2018年11月16日金曜日

【子連れでジョージアの旅】極楽!トビリシの温泉で癒される

移動が多い強行スケジュールの旅にダディからクレームが入り始めたので、今日はトビリシの街でのんびりと一日過ごすことにした我が家。

朝遅めの時間にトビリシで一番オシャレなROOMS HOTELのラウンジに行って、ママとダディーはそれぞれ少し仕事を。
娘は、オレンジジュースを飲みながら、ヘッドフォンをつけてハリーポッターを聴いて過ごします。

その後、一度宿に戻ってコンピューターを置いてから、午後はトビリシの温泉へ行こうということに。ついでに地下鉄にも乗ってみよう!と、宿の近くにある駅から1駅だけでしたが、地下鉄に乗ってみました。

何も下調べせず駅に行ってみると、どうやらチャージ式のカードが必要な模様。しかし、グルジア語表記しか見当たらず地下鉄の料金がいくらなのかなど全くわからず。
地元の人に紛れて、販売機で適当に1枚のカードに10ラリ分だけチャージしました。カードは1枚だけでしたが、改札を入る時に係員のおばさんが我が家三人通してくれました。
※後で改めて調べてみたら、1回乗車たったの0.5ラリ(およそ日本円で20円)。げっ、無駄にチャージしすぎた。。。(とはいえ、10ラリで400円程度)

たった一駅だけの地下鉄の旅を楽しんだ後、トビリシの温泉街へ。

ドーム型の屋根がたくさん見えるトビリシの温泉街。



我が家は、いくつかあるお風呂屋さんの中でロンプラに掲載されていた「ナンバー5」というお店へ。
日本の銭湯のような男女別になった公衆浴場もあるのですが、ここのお風呂屋さんには、貸切風呂があるのです。
レンガ作りの建物の中に入ると、観光客がよくやってくるのか、おばちゃんが各お風呂の部屋の写真を見せられ、その中からどこにするか選びます。一番高い部屋はサウナ付き。我が家は1時間70GEL(2800円ほど)の浴槽のみの部屋にしました。
手ぶらで来た我が家は、体を拭くためのシーツのような薄い布を3枚と固形石鹸(普通の大きさ)を1つ購入。

まだ前の人が入っているのか、案内してくれたおばちゃんが「部屋が空くまで10分待て。」というので、部屋の前で待っていると、おばちゃん、ドンドンドンとそのドアを力強く叩き「もう時間だよ!」と、入浴中のお客さんに出るように催促。しばらくすると、風呂上がりのお客さんが出て来ました。

我が家三人がドアの中に入ると、まずは脱衣所があり、またさらに奥にあるドアを開けると、今度は湯気が充満した浴室が。
10畳より少し大きいくらいでしょうか、浴室内には、家庭用の約2倍程の大きさのコンクリートの浴槽があり、手前には大理石のベンチのような台とシャワーがありました。浴槽の水深は、身長約130センチの娘が立って入るとちょうど顔が出る程度の深さ。お湯加減は、日本人のママがちょっと熱めかな?と感じるくらいだったので、暑がりの娘とダディーには、少し熱すぎたようです。

石鹸で体を洗っていると、ドアを叩く音がするので、急いで白い布を巻きつけてドアの内鍵を開けると、おばちゃんが「何か飲む?」というので、紅茶を頼みました。
しばらくするとティーポットにたっぷりと入った紅茶がレモンのスライスとともに運ばれて来ました。

旧ソの国では、紅茶にはレモンのスライスが必ずついてくるのですが、ヨーロッパのどこの国からこのレモンティーがミルクティーに取って代わるのか?とか、くだらないことを湯船で考えつつ、娘とダディは、浴槽に出たり入ったりを数回繰り返したのち、じんわりと暖かい大理石の台の上に寝そべって上からお湯をザブーンとかけて遊んだり、あとは紅茶を飲んだりしていたら、あっという間に1時間たってしまいました。
ローカルの人たちは、一体何をして過ごすのでしょうか?


お風呂でさっぱりしたあとは、近くのカフェに入りまったりタイム。
道ゆく人々を観察していると、みんな髪の毛がまだ乾ききっておらず、明らかにお風呂帰りがたくさんいました。
改めて道ゆく人を眺めていると、バッチリお化粧したロシア人の観光客が多く目につき、そういえば、宿のオーナーがロシア人とアラブ系の宿泊客が多いと言ってたのを思い出しました。

自由の記念碑

そんな感じでのんびりと時間を過ごしたあと、またブラブラと歩いて宿近くまで戻ります。
夕食は、ハチャプリにはもう飽きたし、毎晩レストランに行くのもなんだか疲れたよね。という話になり、近くのスーパーで適当にりんごやらハムやらを買い込んで宿に戻りました。

ジョージアワインは美味しいし温泉はあるし、極楽やー。
おまけに物価が安くて過ごしやすい!
明日は、そんな居心地のいいトビリシからアルメニアへと向かいます。

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