2014年4月23日水曜日

【子連れでラトビアの旅】リガで1日観光バスにのる

21 April-23 April 2014

リガで迎えた3日目の朝

ホテル内で朝ごはんを食べた後、 何の気なしにホテルのロビーにあるチラシを見ていたら、乗り降り自由のホップオン・ホップオフの観光バスのチラシあるのを発見。

「たまには乗ってみるのもいいかね。」と今日は観光バスに乗ってみることに。

Riga City tourのバスは大人一人15ユーロで48時間有効。
バスはオールドタウン、ニュータウン、リガの木造建築を回る3ルートがあり、各バス停には1時間おきにバスが来るので、観光名所で下車しゆっくり観光して次のバスに乗ることができます。
House of Black head

【子連れでラトビアの旅】リガのお土産、手編みのミトンがめちゃかわいい!

21 April-23 April 2014

子連れ旅、リガ滞在4日目

最終日はショッピングデー!
ラトビアといえば、手編みのミトン!

街のおみやげ屋さんでよく見かけるラトビアの伝統工芸の手編みのミトンは、地域ごと編み込み模様のパターンが違うらしく、このパターンが非常に手が込んでいて素朴で、とにかくとてもかわいいのです。

この伝統工芸のミトンですが、2006 年のリガで開かれたNATOサミットでは、4500ペア、9000個のラトビアの伝統柄のミトンがゲストのために用意されたそう。


Latvian mittens to warm 9,000 summit hands(英語記事より)



カワイイ〜〜〜!!
これはぜひとも一つ手に入れたいと、ラトビアのミトンが売られているというリガ中央市場へ向かうことにしました。


世界遺産に登録されているリガ中央市場


世界遺産に登録されているリガ中央市場は東欧最大のマーケットで、もともとはドイツの飛行船工場だったそうです。
大きな敷地内には所狭しとお店が並び、食料品はもちろん、衣料品から家電、生活に必要なものはすべてここで揃います。
地元の人もたくさん買い物に来ていて、リガ市民の台所として存在しているようです。

マーケットの中を色とりどりの野菜やフルーツ、お肉なんかを横目に、みんな毎日どんなものを食べているのかと見ながら歩いているだけでも十分に楽しいですね。
試食もバンバンさせてくれました。

もちろんラトビア伝統の手編みのミトンを売るお店もたくさんありましたが、種類がありすぎで…選択肢が多すぎてかえって『これ!』といったものを見つけるのが難しく、迷った挙句にここでは何も買えませんでした…。

疲れてたのかな…。

色んな花から取れるハチミツ。白いのから黒いのまでいろいろあります。
ビーワックスのキャンドルはほんのり甘くていい匂いです。

リガ市民の日常の台所

ジャガイモもいろいろ種類があります


ラトビアはハチミツ製品もたくさんあり、いろんな花のミツからできた味や色の違うハチミツや、いい匂いのするハチミツのろうそくなどもあり、ここではろうそくやハチミツなどをゲット。

それから、ラトビアでは有名なチョコレートの老舗、Laimaの板チョコもお土産に購入。
いろんなパッケージがあって面白いです。
Rigaと書いてあるからバラマキようのお土産にも最適なハズ。

行けませんでしたが、Laima チョコレート博物館も楽しそうです。ちなみにSweet Rigaというcity Tourもあるようです。

マーケットに行った後は、適当にお昼を食べ、旧市街の中にあるショッピングモール、ガレリア・ツェントルス内にあるスーパー、北欧やバルト3国で事業展開するスーパーRimi で珍しそうなお菓子を買い一度ホテルに戻りました。
ちなみにRimiにはLaimaのチョコレートが山盛りありました。

午後は、ダディと娘がホテルのプールに行っている間に、ママ一人でさくっとラトビアのニットショップTinesに行って、娘のために手編みの帽子とマフラーを買いました。

丁寧に編まれたハンドメイドのかわいい帽子やマフラーがどれも10ユーロ前後とかなりのお値打ち価格。
ここでも結局、ラトビアミトンは迷った挙句に買いませんでした。
もう1軒行ってみたいニットショップSena kletsもありましたが、娘用のかわいい帽子を買っただけで満足してしまいました。

娘にと買った手編みの帽子

夜はホテル向かいの和食やさんKABUKIに。

スシをメインにした和食(のようなもの)とイタリアンという、いまだかつて出会ったことのない新鮮(?!)な取り合わせのメニューがある、いわゆる和食屋としては微妙なレストランでしたが、TOKYOやOSAKA、カブキにヤクザだのバルト3国にも確実に日本食ブームが押し寄せてるようでした。

世界各国で日本食が市民権を得ているのを見るのは、日本人としてはありがたい上に、嬉しい限りです。

最終日ロンドン帰国の日

ロンドンへのフライトは11時45分だったので、朝ごはんはホテルでしっかり。
これでもかというほどに食べた後、ホテルでタクシーを呼んでもらって空港へ。

やっぱり午前中遅めの時間のフライトだと、ホテルをチェックアウトする前に朝食をしっかり食べることができて、その上最終パッキングをする時間もあるので、心身ともに余裕ができていいです。

子供がいる場合、慌てるといつもロクなことがありません…。

リガからロンドンまでは、飛行時間は役3時間。おなじみライアンエアーであっという間にロンドンへ到着しました。

今回はキプロス島に始まりクラクフから東欧を抜ける気温差がかなりある旅となりましたが、いろんな国を訪れた忙しい旅だった割にはのんびりできました。

実は、旅の直前に偶然子連れでリガに行った人と話す機会があり、事前に子連れでリガの旅をする上でのおすすめ、リガ・サーカスのことを知りましたが、他にもLaimaチョコレートの工場見学や、国賓が訪れる高級レストランが、お値打ち価格で食べられるなどの情報も教えてもらっていました。

が、今回リガを訪れたのが旅の最終目的地であり疲れていたせいもあり、色々調べて街中へ出かけていく気力があまりなく…。気温差や寒さのせいもあるかな?

