いや〜めっちゃめちゃ怪しい都市だよ、
マニラ。
このねっとりとまとわりつくような暑さと怪しいカップルたちと…。
中国もかなり怪しい感じが満載なところがたくさんあったけれど、マニラはこのトロピカルな気候がさらに怪しさをエスカレートさせてるような…。
まだ行ったことはありませんが、他のフィリピンのリゾート島とは全く違うんだろうなぁと想像しつつ、路上で寝てる人もいれば、高級車でレストランに乗り付けて食事する人もいるし、間違いなく貧富の差はかなり激しいです。
お金があるからって決して幸せではないこと(わが家にすれば、あるに超したことないけどって感じですが)、世の中には教育を受けられない子供や衣食住に困っている人がいる…とキリがありません。まだ幼い娘がいるわが家ですが、子連れ旅をしながら色々な国を見ていると複雑な気分になります…。
さて、今日はカフェで朝食を食べたあと、洗濯物をお願いしたいとレセプションに言うと、「ドアの奥の方にランドリールームがある」というので、洗濯物をかかえて縫製工場のような通路を歩いていくと洗濯屋さんのカウンター受付がありました。
重さで値段が決まるのですが、家族3人分、夕方の仕上がりで500円くらいでした。
それにしても、マニラではいつでもどこでもいちいち「マダァーム」と呼ばれるので、なんだかちょっといい気分になります。<
フィリピン文化の中心
今日はマニラ最終日なのでちょっと観光らしき事をということで、まずはタクシーでマニラ文化センター、CCP(Cultural Center of the Phillippins)へ。
千足以上のブランドものの靴やミンクのコートなどの贅沢への浪費ぶりに国民の反感を買ったイメルダ・マルコス大統領夫人の功績の一つでもあるCCPはフィリピンのアート、ダンス、音楽などの芸術の分野の発展に大きく貢献しています。
わが家が訪れた時は、ちょうど展示の合間だったのか展示準備の最中でしたが、幾つか展示を見て、バイオリンの練習をする男性の音色をしばらく聞き、イメルダ夫人を思わせる豪華なシャンデリアを見て、マニラの雑踏から離れ穏やかな時間を過ごせました。
その後、はす向かいにあるマニラ・メトロポリタン美術館へ。
フィリピンのアートを見て美術館を1周してみたあと、そろそろお昼を食べようと適当に彷徨ったところにたまたま見つけた「カフェ」と書かれた看板。
引き寄せられるようにして入ったフィリピン料理のお店が、家庭的な定食屋といった感じで正解でした。
どこをどうやって行ったのか覚えていないのですが、建物のちょっと奥まったところにあるカフェで、ショウケースの中にある食べ物を選んで食べる方式だったのですが、これがなかなか美味しかったです。
その後またタクシーに乗り、一旦宿に戻ります。
いかんせん暑いのと寝苦しくて十分眠れていないので、あまり精力的に行動ができず。
またカフェでちょっと一休み。
フィリピンの若手アーティストたち
その後、約束の時間の午後3時に間に合うようタクシーで「98B」のあるカリエド駅近くのエスコルタ通りまで向かいます。
昨日親切にしてくれた守衛さんのおじさんは、昨日来たわが家のことを覚えていてくれて「今日は空いてるよ!」と教えてくれました。
アートスペース内で、ママの日本の友達含め何人かいるファウンダーのうちの二人、フィリピンのアーティストの男女が待っていてくれました。
コーヒーを飲みながら、簡単にママと友達の関係や今回の旅のことを話し、この98Bのアートスペースのことなどを聞きます。
98Bは、日本のアーティストのレジデンシーを行ったり、フィリピンの若手アーティストを中心にした展示やパネルディスカッション、地域を巻き込んでのバザールなどの催したり、このエスコルタを中心に活躍するフィリピン、マニラのアートシーンを牽引していく存在で、面白いプロジェクトをやっているようでした。
98Bの入っている建物は19世紀後半に活躍した世界で有名なフィリピン人画家の息子で建築家Andres Luna de San Pedroが1928年にデザインを手がけたアールデコ建築。
建物いたるところの細部にこだわりが伺え、高い吹き抜けの天井や階段の手すりなど随所にアールデコ洋式が取り入れられていました。
そんなこんなで色々話していたら、娘がもぞもぞし始めたので、みんなでフィリピンで一番最初に開店したというアイスクリームパーラーへ行くことにしました。
