13 April 2014
イースター直前のクラクフは、街のいたるところが「うさぎと卵」のイースターデコレーションでいっぱいです。
国民のほとんどがカソリック教徒で、神父さんの数がイタリア、アメリカに次いで3番目に多いということも関係しているのでしょうか。
というわけで、クラクフ最終日の日曜の午前は、娘とママの二人で近所を散策することにしました。
歩いてすぐのところにある大きな公園があり、遊歩道では晴れた日の日曜日ということで、地元の人がお散歩していたりウォーキングやランニングをしていました。
ママと娘はのんびりと歩いていましたが、小鳥のさえずりや木々は緑の芽が息吹いていたり。まだまだ寒いクラクフにも春が確かに訪れているのが実感できました。
お昼に巨大な残りのピザを食べたあと、今度はわが家3人とおじさん、そしてこの日初めて会ったおじさんの新しいパートナーとその子どもの男の子でまた街に出かけることに。
娘と男の子はちょうど誕生日が3日違いなのですが、最初は恥ずかしそうにしていたものの最後には手をつないで仲良く歩いていました。
ちなみに、我が家では、娘はママとは日本語、ダディとは英語で会話しますが、この男の子は、ベラルーシ人の母親とはロシア語で会話し、毎日の生活はポーランド語なのだそうです。
当然ながら、娘と男の子の共通言語は「ない」に等しく、クラクフの旧市街を全速力でかけまわり「I win, I win(わたしの勝ち!)」とこぶしを突き上げながら叫ぶ娘に、男の子が母親に「なんて言ってるの?」と聞いてはいましたが、子供たちに「言葉の壁」なんてものは全く見当たりません。
何の先入観もなしにすぐに遊びはじめる子どもたちがある意味うらやましい。
旧市街を駆け回った後、ちょっと早めの夕ご飯を食べようということになり、みんなでマーケットスクエアーにあるイタリアンレストランMarcelloへ。
もちろん、このお店もキッズフレンドリーで、店内には黒板とチョークが置いてあり、子どもたちは仲良くお絵描き。
ご飯を食べたら店内を駆け回り始めましたが、夕食にはまだ早めの時間だったせいか、広い店内で食事しているのはわが家の他にもう1軒子連れのグループだけで、最後にはその子どもたちもみんな一緒になって全員で仲良く遊んでいました。
その後、駅となりのショッピングモールGaleria Krakowskaへ向かい、日本でいう2階にあるプレイエリアKulkowへ。
ここは、日本のボーネルンドみたいな感じのところ、でも大人が同伴しなくてもいいのがポーランド流。
ここで子どもを遊ばせている間に、大人だけでゆっくりお茶をしようということに。
しかし、娘、いきなりポーランド語環境に放り込んで大丈夫かな…。
と、ちょっと不安でしたが、ゲートの中に入ったら何て事ない、娘は一目散に滑り台をめがけて走っていきました。
ちょっと様子を見ていたら、全然平気そうだ…。
英語を話せるスタッフもいたし、娘だけではなくしばらく一緒に遊んでいた男の子もいたので、多少不安ながらも預けてとりあえず同じフロアーのそう遠くないところでお茶をすることに。
でも、ダディは娘が気になってしょうがないようで…。
プレイエリアのほうを眺めたりして、お茶をしていても気がそぞろ…。
「大丈夫、大丈夫!」とみんなに言われながら、暖かい飲み物と美味しいチョコレートを食べ、ついでにカルーフルで食料品の買いものもゆっくりと済ませて、なんだかんだ言ってたっぷり2時間ほどたってからまた子どもたちをお迎えに。
なんて事ない、娘はお店のスタッフと一緒にイースターエッグの工作をしたり、スタッフに飲み物ももらって、エリア内を元気に走り回って楽しそうにしていました。
さすがに2時間たっぷり遊んでいたのと、もう夕方も遅い時間だったので帰る間際に「もっと遊びたい!」とは言いませんでしたが…
意外とたくましいな 、娘…。
その後、タクシーで家に戻りましたが、一人っ子の娘にとって旅の間はどうしても他の子どもと遊ぶ機会が少なくなってしまいがちです。
