2011年9月11日日曜日

【子連れでフィンランド鉄道の旅】夜行列車で行く北極圏サンタクロースの村ロヴァニエミ

30 August 2011 to 2 September 2011

ヘルシンキから夜行列車でロバニエミに到着

ヘルシンキ19:26分発の電車P265。
その名も『サンタクロース エクスプレス』が、サンタクロースの故郷ロヴァニエミに到着したのは時刻表通り朝7時53分でした。
わが家の他にも旅行者らしき人たちがここロバニエミ駅でたくさん下車しました。

朝のロヴァニエミ駅

ひんやりとした朝のすがすがしい空気の中、北極圏にある街、ロヴァニエミの駅から娘を乗せたバギーを押して、バックパックを背負う旅行者たちの後を追います。
ロバニエミの街の中心部までは、なんだかんだで駅から20分ほど歩きました…。

決して歩けない距離ではなかったけど、バギーを押してなおかつ荷物を持って歩くには、結構遠かったかな…。


ロバニエミのホテル

中心部からさらに歩いた街はずれにあるホテルHotel Aakenusに到着すると、まだ午前中早い時間にも関わらず、部屋を用意してくれ朝食も無料で食べさせてもらえました。

レセプションでチェックインをして、おじさんから部屋の鍵を受け取りお部屋に向かいます。
2階にある部屋は、通りに面して大きな窓があるいたってシンプルな作りでしたが、広くて清潔、子連れには十分なお部屋です。これくらいの月齢の子どもがいる場合は、むしろシンプルな部屋の方が調度品を壊したりぶつけて怪我をするなど心配がなく、かえって安心です。
お部屋には、とりあえず必要最低限なものは一通りそろっていました。

物価が高い北欧の国、フィンランドのロバニエミでは、最安値のホステルの次に安いホテルはここでした。
でも値段の割には、朝食付きで無料のサウナもあるし、部屋でじっとしているのが難しい年齢の娘がいるわが家にとって、ほとんど寝るためだけのホテルなので、これで十分に満足!

冬が長く厳しい北極圏の街では、防寒のためなのでしょうか、通路に何カ所もガラスのドアがあり出かける度にいくつもあるドアをいちいち開けなければいけないのが少々面倒くさかったです。
でも、娘はちょうど自分でドアを開けたい年頃だったため、廊下を自ら進んで歩き喜んでドアを開けてくれたので、ドアを開ける手間と娘を抱っこする両方が省けて助かりました…。

ちなみに、チェックイン以降は、毎回階段を昇り降りしてバギーを運ぶのが面倒臭かったので、入り口近くのロビーの端にバギーを置かせてもらいました。

ロバニエミの街を散策

荷物をおろして街の中を散策します。このホテルは街のちょっとはずれにありましたが、ロヴァニエミ自体ものすごく小さな街なので、中心まで歩いても10分かからない程度です。
街の中心には小規模なショッピングセンターがあり、そこのカフェでちょっと休憩。
地階にはスーパーがあり、お惣菜などが買えます。

ちょうどホテルの向かいにある林の奥に児童公園があったので、そこでしばらく娘を遊ばせました。
子どもの頃、絵本でみたような森の世界が広がっています。

公園には子どもを遊ばせる地元の人がいましたが、ひとくちに北欧といってもフィンランド、ここロヴァニエミの人はスェーデンやデンマークの人たちとはちょっと違った印象でした。
一言で言うと、あまり口を開かない寡黙な感じ。日本で言うと東北の人のイメージです。
児童公園で他の何人かに「ハロー」とあいさつしてみても、いまいち反応鈍し…。
イギリスでは公園に行くと子どもを持つ親同士見知らぬ人でもあいさつするのですが、フィンランドのお父さんお母さんは素っ気ない感じ。

フィンランドでの英語通用度はかなり高いハズなので、たまたまその人が外国人慣れしてなかっただけなのか、ただ単に「シャイ」な国民性なのか?

