9時半起きで10時には宿をチェックアウト!バスターミナルに近い場所に泊まっててよかった。。
サンタンデールのバスターミナルは、地階がバス乗り場、地上階にはカフェがいくつかあって、2階はチケット販売の窓口と自動券売機が3台くらいあります。
11時までまだ余裕があったので、ここのカフェで朝ごはんを取ることにしました。
11時近くになって、バス乗り場に向かうと、すでに列ができていました。念のため前に並ぶ家族に「これビルバオ行き?」と聞くと、思いっきりスペイン語で返ってきて、よく分かりませんでしたが、この列で間違いないようでした。
11時近くになり目の前に駐車していたバスのドアが開くかと思いきや、何とどこかへ走り去っていってしまいました。そこから5分、10分、15分、何のアナウンスもなし、たまに大型バスの音がしてバスがやってきたかと思うと、そのまま素通りして行きました。
20分待たされると、さすがのスペイン人たちもソワソワ。ママは13:30で予約したビルバオのレストランのことが気掛かりで、ソワソワ。。。
待つこと30分後にやってきたバスこそがビルバオ行きで、やっとみんな乗車することができました。
道路自体は渋滞もなくスムーズで、サンタンデールを出てから、途中高速を降りて2箇所の小さな街を通過した後、ちょうど1時間半後の13時にビルバオのバスターミナルに到着しました。バスの運転手、寝坊でもしたのか?
この時点で、グッゲンハイム美術館にあるビストロの予約時間まではあと30分弱。荷物を持ったまま直接レストランに向かってもよかったのですが、食事の後に美術館を見ようと考えていたので、多少の遅れなら大丈夫だろうということで、先にホテルに荷物を置いてから行こう。
と言ったのがよかったのか悪かったのか。
この時既に13時20分。
急いで、フロントに行き名前を告げると、何と!
なんと!
ナント!!
予約した日付が1ヶ月後だった。。。
ビストロの予約時間が13:30と迫る中、予約されていないホテルのフロント前で焦るママ。その隣で、元経験者(笑)のダディが冷静に
「じゃぁ、今日、明日の空きはありますか?」と。
フロントのお兄さんは、「今日は空いてるけど、残念ながら明日は満室ですね。。。でも、キャンセルが出る事もあるから、夜まで様子を見てください。いつも1件か2件くらいは前日にキャンセルが出ますから。」と。
とりあえず本日の宿は、当初の予約した料金の倍ほどの値段で宿泊できることになり、
フロントのお兄さんは、1ヶ月後の予約をまずキャンセルし、今日のお部屋の手配をしてくれました。
この時点で13:40。
部屋には入らず、そのまま荷物をフロントに預けることにして、荷物をフロント奥の部屋へ運ぶ。
そんな最中、ママの携帯がなり電話を取ると、やはり予約していたレストランから。
「すみません、事情があって遅れています。これから15分以内には到着できると思うので、テーブルはキープしておいてください。」
と電話を切り、慌ててホテルから出ると、待ち構えていたかのように客待ちするタクシーが。急いでこのタクシーに乗ってグッゲンハイム美術館へ。
ジェフクーンのパピー |
グッゲンハイム前のパピーをゆっくり見ることもなく、結局予約時間から約30分遅れで到着したビストロ・グッゲンハイム。
受付で「すみません、今電話で話したものです」というと「お待ちしてました」とにこやかなお姉さんが、テーブルを案内してくれました。
お店の中は、ほぼ満席の様子。
グッゲンハイム美術館には、ここのビストロの他にもう一軒、ミシュラン星付きのお店があるのだけど、レビューを見ると、そこはちょっとエッジーナ感じで、ファミリーで行けるような雰囲気ではなさそうだったので止めておきました。
結果的にはこのビストロで大正解○
いつも食べてるイギリスのしっかりとした味付けのお料理よりも控えめでいい感じ。
ここで食べたお料理と特にデザートに食べたブレッドプディング。しつこい甘さのイギリスものと比べるとちょうど良い甘さで、パンはふわふわ、でもちゃんと中まで火が通っててすごく美味しかった。
これまでの騒動でドット気疲れしてたのが一気に吹き飛んで行きました。
全部食べ終え、ホッとしたところで写真を一枚。 これ以前は焦っていて写真が一枚もありません。 |
お腹もいっぱいになったところで、グッゲンハイムへ。建築界の巨匠、フランクゲイリーがデザインしたこの美術館、外観もすごいが、内装もすごい。そして、グッゲンハイムが所蔵する数々の名作にも引けを取らない美しさ。
しかも、建築費は予算内、日程も予定通り、グッゲンハイムビルバオの建設で、バスク地方の地名度アップ、また最初の3年間で5億ユーロの経済効果が生まれたという素晴らしさ!