子どもはやっぱり子供同士で遊ぶのが一番だなと思った1日でした。
娘にとっても、言葉は通じなくとも他の子どもたちと遊ぶことができてとても楽しい1日となったようでした。
明日は、電車に乗ってワルシャワへ向かいます。
***子連れ旅情報***
ポーランド/クラクフ
子連れに優しい度 ★★★★
街自体こじんまりしているうえに、中心部は車通りもないので子連れで散策するにはちょうどいいです。クラクフは、食のレベルが高く値段も安いうえに子連れにも優しいお店がいっぱい。子連れでグルメが堪能できる数少ない都市のひとつ。
中央駅隣のカルーフルが入っているショッピングモールには、有料ですが子どもを預けられる場所があります。工作などのアクティビティや遊具などで子供が遊んでいる間に親はゆっくり買い物したりコーヒーを飲んでホット一息つくことができます。
宿泊:今回はダディの弟、おじさんの家に滞在
電車料金:4歳以下は無料。4〜11歳は子ども料金。
子連れアクティビティ充実度:★★★
探せば色々あると思います
子連れ食べ物充実度:★★★★★
これほどキッズフレンドリーな高級レストランが充実しているところも珍しいでしょう。街自体小さいのと、もともと観光客も多いのでいろんな食べ物が安価で楽しめます。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★★★
駅前のショッピングモールにはカルーフルも入っているので、
ほとんどののものが手に入ります。
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イースター直前のクラクフは、街のいたるところが「うさぎと卵」のイースターデコレーションでいっぱいです。
国民のほとんどがカソリック教徒で、神父さんの数がイタリア、アメリカに次いで3番目に多いということも関係しているのでしょうか。
ポーランドのイースターは、クリスマスを差し置いて一年の中でもっとも重要なイベントなんだそうです。
というわけで、クラクフ最終日の日曜の午前は、娘とママの二人で近所を散策することにしました。
歩いてすぐのところにある大きな公園があり、遊歩道では晴れた日の日曜日ということで、地元の人がお散歩していたりウォーキングやランニングをしていました。
ママと娘はのんびりと歩いていましたが、小鳥のさえずりや木々は緑の芽が息吹いていたり。まだまだ寒いクラクフにも春が確かに訪れているのが実感できました。
巨大なスコップ。園芸屋さんの入り口でした。 |
小鳥をみつけました |
遊歩道では春の息吹をかんじました |
お昼に巨大な残りのピザを食べたあと、今度はわが家3人とおじさん、そしてこの日初めて会ったおじさんの新しいパートナーとその子どもの男の子でまた街に出かけることに。
娘と男の子はちょうど誕生日が3日違いなのですが、最初は恥ずかしそうにしていたものの最後には手をつないで仲良く歩いていました。
ちなみに、我が家では、娘はママとは日本語、ダディとは英語で会話しますが、この男の子は、ベラルーシ人の母親とはロシア語で会話し、毎日の生活はポーランド語なのだそうです。
当然ながら、娘と男の子の共通言語は「ない」に等しく、クラクフの旧市街を全速力でかけまわり「I win, I win(わたしの勝ち!)」とこぶしを突き上げながら叫ぶ娘に、男の子が母親に「なんて言ってるの?」と聞いてはいましたが、子供たちに「言葉の壁」なんてものは全く見当たりません。
何の先入観もなしにすぐに遊びはじめる子どもたちがある意味うらやましい。
旧市街を駆け回った後、ちょっと早めの夕ご飯を食べようということになり、みんなでマーケットスクエアーにあるイタリアンレストランMarcelloへ。
二人仲良くお絵描き。 娘はプレゼントにもらったクラクフのシンボル、 ドラゴンのぬいぐるみがとても気に入ったらしく、片時も離しません。 |
