2014年4月23日水曜日

【子連れでラトビアの旅】リガのお土産、手編みのミトンがめちゃかわいい!

21 April-23 April 2014

子連れ旅、リガ滞在4日目

最終日はショッピングデー!
ラトビアといえば、手編みのミトン!

街のおみやげ屋さんでよく見かけるラトビアの伝統工芸の手編みのミトンは、地域ごと編み込み模様のパターンが違うらしく、このパターンが非常に手が込んでいて素朴で、とにかくとてもかわいいのです。

この伝統工芸のミトンですが、2006 年のリガで開かれたNATOサミットでは、4500ペア、9000個のラトビアの伝統柄のミトンがゲストのために用意されたそう。


Latvian mittens to warm 9,000 summit hands(英語記事より)



カワイイ〜〜〜!!
これはぜひとも一つ手に入れたいと、ラトビアのミトンが売られているというリガ中央市場へ向かうことにしました。


世界遺産に登録されているリガ中央市場


世界遺産に登録されているリガ中央市場は東欧最大のマーケットで、もともとはドイツの飛行船工場だったそうです。
大きな敷地内には所狭しとお店が並び、食料品はもちろん、衣料品から家電、生活に必要なものはすべてここで揃います。
地元の人もたくさん買い物に来ていて、リガ市民の台所として存在しているようです。

マーケットの中を色とりどりの野菜やフルーツ、お肉なんかを横目に、みんな毎日どんなものを食べているのかと見ながら歩いているだけでも十分に楽しいですね。
試食もバンバンさせてくれました。

もちろんラトビア伝統の手編みのミトンを売るお店もたくさんありましたが、種類がありすぎで…選択肢が多すぎてかえって『これ!』といったものを見つけるのが難しく、迷った挙句にここでは何も買えませんでした…。

疲れてたのかな…。

色んな花から取れるハチミツ。白いのから黒いのまでいろいろあります。
ビーワックスのキャンドルはほんのり甘くていい匂いです。

リガ市民の日常の台所

ジャガイモもいろいろ種類があります


ラトビアはハチミツ製品もたくさんあり、いろんな花のミツからできた味や色の違うハチミツや、いい匂いのするハチミツのろうそくなどもあり、ここではろうそくやハチミツなどをゲット。

それから、ラトビアでは有名なチョコレートの老舗、Laimaの板チョコもお土産に購入。
いろんなパッケージがあって面白いです。
Rigaと書いてあるからバラマキようのお土産にも最適なハズ。

行けませんでしたが、Laima チョコレート博物館も楽しそうです。ちなみにSweet Rigaというcity Tourもあるようです。

マーケットに行った後は、適当にお昼を食べ、旧市街の中にあるショッピングモール、ガレリア・ツェントルス内にあるスーパー、北欧やバルト3国で事業展開するスーパーRimi で珍しそうなお菓子を買い一度ホテルに戻りました。
ちなみにRimiにはLaimaのチョコレートが山盛りありました。

午後は、ダディと娘がホテルのプールに行っている間に、ママ一人でさくっとラトビアのニットショップTinesに行って、娘のために手編みの帽子とマフラーを買いました。

丁寧に編まれたハンドメイドのかわいい帽子やマフラーがどれも10ユーロ前後とかなりのお値打ち価格。
ここでも結局、ラトビアミトンは迷った挙句に買いませんでした。
もう1軒行ってみたいニットショップSena kletsもありましたが、娘用のかわいい帽子を買っただけで満足してしまいました。

娘にと買った手編みの帽子

夜はホテル向かいの和食やさんKABUKIに。

スシをメインにした和食(のようなもの)とイタリアンという、いまだかつて出会ったことのない新鮮(?!)な取り合わせのメニューがある、いわゆる和食屋としては微妙なレストランでしたが、TOKYOやOSAKA、カブキにヤクザだのバルト3国にも確実に日本食ブームが押し寄せてるようでした。

世界各国で日本食が市民権を得ているのを見るのは、日本人としてはありがたい上に、嬉しい限りです。

最終日ロンドン帰国の日

ロンドンへのフライトは11時45分だったので、朝ごはんはホテルでしっかり。
これでもかというほどに食べた後、ホテルでタクシーを呼んでもらって空港へ。

やっぱり午前中遅めの時間のフライトだと、ホテルをチェックアウトする前に朝食をしっかり食べることができて、その上最終パッキングをする時間もあるので、心身ともに余裕ができていいです。

