2018年12月19日水曜日

【子連れでイタリアの旅−1】オフシーズンのリビエラ、ジェノバへ

ウダウダしてたら10月のハーフターム目前。
ちょうど仕事も落ち着いてるし、イギリス国内にいるのもなんだから近場でどこか行きたいなー。と思って探していたら、見つけました!
2週間前のギリギリにも関わらず飛行機代が安くで行ける場所が!

候補の一つとして南仏ニースというのもありましたが、迷ってるうちに飛行機の値段が少し上がってしまったのと、ダディが「フランスはホテル代高そうだし、ニースはつまらなさそう。」と言うので却下。そこで地図上を東にちょいと移動。

フランスのニース、モナコを通り抜けイタリア国境を超えたところにある街、イタリアのジェノバまで、日程をうまく組み合わせた3泊4日のBA(ブリティッシュエアウェイズ)で一人往復73ポンド!(2泊3日でニースはもう少し安かった)

10月末だと、さすがに海で泳ぐにはちょっと寒いけど、ジェノバの街中には見所がたくさんあるのと、我が家では「緑のパスタ」と呼ぶ娘の大好物「ペスト・ジェノベーゼ」の生まれ故郷ということで、食の方も楽しめる。
もちろん夏のハイ・シーズンなら最高でしょうが、オフシーズンでもそこそこ楽しめそう。

ということで、行ってきました。
ちょっとオフシーズン、イタリアのリビエラ、ジェノバ。

初日はジェノバの空港から空港バスに乗って、最寄りのターミナル駅Brignoleまで。
宿は駅から歩いて徒歩10分弱くらいの場所にある昔のお屋敷の中にあるB&Bです。
昔ながらの自分で開閉するドアのエレベーターで3階に行くと、宿の主がドアを開けて待っていてくれました。
宿はダブルベッドに簡易ベッドを入れてもらう部屋で予約していましたが、三連泊するのと空いているせいか、3ベッドの一番広い部屋に変えてくれました!

宿を予約する際、大人のベッドと一緒のベッドを利用する場合、子どもの滞在は無料、というのがよくあると思うのですが、子どもの年齢があがるに連れて子どものベッドに関して悩むところ。
一緒のベッドで寝るには寝相が悪すぎて大人がゆっくりと眠れないし、トリプルルームを予約するほどまだ一人前じゃない。

なので、いつも子どもの添い寝可のダブルルームで、予約時に8歳の子供が一人います。と書き添えると、かなり高い確率で、無料で簡易ベッドを用意してくれたり、トリプルルームに変更してくれたりします。
安宿の場合は、素直にトリプルルームを予約してしまいますが、先進国のホテル代はダブルとトリプルの部屋では、かなり値段も変わって来ますので。。。

というわけで、宿にチェックイン後、ジェノバの街をぶらっと。

まずは、ピザが食べたいという娘のリクエストで、最初に目に入ったお店Osteria della Pizzaへ。
お店の名前にピザって書いてあるのにピザはないとのこと、名物ジェノベーゼソースのニョッキをランチに。
もちもちニョッキとジェノベーゼソース



カフェっぽい雰囲気だったので、全然期待してなかったんだけど、
これが、めちゃくちゃ美味しかった。
このニョッキのモチっとした感じとバジルのほのかな苦味。。。
日が短くなって来たロンドンからまだ太陽の光が眩しいイタリア、ジェノバ。
寒がりのママですが、頑張ってテラス席に陣取り、本場ジェノベーゼを楽しみました。

お腹がいっぱいになったところで、空港のインフォメーションでもらっておいた地図を頼りに、オールドタウンの方へと街歩き。石畳の続くジェノバの街は、月曜日だったせいか美術館や博物館などは休館。
でも、ルネサンス発祥の国イタリアならではの建物や入り組んだ街並みを歩くだけで、ヨーロッパに来たー!という実感が湧いて来ます。(イギリスもヨーロッパなんですが...)


サン シーロ教会の天井画が素晴らしい


16から17世紀に建てられたガリバルディ通りに並ぶ世界遺産登録の建物群は、全部で40軒ほどあるそうです。
しかし、500年は経っている歴史的建造物が、一般の住居やオフィスだったりするのがつくづくすごいなーと。
集合住宅かオフィスの入り口

一旦宿に戻って休憩したのち、夕食を食べに近所の商店街へ。
月曜日はレストランもお休みのところが多いようで、最初に目指していったお店は、予約がいっぱいで、その近くの偶然入ったお店、II GENOVESEは、「10分くらい待ったら席が空くよ」とのことだったので、少し待って入りました。

イタリアのレストランは、予約必須です。

このお店は、ジェノバのあるリグリア地方の料理を出すお店で、また、飽きもせず、ジェノベーゼパスタ、そしてトマトソースのラビオリをプリモに。そのあとにウサギ、干しタラの料理をセコンドに。
そして、しっかりドルチェにソルベとチョコレートタルトのようなものを食べ、ダディーは食後酒だ!といって、グラッパも飲み干しました。
これにグラスで白ワインを1杯ずつ飲んで、全部で70ユーロ弱。
ぷはー、お腹ははち切れんばかりに。

地元の人もいっぱい来てたし、適当に入ったお店でしたが大正解でした。
ジェノバは、お財布にも優しい街です。

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