2018年12月12日水曜日

【子連れでポーランドの旅】子どもと楽しむ小人の街ヴロツワフの4箇所

娘のおじさんが仕事で住む「小人の街」こと「ヴロツワフ」滞在2日目。
コンパクトにまとまったポーランド第4の都市、国内で最も国民所得の高い都市の一つ
ヴロツワフは、子連れ週末旅行には手頃でちょうどいい大きさの街だと思います。
家族連れが多く住むこの街には、子連れで楽しめる場所がいっぱいあります。


ヴロツワフってどんなところ?


  • ロンドンからヴロツワフまで直行便あり(ライアンエアー、WIZエアーなど)。
  • 旧市街は徒歩で回れる大きさ。車通りも少ないので子連れも安心
  • 交通費が安い(Uberに乗っても、市内は2-3ポンド)
  • 治安が良い
  • 英語が結構通じる
  • ワルシャワ中央駅から電車で3時間半
  • 小人がやたらめったらたくさんいる


ヴロツワフで子連れにオススメの場所4箇所

その1【ヴロツワフ動物園】


朝から動物園とその向かいにある日本庭園を見に行くことに。
身支度をしてから、おじさんの家に集合。ヴロツワフ駅近くのアパートからおじさんちまでは徒歩5分ほど。おじさん宅で朝食後、大人4人に子ども一人なのでUberで動物園前まで向かいます。
もちろん市内から路面電車で行くこともできます。

動物園(と日本庭園)は、
街の中心から向かって南東の方にある。



この日は、天気の良い週末ということもあり、ヴロツワフ動物園は大層な人混み。
事前にネットでチケット購入することをオススメします。
ペンギンやアシカなどの海生哺乳類のいる特別な建物は、まだオープンして間もないこともあり、家族連れでものすごい長蛇の列でした。多分入場するまで1時間以上かかっていたと思います。
動物園の中には、小動物コーナーや遊園地コーナーもありました。

園内では、ちびっ子が乗れるワゴンの貸し出し(10PLN )があったり、もちろん場内にはカフェやレストランなどもあって、子どもから大人まで楽しめます。

それにしても、まだ5月とは言えこの日は暑かった....。
アジアの国々のような蒸し暑さはないので日陰に入ると涼しいですが、直射日光に当たるとかなりの暑さです。暑さ対策も忘れずに。
お昼は園内でホットドックとフライドポテトで済ませました。

その2【日本庭園と噴水】


動物園のちょうど向かい側にあるのが日本庭園。
実は、日本庭園の手前には大きな噴水があったりして子連れにはうってつけの場所。
噴水は、大体1時間おきに色んな音楽とともに照明や映像のショウがあります。また、その噴水を囲むように回廊があり、そこを走り回るだけでも子どもは大喜び。

日本庭園、なの?

日本庭園そのものは、西欧とアジアが混じった印象の庭園で下が、水辺に飛び石が敷いてあったり、小さな太鼓橋があったり。
迷路のような庭園の中を歩き回るだけで子どもは楽しそうです。睡蓮の浮かぶ池には錦鯉がいたりして、日本の「ワビ・サビ」のエッセンスを感じることができました。(ウソ)
池の端の岩場に座って、美しい眺めの庭園をじっと見つめながら物思いにふけっている人もたくさんいました。(単に暑いから、または歩き疲れて木陰で休んでるだけだったのかもしれない。)

帰りは、またUberでおじさんちまで戻り、暑さと、かなりの距離を歩き回り大人は皆んな疲れ果てたので、我が家は一度宿へ戻り休憩。夜ご飯にまたおじさんちに集合することにしました。

夜は川沿いの地中海レストランPrzystańへ。
ポーランドにしては、メインのお料理が10ポンド前後と....ソコソコの値段でしたが、味は可もなく不可もなく、まぁまぁだったかな。


その3【ボートツアー】



そして3日目。
我が家のステイしているアパートからおじさんの家に行く途中、交差点にイチゴを売る露天を発見。新鮮で美味しそうだったので、1パック買っておじさんちへ。

この日は、ヴロツワフを流れる川を運航するボートに乗ってみようということに。
City Boatsという船が、小島にあるCaptain’s Harbourというマリーナから出ているので、そこまで皆で歩いて行くことにしました。
おじさんの家からは、公園の中を抜けて歩くこと10分くらいでマリーナに到着。
船は、少し大きめの40−50人くらい乗れそうなものと、十人くらいまでの小型のチャーター船がありました。
大きめの船は、1時間のクルーズで大人一人PLN 30。
待つこと15分くらいで、大きめのボートに乗船。ボートは街の中を抜け、動物園のある方へと向かいます。

