08 August 2014
所要時間3.5時間のところ大幅3時間遅れ、6時間半かかって、やっと到着。
世界遺産ドブロブニク、
アドリア海の真珠!!
はぁ長かった…。
3時間半で済むところ、通常の倍以上の時間バスに乗ってたってことか…。
娘がバスの中で『トイレ〜』と言い始めたらピンチだわ、、、。とちょっとドキドキしましたが、大丈夫でした。
そう、夏休みの週末ということで、みんな考えることは一緒。
アドリア海沿岸の道路はビーチに行きたい人で大渋滞…。
特にモスタルからドブロブニクへ抜ける道は(ちょうどマップのDとFのあたり)ヒドイ。
地勢上、ドブロニクへ続く道はボスニアを2度通過することになり、ボスニア→クロアチア→ボスニア→クロアチア(ドブロブニク)とイミグレーションを何度も越えないといけないので、入出国審査にいちいち時間がかかるのです。
ひょっとしたら、早朝とか夜遅い時間だったら、道も空いているのかもしれません。
が、目の前に紺碧の海が見える海岸沿いの1本道では大渋滞が起こっていて、バスは、歩いた方が早いんじゃないかと思うほどのスピードでノロノロと進んでいきます。
海岸沿いで眺めがいいからまだ救われているものの(しかもみんなビーチに行くことを待ち焦がれている)、そうじゃなかったら、みんなイライラしっぱなしだと思います。
同じバスに乗っていたボスニアの人たちの多くは、やっとこ到着した、ちょうどクロアチアに入出国をしたあとすぐの町、ボスニア唯一の海に面したリゾートタウン「ネウム(マップFのあたり、ここはボスニア領)」で一足先に降りて行きました。
バスに残された人々は恨めしそう 。
おそらくアドリア海に面したリゾート地の中でも、ボスニア領のネウムは、通貨の関係でクロアチアより物価が安いんじゃないでしょうか。ネウムでのんびり過ごすのもいいかもしれません。
結局、お昼過ぎには到着するはずだったバスは、ドブロブニクのバスターミナルについた時にはすでに夕方、もう4時過ぎになっていました。
予想外の長旅に疲れてはいたものの、明日のコトル行きのバスチケットだけは今のうちに買っておかねばと、最後の力を振り絞り、「今のうちに明日のチケットを買っておこう」とダディに言うと、猛烈な勢いで怒り出しました。
なぜか「きみの立てる計画はいつもザ・日本人のタイトスケジュールだ。もっとゆっくりできないのか」と。
カチンときて、「じゃあ、ついて来るだけじゃなくて自分で計画しなさいよ!!」と言いたくなりましたが(笑)、そこはぐっとこらえ、疲れている時に頭に血がのぼった状態のダディは、何を言っても聞き耳持たずで対処のしようがなく面倒なので、
「じゃあ娘と二人でドブロブニクにもう1泊したらいいじゃん。別行動にしようよ。すでに予約したコトルの宿のキャンセル料払うのもったいないし、私はコトルに行ってみたいから、今のうちに自分の分だけバスのチケットを買っておくよ。」
といい、
バスの窓口で、
ドブロブニクからコトル行きのバス
10,00 11,00 15,00
と提示された3本あるバスの中から「15:00」のバスのチケット145クーナ(20ユーロ)を自分の分だけ1枚買うことで、今日2度目のピンチをくぐり抜けました。
その後、疲れているのでタクシー(10ユーロ)で旧市街に向かいます。
本日の宿に到着し呼び鈴を押しますが、誰も出てきません。
よ〜く見ると、ドアに張り紙がしてあって、「到着したら電話してください」と携帯の番号がドアに貼ってあります。
なんと、今日3度めのピンチ。
ドアの前で携帯で電話しようとしていたら、中からちょうど宿泊客の韓国人の女子2人組が出てきて、「宿のオーナーはビーチに行くといって出かけて行きました。」と流暢な日本語で教えてくれました。