グッゲンハイム内部 |
スパイダーもいるよ |
お腹も心も満たされたのち、グッゲンハイムの周りを一周。美術館の向かいにも児童公園があり、娘は「行ってもいい?」と言い終える前に一目散に走って行きました。
その後、ビルバオの街中を歩いて今夜の宿へ。
年末年始ぐらいいつもよりちょっと良いホテルで過ごしたい、と思って探したホテルでしたが、今の所ここで過ごせるのは今夜だけ。やっぱりベッドやリネン類などに差が出てくるよなぁ。
気を取り直して、夜ご飯を食べに、宿から歩いて10分ほど、ビルバオ駅の裏側にある橋をを越えたところに広がる旧市街へ向かい、バル巡り。
駅前繁華街の照明が綺麗 |
旧市街へ渡る橋の上から見た景色 |
旧市街の橋を渡った広場もライトアップされてました |
旧市街は通りごとに違ったテーマのライティング。これはキノコ? |
トルティーヤ(スペインオムレツ)やピンチョスなどを食べて、腹ごしらえしました。
娘はイカフライが気に入ったそう |
Bertonというお店。住所:11 Jardines Kalea ピンチョスの種類がいっぱい! |
バルの前は黒山の人だかり |
ここは魚料理が美味しいバルRio-Oja Restaurant 住所:4 Txakur Kalea |
またもや、食べてるんだか食べてないんだか分からない夕食でしたが、ランチをしっかり食べたので、これくらいがちょうど良いかな。
赤ちゃん連れのファミリーからおじいさんおばあさんまでピンチョスをつまみながらワインやビールを飲んでるこのバルの感じ、日本の居酒屋の雰囲気にそっくり。
なんか懐かしい感じです。
ビルバオに来て、サンタンデール のバルに比べると、ピンチョスの種類が若干増えたような気がします。
それにしても、サンタンデールでは見かけなかった日本人の観光客が入る先々のバルにいて、ちょっとびっくり。バスク地方って、日本では人気の旅行地なのかな。
ちなみに、明日のホテルの部屋は、まだキャンセルが出ておらず。
明日は大晦日で、手頃な値段の宿はどこも満室。。。
***スペインの子連れ旅情報***
スペイン・ビルバオ
街の子連れに優しい度 ★★★★
ビルバオの街の見所は、どこも徒歩圏内で回れてしまいます。また、ところどころに児童公園があり、子どもが楽しめる場所がたくさんあります。
ビルバオの街の見所は、どこも徒歩圏内で回れてしまいます。また、ところどころに児童公園があり、子どもが楽しめる場所がたくさんあります。
グッゲンハイム美術館向かいの児童公園には地元の子もいるのでオススメです。旧市街へ渡る橋の付近にある公園付近も子供が走り回るのにはちょうどいいです。
バルは夜遅めの時間でも子供がいたり、車が入ってこない広場に飲食店があったりするので、ちょろちょろ落ち着きのない子供がいても、目が届くので安心感ありです。
ビルバオの宿泊先:
Sercotel Coliseoバルは夜遅めの時間でも子供がいたり、車が入ってこない広場に飲食店があったりするので、ちょろちょろ落ち着きのない子供がいても、目が届くので安心感ありです。
ビルバオの宿泊先:
宿の子連れに優しい度 ★★★★
12歳まで親のベッドに寝る場合は無料。チェーン系四つ星。オペラハウスの建物を利用した新しく綺麗なホテルで、ホテルとしては申し分無い。
ビルバオの国鉄駅まですぐ。旧市街までは徒歩10分。グッゲンハイム美術館まで歩いて15分とどこへ行くのにもすごく便利。スーパーも近くにあります。
電車料金:4歳以下は無料。ただしRenfeに乗車の際は、窓口で無料のチケット購入の必要あり。4〜13歳は子供料金。
子連れアクティビティ充実度:★★★★
ビルバオも児童公園がいっぱい。川沿いの遊歩道は、子連れで歩きやすいです。フニキュラーで丘に登ったり。グッゲンハイム美術館(その他の美術館、博物館も同様)は12歳以下は入場料無料です。旧市街を歩いたらリベラマーケット(The Ribera Market )
へ。滞在日数に余裕があるなら、世界遺産の運搬橋ビスカヤ橋(Vizcaya Bridge)へ。3歳以下は無料。この橋から30分ほど歩いたところにゲチョ水族館あり。子ども2.15ユーロ。
子連れ食べ物充実度:★★★
バルのピンチョスは、サンタンデールに比べると種類が豊富。コロッケ系やお肉系など子供が好きそうなものもあります。
赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★★
欧州他の都市と同様にスーパーや薬局で購入可能です。
イギリスやフランス、ドイツに比べると、子どもに特化したサービスは少ないかもしれませんが、基本的にどこもキッズフレンドリー。
イギリスやフランス、ドイツに比べると、子どもに特化したサービスは少ないかもしれませんが、基本的にどこもキッズフレンドリー。
0 件のコメント:
コメントを投稿