2014年8月28日木曜日

【子連れでマケドニア】ぜひ行きたい!子連れで楽しめる世界遺産オフリド

20August 2014

オフリド滞在3日目です。
今日はオフリド滞在最終日なので、近場で街の散策をする予定です。
午前中は宿近くの美しい教会たちを訪れ、その後、街に行ってランチ、そして忘れてはならない明日のバスの予約をし、あとは娘の一番の楽しみ「ビーチ」に行ってテキトーに過ごそうということに。

バラの花が綺麗な聖ヨハネ・カネヨ教会

朝食を食べながら、つくづく「オフリドまで来て良かったよね」と話します。
特にクロアチアあたりから移動が多く、のんびりと1箇所に滞在していなかったせいか、
ここオフリドに久々の3連泊でリラックス。毎日ビーチに行ったり街の中を散策したり、できれば1週間くらい滞在したいなぁ…。

そんなのんびりとした雰囲気のオフリドも、最近インド人の投資家がオフリド湖畔の村にドバイにも負けない7つ星高級リゾートホテルを建設しようとしているのだそうです。
もちろん、宿のオーナーはじめ、地元の人は大反対です。
確かに、7つ星高級リゾートが建設されることによって新たな雇用を生み出し地域の経済活性化に繋がるのでしょうが、こののんびりとした感じは観光開発されることで変わってしまうでしょう。

人も素朴でのんびりとしたこの雰囲気を味わいたいなら、

さあ、今のうちにオフリドへ!



水が本当にきれいなんです。

ちなみに宿のおばさんにオフリドの生活用水について聞いてみました。
オフリド住民の水道水は、オフリド湖の水底にある湧き水の源泉から直接パイプが引かれて使用してそうです。
こうして自然の恩恵を受けながら生活している地元住人にとって、観光開発されるということは、この歴史ある美しい街並みや湖の景観、自然環境、そして良くも悪くも人々の暮らしを壊すことでもあるのですよね…。
わが家はただの旅行者にしかすぎませんが、複雑な気持ちになります。

朝食を食べた後、まずはアッパーゲートの近くにある宿に一番近い教会、聖Bogorodica Perivlepta教会に。



住宅街の中にある聖Bogorodica Perivlepta教会。
中に入って右手側の教会におばちゃんがいてガイドをしてくれます。


この教会の入り口には魔女みたいなおばちゃんがいて(いい人なんです)、とてもアクセントの強い英語でもれなくガイドを申し出てくれます。
わが家は娘がいるので、せっかくガイドしてもらってもじっと聞いてるのが難しいだろうな…。ということで「子供がいるので…」と、一度は丁重にお断りしました。
が、ダディがフレスコ画を一つ一つじっくり鑑賞しているのを見て、おばちゃん、居てもたってもいられなかったらしく、結局色々説明してくれました。
おかげで色々勉強になりました。やっぱり、自分一人で勝手に見ているよりも説明を受けた方が、フラスコ画の理解が深まって断然面白く感じられますね。

その後は、オフリド一番の眺望、サミュエル要塞行ってみようと城壁のてっぺんにひらめくマケドニアの旗を目指して一本道を歩いていきます。眼下に広がるオフリド湖、湖を取り囲む緑の木々。城壁の上からの眺めは素晴らしかったです。

オフリド一の眺めです
急な階段を上った先に望遠鏡があります。

真下を見ると教会らしきものが見えたので、森の中の遊歩道を通って教会の方へ歩いていきます。すると目の前が開けて、教会が見えてきました。
てっきりガイドブックガイドブックにの地図に大きく印が付いている聖ヨハネ・カネヨ教会だと思って行ってみたら、 Pantelejimon修道院でした…。


Pantelejimon修道院。
近い将来このあたり一帯は、写真のプランのように整備されるそうです。

5世紀の頃に建てられたこの教会ではキリル文字が教えられていたことがあり、ヨーロッパで一番最初に設立された最も古い大学として考えられているそうです。
教会の周辺一帯は、現在も遺跡の発掘されています。
敷地内のおみやげ物屋の後ろにカフェがあったので小休止。

さらに遊歩道を歩いて行くと、我が家が最初に目指していたオフリド湖の突き出た岬の先端に立つ聖ヨハネ・カネヨ教会(Sveti Jovan )、がありました。
オフリド湖を目の前にして建つこの教会、これがまたとても美しい。
庭にはきれいなバラの花が咲き乱れ、湖のきれいなブルーと教会の赤いレンガの色、そして青い空。
遊歩道を歩いて行ったら、聖ヨハネ・カネヨ教会が見えてきました

いいものを見させてもらった後は湖沿いまで下ります。
気が付いたらもうお昼すぎ。娘もこれ以上歩けないだろうし、これ以上ランチの時間が遅くなると色々ずれてくるので、ここから水上タクシーに乗って街の中心部近くまで一気に移動することにしました。


ボートの船頭さんたち

これが大正解!