98Bのあるエスコルタ通りは、1900年代前半頃にかけてマニラの商業の中心として栄えていたそうで、戦前は日系大手企業もこの辺りに駐留し、日本人の間では「マニラの銀座」と呼ばれていたそうです。
このフィリピンで初めて開店したアイスクリームパーラーを始め、国内初の映画館が開館したり、また電気トラムが走り始めたのもここ、「エスコルタ」からだったそう。
周囲には、今でもフィリピン人建築家によって建てられたポストコロニアル建築が残っていたり、近くにはチャイナタウンもあり歴史的にとても面白いエリアだということがわかりました。
お金があるからって決して幸せではないこと(わが家にすれば、あるに超したことないけどって感じですが)、世の中には教育を受けられない子供や衣食住に困っている人がいる…とキリがありません。まだ幼い娘がいるわが家ですが、子連れ旅をしながら色々な国を見ていると複雑な気分になります…。
さて、今日はカフェで朝食を食べたあと、洗濯物をお願いしたいとレセプションに言うと、「ドアの奥の方にランドリールームがある」というので、洗濯物をかかえて縫製工場のような通路を歩いていくと洗濯屋さんのカウンター受付がありました。
重さで値段が決まるのですが、家族3人分、夕方の仕上がりで500円くらいでした。
それにしても、マニラではいつでもどこでもいちいち「マダァーム」と呼ばれるので、なんだかちょっといい気分になります。<
フィリピン文化の中心
今日はマニラ最終日なのでちょっと観光らしき事をということで、まずはタクシーでマニラ文化センター、CCP(Cultural Center of the Phillippins)へ。
千足以上のブランドものの靴やミンクのコートなどの贅沢への浪費ぶりに国民の反感を買ったイメルダ・マルコス大統領夫人の功績の一つでもあるCCPはフィリピンのアート、ダンス、音楽などの芸術の分野の発展に大きく貢献しています。
豪華なシャンデリアはイメルダ夫人を思い出させます。 |
わが家が訪れた時は、ちょうど展示の合間だったのか展示準備の最中でしたが、幾つか展示を見て、バイオリンの練習をする男性の音色をしばらく聞き、イメルダ夫人を思わせる豪華なシャンデリアを見て、マニラの雑踏から離れ穏やかな時間を過ごせました。
その後、はす向かいにあるマニラ・メトロポリタン美術館へ。
右手奥がマニラ・メトロポリタン美術館 |
フィリピンのアートを見て美術館を1周してみたあと、そろそろお昼を食べようと適当に彷徨ったところにたまたま見つけた「カフェ」と書かれた看板。
引き寄せられるようにして入ったフィリピン料理のお店が、家庭的な定食屋といった感じで正解でした。
どこをどうやって行ったのか覚えていないのですが、建物のちょっと奥まったところにあるカフェで、ショウケースの中にある食べ物を選んで食べる方式だったのですが、これがなかなか美味しかったです。
その後またタクシーに乗り、一旦宿に戻ります。
いかんせん暑いのと寝苦しくて十分眠れていないので、あまり精力的に行動ができず。
またカフェでちょっと一休み。
フィリピンの若手アーティストたち
その後、約束の時間の午後3時に間に合うようタクシーで「98B」のあるカリエド駅近くのエスコルタ通りまで向かいます。
昨日親切にしてくれた守衛さんのおじさんは、昨日来たわが家のことを覚えていてくれて「今日は空いてるよ!」と教えてくれました。
アートスペース内で、ママの日本の友達含め何人かいるファウンダーのうちの二人、フィリピンのアーティストの男女が待っていてくれました。
98Bのアートスペース |
コーヒーを飲みながら、簡単にママと友達の関係や今回の旅のことを話し、この98Bのアートスペースのことなどを聞きます。
98Bは、日本のアーティストのレジデンシーを行ったり、フィリピンの若手アーティストを中心にした展示やパネルディスカッション、地域を巻き込んでのバザールなどの催したり、このエスコルタを中心に活躍するフィリピン、マニラのアートシーンを牽引していく存在で、面白いプロジェクトをやっているようでした。
建物いたるところの細部にこだわりが伺え、高い吹き抜けの天井や階段の手すりなど随所にアールデコ洋式が取り入れられていました。