今回、そんなに広い部屋ではありませんでしたが宿泊先が快適だったのもあり、ホテル内(プール大活用)で過ごすことが多かったので、結果的には、リガ市内には調べれば色々な見所や面白そうな場所や楽しそうな人が集まっているような場所があったにも関わらず、結局どこも発見できず(する気力もなく)、なんだか不完全燃焼な滞在でした。

ただ、他の東欧諸国同様、リガは物価が安く、ホテルはお値打ち価格で宿泊が可能で、おまけに高級レストランもお手軽な値段で楽しめるので、普段よりもちょっと贅沢気分が味わえる街のひとつだと思います。

国賓に配られるほど国の顔と化しているラトビアの伝統工芸・手編みのミトンや、国営エアーバルティックのひときわ目立つ明るいグリーンの機体、そして街の中を走るバルティック・タクシーといえ、ラトビアは国のマーケティングが上手そうな感じがします。

ちょうどわが家が訪れた2014年はEuropean capital of cultureにリガが選ばれていて、国を挙げての文化事業がちょうど盛んな時でもあったようです。
これを境にリガもますます面白いことが増えていきそうですね。

東欧、バルト3国の中でもリガは特に洗練されている印象で、非常にクオリティーの高いものがお値打ち価格で手に入るので、フォークロアな雑貨や手工芸品が好きな人にもたまらない都市です。

次回また訪れるチャンスがあれば、体力気力とも体調万全に整えて(お財布の中身もね〜)臨みたいところです。


ちなみに、写真は、ポーランドで買ったボワレスツクの陶器のお皿にリガのスーパーRimiで買ったドライフルーツを入れてみたところ。

白い砂糖玉の中には甘酸っぱい赤いベリーの実が入っていて、砂糖の甘さとベリーの酸味のバランスが絶妙で美味しかったです。

また食べたいな。


***子連れ旅情報***
ラトビア/リガ
街の子連れに優しい度 ★★★
旧市街内は車通りも少なく子連れでも安心して歩けます。サーカスや人形劇のシアター、リガ中央市場など子連れでも楽しめる場所があります。街の人は社会主義特有の感じ、フレンドリーな雰囲気があるとは言えませんが、みんな根は優しく、困っていれば助けてくれるし基本的に子連れには親切にしてくれます。

宿泊:

Wellton Centrum Hotel & SPA


宿の子連れに優しい度 ★★★
旧市街の中にあり、ロケーションは抜群にいいです。
特にチャイルドフレンドリーな建物ではありませんでしたが、朝食付き、地階にプール(別料金)があります。12歳未満の子供1名 常設ベッド利用の宿泊は無料というのは嬉しいです。



電車料金:4歳以下は無料。4〜11歳は子供料金。
子連れアクティビティ充実度:★★★
サーカスやパペットシアターなど子供が楽しめる場所があります。我が家は行けませんでしたが、リガから電車で30分ほど(料金は往復で300円ほど)のMajori駅で降りたところにはバルト海に面したリゾート地、ユールマラJūrmala)という場所があり夏はビーチに行くのも良さそう。また自然公園もたくさんあるので、アウトドアも楽しめそうです。

子連れ食べ物充実度:★★★
味はともかく一通りいろんなものが食べられます。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★
駅前の大型スーパー、ストックマン、または旧市街の中にあるショッピングモール、ガレリア・ツェントルス内のスーパーRimi へ行けば一通りのものが揃うと思います。
中央市場では子供用の手編みのかわいいニット製品も手に入ります。ただしお店の数も多いので体力と気力が必要…。


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2014年4月20日日曜日

【子連れでラトビア】バルト3国の中で最も古いリガ・サーカスが楽しい!

20 April 2014

またまた戻ってきました、ラトビアの首都リガ。
シャウレイからは、9:15分発 Lux expressのバスを予約してあり、定刻通り11時50分にリガのバスターミナルに到着しました。

最近は、2〜3時間のバスの旅なら娘も(親も)慣れたもので、窓から外を眺めたり、本を見たりしていたらあっという間に到着です。

シャウレイからリガへは思ったよりもバスの本数があり、国境をまたぐにも関わらず意外とアクセスが良く、料金は大体12ユーロくらい。

:::::::::::::: シャウレイからリガへのバス時刻表 ::::::::::::::::::
 Šiauliai - Riga (bus timetable)


 DepartureArrival Works on 
 02.50 05.10 every day (Lux express)
 03.30 06.00 every day (Lux express)
 05.5508.10  every day (Ollex)
 08.15 10.30 every day (Ollex)
 09.15 11.50 every day
 13.45 16.00 every day (Ollex)
 15.35 18.20 Courses on even days
 16.45 19.00 every day (Ollex)
 17.00 18.55 2, 4, 5, 7 (Ecolines)
 18.45 21.00 every day (Ollex)


ちなみにタクシーだと89ユーロです。途中で十字架の丘に立ち寄りも可で、立ち寄り時間30分で107ユーロだそうです。
十字架の丘はものすごく不便な場所にあるので、あまり時間に余裕がない場合などはレンタカーやタクシーを使うのもありですね。

それにしても、こじんまりしたリトアニアの都市を訪れた後にリガに戻ってきたら、リガ自体もそんなに大きな町ではないのですが、久しぶりに「都会に来たなぁ」と感じました。
12時にリガのバスターミナルで待ち合わせていたダディに無事に会うことができて、まずは荷物を降ろしに今日から宿泊予定のホテルへ向かいます。

本日の宿は、オールドタウンの中にある、またまた4つ星ホテルです。ワルシャワに続き、ちょっと奮発。

ってほどでもないか。

2014年4月19日土曜日

【子連れでリトアニアの旅】シャウレイの世界遺産・十字架の丘への行き方 

19 April 2014

母娘旅も3日目。本日はビリュニュスから電車にてシャウレイに移動です。

ビリュニュス駅。切符売り場が混んでるとは思いも寄らずのんきに記念撮影。


9:45分発12:22着の電車に乗ろうと、小さい駅だし9時30分前ごろに行けばいいかと余裕をぶっこいてビリュニュスの駅に行ったら、なんと切符売り場が黒山の人だかり…。どの窓口も長蛇の列。
ヤバイ〜〜切符が買えないかも〜〜とめちゃ焦りましたが、電車の出る数分前に何とか切符の購入完了…。
無事に電車に乗ることができてよかった〜。


