2019年7月28日日曜日

【子連れで中央アジアの旅 1・ウクライナ】 空港に到着、いきなりキエフ行きのフライトがキャンセル!

準備万端!
いきなり真夏、30度超のロンドンの自宅から彗星のごとく現れた配車アプリの競合bolt でガトウィック空港へ。

空港到着の時刻はちょうど20:30。自宅からなんだかんだで1時間半。
結局、電車で来た方が安いし1時間以内で空港に到着できたね。。。
新しもの好きのダディ。コストよりも楽さ優先。。。

今回の中央アジアへの旅の中継地点、ウクライナのキエフへ向かう飛行機に搭乗しようとウクライナ航空カウンターへ向かうと、

なんと!!
キャンセル
の文字。

By Björn Strey - UR-GAN, CC BY-SA 2.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=26606020







慌ててスマホチェックしたら、キャンセルのお知らせが来てた...

遅延じゃなくてキャンセルか、アワワワ。。


キエフからの乗り継ぎどうする? 予約したキエフの宿は? 到着後の旅の予定はどうなる? 
パニック!

飛行機は23:00発だったので、チェックインカウンター前には同じ飛行機に搭乗予定の人が少しずつ増えてきた。当然ながら皆んなキャンセルの文字を見て困惑した顔。夏休みに入ったからファミリーも多い。だけど、カウンターの中には人影が全くなし。
何をするでもなく暇を持て余しながら2時間程待った出発時間をちょっと過ぎた頃、
ウクライナ航空の職員がやってくると、カウンター前はキャンセル便の乗客が一気に押し寄せカオスに。。。

ママと娘と荷物を残して、ダディは現在の状況を把握するためにそのカオスの中に飛び込み、職員が配布していた2枚綴りの用紙を手に持って戻ってきた。 が、ママはその間に親切な人が余分に持っていたものを入手済み(笑) 。
用紙は、飛行機のキャンセルに関する補償に関してと、航空会社側が用意する今晩のホテル申し込みのフォーム。

航空会社側が用意する代替予約の飛行機を待つか、もしくは自分で代替便を予約すれば、その分を返金してくれるとのこと。
その場で急いで最終目的地、アルマトイ行きの飛行機を検索してみる。
アルマトイまでの飛行機は2回乗り換え、一度パリに行くものが翌朝ガトウィック空港からあり。
もしくは、ヒースロー空港から翌朝8時台のキエフ行きの飛行機が。これだとキエフからアルマトイ便に乗り継げる。
ただし料金は3人で3000ポンド近い。。。
返金してくれるとはいえ、3000ポンドは払えない。うーーむ。どうしたもんか。。。

時刻はすでに飛行機の離陸時間を超えて深夜0時に近い。
いつもとは違う環境と予想外のできごとに娘も頑張って起きてはいるけど、もう電池切れ数秒前、眠そー。
いずれにせよ、飛ばない飛行機を待っていても仕方がない。今晩の宿を確保するために航空会社が用意した用紙に必要事項を記入し、
それを職員に手渡すためにダディは急いでカオスの中に戻って行った。
しばらくして、今度はホテル宿泊希望の列に並ぶことに。
するとキエフから乗り継ぎ便のある人は、別の列に振り分けられ、30名ほどがその振り分けられた列に移動。 そこでしばらく待っていると、ママの携帯にメールがピロローンと立て続けに3本届きました。

メールはウクライナ航空からで、キャンセルになった便の代替便予約のお知らせ。翌朝8時20分のヒースロー空港からブリティッシュエアウェイでキエフまで飛ぶ便が予約されていました。
さっきネットで見ていた3人で3000ポンドの便のようです。
乗り継ぎのある人の中でも代替便の予約がある人は、さらに振り分けられて、ヒースロー空港近くのホテルにまとめて送られることに。

ヒースロー空港近くのホテルに送られる代替便予約のあるグループは、我が家の他に、小さな女の子が二人いるモルドバ人の4人家族。そして キエフ乗り継ぎでテレアビブに行くというアラブ系家族6人の合計3家族のみ。
結局、一番最後まで空港内で待たされ、航空会社が用意したタクシーでヒースロー空港近くの3つ星ホテル、プレミアインへと送られました。
ガトウィック空港宿泊組は4つ星のソフィテルホテルなのになぁー。
この時間で翌朝8時代の飛行機だと、寝る時間もほとんどないし、もうなんか色々疲れてるし、どうでも良いか。
タクシーに乗り込むなり、タクシーの運転手が「空港近くのプレミアインは3軒あるんだよね、どこのホテルだろう?」と言うので、一瞬不安になりましたが、眠い目を擦りながら無事到着。

他2家族も同じホテルのレセプションに次々到着。

深夜1時に3家族、合計13名が突然来たもんだから、今度はプレミアインのレセプションの人がカオスに。
ガトウィック空港からのタクシーの中で、よだれを垂らしながら寝てた娘を無理やり歩かせてレセプションに並んでいましたが、娘は耐えきれずロビーのソファーで再び眠り始めます。
マネージャーも出てきて、こちらは突然のでき事で疲れて眠いのにチェックインするだけの作業に30分ほどかかる。アラブ系のママ、あまりの手際の悪さに嫌味を言うと、テンパったマネージャーが言葉は丁寧だけど、逆切れ(笑)

やっと部屋に入った時には1時半くらいになってました。
数時間後の5時30分にはタクシーがまたお迎えに来るとな。。。
朝食は6時からだから、飲まず食わずで空港へ向かうことに。
プレミアイン、もう少し融通きかせてくれたらいいのになー。
予期せず宿泊することになったお客さんにコーヒーくらい飲ませてあげたってよかろうに。。。多分、4つ星ソフィテルなら飲ませてくれてたよな。
こういう時でも、子どもや家族の事をして自分のことは後回しになるので、結局一番最後にベッドに入るのはママ。
睡眠時間3時間くらいかー。飛行機の中で寝るのとどっちの方がマシなのか。

今回の中央アジアの旅、一体どうなることやら。

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