そんなこんなで色々話していたら、娘がもぞもぞし始めたので、みんなでフィリピンで一番最初に開店したというアイスクリームパーラーへ行くことにしました。
チョコレートアイスクリームを 食べてご満悦な娘 |
98Bのあるエスコルタ通りは、1900年代前半頃にかけてマニラの商業の中心として栄えていたそうで、戦前は日系大手企業もこの辺りに駐留し、日本人の間では「マニラの銀座」と呼ばれていたそうです。
このフィリピンで初めて開店したアイスクリームパーラーを始め、国内初の映画館が開館したり、また電気トラムが走り始めたのもここ、「エスコルタ」からだったそう。
周囲には、今でもフィリピン人建築家によって建てられたポストコロニアル建築が残っていたり、近くにはチャイナタウンもあり歴史的にとても面白いエリアだということがわかりました。
娘の夜ご飯の時間もあるし、明日は早朝に(というか深夜)空港へ行かないといけないので、早々に98Bをおいとましましたが、もっとたくさんフィリピンのことに関して(漠然としてるけど)話を聞きたかった〜。
帰りは、高架鉄道で帰ろうとカリエド駅に行きましたが、ちょうど帰宅ラッシュ時なのか駅から人が溢れ出ていて駅に入ることすらできません…。
ちょっとトライしてみましたが、ものすごい混みようだったので電車はあきらめ、今度はジプニーに挑戦してみようと思い、ローカルの人の行動をしばらく観察してみます。
みんなどんどんジプニーに乗り込んでいきますが、わが家には車に書いてある行き先がどれも見覚えのない地名でどれに乗ればいいのかわからず、結局、またタクシーに乗ってしまいました…。
宿に帰り洗濯物を受け取りに行った後、マニラ最後の夜は、近場の韓国レストランへ。
店内は韓国人の留学生らしき若者たちや日本人のサラリーマンらしき人たちなどがいました。
店内は早い時間だったせいか、かなり空いてました。
焼肉が美味しかったです。
Go! Kizip
TEL:(02)-354-6659 or 0906-238-4322
住所:1776 M.Adriatico st. Malate, Manila
営業時間:午前11時~翌朝5時
定休日:年中無休
さて、明朝はインドネシアのバリ島にいる予定。
というわけで、朝2時にはマニラ空港に到着しなければなりません。今回の旅で唯一の強行スケジュールです。
でも、LCCセブパシフィックの航空運賃の安さを前に、このスケジュールも無理はない…。
マニラ滞在3泊といっても中2日だったので、あっという間でした。
あまりの暑さで観光名所という名所はほとんど訪れることができませんでしたが、今度また来る機会があれば、フィリピンの島と併せて他のマニラのエリアも見てみたいです。
***子連れ旅情報***
フィリピン/マニラ
街の子連れに優しい度 ★★★
普通に行動していれば問題ないと思いますが、スリや置き引きなどが多いので、人混みの中や公共交通の中では貴重品などの持ち物に要注意です。ホテルや宿泊施設でも貴重品の管理を怠らないようにしましょう。外出するときは気を引き締めて。子供の迷子や交通、熱射病や日射病にも注意。常にバギーが必要な乳児以外は、いざとなればタクシー代が安く乗ってしまえるので、バギーがなくても大丈夫かも。基本的にフィリピンの人は子連れにみんな親切です。
宿泊:
Malate Pensionne
宿の子連れに優しい度★★
マニラの繁華街にあって通りにはレストランがたくさんあって食べるところには困りません。徒歩5分ほどのところにショッピングモールRobbinson, 高架鉄道LRT1キリノアベニュー駅まで歩いて10分弱とロケーションはすごく良いです。7歳以下の子供の宿泊は無料ですが、部屋はやはり値段相応。快適さは値段に比例します。せめてエアコン付きの部屋に泊まればちょっとはマシだったのかも。ランドリーは重さで値段が決まりますが、朝に出せばその日中に受け取りが可なので便利です。宿にカフェが併設されているので、何かと便利。
ちなみに、宿や併設のカフェでの収益が地域の子供のために使われるということで、最初はMakabata Guest Houseという宿に泊まろうと思ったのですが、 3泊分部屋が取れなく断念しました…。
バジェットに余裕があるのであれば、駐在員が多く住むマカティエリアに宿泊して各所へはタクシーで移動すると気分的にラクかもしれません。