電車に乗りま〜すの写真

所要時間は約2時間半ほどでしたが、懐かしいロシアの香りが漂うノスタルジックな雰囲気のコンパートメントで、娘は隣に座った女性がノートブックで見ていた映画『グランドイリュージョン』をずっと盗み見していました。
タイトルがわかるってことは、ママも一緒に盗み見してたってことですけどね。


見知らぬ男の子と一緒に車掌を楽しむ娘

というわけで、盗み見をしていたらあっという間にシャウレイに到着です。


シャウレイ駅到着

本日の宿は、ちょうど鉄道駅とバスターミナルの中間くらいにあるアパートで、どちらも歩いて10分かからない場所、荷物を持って娘の手を引いてでも歩ける距離。ということで決めました。

2014年4月18日金曜日

【子連れでリトアニア】ビリュニュスからトラカイ城まで日帰りトリップ 

18 April  2014

今朝は朝から忙しい!

フラットで朝ごはんを食べた後、まずは荷物を全部持って本日宿泊のホテルへ大移動。フロントで荷物を預かってもらい、またフラットに戻り10時半に約束してあったクリーナーさんが来るのをひたすら待ちます。

時間になってもなかなかこないのでやきもきしましたが、約束の時間より10分ほど遅れてやっとクリーナーさんが来たので、鍵を渡すと一目散にバスターミナルへ向かいます。
娘に「バスに乗り遅れたら大変だよ〜、急いで歩こうね」と言い聞かせながら、頑張って歩かせ、無事に10:55発のトラカイ行きのバスに乗車できました…。
ふぅー。
ここまでで一仕事終えた感。

バスの中は満員でした

トラカイまではバスで40分ほどの道のりで、あっという間に到着。

トラカイのバスターミナルに、お洒落をして赤いアザレアの鉢植えを持った女性がいたので「綺麗ですね」と声をかけたところ、とても嬉しそうにしていました。
他の人にも同様に声をかけられていました。
言葉が通じなかったから聞けなかったけど、誕生日かなんかかな?

しかし、このハッピー感満載の女性、トラカイのバス停の写真を撮っておこうとカメラを出したら、何を勘違いしたのか「私を撮りたいのね!」とフレームに入ってきたので、写真を撮ってあげました。

ビリュニュスのファッション番長。
お見事。ファッションとお花の色がマッチ。

2014年4月17日木曜日

【子連れでリトアニアの旅】母娘二人でビリュニュスへ行く

17 April  2014

リガのホテルでの朝食は一番乗りでブレックファーストルームに行き、娘にシリアルを食べさせ、朝8時には歩いてバスターミナルに到着しました。

ちょっと早く着きすぎたかな。でも小さな子どもがいる場合、早目の行動をするに越したことはありません…。いつも何が起こるかわからないから....。

しばらく待っていると、バスがやってきました。たった3泊4日なので、何も預ける物はなし。お見送りに来たダディとはここでお別れ。

荷物の最終チェックに余念のない娘

ダディとは、4日後にまたこのバスターミナルで12時に会おう!と別れ、娘と二人バスに乗り込みます。
バスはかなり快適!
娘は最初の頃こそ本を読んだりしていましたが、やがて自分の分の席があるのにママの膝の上に座りたがり、そのまま膝の上で寝てしまいました。

やがて目が覚めた娘に、バスの中で食べさせようと思って買っておいたパンとバナナと飲み物をあげて、窓から景色を見たりしていたら、あっという間にビリュニュスに到着。
13時半までにはバスを降りていました。

バスターミナルの隣にはビリュニュスの鉄道駅があったので、駅構内のインフォメーションで、トラカイとシャウレイまでの行き方を聞いておきます。
トラカイまでは、バスと電車の時刻が書かれたコピーをもらいました。

2014年4月16日水曜日

【子連れでラトビア】リガの旅 泊まるところがない!明日はまさかの家なき子?!

16 April 2014

まさかの展開で、急きょ飛行機でワルシャワからリガに飛ぶことになったわが家。
いや〜、前もって駅に行って確認しといて本当に良かったよ〜。
旅行の計画も大幅修正なしで済みました。

当日駅に行ってたら、もう大混乱だったに違いありません…。
ああ本当に良かった…。

おまけに、午前中遅めの飛行機だったので、豪華盛りだくさんだった5つ星ホテルの朝食をゆっくり楽しむことができました。
とはいえ2時間前に空港に到着すべく9時前にはホテルを出ましたが。

さようなら、ワルシャワのマリオットホテル。

ワルシャワの五つ星ホテル

朝食だけでなくプールも大いに活用させていただきました。
おまけに、ベットがキングサイズだったので、娘と3人で寝ても割と余裕があったし、部屋でWifiできないこと以外は、このお値段で十分満足でした。

チェックアウトを済ませ、ホテルからタクシーでワルシャワフレデリックショパン空港へ向かいます。
中央駅から電車(PLN4.4)で行ってもよかったのですが、タクシーでもPLN40(7ポンドくらい)ということで、タクシーに乗ってしまいました。
東欧は物価が安いので、ついつい財布の紐も緩みがちですが…。空港までは約20分ほどで到着です。

2014年4月15日火曜日

【子連れでポーランドの旅】ワルシャワ観光と駅で明かされた衝撃の事実。

2014年4月15日

そして衝撃の事実が明かされた15日の朝

朝は優雅な気分でホテルの朝食をたっぷりといただきます。
さすが5つ星ホテルWarsaw Marriott Hotel 

よくある定番ブレックファーストメニューだけでなく、お味噌汁やうどん、焼きそば、自分で好きな具を選んでコックさんがその場でオムレツを焼いてくれたりと、超豪華盛りだくさん。朝からお腹がはち切れんばかりでした。
こんなにすごいのに意外とお安いワルシャワのホテル。

