2018年12月5日水曜日

【子連れでベラルーシ】おすすめは無料ウォキングツアー、ミンスク最新トレンドスポット情報

今日は朝から張り切って、無料のウォーキングツアーに参加することにしました。
と言っても、ベラルーシ現地時間の11時が集合時間。
イギリス時間だと8時か。早いな ....

ミンスク無料ウォーキングツアー

最近どの都市でも見かけるこの無料のウォーキングツアー、いつもとてもためになっています。
いつも大体2−3時間で、地元のガイドさんが主要な観光ポンイントを訪れつつ、歩きながらその街の歴史について話してくれたり、途中でオススメのレストランや流行りの場所などを教えてくれたりします。
子どもがいても、無料のツアーなので、万が一、子どもがぐずり始めたとかトイレに行きたい!とかで途中抜けることになっても、後ろめたい気持ちがしません。できれば、街に到着後早めに参加すると、その土地に対して色々と理解が深まりその後の滞在がより有意義に過ごせるようになります。
無料のツアーといっても、大体最後にガイドさんにチップを払う(強制ではありません)のですが、チップを払うに十分値する内容だと思います。

と言うわけで、今回はタイミング悪く、ミンスク滞在最終日に参加することにしたウォーキングツアー

11時に集合場所であるミンスク市庁舎近くの指定の場所に集まると、我が家三人ともう一人南米系の男子が一人いました。

市庁舎前の広場




そこへ、フリーウォーキングツアーのバッグを持ったガイドのお姉さんが登場。
まずは、簡単なガイドさんの自己紹介ののち、ベラルーシにまつわる簡単なクイズと説明を聞いてからツアー開始。
開始後15分ほど経ってから、オーストラリア人のカップルがジョインしてきました。


体育館として使用されていたキリスト教会

先ずは、集合場所の市庁舎から、ロシア占領下時代に体育館と使用されていたキリスト教会などを見学した後、ミンスクの昔ながらの街並みが残る旧市街エリアを通り抜け、アフガニスタン戦争従軍犠牲者の慰霊碑を見学。
ここはミンスクの街が綺麗に見えるスポットでもあります。


旧ソビエトテイストのダッサイビル群

戦争従軍犠牲者の慰霊碑

そして、めちゃダサい建築物が良く見えるのもこの場所。

ちなみに、世界で一番ダッサイ図書館と言わしめた建築があるのもここミンスク.....。


これが世界一ダサい建築。
National Library of Belarus by Flexovich

何かとツッコミどころ満載な旧ソ連の都市ミンスクです!


その後、昨日、季節はずれのくるみ割り人形を見たオペラハウスを通り抜けます。
ちなみにオーストラリア人カップルにママが、「チケットがバカみたいに安かった!」とおすすめしたら、ガイドさんを介してその場でチケット購入。

その後、ジョン・F・ケネディーを暗殺したリー・ハーヴェイ・オズワルドが住んでいたアパートを見て、最後に戦争記念碑見て終了、と言うツアーでした。
ちょうど2時間くらいでしたが、結構歩いたなー。


旧ソ連時代のプロパガンダ

ちなみに、同じツアーのオーストラリア人カップル。
インテリジェントな彼が結構チャレンジャーで、ガイドさんに「政府に汚職とかないんですか?」とストレートな質問を投げ掛けてました。

言論の自由がないこの国で、内心ドキドキしながら聞いていたダディとママ。
ガイドさんからは「そう言うのものはないです。」と模範解答が返ってきました。

まぁガイドさんも下手なこと言えないよねぇ。。。中国もそうだけど、政治的発言は気を付けないと逮捕・拘束される可能性があるからなぁ。


ミンスクのトレンディエリアへ

お昼は、戦争記念碑近くのカフェにて。サンドイッチを食べて、その後、Плошча Перамогi駅から地下鉄に乗り、ガイドさんに聞いたミンスクの今一番トレンディー(死語)エリアへ。
右下の赤いエリアがストリートアートがある通り

このエリアは、ミンスク中央駅の東側にある倉庫街で、3000平方Mもある壁一面に描かれたものすごい大きいグラフィティがあります。
ちなみに、世界で一番大きい壁画があるのが、ここミンスクの倉庫街にあるLenina Street近辺だそうです。
建物の壁面はグラフィティで覆われてます

倉庫街

色鮮やかな絵で青空に映える

不思議な絵もいっぱい

ミンスクのヒップスターが集うカフェ

鳥小屋もカラフルにペイントされてます

イベント中の倉庫

わ、1本裏通りのあんなところにも壁画があるよ

このLenina Street一帯は、2014年に国際ストリートアートフェスティバルの一環で招待されたブラジル人と地元ベラルシアンのグラフィティアーティストに描かれた作品で埋め尽くされています。

まだ4年前に描かれたばかり。と言うわけで、まだまだこれから発展の余地があるミンスクの超最新トレンドエリアです。

最寄はPersamaiskaja で、ミンスクのヒップスターが集うカフェやデザイン系のショップなんかもあって、なかなか面白かったです。
じっくり見てたら軽く1日潰せそうなエリアでしたが、そのまままっすぐ大通りを抜け、歩いて宿まで戻りました。ちなみに車通りがほとんどないので、子連れでも安心して歩けましたが、かなり長い大通りなので、途中何度か休憩を挟まないと一気に歩くのは大変かも。

それにしても、朝から歩いてるのでさすがに疲れました。
今日は余裕で数万歩いってると思います。。。

また暗くなりかけた頃、ミンスクのモール、ギャレリアの裏手にあるベラルーシレストランへ。
ちなみにポーランドにもあったギャレリア。ミンスクでは、ベラルーシでもっとも垢抜けた商品が売られているモールだと思います。ただし、垢抜けたブランドが入ってるのは1階のみで2階以上はパッとしません。。。

で、ベラルーシレストラン。ミンスク最後のディナーは、丸太小屋のようなフォークロアな感じのインテリアで、なぜかほとんどの料理に花火が付いてくるという。
季節や時間帯によっては、パフォーマンスもやってそうな感じでした。

生野菜そのままのシンプルなサラダ

肉料理には、なぜかいちいち
花火が付いてくる。

草?の上に乗ったサラダ?

背後の席に座るミンスク女子三人組(おばさんっぽい)がくだを巻きながらウォッカと見られる透明の液体を次々と胃の中に流し込んでいるのを見て、怖くなったママとダディ(笑)。
ちなみに、ここの店員の態度は、今までで一番最悪でした。西欧ではありえません。
旧ソ連の国々では、いまだに良く見かけるサービスという概念のないぞんざいな態度の店員ですが、ここのお店は、いまだかって見たことがないほどの旧ソ連ならではのおもてなしでした。

明日は、午後の飛行機でポーランドのワルシャワに戻ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