2018年12月20日木曜日

【子連れでイタリアの旅−2】ジェノバから歩いて世界一美しい漁村ボッカダッセへ

今回は、イタリアはジェノバにやってきたわが家。
ことの成り行きは、こちらを( => 子連れでイタリアのリビエラ、ジェノバへ

朝食は宿にて。
知らぬ間に寝てしまっていましたが、昨晩はイタリア人のファミリーが二家族ほど同じ宿に宿泊していたよう。
イギリスとは1時間の時差があるため生活パターンも1時間違うのか、イタリア人ファミリーとはちょうど入れ替わるタイミングでダイニングルームへ。

今日は、宿近くの屋外マーケットを覗いたあと、海岸沿いの遊歩道を歩いて隣村、Boccadasseという漁村まで歩いてみることに。
そこでランチを食べ、そこからさらに歩くとちょうど電車の駅にぶち当たるので、そこから電車に乗って一駅のジェノバまで戻って来るという計画にしました。

大体、徒歩で2時間ほどの予定です。

我が家の滞在している宿はBrignole駅の西側、駅まで歩いて5分ほどの場所だったので、宿の前の通りを真っ直ぐ歩いていくと、Mercato Orientaleというインドアのマーケットがありました。




中には新鮮な魚、野菜、イタリアならではのパスタやリゾット米と乾燥キノコや野菜が入った商品とか、肉類、チーズありとあらゆる食材が並べられていて、今さっき朝食を食べたばかりなのに、頭の中は次の食事のことでいっぱい(笑)。

その後、海岸の方に向かって歩いている途中に、電気屋を見つけたのでヨーロッパ用プラグの携帯電話の充電器を購入。
その後、ジェノバの凱旋門を通り、カラヴェッレの階段を登って公園の中を抜けて、国際展示場の前に出ました。



そこから東に向かってコルソイタリアというプロムナードが隣村のBoccadasseまで伸びています。


キラキラと輝く海に美しい海岸線を眺めながら、綺麗に舗装された道を歩いていきます。
犬の散歩をする人、ジョギングをする人、のんびりとお散歩するブラウンに日焼けした人などが通り過ぎていきました。海岸沿いには時折レストランやカフェがあって、そこからビーチへと出られるようで、日本でいう「海の家」的な感じで、更衣室を完備しているところもありました。
10月も後半、太陽が輝き歩いていると汗をかくような陽気でしたが、いくらなんでも海で泳ぐには寒い、、、と思いきや、思っていたよりも多くの人(しかも大多数はお年寄り)、海に入って泳いだりサンデッキに横たわって日光浴を楽しんでいました。

途中、無人の階段があったのでこっそり降りて行くと、更衣室がたくさん並び、その奥にビーチがあり、すでにお年寄りが人泳ぎして日光浴を楽しんでいました。





まさか海に入れるとは思っていなかったので、水着やタオルを持ってきていませんでしたが、どうしても海に入りたい!という娘。ためらわずパンツ一丁になり、海に入っていきました。
やはり水は冷たいとすぐに出てきましたが、その後、濡れたパンツをビニール袋に入れ、ハンドタオルで体を拭き、ズボンを履かせて、何食わぬ顔をして隣村へ向かいました。




Boccadasseの村には、岩場に寝そべって日光浴をする人、座っておしゃべりする人、思いおもいに時間を過ごす人たちでいっぱいでした。我が家もしばらく岩の上に座って、娘の濡れたパンツを乾かすとともにちょっと休憩。村の港にあるお店でランチを食べることにしました。ジェノベーゼのパスタとシーフードパスタを頼み、娘と三人で分けると、ちょうどいい具合に軽めのランチとなりました。
ここのジェノベーゼは、リグリア・オリジナル、インゲン豆と小さく切ったジャガイモが入った、3センチくらいの長さの細長くひねった形のパスタでした。海辺で食べるパスタは最高でした。が、ジェノバで食べた食事としては、前日のジェノベーゼソースのニョッキが衝撃的に美味し過ぎたので、それは超えられなかったな。

食後にジェラート屋でアイスを食べまた出発。

その後、海岸線をさらに歩いて行こうとしましたが、通行止めとなっていたので、幹線道路を少し歩き、しばらくするとまた海岸沿いの道に出ました。



30分ほど歩いたところで、娘がトイレに行きたいというので、物陰になるような場所を探しましたが、海岸線の道路にそんな場所があるはずもなく。仕方なく次に目に入ったレストランに入り、トイレを借り、そのついでに水のボトルを購入しました。

またしばらく歩くと左手にQuarto駅が目に入ったので、Brignole駅までの切符をキオスクで購入し、10分ほどして来た電車に一駅だけ乗って降りました。



駅から宿に戻り、夕食の時間まで休憩。
予約を入れたレストランの時間が19:00だったので、少し早めに宿を出て1杯飲んで行こうということに。

偶然入ったカフェManginiは、やけに雰囲気のあるお店で、なんと1800年代からあるそう。ここで大人はプロセッコ、娘はりんごジュースを頼みました。ところが、1杯だけのつもりが、飲み物以外にも軽食として小さなサンドイッチやスナック類がもれなく付いてきて、それだけで結構お腹いっぱいになってしまいました。。。

少し迷いながら到着したレストランLe Runeは、リグリア地方の郷土料理を出すお店で、とっても家庭的な雰囲気。スタッフは皆んなフレンドリーで、他にも子ども連れの家族が何組か来ていました。カフェで少し食べたのもあり、ちょっと少な目、パスタ2皿にフォカッチャ、メインにタコのグリル、デザート2皿を頼見ましたが、お腹はもうはち切れんばかりに。。。ああ、メニューのどれを取ってもすごく美味しそうで、迷いに迷った上での選択でした。

このお店、ちょっとわかりにくい場所にありますが、ちょうどトンネルの手前側の路地にあります。子連れで入りやすいお店ですが、ジェのバのレストランは、夜はなるべく予約した方がいいです。
ちなみに、レストランのFBページには、わが家三人がいます。

一日よく歩いた!充実した1日でした。




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