朝食後は、娘とダディは最後にプールで1時間ほど泳ぎ、その後、明日のリトアニア行き電車の切符を買い求めに、ホテル前の薄暗い地下道を通って中央駅へと向かいます。

いつものように切符売り場の窓口のおばさんへ、

Sestokai行き、ワルシャワ中央駅発7時20分

と乗車予定が書かれた紙切れを見せます。

旧ソビエト特有、 愛想無しのおばさんは、ポーランド語で

「◯X△□&$#」

とまくしたてます。
英語が全くと言っていいほど通じないので、事態がよく飲み込めず 。

ダディと『きっとこの窓口では、購入できないって言ってるのかも??』と、
今度は、別の窓口でトライ。

今度はちょっと若めのおばさんのいる窓口へ。
このおばさんにも同じ紙切れを見せますが、
今度は一言
「ノー、トレイン!」と。

もう一度食い下がって、日付と行き先を指差しながら聞きますが、
「◯X△□&$#(だから何回も言ってるでしょ!)、ノー、トレイン!」
ノートレインって言われても、どういう事だか事態が全く掴めない我が家。

そうだ!と、近くにあった券売機で「Warsaw-->Sestokai」のルートをタイプしてみますが、この路線は存在するものの電車は運行していない模様

『一体どういうこと???』

とりあえず、どうやら予定していた電車に乗って、リトアニアに行くことは無理らしいとうことだけは確実にわかったので、とりあえずホテルに戻り、パソコンをロビーに持って緊急ネットリサーチ。

そう、このマリオットホテルは5つ星にも関わらず、いまどき部屋でのインターネットが有料なんです。
ただし、ロビーでのネット接続は無料ということで、わざわざ部屋からパソコンを持ってエレベーターに乗り1階のロビーまで来てネット接続しないといけないという、ものすごい面倒臭いことになっているのです。
大手チェーンホテルだけに、これはなんとかしてほしい!

と、話がそれましたが、この旅を計画していた時には、この路線の運休についてはどこにも書かれていませんでしたが、改めて調べてみると、どうやらワルシャワからセストカイまでの電車は、現在運休中の模様。
しかも、つい最近、おそらくここ数週間の間に起こったことらしい…。

『そんなこと聞いとらんがな。』

もともとポーランドからリトアニアは隣接した国なのにも関わらず、 アクセスがものすごく悪くて、そもそも最初から直通電車などはなく全部鈍行ローカル列車だけ。ポーランドからリトアニアに行くには、国境にある町、セストカイ駅で電車を必ず乗り換えなくてはなりませんでした。

窮地に立たされた我が家。この電車に乗れないとなると、ワルシャワからリトアニアへ向かうには、バスか飛行機のこの二択。

電車でリトアニアに向かう線が消えた時点で、予約していたリトアニアのホテルはとりあえず急遽全てキャンセル。
そしてワルシャワからリトアニアまでのバスの便を探してみますが、昼間のバスは所要時間が9時間、もしくは夜行バス。

だいぶ落ち着いてきたものの、まだまだ長時間じっとしてるのは辛い娘のいるわが家にとって、バスで9時間とか夜行バスとかは、まだまだちょっと難しい…。

と消去法で考えていくと残るは一つ。

「飛行機」で向かうしかない。

だけど、さくっと検索したところ、ワルシャワからリトアニアの首都ビリュニュスまでの飛行機代が思ったよりも高い…。

リトアニアの次の目的地、ラトビアのリガまで行くのがいいのか、それともタリンまで飛んでしまう方が安いか?それとも他にいい方法があるか…。
ママとダディ二人で、娘をそばに座らせてながらネットで、それぞれリサーチ。
でも、娘をじっとさせておくのも限界に…。

ママが娘を連れてホテルのロビー内や周辺をウロウロしている間に、ダディがリサーチ続行する作戦で、バルカン・エリアで最安値だった「ワルシャワからラトビアのリガ」までの飛行機を予約しました。

ポーランド航空、一人60ポンドX3と子どもは無料の電車(38ユーロ)と比べるとかなり痛い出費ですが、 この際、どうしようもないので仕方がありません。

大幅な予定変更となりましたが、ママは、バスの乗り継ぎを調べ、すでにチケットの予約も済ませていたリトアニアのシャウレイの「十字架の丘」に行く事は諦めきれず。
ママと娘の二人は、リガからビリュニュスに向かって当初予定していた旅を続けることにし、ダディは、この緊急事態の一件があって、リガからリトアニアへ移動をするのが億劫になったらしく、ダディはリガに一人残留することに。ここでは、別行動をすることにしました。

無事にワルシャワから旅が続行できることになり、気を取り直して、またホテル近くのキッズフレンドリーなVapianoでランチ。
その後、ホテルの前からタクシーに乗って、今回の旅のお目当でもあるポーランドの陶器ブランド、ボレスワヴィエツのショップ直営ショップへ。



かわいい陶器たちに目移りしながら、 素敵模様の大皿とか欲しいものがたくさんあったけど、飛行機の荷物の重量制限があるので、慎重に厳選を重ね、小さなボウルとバターケース、そしてナプキンリングなどの小物を中心に購入しました。

オールドタウンの中央広場

そしてその足でタクシー に乗り、ワルシャワの観光名所のオールドタウンまで。
オールドタウンはそんなに大きなエリアではなかったので、一通り歩いて周った後、中央広場のそばにあるカフェでティータイム。

春とはいえ、まだまだ寒い東欧。
暖をとるため休憩する回数も多めです…。

かわいらしい店内

ここにもかわいいイースターのデコレーション。

古い建物が連なるオールドタウン
晴れてはいましたが、まだまだ寒い4月のワルシャワ、旧市街。

オールドタウンの中央広場にそびえ立つ塔

お茶を飲んで冷えた体が温まったところで、今度はトラムに乗ってホテルのある中央駅まで戻ることに。
ママの野生の勘だけでトラム乗り場に来てみたものの、どのトラムに乗ったら良いのかが全くわからず、家族3人でうろうろまごまご。。。