電車料金:バスは、子供を膝の上に乗せていれば料金はかからない。らしい。電車やマニラ高架鉄道に関しては不明…。
子連れアクティビティ充実度:★★★
ネットで調べたところ、Manila Ocean Park, Museong Pambata, Enchanted Kingdom, Luneta dancing music fountainが子連れにオススメの場所。モールの中のプレイエリアに連れて行くという手も。あとは、日帰りで行けるビーチや島に。
子連れ食べ物充実度:★★★
アジア圏の大都市なので、和洋中いろいろありますが、特に子供向けにアレンジしたりということはないと思います。注文する前に辛くないか、食べる前には一応大人が味見をしてから、子供に食べさせましょう。暑さで食べ物が傷みやすいので、飲み物や食中毒にも一応注意。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★
ショッピングモールへ行けば手に入ります。
というわけで、朝2時にはマニラ空港に到着しなければなりません。今回の旅で唯一の強行スケジュールです。
でも、LCCセブパシフィックの航空運賃の安さを前に、このスケジュールも無理はない…。
マニラ滞在3泊といっても中2日だったので、あっという間でした。
あまりの暑さで観光名所という名所はほとんど訪れることができませんでしたが、今度また来る機会があれば、フィリピンの島と併せて他のマニラのエリアも見てみたいです。
フィリピン/マニラ
街の子連れに優しい度 ★★★
普通に行動していれば問題ないと思いますが、スリや置き引きなどが多いので、人混みの中や公共交通の中では貴重品などの持ち物に要注意です。ホテルや宿泊施設でも貴重品の管理を怠らないようにしましょう。外出するときは気を引き締めて。子供の迷子や交通、熱射病や日射病にも注意。常にバギーが必要な乳児以外は、いざとなればタクシー代が安く乗ってしまえるので、バギーがなくても大丈夫かも。基本的にフィリピンの人は子連れにみんな親切です。
宿泊:
Malate Pensionne
宿の子連れに優しい度★★
マニラの繁華街にあって通りにはレストランがたくさんあって食べるところには困りません。徒歩5分ほどのところにショッピングモールRobbinson, 高架鉄道LRT1キリノアベニュー駅まで歩いて10分弱とロケーションはすごく良いです。7歳以下の子供の宿泊は無料ですが、部屋はやはり値段相応。快適さは値段に比例します。せめてエアコン付きの部屋に泊まればちょっとはマシだったのかも。ランドリーは重さで値段が決まりますが、朝に出せばその日中に受け取りが可なので便利です。宿にカフェが併設されているので、何かと便利。
ちなみに、宿や併設のカフェでの収益が地域の子供のために使われるということで、最初はMakabata Guest Houseという宿に泊まろうと思ったのですが、 3泊分部屋が取れなく断念しました…。
バジェットに余裕があるのであれば、駐在員が多く住むマカティエリアに宿泊して各所へはタクシーで移動すると気分的にラクかもしれません。
電車料金:バスは、子供を膝の上に乗せていれば料金はかからない。らしい。電車やマニラ高架鉄道に関しては不明…。
子連れアクティビティ充実度:★★★
ネットで調べたところ、Manila Ocean Park, Museong Pambata, Enchanted Kingdom, Luneta dancing music fountainが子連れにオススメの場所。モールの中のプレイエリアに連れて行くという手も。あとは、日帰りで行けるビーチや島に。
子連れ食べ物充実度:★★★
アジア圏の大都市なので、和洋中いろいろありますが、特に子供向けにアレンジしたりということはないと思います。注文する前に辛くないか、食べる前には一応大人が味見をしてから、子供に食べさせましょう。暑さで食べ物が傷みやすいので、飲み物や食中毒にも一応注意。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★
ショッピングモールへ行けば手に入ります。
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