2019年1月16日水曜日

【子連れでフランスの旅】月の港ボルドーを半日観光

さてと、今回の旅も最終日。
初の北スペイン、サンタンデール 、ビルバオ、サンセバスチャンの3都市とフランス南西部ボルドー7泊8日周遊の旅。

サンセバスチャン(又はビルバオ)空港からロンドンに戻るよりも、1泊の宿泊費(Ibisで€ 65.70)とサンセバスチャンからの移動費(TGVとローカル線三人で約65)を含めても、ボルドー空港からロンドンに戻る方が航空券が安かった(三人で€90.81)、というだけの理由なので、おまけ程度の滞在ですが、フライトは夜19:20の便なので、ボルドー市内を簡単に見て回るくらいの時間は十分にあります。


今回ボルドーで宿泊したのは、ibis Bordeaux Center Meriadeckキャンセル不可の前払いで€65.70でした。
娘ももうすぐ9歳。さすがに親のベッドに添い寝はキツくなってきたので、最近は、エキストラベッドを用意してもらうか、三人部屋で予約しています。これが、ツインやダブルルームに較べると、値段が大分違うんですよね。。。
旅行にかかる費用の中で大きな比重を占めるのが、飛行機代と宿泊費です。なので、できる限り安くて快適な場所を選びたい。。。

さて、朝食は、昨日の夜ホテルの向かいにあるスーパー、カルフールで買っておいたパンやフルーツで済ませました。昨日の夜が遅くなってしまったせいもありますが、この時、時計はすでに11時近く。(というか、毎日ずっとこんな感じ。。)
チェックアウト後、フロントで荷物を預けボルドーの街へ。16:00くらいにはホテルに戻り荷物を受け取った後、バスで空港に向かう予定です。

ボルドーの見所は、ワイナリー巡りをせず「月の港ボルドー」と呼ばれる世界遺産に登録された歴史地区を回るだけなら、徒歩30分圏内で大体見れてしまいます。ちなみに「月の都」とは、上から見ると川の形がちょうど三日月のように見えるから、らしいです。
ロンドンやパリからの週末旅行にちょうど良いサイズ感の街です。

そのボルドーで、唯一訪れてみたいと思っていたブルス広場にある水鏡。
歴史を感じさせる建物が水面に鏡のように映るその風景を一度見て見たい!
ぶっちゃけ、これだけ見たらボルドーはもういいと思ってたのですが、

何と!



水鏡がないっ!

冬季は水が張られておらず、ただの広場になっているだけでした。
残念。。。

でも、ちょっと意外だったのが、このブルス広場。
建物のすぐ前に水が張られているのではなく、交通量がある道路を隔てたその手前に噴水がある広場があり、そこの水面に建物が反射して映るようです。
建物とそれを映す水面(鏡)の間には、道路1本分の結構な距離があり、しかも常時水が張られているわけではありません。

てっきり、建物の真ん前に池があって水が常に溜まっているのだとばかり思っていました。
ガロンヌ川沿いの遊歩道

ブラブラとサンタンドレ大聖堂、カンコンス広場、サンミッシェル大聖堂などの歴史的建造物をチラ見し、お昼を食べようかと街中をブラブラしていたら、Les Grands Hommesという屋内マーケットを発見。
何か美味しいものがあるに違いないと周囲を一周してみたら、レストランが何軒かあり、ちょうど
地元の人が入って行ったブラッセリーLE BALを後ろから覗いてみたら、すごくいい感じだったので入ってみました。

メニューを見て、実は「魚介のリゾット」を頼んだつもりだったママでしたが、運ばれて来たお料理は、美味しそうだけど何かちょっと違う???このてんこ盛りになってるのマッシュポテトだよね?


美味しいー!でもこれリゾット?