英語を話す親切な地元の人が助け舟を出してくれました。
何と、この停留所からは中央駅行きのトラムがないことがわかり。。。
親切な人が教えてくれたバス停の方へ歩いて戻る羽目に。
ここで、ママの「野生の勘」とやらは、全く使い物にならない事が明らかになりました。


バス停から10分ほどで、昨日の夕方に歩いた見覚えのあるおしゃれなレストランやカフェ、洋服屋さんなどが並ぶ通りに出たのでバスを降りて、夕食を食べてからホテルに帰ることにしました。

ガイドブックを見て、H&Mの角を曲がった’Foksal’という通りのお店を目指して行ったのですが、結局見つからなかったので、適当に同じ通りにあったカフェ風のイタリアンを見つけ、子連れのお客さんが一組いたので、そこに入ることにしました。

このお店は、特に子連れに配慮がされたお店ではありませんでしたが、軽くちゃちゃっと食べて出るにはちょうどよかったです。

それにしてもポーランドは、年配の人はともかく若い人たちはほとんど英語を流暢に話せるので、駅の窓口などの公共機関を除けば、どこにいっても英語が通じるので、かなりラクです。

夕ご飯を食べた後は、ホテルに戻る途中Chemielna通りでSmykという大きな子供服やさん、イギリスでいうところのMother Careを見つけたので入ることに。
実は、娘が「だっこ、だっこ」とせがむのは、もしや、履いている靴が小さ くなってきたからかも?!と思っていたのです。

購入したその場で、娘お気に入りの真新しい靴に履き替えさせたところ、ホテルまでの帰り道は、ずっと歩かせることに成功しました!
今までの靴が小さかったのか?それとも「新しい靴」が功をなしたのか?
謎ですが…。

明日は、予定外の旅となったラトビア、リガへ向かいます。

***************************************************

<ワルシャワからビリュニュスへの陸路での行き方>


2013年現在、ワルシャワからビリュニュス(もしくは逆)へ陸路で向かう場合、

EcolineLuxのバスで直通9時間
・ワルシャワからBialystokまで電車で行き、1泊したのち、Ecolineのバスで、Bialystokからカウナス(Kaunas) まで 約4時間半。そこから電車でビリュニュスへ向かうという方法もあるようです。

電車は、線路の軌道幅変更工事のため2015年半ば頃まで運休だそうです。

ちなみに私が調べた時点では(2013年)、
ワルシャワからビリュニュスへ行く電車はカウナス経由で、

*ワルシャワ>カウナス、ビリニュス行き(毎日運行)

ワルシャワ中央駅発(Warszawa Centralna depart):07:20
シェシュトカイ着・列車乗り換え(Sestokai arrive, change train):14:57
シェシュトカイ発(Sestokai depart):15:10
カウナス着・列車乗り換え(Kaunas arrive, change train):16:45
カウナス発:17:00
ビリニュス着 18:16

このようなタイムテーブルでした。

1日がかりの大移動だったから、料金はかかったけど飛行機でよかったのかも…。




***子連れ旅情報***
ポーランド/ワルシャワ
街の子連れに優しい度 ★★★
ポーランドの首都だけあって、ワルシャワはかなりの大都市。
観光客が行動するエリアに限って言えば、人通りも多く安全です(最低限の注意は必要ですが、これはどこの国でも一緒)。
博物館や晴れていれば公園など子連れで行けるところもたくさんあります。都会ならではの適度な距離感、あまり干渉せず、でも困っていれば自然と手を差し伸べてくれる。といった感じで、子連れにはもちろん優しいです。

宿泊:

Warsaw Marriott Hotel 


宿の子連れに優しい度 ★★★
世界的チェーンマリオットホテルだけあって、ロケーションはピカいち。
ワルシャワ中央駅の真ん前、地下通路で雨にも濡れず行き来できます。
12歳までの子供は宿泊無料(ベッットを利用しない場合)。
プールあり朝食は盛りだくさん。プールには子供用の浮き輪、胴衣もあり。朝食会場にはもちろんハイチェアー。
部屋で無料でネットができないのが難点。部屋もそう広くはないけれど、高層階の部屋から見る夜景はきれいです。
大型ホテルだけあって、スタッフのサービスはいまいちだけど、東欧のホテルはかなり破格値で泊まれるので、たまにはいいホテルに泊まってみてもいいかも。
欧米系チェーンホテルは、無料で宿泊できる子供の年齢がかなり高いのもポイント。

電車料金:5歳以下は無料。4〜11歳は子供料金。
ただし割引料金の方が安くなることもあるので注意。
子連れアクティビティ充実度:★★★
大都市なので、住宅地のあるエリアには子供向け施設があると思います。
子連れ食べ物充実度:★★★
世界各国の料理が食べられます。イタリア料理のチェーン店、キッズメニューもあるVapianoはおすすめです。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★
駅の中や街の中にあるスーパーや薬局などで手に入ります。



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【子連れでポーランドの旅】ワルシャワに行くなら5つ星ホテルに泊まろう!

14 April - 15April 2014

14日
クラクフから電車で約3時間。クラクフからワルシャワへ向かう電車はかなり快適。コンパートメントはわがやのみで貸切状態。
朝9時50分の電車に乗り午後1時にはワルシャワ中央駅に到着です。


貸切状態だったので、靴脱いでます。

今回のワルシャワでの宿は、中央駅目の前にあるマリオット、いつもバジェットトラベル派のわが家がめったに泊まらない”5つ星ホテル”です。

そうです、他のヨーロッパの地域に比べて物価の安い東欧は、5つ星でもかなりお手頃な値段で泊まれてしまうのです‼︎

今回はワルシャワの街の中心部で1泊70ポンド(約13000円)。
ロンドンでは到底この値段で5つ星ホテルに泊まるのは、まず無理です。
せいぜい3つ星レベルでしょう。

正直言って、同じ値段でもっと広く素敵なホテルに宿泊も可能だったと思います。
でも、ワルシャワから次の目的地、リトアニアのカウナスへ向かう電車が朝早いので、駅周辺のホテルを色々探していたところ、プールと朝食付きでお買い得価格だったのが、このマリオットホテルだったのでした。


そしてこの素晴らしい眺め!