店内はかなり広く、子供たちが走り回れるくらいでした。 テーブルの上のグラスを割りはしないかとヒヤヒヤしました。 |
もちろん、このお店もキッズフレンドリーで、店内には黒板とチョークが置いてあり、子どもたちは仲良くお絵描き。
ご飯を食べたら店内を駆け回り始めましたが、夕食にはまだ早めの時間だったせいか、広い店内で食事しているのはわが家の他にもう1軒子連れのグループだけで、最後にはその子どもたちもみんな一緒になって全員で仲良く遊んでいました。
その後、駅となりのショッピングモールGaleria Krakowskaへ向かい、日本でいう2階にあるプレイエリアKulkowへ。
ここは、日本のボーネルンドみたいな感じのところ、でも大人が同伴しなくてもいいのがポーランド流。
ここで子どもを遊ばせている間に、大人だけでゆっくりお茶をしようということに。
しかし、娘、いきなりポーランド語環境に放り込んで大丈夫かな…。
と、ちょっと不安でしたが、ゲートの中に入ったら何て事ない、娘は一目散に滑り台をめがけて走っていきました。
ちょっと様子を見ていたら、全然平気そうだ…。
英語を話せるスタッフもいたし、娘だけではなくしばらく一緒に遊んでいた男の子もいたので、多少不安ながらも預けてとりあえず同じフロアーのそう遠くないところでお茶をすることに。
でも、ダディは娘が気になってしょうがないようで…。
プレイエリアのほうを眺めたりして、お茶をしていても気がそぞろ…。
「大丈夫、大丈夫!」とみんなに言われながら、暖かい飲み物と美味しいチョコレートを食べ、ついでにカルーフルで食料品の買いものもゆっくりと済ませて、なんだかんだ言ってたっぷり2時間ほどたってからまた子どもたちをお迎えに。
なんて事ない、娘はお店のスタッフと一緒にイースターエッグの工作をしたり、スタッフに飲み物ももらって、エリア内を元気に走り回って楽しそうにしていました。
さすがに2時間たっぷり遊んでいたのと、もう夕方も遅い時間だったので帰る間際に「もっと遊びたい!」とは言いませんでしたが…
意外とたくましいな 、娘…。
その後、タクシーで家に戻りましたが、一人っ子の娘にとって旅の間はどうしても他の子どもと遊ぶ機会が少なくなってしまいがちです。
子どもはやっぱり子供同士で遊ぶのが一番だなと思った1日でした。
娘にとっても、言葉は通じなくとも他の子どもたちと遊ぶことができてとても楽しい1日となったようでした。
明日は、電車に乗ってワルシャワへ向かいます。
***子連れ旅情報***
ポーランド/クラクフ
子連れに優しい度 ★★★★
街自体こじんまりしているうえに、中心部は車通りもないので子連れで散策するにはちょうどいいです。クラクフは、食のレベルが高く値段も安いうえに子連れにも優しいお店がいっぱい。子連れでグルメが堪能できる数少ない都市のひとつ。
中央駅隣のカルーフルが入っているショッピングモールには、有料ですが子どもを預けられる場所があります。工作などのアクティビティや遊具などで子供が遊んでいる間に親はゆっくり買い物したりコーヒーを飲んでホット一息つくことができます。
宿泊:今回はダディの弟、おじさんの家に滞在
電車料金:4歳以下は無料。4〜11歳は子ども料金。
子連れアクティビティ充実度:★★★
探せば色々あると思います
子連れ食べ物充実度:★★★★★
これほどキッズフレンドリーな高級レストランが充実しているところも珍しいでしょう。街自体小さいのと、もともと観光客も多いのでいろんな食べ物が安価で楽しめます。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★★★
駅前のショッピングモールにはカルーフルも入っているので、
ほとんどののものが手に入ります。
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