なぬ〜、ビーチだって?!と、何度もしつこく電話していたら、やっとつながり、「15分で行きます」とのこと。
まぁ、すぐに来ることは期待していなかったけれど、結局30分くらい待たされたのちに宿の主が戻ってきてやっと中に入れました。
そんなこんなで長旅の疲れとバスの大幅遅延、
そして早く荷物を降ろして「ビーチに行きたい」のとで、
さずがに、ドアの前でさらなる30分のタイムロスはちょっとイラつきました。
が、前日ママの携帯に「明日何時くらいに到着するか予定を教えてください」とメッセージが来ていたのに気がつかなかったママも悪いのですが…。
しかしそんな数々のピンチをものともせず、わが家のチェックイン後の行動が素晴らしい。
昨日から娘に「明日はビーチで泳ごうね♥」と仕込んでおいたせいもあるのか、「これからビーチに泳ぎに行くよ!」と言うと、4歳児ながらテキパキと準備をしてくれ、この時ばかりは聞き分けがとても良い子になってくれ、すぐに外出準備OKとなりました。
水着の入った袋を持ち、まずはツーリストインフォメーションで旧市街のマップをもらいます。そして、マップで見つけた城壁そばにあるビーチへそのまま直行です。
こじんまりとしたドブロニクの旧市街。ドブロブニクのバスターミナル到着1時間半後(宿の前での30分のロスタイムも含む)には、気持ちがいいアドリア海の水の中にいました。
この時、すでに夕方6時近い時間でしたが、地元の子どもは高い岩場から元気よく海の中にダイブしたり、ゴロンと岩場で寝そべっている人がいたり、まだまだたくさんの人で賑わっていました。
日中は日差しが強すぎるので、逆に夕方のこれくらいの時間がちょうど良いのかもしれません。
まだ泳げない娘は、ピンクのゴーグルに腕輪着用の重装備で、ダディの背中に乗って海に入ります。
わたしは泳ぐのがあまり上手ではないので、この岩場のビーチは、怖くて泳げませんでした。足がつかないところでは怖くて泳げない〜。
娘よりちょっと大きいくらいでしょうか。
地元の子たちは、海の中に思いっきりダイブしまくっててすごいです。そして、水着姿の地元のおじさんたちに太った人がいないのもすごい。
やっぱり魚中心で新鮮な野菜を多く取る食習慣のせいなのでしょうか。
それにしても、みんな毎日この海で泳いでるのでしょう、老若男女みなきれいなブロンズ色の肌です。
1時間ほど海で遊んだ後(ママは見てるだけ)、夕食に宿のすぐそばのシーフードレストランに入りました。内陸の国々では肉食続きだったので、新鮮なシーフードが食べられるのは何よりも嬉しい!
ドブロブニクは、老いも若きもお洒落なホリデーファッションに身を包んだ観光客でいっぱいです。もろ海水浴帰りの格好のわが家は、街の中でちょっと浮いてました…。
こういう場合、レストランに行く前には宿に戻ってちゃんとお洒落するのが正解です。
特にドブロブニクのような有名な観光地では気をつけましょう…。
この頃にはダディの機嫌もすっかりなおって冷静になると、明日娘と二人きりでドブロブニクにもう1泊(しかも宿の予約はできていない)するのかと思うと不安になったらしく、やっぱり明日一緒にコトルに行くと言い出しました。
「もう、どっちでもいいがな…。」
いつもながら、どうぞご勝手にといった感じです…。
この日の夜は、海で泳ぎ、シーフードを食べ、翌日は子連れ旅最大の事件が起こるとも知らずベッドに入ったわが家。
この日の宿はエアコンがなく、暑くて寝苦しい夜でした。
寝苦しいせいか、娘もベッドをゴロゴロ転げ回り、時折予想しないところにキックやパンチが飛んでくるので、何度も目が覚めました…。
所要時間3.5時間のところ大幅3時間遅れ、6時間半かかって、やっと到着。
世界遺産ドブロブニク、
アドリア海の真珠!!