水上から見る聖ヨハネ・カネヨ教会がこれまた美しかった…。
船頭さんも、「ここから写真を撮ると一番きれいに撮れるよ!」とボートのスピードを緩めてくれたりします。


ビーチの後ろ手に見える聖ヨハネ・カネヨ教会

水上タクシーは10分程度で街の中心部近くに到着し、テキトーなところに入ってランチを食べます。

街の中心まで来たので、バスの予約をしにバスの予約窓口へ向かいます。
ガイドブックによると、8月のハイシーズンはオフリド行きは事前予約をしたほうがいいようで、わが家の翌日以降の予定を考えると、どうしても午前中のバスに乗りたかったので、席を確実に確保しておきたかったのです。

そこで、宿のおばさんに聞いた街の中心部、昨日乗った船のある港あたりにある駐車場裏手にあるビルの一画にあるバス会社の窓口に行ってみましたが、どうやらわが家の持っている往復のバスチケットは、こことは別の他のバス会社のもので、『新市街にある市場にある窓口に行かないと予約ができない。』ということがわかりました。

そのバス会社のスコピエ行きの時刻もよくわからないし、娘を連れて新市街まで行って…と考えたら、明日のバスの予約が面倒臭くなり、明日の朝、いちかバチかで少し早めにバスターミナルに行って直接バスのチケットを買い直すことにしました。
こんなことなら、往復のバスチケット買わなきゃよかったな…。チッ。

その後は、湖の上に作られた木の遊歩道を通って、聖ヨハネ・カネヨ教会の近くにあるビーチへ向かいました。街の中心から離れているのと、もう夕方近い時間だったせいか、サンベッドも空きがあり、お年寄りも多く落ち着いた感じのビーチでした。みんなサンベッドに寝そべって日光浴していました。


聖ヨハネ・カネヨ教会の手前にある湖畔沿いのビーチがまたいい感じ。

わが家もしばらく泳いだり日光浴したのち一度宿に戻り、最後の夕食を聖ソフィア教会の向かいにあるレストラン、Sveta Sofijaで取りました。

オフリド最後の夕食は、昨日のニジマスのリベンジ。
またもやニジマスのグリルにトライです。美味しかった!
すぐ隣にある一昨日入ったレストランのニジマス料理も食べてみたかったな〜。
オフリド滞在中に食べた 中では、一昨日食べたウナギが一番美味しかったです。
今日は、一生懸命ニジマスの小骨を取り除いてあげたら娘もいっぱい食べましたが、相変わらず、フライドポテトにケチャツプいっぱいつけて食べてました…。

マケドニア産のワイン。小瓶を2本頼みました。
フルーティで、なかなかおいしかったです。

ダディはポークのグリル
ママはニジマスのグリル

明日は朝食を食べた後、バスに乗ってマケドニアの首都、スコピエに戻ります。
予約なしのバスは無事に席を確保できるのでしょうか?!


***子連れ旅情報***
マケドニア/オフリド
街の子連れに優しい度 ★★★
オフリドはマケドニア一番の観光地にもかかわらず、人は素朴で観光ずれしてなくとってもリラックスできます。
宿泊は、オフリドの落ち着いた感じのエリア、アッパーゲイトから聖ソフィア教会周辺にあるペンションがオススメです。

宿泊:

Villa Kale


宿の子連れに優しい度: ★★★
オーナーを始めみんな子供にはやさしいしとても親切。
特にチャイルドフレンドリーな建物ではありませんが、わが家の泊まった窓からオフリド湖が見えるダブルルーム以外にも1ベッドルームもあります。じっとしていられない月齢の子がいる場合は広いお部屋がオススメです。
別料金の朝食5ユーロは若干高いようにも思いましたが、コーヒーがおかわり自由な上に手作りのハチミツもあり、おまけに子供の分は無料だったのを考えると大満足でした。



バス料金、船など:子供は無料でした。
子連れアクティビティ充実度★★★
夏は何といってもビーチ。ボートに乗ったり街を歩いたり。
街中は車通りが少ないので安心です。
子連れ食べ物充実度★★★
洋食がメインです。アジア系は見かけませんでした。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ)★★★
街の中心、船着場のある広場にあるスーパーや薬局などで手に入ると思います。


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