2019年7月2日火曜日

【子連れで北イタリアの旅 4】日帰りも可能!コモ湖1日観光から電車でミラノへ。

親子三世代、北イタリアの旅3日目。
(2日目=>バスとフェリーでコモ湖をめぐる1日

「ああ、死ぬまでずっとここに居たいわぁー」という元ガールズたちの声を聞きつつ、本日はモルトラシオからミラノ中央駅近くの宿へと移動します。
結局、モルトラシオでは唯一の小さな商店に行く機会がなく、朝食は昨夜のトラットリアでドギーバックにした夕食の余り物とパンでしのぎ、飲み物は備え付けのお茶で済ませました。

2泊お世話になった絶景の宿を出て、一生懸命登った心臓破りの坂と階段を昨日のバス停まで下っていきます。





途中、地元の元ジェントルマンが、オレンジ色のヒナゲシの花をわざわざ庭で摘んで私にくれた!と上機嫌、何歳になっても乙女な元ガールズたち。。。

昨日とは打って変わって、コモ行きのC10のバスは5分遅れくらいでやって来ました。
15分くらいでコモにあるターミナル、サンジョバンニ駅前で下車しました。
ミラノ中央駅に向かう電車はこの駅から発車しているのと、ここに荷物預かり所があるという事前情報を聞いているからです。

コモラゴ北駅に比べると大きめの駅で、荷物を持ってあちこちウロウロX6名は大変なので、取り合えずインフォメーションで荷物預かり所を聞いてみました。
すると「この駅にはないわよ。」とインフォメーションのお姉さん。「じゃあ、どこにあるの?」と聞くと、街の方に行けばあると。
まぁ、その言葉を鼻から信じていませんでしたが、取り合えず、「万が一」の時のためにその街にあるロッカーの場所を聞いてから、事前情報にあった駅の荷物預かりの場所へと行ってみます。

ただ、それらしき場所が見当たらず、駅に向かって左側奥にあるコンピューター関連や携帯を販売している店で聞いてみると、そこで預かってくれるとのこと。
「荷物1つに付き5ユーロ で4時間預かり」だったので、6人分の荷物を無理やり4つにまとめて預けました。

インフォメーションに戻って「荷物預かり所あるじゃん!(怒)」と言いに行こうかと思いましたが、時間が勿体無いのでやめておきました(笑)。

※実は、初日のフェリー乗り場でもウソをつかれ、人混み+大荷物の中(X6人)、危うく遥か遠くの場所へ行く羽目になりそうだったので、特に責任感なさそうな若い子に何か聞く時は疑ってかかった方が良いです。イタリアに限らずですが、分からないなら「分からない」などと言ってくれた方がよっぽどラクなんですが、なぜか自信満々に教えてくれるので。。。

というわけで、身軽になった6人でコモの街を散策します。駅を出て街の中心部の方へと向かいます。

途中バラ園を見つけて盛り上がる庭好き元ガールズを急かしながら、先ずは、街の中央にある細かい彫刻が施された大理石のファサードが美しい大聖堂へ。


静寂さの中に穏やかな雰囲気がある建物内をサクッと一周して、今度は、初日に降り立ったコモラゴ北駅を通り過ぎ、さらに湖沿いに進み、丘の頂上に登るフニキュラー乗り場へ。

レトロな感じがかわいいフニキュラー駅。場所によっては、さもすれば乗車時間1分程度で坂を登り切ってしまうこともあるフニキュラーですが、ここコモのは結構長い!乗りごたえがあります。
もちろん1番前の席を確保し、鉄ちゃんのごとく動画撮影する娘。

この日も残念ながら、雨は降らずともまだスッキリしない曇天の空。でもフニキュラーの頂上駅から10分ほど歩いたところにある展望台から見たコモ湖の眺めは、最高でした。
微妙に寒い日でしたが、景色を眺めながら食べたいという元ガールズの希望で、丘の頂上にあるカフェのテラスでランチタイム。寒いながらもデザートまでしっかり食べる元ガールズ。

またフニキュラーでコモの街へ戻り、通りをブラブラしながらまたサンジョバンニ駅へ戻って荷物をピックアップし、ミラノ行きの電車に乗りました。

コモ・サンジョバンニ駅からミラノ中央駅までは、直通の電車で35分程度。
あっという間です。
ミラノ中央駅からは、歩いて本日の宿まで。
駅でトイレに行ったりで、なんだかんだ1時間ほどかかってしまい、事前に到着時間を連絡していた宿のオーナーさんは、大幅に遅れた6名をアパートのあるゲート前でずっと待ってくれていた様子でした。申し訳ないことをしてしまいました。。。

本日の宿は、ミラノのメトロLoreto駅から歩いて数分の便利なロケーション。中央駅から歩いて15分ほど、中華系レストランやスーパーなどがたくさんあるとても庶民的なエリアです。
アパートには、フルーツやジュース、水、牛乳などたくさん準備してくれていて、自炊設備万全。
ここ数日ちょっと野菜不足だよねーって事もあり、海外のスーパーに行くのも楽しみの一つ、夕食は作ろう!ということに。
疲れたという元ガールズたちをアパートに残し、若手4名で近所のスーパーへと繰り出しました。
食が豊かだと言われる国は、やはり食材が豊富です。ロンドンで買うよりも2割くらい安い感じの大量にあるチーズや生ハム、サラミ類を前菜に、その場で、サラダ、パスタ、リゾットを作ることに決定。材料をカゴに放り込みます。

そこから宿に戻って調理開始。
7時過ぎに夕食が出来上がり、そこから飲みながらの小宴会(笑)。


レストランで食事するのもいいけど、食べたいものを周りに気兼ねせず食べられるおウチご飯もいいですね。

翌日は、チケット発売日当日に販売開始と同時にゲットした「最後の晩餐」を8時45分の回を見るため入場20分前にはチケットを引き換えておく必要あり。宿を8時には出ないと間に合わないかも。。。という事で、宴会もそこそこに皆んな早めにベッドに入りました。
こんな感じで、ミラノからコモまでは電車で近いので、見所を押さえておけば、日帰り旅行も十分に可能です。

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