【子連れでアゼルバイジャンの旅】風の街、バクーでの１日

アゼルバイジャンのバクー到着から一夜明けた朝。
と言うか、ウクライナとの時差もあるせいか起きたらもう朝の９時近く。
昨夜はわからなかったけど、部屋の窓からはカスピ海が見えて、海面が太陽の光でキラキラ輝いていて何だか気分がいい！

１０時近くなって、娘とダディがゴソゴソと起き出して来たので、宿の人に朝食をお願いすると部屋まで運んでくれました。
アゼルバイジャンの朝食は、朝からエキゾチックなメニュー。
トルコとかモロッコとかに近い感じかな？
中でも果物を煮たコンポートのジュースが甘すぎずあっさりしていてものすごく美味しい！どうやら普通に市販されているみたい。ロンドンでも買えたらいいのに！

とりあえず、今日はバクー市内の街歩き、明日は宿の主に誘われてバクー郊外の見所を同じ宿のお客さんと一緒に回ることにした。

わが家の宿泊している宿は、世界遺産の中にあるバクーの旧市街、城壁の中にあるのでまずは城壁内を１周。

乙女の塔、ミニチュア博物館、シルバンシャー宮殿などを見学。

その後城壁を出て、噴水広場のあたりにあるバクーのショッピングストリートへ。
バクーは風の街と言われるだけあって、カスピ海から吹き上げる風が半端なく、否応無しにホコリが目に入る。
コンタクトをしているママはずっと泣きっぱなし、かつコンタクトがずれて視界がめちゃくちゃ悪い状況。

街の中は、西欧とイスラムの文化がミックスされた感じで、面白い。

その後、ハイブランド店が立ち並ぶ高級エリアを抜け、途中、カフェで休憩を挟みつつ、公園で巨大チェスをするおじさんたちを見たりしながら、カスピ海沿いの遊歩道をカーペット博物館の方に向かって歩く。
カーペット博物館、展示は見なかったけどすごい建物。
こんなんよく作ったな。。。

お次は、バクーのランドマークのフレームタワーを目指す。

小高い丘の上にあるフレームタワーの麓にはフニキュラーがあってそれに乗ろうと思ったら、次の発車まで約２０分ほどあったので頂上まで歩くことにした。

息が上がりきった頃、頂上に到着。
高台からみるバクーの街は、いたるところに建築中のビルや油田を掘る油井ポンプが見えます。
じんわりかいた汗が風に吹かれ、肌寒くなって来たのでそろそろ帰ることに。
帰りは、フニキュラーで降りました。

ちなみにバクーでは、数週間後にF-1レースが開催されるため市内には追突避けの分厚いコンクリートの壁や高いフェンス、公園の前には仮設の観客席なんかが作られてました。

なので、道路を横断する時にコンクリートの壁をぐるーっと遠回りをしなければならない場所がたくさんあって面倒でした。。。

さて、街の中を一周し終わった頃にはさすがに歩き疲れたので、夕食の時間まで一度宿に戻ることに。

宿でトリップアドバイザーを見てレストランを検索。
噴水広場のあたりにあるアゼルバイジャンレストランへ行く事にしました。
夕食に選んだお店は、Firuze Restaurant という赤煉瓦作りの内装がフォークロアな雰囲気なレストランで、ロンリープラネットでも紹介されてました。

地下にある洞窟のような店内はかなり広く、わが家が訪れた１９時近くにはすでにお客さんでいっぱいでした。
地元の人だけでなく観光客も多いようで、あまり情報のない国では、ロンリープラネットなどのガイドブック記載のお店は、観光客が集中しますね。
ここのお店は、値段も安く味もサービスもよかったです。

お腹もいっぱいになって、青白く光り輝くフレームタワーのライトを見ながら旧市街の石畳を歩いて帰りました。


＊＊＊子連れ旅情報＊＊＊
バクー（アゼルバイジャン）
街の子連れに優しい度　★★★
旧市街の中は車通りがほとんどないので、子連れで歩くには最適です。ただ石畳が続くので転ばないよう足元に注意。繁華街も車が入って来ないので安全。
カスピ海沿いの歩道は視界も開けていて、芝生のエリアも多くゆったりとした作りなので、子どもが走り回っても大丈夫です。


電車料金：未確認
子連れアクティビティ充実度：★★★
子供向けアクティビティそのものは見かけませんでしたが、ツーリストが訪れるエリアは車両が入って来ない（少ない）場所が多いので子連れでも安心です。
ただ石畳の城壁内のエリアは、バギーだとちょっと大変かも。
子連れ食べ物充実度：★★★
街中で、サンドイッチやピザ、パスタ類など普通に食べられます。

赤ちゃん用品の充実度（手に入れやすさ）：★★★
城壁内のエリアでは、探すのが大変かもしれませんが、スーパー等で簡単に手に入ると思います。

宿泊：Old City Hotel & Apartments

宿の子連れに優しい度 ★★★★

２ベッドルームで子連れに嬉しいキッチンと冷蔵庫、そして洗濯機つき。

朝食は毎朝部屋に運んでくれます。我が家の他にも家族連れが滞在していました。

部屋からはバルコニーに出ることができたので、暖かい日はカスピ海を眺めながら朝食が食べられます。

WIFIもバッチリ繋がりました。