみにティラナからプリズレンまでは約3時間の旅です。

この2都市を結ぶ道もまだ新しくできたばかりらしく、当初の計画では、アルバニアのベラットという街からマケドニアのオフリドに抜けようと思っていましたが、調べていくうちに、地図上の距離は近くても国境越えの交通が不便なアルバニアでは、この新しい道路を通ってティラナからコソボに抜けたほうがアクセスも良く時間が早いとわかり、最終的に大幅ルート変更しました。

レストランに行く道すがら、街の中央にある公園のなかにあった児童公園を目ざとく見つけた娘を滑り台やブランコで遊ばせ、その後、お土産物屋さんで娘にアルバニアTシャツを購入しました。

アルバニアの子供と遊ぶ。

赤いバックグラウンドに黒いワシの絵。アルバニアの国旗が妙にかっこいい。


レストランには7時くらいに到着しましたが、店内はガラガラ。お客はわが家だけでした。この時間で店内のお客さんゼロって…。ひょっとしてハズしたかも??と思いつつ、
子供のいるわが家にとって「夜7時」はすでにちょっと遅めの夕ご飯…。

とりあえず、お店の人におススメを聞いて、グリルしたラム肉とナスのひき肉を詰めたものとグリークサラダを頼みます。ここアルバニアでは、ラム肉が伝統料理なのかラム肉のメニューが多かったのと、あとはやはり隣国ギリシャの影響か、ギリシャ風のメニューが多かったです。

Oda restaurant
Rr. Luigj Gurakuqi
Tirana
Albania


フォークロアなインテリアでまとめられた店内

暑い日は地元ティラナのビール!

なんともワイルドな感じの骨付き羊肉。

夕食を終えて外に出る時には夜8時過ぎになっていましたが、ちょうど夕方で日がかげり始めたせいか、ものすごい人が夕涼みで外に出ていました。
さっき立ち寄ったまだ人がまばらだった公園も、子供からお年寄りまでものすごい数の人がいます。昼間はものすごく暑く外出もママならないので、こうして暑さも和らぐ日が落ちる頃にみな外に出て来るのでしょう。
ワーキングアワーで毎日が動いている先進国とは違って、まだまだ自然環境に合わせて人々の生活が営まれているということなんでしょうね。

ゲキ混みの夜8時の公園。

明日は快適なこの宿を一旦チェックアウトし、小さなリュックサックに1泊分の荷物だけをつめて、アルバニアの世界遺産「千の窓」と呼ばれている街「ベラット」へ向かいます。
どこからどのようにしていくのか分かりませんが、まあなんとかなるでしょう。
というか、アルバニアでは、現地の人に聞かないことには調べようがありません…。

しかし、今日はほとんど車の中にいたとはいえ暑い一日でした。湿気がないのがまだ救いですが、本当に暑い…。

***子連れ旅情報***
アルバニア/ティラナ
街の子連れに優しい度 ★★★
ヨーロッパ最後の秘境だけに 物価はヨーロッパイチ安いと思われます。公園には移動遊園地なども(メリーゴーランドなどの乗り物)あります。ただしヘルス&セーフティ(安全性)は??
先進国のような子供向けの特別な施設は特にありませんが、街の人々は子供にとっても優しいです。英語よりもイタリア語のほうがよく通じます。

公共交通はバスかミニバス:料金体系は謎でしたが、子供は無料でした。子供の年齢を聞かれることもありませんでした。
子連れアクティビティ充実度:★★
特に子供向けにアレンジされた施設やアクティビティはありませんが、街中はゆったりとした作りなので、子連れでも安心して歩けます。
子連れ食べ物充実度:★★
ギリシャ、トルコ系の食べ物、イタリアンなどが多いです。日本や中国系のご飯は見かけませんでした。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★
※薬局で手に入れられると思います。大きいサイズのおむつなどは見つけにくいかも。

宿泊:

宿の子連れに優しい度 ★★
オーナーを始めスタッフはみんな親切。特にチャイルドフレンドリーな建物ではないけれど、頼めば色々配慮してくれると思います。
まだ新しくエアコン付き。WIFIもバッチリ。国立博物館まで徒歩5分以内とロケーションも良し。朝食付きでこの値段は破格。



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