サンタクロースビレッジへ

ロバニエミ2日目の朝。
ホテルの朝食は、ビュッフェ方式でパンやチーズ、ハム、卵の他に、ディル(ハーブ)でマリネされたニシンやきゅうりのピクルスなどが並んでいます。
特に興奮するようなメニューでもないですが、イギリスでは出てこないレパートリーです。

朝食後は、ロバニエミに来たらマスト・ビジットのサンタクロースヴィレッジへ公共バスにを使って出かけることにしました。

サンタクロースの住む村へは、8番のバスで約30分、往復7ユーロです。
バス停で待っていると香港人のバックパッカーの男の子もやってきました。
一緒に8番のバス待ちをする間、どこから来たのかとか、どこを旅しているのかとかと雑談していると、バスがやってきました。

8番のバスはサンタクロースビレッジで停車。
我が家三人と香港人男子を降ろして去りました。男の子は、サンタクロースヴィレッジに到着するなり「つまらないからもう帰る。ちっ、来て損した。」と、すぐに帰ってしまいました。

サンタクロースヴィレッジは、こじんまりとしたテーマパークで子連れには楽しい場所でしたが、確かに若者男子一人にはつまらない場所だったかも…。

ちなみに、サンタクロースビレッジ内には、北極線がちょうど通っており、そのラインをまたいで写真を撮りったり、サンタクロースのオフィスでサンタさんと一緒に写真撮影できます♡

サンタクロースと並んで座り係員が写真を撮影する間、サンタクロースとなぜかフットボールの話題で盛り上がるダディ。
サンタオフィス内は撮影禁止で、サンタさんに会った証を手に入れるためには嫌でも撮影写真を購入せざる得ません。

ちなみに写真は25ユーロから・・・。
高い。。。

サンタクロース村内の郵便局には、世界中から送られてくるサンタクロース宛のクリスマスカードが棚に仕分けされていました。
日本からもたくさん届いていましたよ。





また、サンタさんにクリスマスカードが送られてくるサービスもあります。
小さな子どもを持つ親としては、子ども宛てでサンタクロースにクリスマスカードを送ってもらいたい!と考えるのが親心。
またもや、ここでの多少の出費は覚悟です…。

ちなみに、サンタクロースヴィレッジ内にあるポストから手紙を投函すると、通常配達の他にクリスマス時期の配達日が選べます(日時指定はできませんが)。
イギリス国内にいる親戚の子どもたちには、サンタクロースの絵葉書を郵便局内で買って、クリスマス時期に配達してもらえるように投函しました。

ランチは、ヴィレッジ内にあるレストランでトナカイ(の肉)バーガーを。ダディは大満足。

サンタクロースビレッジは、子どもの夢を壊したくない親にとっては、チャリンチャリンと音を立ててお金が飛んで行く魔の場所でした。
サンタクロースはかなり商売上手だった...。

サンタクロースヴィレッジは、数時間いれば全部回れてしまうほどの小さなテーマパークなのですが、すぐ近くにサンタパークという所もあります。ジェットコースターなどの乗り物がある遊園地で両方行くのもいいかも。

まだ小さい子どもを連れて自力(公共交通)で2箇所行くのは、時間もかかるし親子で疲れるので(入場料も結構するし)、また8番のバスに乗ってロヴァニエミ市内に戻ってきました。
車があれば余裕だったと思います。

アルクティム(ロバニエミ博物館)

サンタクロースビレッジからバスに乗って市内に到着後、今度は博物館へ行くことにしました。
この博物館では、北極圏に暮らす人々の歴史や自然の展示がされていました。
以前から、寒さの厳しい北極圏の自然環境の中で生活するイヌイットの暮らしぶりに興味があったのですが、それ以上に興味深かったのは、タイなどの東南アジアから北極圏の村に出稼ぎに来る人がたくさんいること。
主に夏の間にベリー類のフルーツを摘む仕事でやって来るらしいのですが、常夏の国から北極圏…。
あまりにもギャップが激しすぎるし、文化の違いも激しすぎるような....。今後フィンランド人とタイ人のカップルや、タイ人の北極圏定住者もわずかながら増えるかもしれません。