子供がいる場合、慌てるといつもロクなことがありません…。

リガからロンドンまでは、飛行時間は役3時間。おなじみライアンエアーであっという間にロンドンへ到着しました。

今回はキプロス島に始まりクラクフから東欧を抜ける気温差がかなりある旅となりましたが、いろんな国を訪れた忙しい旅だった割にはのんびりできました。

実は、旅の直前に偶然子連れでリガに行った人と話す機会があり、事前に子連れでリガの旅をする上でのおすすめ、リガ・サーカスのことを知りましたが、他にもLaimaチョコレートの工場見学や、国賓が訪れる高級レストランが、お値打ち価格で食べられるなどの情報も教えてもらっていました。

が、今回リガを訪れたのが旅の最終目的地であり疲れていたせいもあり、色々調べて街中へ出かけていく気力があまりなく…。気温差や寒さのせいもあるかな?

今回、そんなに広い部屋ではありませんでしたが宿泊先が快適だったのもあり、ホテル内(プール大活用)で過ごすことが多かったので、結果的には、リガ市内には調べれば色々な見所や面白そうな場所や楽しそうな人が集まっているような場所があったにも関わらず、結局どこも発見できず(する気力もなく)、なんだか不完全燃焼な滞在でした。

ただ、他の東欧諸国同様、リガは物価が安く、ホテルはお値打ち価格で宿泊が可能で、おまけに高級レストランもお手軽な値段で楽しめるので、普段よりもちょっと贅沢気分が味わえる街のひとつだと思います。

国賓に配られるほど国の顔と化しているラトビアの伝統工芸・手編みのミトンや、国営エアーバルティックのひときわ目立つ明るいグリーンの機体、そして街の中を走るバルティック・タクシーといえ、ラトビアは国のマーケティングが上手そうな感じがします。

ちょうどわが家が訪れた2014年はEuropean capital of cultureにリガが選ばれていて、国を挙げての文化事業がちょうど盛んな時でもあったようです。
これを境にリガもますます面白いことが増えていきそうですね。

東欧、バルト3国の中でもリガは特に洗練されている印象で、非常にクオリティーの高いものがお値打ち価格で手に入るので、フォークロアな雑貨や手工芸品が好きな人にもたまらない都市です。

次回また訪れるチャンスがあれば、体力気力とも体調万全に整えて(お財布の中身もね〜)臨みたいところです。


ちなみに、写真は、ポーランドで買ったボワレスツクの陶器のお皿にリガのスーパーRimiで買ったドライフルーツを入れてみたところ。

白い砂糖玉の中には甘酸っぱい赤いベリーの実が入っていて、砂糖の甘さとベリーの酸味のバランスが絶妙で美味しかったです。

また食べたいな。


***子連れ旅情報***
ラトビア/リガ
街の子連れに優しい度 ★★★
旧市街内は車通りも少なく子連れでも安心して歩けます。サーカスや人形劇のシアター、リガ中央市場など子連れでも楽しめる場所があります。街の人は社会主義特有の感じ、フレンドリーな雰囲気があるとは言えませんが、みんな根は優しく、困っていれば助けてくれるし基本的に子連れには親切にしてくれます。

宿泊:

Wellton Centrum Hotel & SPA


宿の子連れに優しい度 ★★★
旧市街の中にあり、ロケーションは抜群にいいです。
特にチャイルドフレンドリーな建物ではありませんでしたが、朝食付き、地階にプール(別料金)があります。12歳未満の子供1名 常設ベッド利用の宿泊は無料というのは嬉しいです。



電車料金:4歳以下は無料。4〜11歳は子供料金。
子連れアクティビティ充実度:★★★
サーカスやパペットシアターなど子供が楽しめる場所があります。我が家は行けませんでしたが、リガから電車で30分ほど(料金は往復で300円ほど)のMajori駅で降りたところにはバルト海に面したリゾート地、ユールマラJūrmala)という場所があり夏はビーチに行くのも良さそう。また自然公園もたくさんあるので、アウトドアも楽しめそうです。

子連れ食べ物充実度:★★★
味はともかく一通りいろんなものが食べられます。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★
駅前の大型スーパー、ストックマン、または旧市街の中にあるショッピングモール、ガレリア・ツェントルス内のスーパーRimi へ行けば一通りのものが揃うと思います。
中央市場では子供用の手編みのかわいいニット製品も手に入ります。ただしお店の数も多いので体力と気力が必要…。


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