2019年9月7日土曜日

【子連れで中央アジアの旅 2・ウクライナからカザフスタン】キエフ空港のラウンジでアルマトイ行きを待つ

いきなり飛行機がキャンセルになり、昨夜深夜に到着したヒースロー空港近くのプレミアイン。
事の成り行きは前回のブログを=>【子連れで中央アジアの旅】フライトがキャンセルに!

ろくに睡眠も取れず、朝食は時間外でコーヒーも飲めずに早朝ホテルをチェックアウト

5時半にホテルへと迎えに来ているはずのタクシーはおらず、結局、空港行きの無料のシャトルバスにのりこむ羽目に。

昨夜出発予定だったキエフ行きの飛行機が急にキャンセルとなり、航空会社側が用意したタクシーに乗って深夜遅くにガトウィックからヒースロー空港へと大移動した我が家。
振替便でヒースローから朝イチ8時20分のBritish Airwaysの飛行機でキエフまで飛ぶことになり、これでキエフからアルマトイ行きの便には当初の予定通り乗り継げ、その後の旅を計画通り続けることができるようになりました。

けれども、当初の長いトランジット時間を利用してキエフ空港近くのホテルに1泊しプールで泳いでのんびり過ごそう!という計画はおじゃんに。
幸い予約していたホテルは、飛行機がキャンセルという止むを得ない理由なので無料でキャンセルに応じてくれました。


ロンドン・ヒースロー空港からキエフボルィースピリ空港までは3時間15分。
我が家3人は、もちろん機内で爆睡。
ちなみに最近の欧州内のフライトは、機内食や飲み物は事前に予約購入するか機内販売を利用するかで、荷物も機内預けの場合は別途料金がかかることが多いので要注意です。

さて、定刻通りにキエフに到着したものの、乗り継ぎのアルマトイ行き飛行機の出発までは5時間ちょっともあります。

空港から遠いキエフ中心街に出て、子連れで観光するほどたっぷり時間があるわけでもなく、また昨夜からの出来事ですっかり疲れ果てた我が家、街に出て行く気力もなく。

キエフ空港はそこまで大きい空港でもないので、家族3人でお店を見てカフェに入って、と言っても潰せる時間がたかが知れてます。
どうやってこの5時間ちょっとの乗り継ぎ時間を過ごそうかと考えていたところ目に入ったのが「ラウンジ」の文字。

この中途半端に長いトランジット時間をちょっと奮発して、初めてお金を払ってラウンジ利用することにしました。

いくつかあるラウンジの中から、ふらっと入って見て値段を聞いてみると、大人一人750 ウクライナフリブニャ(25ポンド)と結構高いですが、受付のおばさんが娘の分は無料にしてくれたのと、ラウンジ利用することで、飲み物や軽食代が不要、また当初予定していたホテル宿泊にかかるはずだった空港からの移動費用とホテル代を払うことを思ったらまぁいいかと。。それより何より疲れ切っていたので、ゆっくりしたかった。

キエフ空港のラウンジ

気になる食べ物ですが、カウンターには3種類ほどのホットフードが並んでいて、係りの人に言うとスープを入れて貰えるほかは、冷蔵ショーケースにはカナッペ類のフィンガーフードが数種類並んでいるのみ。
あとはカップケーキやビスケットのスイーツ類と、ちょっとがっかりのセレクションでした。

飲食物はいまいち充実してませんでしたが、東欧の都市なので、まぁこんなもんでしょうか。まぁ、なんとなく予想通り。
広い室内には、4−5組の旅行者がいるのみで、盗難を気にせず携帯が充電できて、ネットに繋げたのは良かった。

娘は、ちょこちょこ食べ物のあるカウンターに行っては、 食べ物や飲み物をもらいながら、キンドルで本を読んだり、ポッドキャストを聞いたり。

ママとダディは、軽食を食べ、コーヒーを飲みながらゆったりした椅子に座って携帯でネットサーフィン。

海外の空港、しかも人の往来が激しい場所では、置き引きなどが心配であまりリラックスできないのですが、昨夜からの出来事と睡眠不足で疲れてもうろうとしていたママとダディにとっては、人混みを避けた静かな場所でゆったりと時間を潰すことができてよかったです。

そしてふと気がつくと、娘のポケットがパンパンに膨れ上がってました。
何かと思って見てみると、キャンディーが死ぬほど入ってました(笑)。

制限時間3時間マックスにラウンジを利用をしても(時間を超えてもうるさく言われることもなかったと思うけど)搭乗まではまだ時間があったので、ラウンジを出て、今度は広くないキエフ空港の中をうろうろして2時間ちょっとの時間をつぶし、やっとアルマトイ行きの飛行機に搭乗しました。

キエフからアルマトイまでの飛行時間は、5時間45分。
飛行機内ではしっかり機内食を食べた以外は、ほぼ爆睡。気がついたらアルマトイに到着していました。

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アルマトイ到着は朝6時だったので、あらかじめこの日宿泊予定の安宿に空港送迎をお願いしてたけど、やっぱりお迎えは来ていませんでした。

そんなこったろうよと、あまり最初から期待はしていなかったものの、眠いし疲れた脳みそで、空港内の面倒くさいタクシーの客引きをあしらう気力がなく。

「どこまで行くんだ?」とやたらとしつこい運転手を無視して、あらかじめ携帯にダウンロードしておいた旧ソ連圏で広く知られている配車アプリ、Yandex(ヤンデックス)をさっそっく利用することに。

Yandex. Taxi appは現在ロシアを始め旧ソの国々を中心に使用可能。



無事、配車された車を見つけ、アルマトイの街へ。
宿泊先の入口が分かりにくく少し迷ったものの無事に宿へ到着。
空港到着してカザフスタンの現金を手に入れるのをうっかり忘れていたので、しかも為替レートが分からず、かなり大盤振る舞いの手持ちの10米ドルを運転手に渡しました。本来なら3ドルぐらいだったもよう。。。

タクシーの運転手さん、宿の位置を確認中
運転手さん、朝からラッキーだったわねぇ。

宿は、民家を宿泊施設として利用している所で、とりあえず早朝訪れた我が家3人にドミトリーのベッドを使わせてくれたので、我が家3人とも気絶したようにすぐに寝ました。
イギリスとは5時間の時差があって、まだ身体は深夜時間。おまけに昨夜は睡眠不足。
そんな我が家3人、エアコンの効く部屋でよく眠れました。

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