初秋のこじんまりとしたロヴァニエミの街自体は、それほど多くの見所はないのですが、カフェでコーヒーを飲んだりのんびりした一日を過ごせました。

この日もスーパーでお惣菜を買って、ホテルの部屋で夜ご飯を食べました。

明日は何をしようかと、街の中心にあるスーパーの隣にあるツーリストインフォメンショセンターに行くと、ドライブがおすすめということで、景色がきれいなドライブコースを教えてもらいました。

3日目の翌日は、レンタカーを借りてもう少し北の方まで行ってみようかということになり、街の中心部にあるレンタカのオフィスへ車を借りに行きました。ママはペーパードライバーなので、必然的に運転はダディ担当。
手続きを終え、いざ乗ってみよう!となったところ、しばらく運転したことがなかったダディ、エンジンすらかけられません。
ダディは軽いパニックになり、ママは必死に昔々に教習所で習ったことを思い出し「ペダル踏んでエンジンかけるんじゃなかったっけ?」といったら無事にエンジンがかかりました。
駐車場内をぐるぐる5周くらい運転の練習をします。
変なところで妙に慎重なダディです。何やってんだろ....。

ひどい緊張がやっとほぐれたところで、ドライブに出発です。
道は真っ直ぐ1本道。対向車線も後ろも車はほとんどいません。
というか、1時間に1台くらいの割合で通るくらいです。すっと真上に高く伸びた針葉樹林が続く直線の道をひたすら走ります。
川が流れ青空に届くかのような鮮やかな緑の針葉樹林が続き、景色は本当にきれい。
ときたまトナカイが道を横切ったりします。

絶景の続くロバニエミからの道

道路で時折見かけるトナカイ

また前方にトナカイ現る


サンタクロースエキスプレスの終点の駅、ロヴァニエミのお隣の駅、ケミヤルヴまで車できました。
街というほどの大きさでもなく、郊外にある小さな商店街のようなところでした。たまたま見つけたレストランで昼食を食べ、ひっそりと営業しているお土産やさんで娘にラップランドと書いたTシャツを買いました。
元来た道を戻り、車を返却してドライブは終了。

明日は朝一でbaltic Airの飛行機でロヴァニエミ空港からタンペレへ向かいます。
なぜこんな朝早い便を選んだのかというと、この便のみものすごく安い値段だったからです…。夜遅くなるよりは朝早い方が、体調を整えやすい。
というのもあり予約してしまいました。今回唯一のハードスケジュールな日です。


***子連れ旅情報***
フィンランド/ロヴァニエミ
街の子連れに優しい度 ★★★
フィンランドの北極圏(正確には微妙に南側になるけど)最大の街にしては、とても小さな街なので、夏場はハイキングやキャンプ、冬は雪遊びなど、自然の中で遊ぶこととサンタクロースに会うことがメインです。動物園などもあります。
日がなかなか沈まない夏場は、車があればキャンプしながら北極圏をさらに北の方までドライブするのも楽しそうです。子どもがもう少し大きくなったらアウトドアアクティビティも楽しめるかな。

電車料金:6歳以下は無料。6〜16歳は子供料金。
子連れアクティビティ充実度:★★
サンタクロースビレッジは子連れ天国です。街中のカフェやレストランの中にはハイチェアーを置いてあるところもあります。ロバニエミ中心にあるショッピングセンターには、オムツ替えの場所もあります。
子連れ食べ物充実度:★★★
スーパーに行けば、離乳食からおやつまで、だいたい何でも手に入ります。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★

宿泊:

Hotel Aakenus

宿の子連れに優しい度 ★★★
4歳以下の子どもが親のベッド利用時は宿泊無料。2歳以下のベビーコットの利用は無料です(事前にリクエスト要)。ブレックファーストルームにはハイチェアあり。
2011年の時点では、ロバニエミの街でユースホステルに続き2番目に安い宿泊施設。朝食はビュッフェ形式、サウナが無料。駐車場も無料。
近くの1番安価なユースホステルもきれいでよさそうだったけど、チェックインの場所が10分ほど離れたホテルにあると聞き、何か頼み事があった時などいちいち面倒くさそうだなぁと思いこちらのホテルを予約しました。
WIFIもバッチリ繋がります。

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