2018年11月15日木曜日

【子連れでジョージアの旅】オススメはココ!カズベキ村の絶景が見れる最高の場所

ジョージアの首都トビリシからロシアとの国境にほど近いカズベキ村にやって来たわが家。
昨夜は、ツミンダサメバ教会までのハイキングでよほど疲れたのか、宿の階下で飼われている色んな家畜たちの鳴き声も全く気にならず、朝までぐっすり眠ったわが家3人。

カズベキの宿の朝食は、バター、チーズ、ジャム、全てがこの宿のおばあちゃんの手作りとのこと。野菜や卵ももちろん自宅で収穫したものという全てオーガニックというとっても贅沢な朝食。




この宿、トイレとシャワーは共同とはいえ、清潔でそこそこ広い個室(トリプル)に手作りの朝食付き、そして、窓から見えるカズベキ山の雄大な風景。で、この値段は、これまで訪れたどの国の宿よりもお値打ち価格。

朝食時に一緒になったイギリスから来た家族には、娘より1歳年下の男の子がいました。奥さんは何と、昔ウチのすぐ近所に住んでいたということが発覚し「ホンっトに、世の中って狭いわねー!」と、一気に打ち解けました。

このファミリーは、わが家とは逆ルートでアルメニアからジョージアに入って来たとのこと。レンタカーで旅しているそうで「アルメニアもすごくよかったわよー」と。
お互いに旅の情報交換をしつつ挨拶をして別れました。

帰りのタクシーは13時にお迎えに来てくれるので、それまで街の外れにあるお洒落なデザイナーズホテル、ROOM HOTELへ行ってお茶でもしようかということに。
トビリシにあるお洒落なホテルが、ここカズベキにもあって、都会の喧騒を逃れてリラックスいた週末を過ごす、トビリシのお洒落な人たちに人気の場所となっているようです。

元々はソビエト時代の保養所だった建物をスタイリッシュにリノベーションしたホテル。プールもついてて(ソ連時代のスポーツ振興政策の一環かな?)、まぁ〜またこれが西欧人受けしそうな素敵なロケーションにあるリノベーション物件で。。。街の中心からはちょっと離れた高台にあるので、眺めが最高!


そして、街の外れなので、宿泊客以外に訪れる人はおらず、周囲はとっても静か。
建物前面の大きなガラス窓の向こう側には、真っ白な雪山が広がります。
ガラスのドアを出ると、そこは大きなテラスになっていて、ソファーに座って雄大な山の風景を眺めながら、美味しいコーヒーを飲むことができます。
ああ、至福のひと時。思わずため息が漏れます。





我が家が良くやる、格安の宿に泊まりながらも、高級ホテルのラウンジで、まるで宿泊客のように振舞いながら(笑)お茶をして優雅な気分を味わうというワザ。
都市によっては、高級ホテルへプールだけ入りに行くとか、朝食だけ食べに行くとかというバリエーションもありです。オススメです!

わが家の泊まった山小屋風で破格値のとっても家庭的な雰囲気のゲストハウスもよかったですが、次回はぜひ優雅な気分に浸れるこのROOMホテルに数泊して、近隣の村へハイキングに出かけたりしたいものです。

ちなみに、スイスやフランスの山間リゾート地では、とても高くて手が出ないようなホテルでも、ここカズベキのROOMホテルはそんなに高くないです。

しばらくROOMホテルで本を読んだり景色を眺めたりしてのんびり過ごした後、カズベキ村の中心部に戻り、お昼を食べるにはあまりお腹が空いてないので(朝食がたっぷりだったから)、帰りの車中で食べるスナックを買い込んで宿に戻ると、まだ少し早いにも関わらず、すでにタクシーが来ていました。

帰路は渋滞に巻き込まれることもなくスムーズ。
帰りは、行きに停車しなかったアナヌリ教会に止まってくれました。
幹線道路沿いとはいえ、この教会も川沿いの風光明媚な場所にあり。

一見ドライブインかと見まごうアナヌリ教会前のおみやげ物屋。
コーヒーとかスナック類をうるお店もあり。

30分ほど教会の建物や敷地内をブラブラと見たあと運転手さんの分のコーヒーも買って、また車に乗り込み一路トビリシへ。

ところで、こんな辺境の地にも中国人のツーリストが結構いるのでびっくり。中でも驚いたのが中国で流行りの新婚旅行でウェディングフォト撮影をする5人くらいのグループ(新郎新婦にカメラマン、メイクさん、そしてディレクターらしき人)。昨日の教会の頂上にいてJust Marridの紙を持って写真撮影してたのを皮切りに、ROOM HOTELでも新郎新婦、超キメキメの服装で写真撮影してるのに出くわしました。
またタクシーで帰る途中には、雪山の見える道路の真ん中で、スーツに真っ赤なドレスとキメキメの格好で撮影する新郎新婦を目撃。
「確かにジョージアなら滞在費が安く済むよねー。」「中国からトビリシまでの飛行機の直行便があるのかなぁ?」なんて会話をしつつ、トビリシの宿に戻ったら、もう夕方でした。

宿に到着後、ママは洗濯機を借りてお洗濯、そしてちょっと一息ついてのんびりしている間、娘は階下に降りていって、オーナーの娘とおじいさんと一緒にテレビを見たり、恐らくアゼルバイジャンのバクーからの道のりでタクシーの運転手さんと会話するのを見ていたのを思い出したのか、携帯のグーグル翻訳を使って(!)女の子同士で会話したりしていました。

子どもはホント飲み込みが早いわ。。。

夜ご飯は、トビリシのROOMホテルのちょうど真向かいにある宿のオーナーもオススメしてたLolitaへ。
これまたセンスの良さそうな人たちで溢れかえるお店で、よく見たら半分屋内、半分屋外(屋根付き)という変わった作りで、テラス席があるかと思えばバーカウンターがあってスヌーカーテーブルがあって、でも子供もいたりとなかなか不思議な場所でした。


食事はハンバーガーとかサラダという感じのメニューでしたが、味もそこそこ美味しかったです。

ジョージア料理、ハチャプリと呼ばれるチーズの乗ったパンピザにはちょっと飽きて来ていたので、ちょうどよかったかも。
ヒンカリ(ジョージア餃子)だったら毎日でも食べられそうですが。。。

トビリシは、今後ますます面白い場所になって行きそうな感じです。
物価は安いし食べ物も美味しいし。
センスが良くてクリエイターっぽい感じの人が多く、英語も通じる人が多いし。
機会があれば、また来たいなー。

ちなみに、中国からトビリシまでの直行便が最近就航されたようです。
アゼルバイジャンのシャキで会った中国人旅行者は中国東北部から来てたし、中国国内でも比較的裕福なエリア(東北部)の人たちだと思うので、ツアーではなく個人旅行がほとんどでした。
以前、ギリシャのサントリーニ島に旅行した時は、服装や態度から察するに中国の地方都市から来たと思われるツアー旅行者が大量にいましたが、それとは違って皆んな旅慣れた感じでした。。。

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