今回クラクフではダディの弟宅にステイしたので宿泊費がかからなかったし、キプロス島も1週間で200ポンドと安かった(おまけに友達と折半だったし)ので、「たまにはいいか」とちょっと奮発しました!
ワルシャワ マリオットホテルは、駅から地下道を通ってすぐ。
雨の日も濡れずに済みます。早朝や深夜にワルシャワ駅到着の電車でも、安心。
高層階は眺めがよく、ワルシャワの街が遠くまで見渡せて最高です。

ワルシャワに滞在するなら、ぜひお値打ち価格な5つ星ホテルに宿泊しましょう!

2014年4月13日日曜日

【子連れでポーランド】娘、クラクフでいきなりポーランド語環境に放り込まれる

13 April 2014

イースター直前のクラクフは、街のいたるところが「うさぎと卵」のイースターデコレーションでいっぱいです。

国民のほとんどがカソリック教徒で、神父さんの数がイタリア、アメリカに次いで3番目に多いということも関係しているのでしょうか。
ポーランドのイースターは、クリスマスを差し置いて一年の中でもっとも重要なイベントなんだそうです。

というわけで、クラクフ最終日の日曜の午前は、娘とママの二人で近所を散策することにしました。

歩いてすぐのところにある大きな公園があり、遊歩道では晴れた日の日曜日ということで、地元の人がお散歩していたりウォーキングやランニングをしていました。

ママと娘はのんびりと歩いていましたが、小鳥のさえずりや木々は緑の芽が息吹いていたり。まだまだ寒いクラクフにも春が確かに訪れているのが実感できました。

巨大なスコップ。園芸屋さんの入り口でした。
小鳥をみつけました

遊歩道では春の息吹をかんじました

2014年4月12日土曜日

【子連れでポーランドの旅】グルメ必見!クラクフのキッズフレンドリーな高級レストラン

12 April 2014

クラクフで迎えた朝。
アパートで朝食を食べ、お昼ちょっと前にアパートの近くからトラムに乗って世界遺産でもある旧市街の入り口、聖フロリアンの門へ。

旧市街の地図

この門をくぐると旧市街の中に入れます

このゲートをくぐって旧市街の中心、マーケット広場に向かうと、観光用の馬車が並んでいたので乗ってみることにしました。


ぐるっと旧市街の名所を見ながら1周すること45分。始めに馬車に乗った場所に戻って旧市街を歩いていると、ポーランドで大人気のショコラティエ、Karmelloを発見。さっそく店内で一服することにしました。


2014年4月11日金曜日

【子連れでポーランド】キプロスからポーランドのクラクフへ。気温差がありすぎる場合の荷物は?

11 April 2014

今日はいよいよ爽やかな天気のリゾート地、キプロス島のパフォスからダディの弟の住むポーランドのクラクフへ。

この日のフライトは、パフォス発16:00、クラフク着が18:25分。
ポーランドとキプロスでは時差が1時間あるので、飛行時間は約3時間半。

半袖でも十分過ごせる初夏のようなキプロス島から、まだジャケットが必要なクラクフへ。気温差がかなりあります…。
いや、ありすぎでしょう。

特に今回は、結婚式出席のための洋服に夏服、セーターやジャケットと、ほぼオールシーズンの洋服がスーツケースに入っているので、結構な量の荷物です…。

結婚式のドレスコードが「スマートカジュアル」で「夏服」だったのが、ちょっと助かったかも。

2014年4月10日木曜日

【子連れでキプロス】子連れで結婚式に出席、会場は世界遺産のパフォスの要塞!

8April 2014 〜10April 2014

今日は子連れで結婚式と披露宴に出席する日です。
午前中は車でモールへと買い物に出かけ、そのまま借りていた車を返却しに。
ウェディングの挙式会場となっているのは、パフォスハーバーにある要塞です。
式は午後の3時からで、その後、場所を移動して海のそばにあるキプロスレストランで披露宴という予定になっています。
街全体が世界遺産となっているパフォスでウェディングって、すごい素敵。
それこそみんなの一生の思い出に残る挙式と披露宴になるでしょうね。

wiki より拝借。パフォスハーバーの要塞

リゾート地での結婚式ということで、招待状には「男性はカジュアルな格好、ネクタイはもちろんなしで」女性には「挙式会場から披露宴会場のレストランまでは少々歩くので、歩きやすい靴で参列ください」とのこと。

さすがに新婦さんは白のドレスを着ていましたが、新郎はチノにオレンジ色のコットンシャツととってもカジュアルな格好でした。参列者もみんなスマートカジュアルといった感じのファッションでした。

日本の結婚式と違って、ヨーロッパの結婚式はかなり長時間で中には朝まで呑んだくれる人もいるのですが、挙式その後食事、デザートを食べ終えコーヒーか紅茶が振舞われる頃にスピーチがあり、その後ダンスタイム、新郎新婦の友人たちは残って飲む…。というのが大体の流れです。

2014年4月7日月曜日

【子連れでキプロス島の旅】パフォスから車で15分。愛の女神、アフロディーテ生誕の地へ 

06 April 2014〜07 April 2014

1年のうち300日以上が晴天にめぐまれるというキプロス島。
太陽の光をこよなく愛するイギリス人のホリデー先にはうってつけの場所です。
しかもイギリス連邦加盟国なのでイギリス系のショップがたくさんあり、英語もよく通じるのでイギリスの老若男女全ての人に優しいホリデー先です。

中でもキプロス島の南西側に位置し、世界遺産がたくさんある一大リゾート地のパフォスは、居住者の約20%が外国人ということもあって、 街中にはリタイア後に移住した老人夫婦やホリデーメーカーたちがたくさん。自分たちが滞在していないときは他の観光客に貸すホリデーアパートやホリデーホームがたくさんあります。