はぁ長かった…。
3時間半で済むところ、通常の倍以上の時間バスに乗ってたってことか…。
娘がバスの中で『トイレ〜』と言い始めたらピンチだわ、、、。とちょっとドキドキしましたが、大丈夫でした。
そう、夏休みの週末ということで、みんな考えることは一緒。
アドリア海沿岸の道路はビーチに行きたい人で大渋滞…。
特にモスタルからドブロブニクへ抜ける道は(ちょうどマップのDとFのあたり)ヒドイ。
地勢上、ドブロニクへ続く道はボスニアを2度通過することになり、ボスニア→クロアチア→ボスニア→クロアチア(ドブロブニク)とイミグレーションを何度も越えないといけないので、入出国審査にいちいち時間がかかるのです。
モスタルからドブロブニクへのバスのルート。
クロアチアに1度出入国し(E・D地点)、ボスニア(F手前)に
もう一度出入国している。
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が、目の前に紺碧の海が見える海岸沿いの1本道では大渋滞が起こっていて、バスは、歩いた方が早いんじゃないかと思うほどのスピードでノロノロと進んでいきます。
海岸沿いで眺めがいいからまだ救われているものの(しかもみんなビーチに行くことを待ち焦がれている)、そうじゃなかったら、みんなイライラしっぱなしだと思います。
同じバスに乗っていたボスニアの人たちの多くは、やっとこ到着した、ちょうどクロアチアに入出国をしたあとすぐの町、ボスニア唯一の海に面したリゾートタウン「ネウム(マップFのあたり、ここはボスニア領)」で一足先に降りて行きました。
バスに残された人々は恨めしそう 。
おそらくアドリア海に面したリゾート地の中でも、ボスニア領のネウムは、通貨の関係でクロアチアより物価が安いんじゃないでしょうか。ネウムでのんびり過ごすのもいいかもしれません。
眺めの良いところでバスの休憩。右側の道路に車が連なっているのが見えますか? この手前はこれよりもっとひどい渋滞でした…。 海岸沿いまで来たらドブロブニクまではもう少し! |
結局、お昼過ぎには到着するはずだったバスは、ドブロブニクのバスターミナルについた時にはすでに夕方、もう4時過ぎになっていました。
予想外の長旅に疲れてはいたものの、明日のコトル行きのバスチケットだけは今のうちに買っておかねばと、最後の力を振り絞り、「今のうちに明日のチケットを買っておこう」とダディに言うと、猛烈な勢いで怒り出しました。
なぜか「きみの立てる計画はいつもザ・日本人のタイトスケジュールだ。もっとゆっくりできないのか」と。
カチンときて、「じゃあ、ついて来るだけじゃなくて自分で計画しなさいよ!!」と言いたくなりましたが(笑)、そこはぐっとこらえ、疲れている時に頭に血がのぼった状態のダディは、何を言っても聞き耳持たずで対処のしようがなく面倒なので、
「じゃあ娘と二人でドブロブニクにもう1泊したらいいじゃん。別行動にしようよ。すでに予約したコトルの宿のキャンセル料払うのもったいないし、私はコトルに行ってみたいから、今のうちに自分の分だけバスのチケットを買っておくよ。」
といい、
バスの窓口で、
ドブロブニクからコトル行きのバス
10,00 11,00 15,00
と提示された3本あるバスの中から「15:00」のバスのチケット145クーナ(20ユーロ)を自分の分だけ1枚買うことで、今日2度目のピンチをくぐり抜けました。
その後、疲れているのでタクシー(10ユーロ)で旧市街に向かいます。
本日の宿に到着し呼び鈴を押しますが、誰も出てきません。
よ〜く見ると、ドアに張り紙がしてあって、「到着したら電話してください」と携帯の番号がドアに貼ってあります。
なんと、今日3度めのピンチ。
ドアの前で携帯で電話しようとしていたら、中からちょうど宿泊客の韓国人の女子2人組が出てきて、「宿のオーナーはビーチに行くといって出かけて行きました。」と流暢な日本語で教えてくれました。