途中、川岸に小人が見えたり、砂浜にビーチ・バーがあったり。何度か橋の下をくぐり川が二股に分かれたところで、ボートは小さなマリーナに帰着しました。そこで、動物園に行く人たちを降ろすと、また川を元来た方向へと戻り、最初に乗船したマリーナへと戻りました。
船は波もなく穏やかで安定していて、約1時間くらいの長さは、子連れにとっては長すぎず短すぎずで、ちょうどよかったです。

その後、マリーナのある小島に建つ教会を見て、カップルたちが掛けた南京鍵がたくさんあるトムスキ橋を渡り大聖堂に立ち寄ったのち、旧市街へ。
ここで簡単にランチ。ピザ屋さんに入りました。



その4【ショッピングモール】

その後、ナナがどうしても娘に靴を買ってあげたいというので、おじさんちの向かいにあるショッピングモール、ガレリアへお買い物に。

ガレリアには、ポーランド発のザラ的な洋服屋さんReserveや、ポーランドのフォークロアなお花模様が可愛い雑貨屋さんForkstar、可愛い靴が手頃な値段で買えるお店など、かなり充実。
お買い物好きな人にはオススメのショッピングモールです。残念ながらお店の名前は忘れてしまったのですが、子供靴のお店が、すっごく可愛いのに激安。
娘は、ナナに紺色のサンダル(なんと一足5ポンド程度)買ってもらっていました。

その後、reserveでスカートとピンクのタンクトップを買ってもらってご満悦。ママはForkstarで可愛い雑貨を買って大満足。このお店はポーランドのお土産を買うのにも最適です。ダディは、スーパー、カルフールでサラミを買って大喜びでした。ナナはグランパのお土産にウォッカのボトルを購入しました。

イギリスに比べると物価が1割から2割くらいは安いんじゃないかと思うポーランド。
1箇所で皆んな買い物ができるショッピングモールはすごく便利です。


買い物のあとは、おじさんの家に戻り一旦少し休憩。
大人がワインを飲んだりしている間、娘はテレビを見たりしたのち、明日は我が家のフライトの時間が朝早いので、おじさんちの下のレストランで早めの夕食を取ることに。

中庭に面したテラス席に座ったので、娘が飽きて走り回っても全く全然問題なし。目が届いて安全、人もいないので安心して食事ができました。

家族がポーランドに集う最後の食事、ナナが満足できればまぁいいよね。。。
と日本人嫁は思いました。

あっという間に旅行は終わり、明日は、朝7時のフライトです。
地方都市は空港が市内から近いところにあるのが良いところ。
にしても、あぁーっ、、、、4時起きの4時半出発!
空港まではもちろんUberにて。。。明日お昼くらいまでには家に到着です。

***ポーランド・ヴロツワフの子連れ旅情報***

街の子連れに優しい度 ★★

ポーランド第4の都市ヴロツワフ。ポーランドで最も住民所得の高い街ということで、街の中は治安も良く環境も整備されてファミリー層が住みやすそう。コンパクトにまとまった街なので、週末などを使った短期間の旅行に最適。イタリアやスペインに行くよりも普通に英語が通じるような気がします。

ポーランド・ヴロツワフの宿泊先


宿の子連れに優しい度 ★★
キッチン付きの1ベッドルームに滞在。冷蔵庫や食洗機はありますが、洗濯機がなかった。幸い我が家は寝るだけのための宿としての使用でしたが、食洗機よりも洗濯機の方が重要!旧市街へは歩いて10分程度、駅には5分程度の距離でアクセスはよし。あとチェックインが指定の時間にしかできなくて、融通が効かなかったのがちょっと残念。

電車料金:4歳以下は無料。4〜11歳は子供料金。
ボルドー市内のトラムは5歳以下は無料。

子連れアクティビティ充実度:★★★
動物園や大きな公園、川でボートに乗ったり、あとは小人ハンティングをしながら旧市街を歩いたり。子供と楽しめるアクティビティがたくさんあります。
子連れ食べ物充実度:★★★
ポーランドの都市は東欧の中でもかなり洗練された都会なので、西欧とあまり変わらず。子ども用のメニューがあるお店もあり。

赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★
スーパーや薬局に行けば、普通に色んなものが手に入ります。街の中にいくつかモールがあるので、そこへ行けば一通りのものが揃います。

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