「リゾットを頼んだつもりだったんだけど。。。」とオーダーを取ったお兄さんに聞いて見ましたが、英語がよく通じてないみたいで、ママのお
目の前にあるお料理は、今日のおすすめランチの一つのようでした。
そのまま食べて見たら美味しかったので、まぁいいか。
と、「美味しそうだから、大丈夫です!」と言って、そのまま完食しました。
でもお兄さん、「えっ、あっ?リゾットも食べたいの?」と言って、付け合わせサイズのキノコのリゾットも持って来てくれました。
いや、そうじゃないんだけど。。。
美味しから、まぁいいか。。。

予期せずも、お腹がはち切れんばかりの量となったランチを食べた後、美術館や博物館に行くほど時間もないので、空港に行くには少し早いけど、また宿に戻り荷物をピックアップ。
ホテルのすぐそばのバス停からボルドー空港行きのバスが出ていて、地元の風景を見ながら30〜40分ほどの旅。
ボルドーはスペインまでそう遠くない街なのに、街の様子や人の感じなどスペインとは全く雰囲気が違うのが面白いです。

空港に到着するも、搭乗券を発券してもらいたかったので、カウンターのオープン待ちで時間が過ぎました。
地方空港は飛行機の時間2時間前ぴったりにならないとカウンターがオープンしないことが多いので、セキュリティチェックを受けてからのんびりお茶ができませんでした。


しかもEU圏からUKへ移動する場合は、出国審査を受けなければならないのですが、特に地方空港では、この審査を受けた後、カフェやお店が一つもないことが多いんですよね。。。
ショップとかちょっと見て暇つぶししようと思ってたのに、お店がない事を忘れていてうっかりしてました。娘の機内でのスナックやお水も買いそびれた。。。

お陰で娘にねだられ、機内でシリアルバーを買わされました。
ちなみに帰路はブリティッシュエアウェイズでしたが、短距離路線の機内販売はM&Aの商品です。ヴァージントレインはコスタ・コーヒーが車内販売してたり、イギリスの小売業の業務形態も大分変わりましたね。

19:20にボルドーを出た飛行機は、19:50にロンドン、ガトウィックに到着。
飛行機で1時間半飛んでも、1時間の時差があるのでこの時間です。
何度乗っても不思議な感じ。

お陰で明朝からは、ちょっと早起きできそうです。結局、1時間の時差ボケ治らずイギリスに帰国です。



***フランス・ボルドーの子連れ旅情報***

街の子連れに優しい度 ★★

フランス第5の都市ボルドー。市の環境美化取り組みで、街が綺麗になり世界遺産に登録され流など、フランス国内で住みやすい都市の上位にランキングする人気の都市です。子どもが楽しめるような特別な施設や場所があるわけではありませんが、緑がいっぱいの公園や綺麗に整備された川沿いのエリアなど子連れでも安全に楽しめる場所があります。

ボルドーの宿泊先

ibis Bordeaux Centre Meriadeck


宿の子連れに優しい度 ★★
ボルドーの観光地まで歩いて行けて立地はいいです。目の前にカルフールやトラムの駅もあり便利です。1階にレストランがあるのと、受付前には子供が遊べるコーナーがあります。部屋はよくあるビジネスホテルといった感じ。トリプルルームは若干狭く、可もなく不可もなくでしたが、あちこちちょっと古くなってきてるかなーという印象でした。ここは12歳まで添い寝は無料。事前リクエストで、ベビーベッドも用意してくれます。
ちなみに、同系列のホテルNovotelは隣の建物、ibis budgetとはドア1枚で繋がっています。どうせ1泊寝るだけだったしibis budgetで良かったかも。。レストランは子供メニューあり。

電車料金:4歳以下は無料。4〜11歳は子供料金。
ボルドー市内のトラムは5歳以下は無料。

子連れアクティビティ充実度:★★★
ガロンヌ川でボートに乗ったり、ブルス広場前の水鏡に水が張られれば、暑い日は水遊びができそう。天気が良ければ、川沿いの公園なども良さそう。

子連れ食べ物充実度:★★★
フランスの都市なので一通りのものが食べられます。子供用のメニューがあるお店もあり。

赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★
スーパーや薬局に行けば、普通に色んなものが手に入ります。
さすが食にうるさいフランス人、離乳食のグルメな品揃えが素晴らしいです。

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