最近、EU加盟国のキプロス政府では、外貨獲得のため様々な政策をすすめているそうです。他のEU諸国よりも移民の条件が緩く永住権が取りやすいキプロスには、ロシアや中国の富裕層が押しよせているそうです。大勢の富裕層が自由を求めて、お金の力でEUパスポートを手に入れているらしいです。
EUパスポートがでに入れば、加盟国内は自由に行き来ができるというのは、共産圏の国々にとってはとても魅力的なのでしょう。
実際に、パフォス空港から街に向かう国道沿いや街の中いたるところに、中国語の不動産投資の大きな看板をみかけました。

2014年4月5日土曜日

【子連れでキプロス】世界遺産キッコー修道院までの道のりがすごい

05 April 2014

キプロス島到着の翌日。
昨晩12時過ぎに到着した結婚式に出席する友人とわが家で、近所に朝食を食べに出かけます。 2時間ある時差のため、朝食というよりは遅めの朝食、ブランチにみんなでイングリッシュ・ブレックファーストを食べます。

今日は、その友人含めてみんなでキプロス島巡りをしようと言うことで、
朝食後に近くのレンタカーのお店に入り、車を4日間借りることに。
料金は、カーナビとチャイルドシート込み、4日で100ユーロ、返却はガソリン満タン返しではなく、半分くらい残しておいてね!とのこと…。

2014年4月4日金曜日

【子連れでキプロスの旅】イギリス人のハワイといえば、地中海にある小さな島「キプロス」!

04 April 2014

今回の子連れ旅は、春といえどもまだまだ肌寒いロンドンから、一気に夏(あくまでもロンドンの基準)のキプロス島そして4月なのにまだ真冬並みのポーランド、そしてバルト2カ国という寒暖の差が激しいものになる予定。

夏冬、両方の服装が必要になる上に、今回はキプロス島で友人の結婚式に出席するための洋服も必要。チェックイン荷物の重量ギリギリマックスになると思いきや、チェックイン・カウンターで計量したらまだ2〜3キロの余裕あり!

我が家からロンドン・スタンステッド空港までは、地下鉄Victoria LineのTottenham Haleで乗り換えて約1時間。ちなみにロンドン・リバプールストリート駅発の空港行き「スタンステッドエクスプレス」は、30日前に予約するとかなりお得!チケットは、日にち指定だけで時間の指定はないので、次に来る電車へと乗り込めば大丈夫。

今回は、娘(4歳2ヶ月)のバギーは持って行かず、できるだけ歩かせる!と決めたので、預け荷物はバックパックとスーツケースが1つずつ、機内持ち込み用PC入りの小さなバックパックを2つ、子ども用リュックが1つ。
これらをもって朝もやの中を最寄りの地下鉄駅まで歩きます。

いつもよりちょっと早い朝ながら、娘はこれから飛行機に乗るということで絶好調。約10分ほどの駅までの道のりは、スキップや小走り...。
途中で「バギーのりたい〜」とか「ダッコ〜」と言われなくてすみました。ホっ。

2014年4月3日木曜日

【子連れでキプロス】ロンドンから子連れでキプロス島へ行くには?

子連れでキプロス島の結婚式披露宴に招待される

イースターホリデーはどこに行こうかなぁと考えていたところ、タイミングよくダディの友人、ドバイ在住イギリス人、トラベルフォトグラファーの結婚式に招待されました。

結婚式の会場は、なんと「キプロス島」というリゾート・アイランド。

キプロス島ってどこ??

調べてみると、ロンドンからは飛行機で4時間ちょっと、ヨーロッパの大都市よりトルコやレバノンのほうが近いという、地中海ではイタリアのシチリア島、サルディニア島に次ぐ3番目に大きい島。

もともとイギリス領だったこともあり、イギリスからはローコストエアライン(LCC)が多く飛んでいて、イギリスからの移住者もかなり多いらしい…。
地理的には、ドバイとイギリスとの大体中間地点で、結婚式には老齢の方もいるということ、飛行機代も距離の割にはLCCが就航しているため比較的安価、そして、元イギリス領ということでイギリス人には優しい国ということで、このキプロス島が結婚式の場所に選ばれたらしい…。

ということが分かり、さっそくリサーチ開始!

キプロス島へはどこから飛行機が飛んでいる?

ヨーロッパでは、お馴染みのLCC格安航空会社、ライアンエアーとイージージェットの飛行マップを見較べていると、ヨーロッパ各国からたくさんのびる線があるキプロス島の一大リゾート地、パフォス。そこから、神がかったように円弧を描く光り輝く線が1本だけ目に入った。

キラリ〜ン

その行き先を目で追ってみると…。

『クラクフ』

実は、義理の弟が最近転勤になり住み始めたポーランドのクラクフ。まだ未踏の地、ポーランド。

週2便しかないけれど、キプロス島からクラクフには、ライアンエアーが飛んでいました。
料金もイースターのこの時期にしては格安の穴場路線! 

ちょっと義理の弟の様子を見にポーランドに行くのも悪くないかも…。

と言うわけで、これで今回の大まかな旅のルートが決定しました。

イースターホリデーは、キプロスポーランドの子連れ旅に決定です!!



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2014年4月2日水曜日

【子連れ旅行】イースターホリデー、子連れで東欧の旅20日のスケジュール「3つのポイント」

もうすぐイースターホリデー! 
今回は、このイースターに現在ドバイ在住の友人の結婚式がキプロス島であるということで、これと抱き合わせて、ダディの弟が住むポーランドのクラフク、そしてワルシャワからのリトアニアとラトビアをめぐる子連れ旅に決定!

