2018年10月16日火曜日

【子連れでアゼルバイジャンの旅】カスピ海沿岸の街、アゼルバイジャンの首都バクーのヘイダル・アリエフ国際空港

 カスピ海沿岸にあるアゼルバイジャンのバクー空港に着いたのは、深夜1時すぎ。
ウクライナのキエフでロング・トランジットしてさらに時差が1時間。ロンドンとの時差は3時間あります。時差が3時間過ぎてくると、体がちょっときつくなって来るかも。

コーカサス地方にあるアゼルバイジャンの首都バクーの空港、正式名称「ヘイダル・アリエフ国際空港」。
飛行機を降り、ボーディングブリッジを渡って空港建物に一歩入った瞬間、その美しさにちょっと感動。

深夜のバクー空港の通路には同じ飛行機に搭乗していた乗客以外に人影もなく、建物の中は温かみのある柔らかな照明に包まれていました。
暖かな光の中に落ち着きや整然とした佇まいを感じるインテリアの中、足早にイミグレーションへと向かう途中に気が付いた。
ああ、なるほど。この雰囲気は、天井から床まで全てが三角形で構成されているからなのか。
イスラム建築を彷彿とさせる幾何学のみでデザインされた建物は、深夜で疲れているにも関わらず、ハッと息を飲むほど美しく、今まで見た空港建築の中でも一番感動しました。
ちなみに、この空港のデザインは、トルコの建築事務所、Autoban designsによるものだそうです。



2000年前半頃には、経済成長率50%とも言われてたアゼルバイジャンは、建築マニアにとってはたまらない国です。
市内には、あのザハ・ハディドがデザインした建物を始めにワールドワイド級な建築物がたくさんあるのですが、先ずはバクーの国の玄関でもあるヘイダル空港で、すでに圧倒されてしまいました。
第二のドバイとも言われているアゼルバイジャン。さすがオイルマネーで潤ってるだけありますなー。

というわけで、空港建物の中をじっくり眺めたかったけど、すでに深夜の1時すぎ。滞りなく入国審査を終えて荷物をピックアップし、足早にゲートを出たらもう2時近く。。。気力体力ともにそろそろ限界です。

空港を一歩出ると、やっぱりそこは無秩序な普通の街でした。深夜にしつこいタクシーの客引き合戦をかいくぐりながら、一刻も早く宿に到着したい一心で、またもやUberを呼びます。
Uberってすごいな。。。
これでしつこいタクシーの客引きやボッタクリが回避できます。

本日の宿は、バクー市内の旧市街にある石造りの建物が立ち並ぶ、オレンジ色の街燈がぼんやりと点る城壁内の道の入り組んだエリアにあり深夜に初めて訪れるには難易度が高い場所で、運転手さんが宿に連絡をして場所を聞きつつ、最終的には近くまで宿の人がお出迎えに来てくれました。

宿の人の後について、石畳が続く狭い路地を曲がった所にある宿にチェックインした頃にはもうフラフラ。今日は朝から歩き詰めだったしな…。

すぐに最上階にあるキッチン付き2ベッドルームの部屋に通され、宿の人は「明日は何時頃に朝食を…」と言いかけ、「朝食は言ってくれたらすぐに準備しますから。ゆっくり休んでくださいね」と言うと宿の人は去って行きました。

何もせず、すぐに就寝しました。

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