なぬ〜、ビーチだって?!と、何度もしつこく電話していたら、やっとつながり、「15分で行きます」とのこと。
右側の黒いドアが宿の入り口
まぁ、すぐに来ることは期待していなかったけれど、結局30分くらい待たされたのちに宿の主が戻ってきてやっと中に入れました。
そんなこんなで長旅の疲れとバスの大幅遅延、
そして早く荷物を降ろして「ビーチに行きたい」のとで、
さずがに、ドアの前でさらなる30分のタイムロスはちょっとイラつきました。
が、前日ママの携帯に「明日何時くらいに到着するか予定を教えてください」とメッセージが来ていたのに気がつかなかったママも悪いのですが…。
しかしそんな数々のピンチをものともせず、わが家のチェックイン後の行動が素晴らしい。
昨日から娘に「明日はビーチで泳ごうね♥」と仕込んでおいたせいもあるのか、「これからビーチに泳ぎに行くよ!」と言うと、4歳児ながらテキパキと準備をしてくれ、この時ばかりは聞き分けがとても良い子になってくれ、すぐに外出準備OKとなりました。
水着の入った袋を持ち、まずはツーリストインフォメーションで旧市街のマップをもらいます。そして、マップで見つけた城壁そばにあるビーチへそのまま直行です。
こじんまりとしたドブロニクの旧市街。ドブロブニクのバスターミナル到着1時間半後(宿の前での30分のロスタイムも含む)には、気持ちがいいアドリア海の水の中にいました。
アドリア海は水の透明度も高かった。 |
この時、すでに夕方6時近い時間でしたが、地元の子どもは高い岩場から元気よく海の中にダイブしたり、ゴロンと岩場で寝そべっている人がいたり、まだまだたくさんの人で賑わっていました。
日中は日差しが強すぎるので、逆に夕方のこれくらいの時間がちょうど良いのかもしれません。
まだ泳げない娘は、ピンクのゴーグルに腕輪着用の重装備で、ダディの背中に乗って海に入ります。
わたしは泳ぐのがあまり上手ではないので、この岩場のビーチは、怖くて泳げませんでした。足がつかないところでは怖くて泳げない〜。
娘よりちょっと大きいくらいでしょうか。
地元の子たちは、海の中に思いっきりダイブしまくっててすごいです。そして、水着姿の地元のおじさんたちに太った人がいないのもすごい。
やっぱり魚中心で新鮮な野菜を多く取る食習慣のせいなのでしょうか。
それにしても、みんな毎日この海で泳いでるのでしょう、老若男女みなきれいなブロンズ色の肌です。
1時間ほど海で遊んだ後(ママは見てるだけ)、夕食に宿のすぐそばのシーフードレストランに入りました。内陸の国々では肉食続きだったので、新鮮なシーフードが食べられるのは何よりも嬉しい!
ドブロブニクは、老いも若きもお洒落なホリデーファッションに身を包んだ観光客でいっぱいです。もろ海水浴帰りの格好のわが家は、街の中でちょっと浮いてました…。
こういう場合、レストランに行く前には宿に戻ってちゃんとお洒落するのが正解です。
特にドブロブニクのような有名な観光地では気をつけましょう…。
この頃にはダディの機嫌もすっかりなおって冷静になると、明日娘と二人きりでドブロブニクにもう1泊(しかも宿の予約はできていない)するのかと思うと不安になったらしく、やっぱり明日一緒にコトルに行くと言い出しました。
「もう、どっちでもいいがな…。」
いつもながら、どうぞご勝手にといった感じです…。
この日の夜は、海で泳ぎ、シーフードを食べ、翌日は子連れ旅最大の事件が起こるとも知らずベッドに入ったわが家。
この日の宿はエアコンがなく、暑くて寝苦しい夜でした。
寝苦しいせいか、娘もベッドをゴロゴロ転げ回り、時折予想しないところにキックやパンチが飛んでくるので、何度も目が覚めました…。
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