この計画をたてる段階が最高潮に楽しいのですが、大人二人に子ども一人となると色々と費用もかさむし、まだ4歳の娘を連れては、体力的にキツそうなスケジュールを組んだり、宿泊先もどこでもいいというわけには行かないので、色々と知恵を絞る必要があります。
というわけで、事前のリサーチにはいつもたっぷりと時間をかけます。備えあれば憂いなしです。


子連れ旅行の計画を立てる上で重要なのはこの3つのポイント。

早めの予約で経費を抑える

旅をする上で、最も費用がかかるのが交通費、特に「飛行機代」とホテルなどの「宿泊費」のこの2つ。
もちろん、どのような旅をするかでバジェットも変わってくると思いますが、これらを安く押さえるコツは、何といっても「早めに予約を入れる」ことでしょう。

特にローコストエアライン(LCC)は、出発の曜日(大体週半が安い)や時間(早朝や深夜は激安のことが多い)、また購入のタイミングが1日違うだけで値段が全然違ってくる場合もあるので、計画を早めに立てるに越したことはありません。

今回の例でいえば、
ロンドンーキプロス島の都市パフォス

今回一緒に出席する友人との予定を合わせるためにロンドン出発日を迷っていたら、ほんの数日間で飛行機代がはね上がってしまいました。イギリス国内のイースターホリデー開始のピーク時期ということもあってか、結局、若干安かったので1日前倒しでフライトを予約することに。
ロンドンからパフォスまでの飛行機代は、家族3人(大人2+娘)で、350ポンドでした。
もう少し早く予約していれば、三人で200ポンド代で収まってたんだけど....。

パフォスーポーランドのクラクフ間
この区間で一番安かったLCCの飛行機は、週2便と本数が少ないため選択や検討の余地がなかったので、迷わずすぐ予約。家族3人で160ユーロ。

クラクフーリガ
一度ヨーロッパ大陸に渡ってしまえば、こっちのもの。陸続きなので、移動手段は無限にあります。あとは時間と料金との相談です。

リガからロンドン
ロンドンへの帰路は、最安値で帰れる手段と日にちを見較べてにらめっこ。
色々比較してみた結果、ラトビアのリガからロンドンへ飛ぶことにしました。エストニアのタリンも比較的安い値段でロンドンまで飛ぶことができたのですが、エストニアには、娘が1歳半の時に行ったことがあるので却下。
この区間は、3人で190ユーロ。

こうして、なるべく飛行機代が安い日程で、旅の開始と帰国日を決めたところ、全部で20日間の旅となりました。

うちの場合は、夫婦ともにフリーランスで、仕事の日程はフレキシブルに対応できるので、値段優先で旅の日程を決めてしまってます。。。
ちなみに、このLCCフライトの予約は、値段がさらに上がり始める2〜3ヶ月前に全て終了しています。

これだけ前に予定が分かっていれば、後々のスケジュールも十分に調整できます。よっぽどのことがない限り、日程をずらさなきゃならないなんてことは、滅多に起こらないのです。先にどうしても動かせない予定があれば、それに合わせて全てが動くもんなんです。

予定はあまり詰め込みすぎない


さて、旅の最初と最後のフライトと大きな移動部分の交通手段を押さえた時点で、おのずと子連れ旅のルートやスケジュールも決まってきます。

まあ、この時点になると、行ってみたい所や見てみたい所の目星はついているのですが、子どもがいると毎日移動では疲れるのと、見所の多い場所では長めに滞在したり、または、たまにはプール付きのホテルに泊まってのんびりする日を設けてみたり。移動の日の朝が早いときは、空港へのアクセスがいい場所にホテルを取ることなども考えて、行きたい所や見たい所を絞り込んで行きます。

さらに親子乗り鉄のわが家は、移動の手段として、そこに電車の路線がないかを探したりします(笑)が、毎日の観光の移動予定はあまり詰め込みすぎないこと。
いくら事前にリサーチしていても、子どもの体力や知らない土地で予定通りには行かないことが多々あります。少ないかな?と思うくらいがちょうどいい。もし時間があまりすぎたら、その時にまた考えたらいいと思います。

そして、検討に検討を重ね色々リサーチした結果できた計画は、

ロンドンからキプロス(飛行機)
キプロスからクラクフ(飛行機)
クラクフからワルシャワ(電車)
※ワルシャワからカウナス(電車※※
カウナスからビリュユス(電車)
ビリュニュスからシャウレイ(電車)
シャウレイからリガ(バス)

現地で、前日に駅に切符を買いに行った時に、ワルシャワからビリュニュスの電車は現在運休中ということが分かり、急遽、飛行機でリガに飛ぶことに…。

※※ワルシャワ=ビリュニュス路線は2015年に再開予定ー>詳細はこちらに(英語)

現在、ワルシャワからビリュニュス間を陸路(電車かバス)で行く場合、
・バスで(9時間)
・電車でWarsaw から Bialystokまで行き、翌朝Ecolinesのバスでカウナスまで
・カウナスからビリュニュス間は電車。

上記の手段があるようです。

で、実際は、このようなルートでの子連れ旅になりました。



ロンドン〜キプロス(飛行機)
ワルシャワ〜リガ(飛行機)
リガ〜ビリュニュス(バス)
ビリュニュス〜シャウレイ(電車)
シャウレイ〜リガ(バス)
リガ 〜 London (飛行機)

となったのでした。

※現地での急な日程変更のために、ワルシャワ〜リガ間の飛行機代3人分の出費、そして出発前にネットで予約していたカウナスのホテル1泊分、ビリュニュスでの新たなホテルの1泊の予約と予め予約していたホテルの1泊分のキャンセル料(5日前から発生だった!)が無駄になってしまいました。
もう1日早くワルシャワの駅に切符を買いに行っていれば、色々慌てずにすんでよかったよぉ!

キャンセル料が無料の宿泊先を予約


今回の子連れ旅の教訓でもあるのですが、移動の予定が不確実な(事前に予約・手配ができていない)場合は、宿泊先を予約する際に、キャンセル料が発生する日にちを確認しましょう。
宿泊先によって、前日でもキャンセルOKなところから、3日前〜1週間前にキャンセル料がかかるところまでと意外に開きがあります。特に、アパートの一室などの個人貸しのところは、キャンセル料がかかる日にちに要注意。空港ホテルは直前でもキャンセル料がかからないところがあります。

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