まだ身支度が終わらないママとダディ。
娘に「先におばあちゃんちで朝ごはん食べてて!」と。
いつもなら、何だかんだ言ってたり、ちょっと様子を見て戻って来る娘が、帰ってこないので、ママが「どうしてるかなー?」と建物の階段を降りて行くと、
娘は、おばあちゃんちのテーブルにちょこんと座って、おばあちゃんにホットチョコレートを作ってもらい目玉焼きを食べてました。
朝から盛りだくさんなおばあちゃんの朝食 |
おばあちゃん宅には、旦那さんと30代前半くらいであろうか、娘さんも居たけど「ハロー 」と挨拶しただけで、そっけなかった。。。
手作りの朝食を食べていると、おばあちゃんに
「昨日のデイビッドとはどうだったの?」と聞かれたので、
「値段が高かったのでお断りしたんです。200アメリカドルと言われたので...」
と言うと、おばあちゃんも自分が予想していた値段よりも高かったので、
「電話をかけて、もう少し安くならないか交渉しようか?」といってくれたけど、
「大丈夫です。ダディが腰が痛いみたいで、予定を変更して、バスでまっすぐトビリシに向かうことにしました。トビリシの宿でちょっとのんびりします」
と伝えました。
その後、部屋に戻り、荷物をまとめ、部屋の鍵をおばあちゃんに返し、スーツケースを階段から下ろしていると、おばあちゃんが出てきて娘の名前を呼びます。
何かと思ったら、娘の手におばあちゃんちのニワトリの卵のゆで卵を持たせてくれました。入り口のドアまでお見送りしてくれるおばあちゃん。
アットホームでほっこりするホームステイでした。
テラビのバスターミナルは、歩いても10ー15分くらいのところですが、荷物があるのでタクシーで行くことにしました。
11時のバスに乗るために、ちょっと早めの10時過ぎに宿を出ました。宿を出てすぐの大通りでタクシーを拾うと、テラビのバスターミナルはすぐでした。
このタクシーの料金交渉がいつも面倒臭いのですが、今回も3GL(およそ150円)で、おそらく多少ボラれているんだろうけど、いちいち目くじらを立てるほどの額でもないので「まあいっか。」となります。
バスターミナルに着くと、トビリシ行きのバスがありましたが、出発までまだ30分以上あったので、遠くに連なる山を見たり、娘はおばあちゃんにもらったゆで玉子を早速食べていましたが、しばらくして、車内に乗り込み発車時間まで座って待つことにしました。
一番乗りの我が家のあと、お年寄りがポツリポツリとやって来ては空いている席に身を埋めます。
発車直前になると若い人もやってきて、マイクロバスはあっという間に満席に。
ちなみに一人7ラリ。娘の分は徴収されませんでした。
タクシーだったら行く予定だったジョージア伝統製法のワイナリーに行くこともなく、ジョージアの見どころを回ることもなくでしたが、地元の人と話したりできて楽しかったな。
宿のおばあちゃんは、子供もいるし英語が話せるドライバーがいいと思っての事だったと思うけど。。。
ワイン畑が広がるのどかな風景を見ながら、ジョージアの首都トビリシに約2時間半後に到着。
トビリシのバスターミナルからは、またタクシーに乗って、今日の宿まで。
本日の宿は、想像以上に新しく綺麗でした。部屋にはバルコニーもついてて、広々。しかも他に宿泊客がいないので、気兼ねしなくていいー(助かる)。
バルコニーから見える風景 |
オーナーの女性が英語堪能で、娘より一つ年下の娘さんがいたのと、閑散期で今後3日間宿泊客が他に誰もいないとのことだったので、明日カズベキに宿泊した後は、あらかじめ予約していた宿よりも少し高かったけど、キャンセルしてここにお世話になることにしました。
荷物を置いて一息ついたところで、トビリシの街歩きへ。いつも我が家が参考にするのは、ロンプラのシティ・ウォーク。およそ3時間の道のりの予定。
我が家の宿の最寄駅、Rustveliメトロ駅からRustveli大通りを歩いて行きます。
お土産やさん |
時計台 |
湧き水なのかな? |
旧市街 |
フレッシュジュース屋さん。 フレッシュなザクロジュースが飲めます。 |
トビリシの橋 |
途中、シアターにある時計台を見つつレンガの敷き詰められた細い路地を抜けて川沿いに出ると、コースを外れてそのままケーブルカー乗り場へ。
ケーブルカーから見える景色 |
頂上からNarikala Fortressを訪れた後、丘を降り、夕食を食べに。
眺めが良くて気持ちがいい |
結構高いところにあります |
Rachaという名前のちょっとわかりにくい場所にあるレストランは、店内に入ると外国人だらけ。というのも皆んな手にロンリープラネットを持ってました(笑)。
このお店の適当にショウケースから選んだナスの料理が美味しくて、もう1皿頼もうかと話していましたが、メニューこそは英語のものがありましたが(おそらくロンプラに紹介されてから外国人が増え止むを得ずのパターン)、お店の人は英語が通じず、しかもなかなか捕まりません。この様子だと料理が出てくるまでに死ぬほど時間がかかりそうだったので、辞めておきました。
ここのヒンカリ(餃子)も美味しかったです。お値段もお手頃でした。
もちろんワインも!
奥の一品がナスのお料理 |
娘一人で一皿食べたヒンカリ |
それにしても、なぜかとてもお洒落な若者が多いトビリシの街。
街行く人のファッションの着こなしのレベルがかなり高い!!
後日分かったことですが、ヴェトモンというブランドのバレンシアガのアーティスティックディレクターも務めているデムナの生まれ故郷ということで、ファッションピーポーの間では、知る人ぞ知る街。だそうでです。
トビリシは今後面白くなる予感。なんかそんな空気が漂ってました。
明日は、カズベキへ一泊旅行します。
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