2015年11月13日金曜日

【子連れでギリシャの旅】アテネでギリシャのグルメ食材を探せ。食いしん坊はここをチェック!

子連れギリシャの旅、首都アテネの滞在も今日で最後。
明日は、曇天のロンドンへ戻ります。
ああぁ…。

ホテルで朝食を食べた後にチェックアウトをし、フロントに荷物を預け、昨日は閉まっていた中央市場までお散歩を兼ねて歩いていきます。
今日はギリシャ滞在最後の買い物デーということにしたので、ギリシャのグルメ食材をたくさん買う予定。

アテネの細い路地を抜けて歩いていきます。

まぼろしのケイパーの葉

サントリーニ島で食べたサラダに入っていた『ケイパーの葉』を手に入れたくてあちこち見て回りましたが、ケイパーの『実』はあっても『葉っぱ』を置いてある店がなかなか見つかりません。
あの独特の酸味とちょっと塩気のある感じがなんとも言えず、シンプルな生野菜のサントリーニ・サラダをロンドンに戻ってもまた再現したい!!
サントリーニ島で買っておけば良かったなーと思っても、後悔先に立たず。




アテネ中央マーケット

そんなわけで、幻のケイパーの葉を探し求めてやってきた中央マーケット。
巨大なタルにグリーンやブラックのつやつやしたオリーブが入った量り売りのお店。大きなボウルに色んな種類のナッツ類や乾燥ハーブを売るお店など、所狭しと軒を並べています。
ギリシャ料理でよく使われるハーブやスパイス類はこのマーケットで一通り揃ってしまいます。
でも、ケイパーを売るお店で「ケイパーの葉」があるか聞いてみましたが、見つけられませんでした。

マーケットには、新鮮な野菜やフルーツなどの食材がも売られていました。カラフルで見るだけでも楽しい!
青果市場の向かいにある別の建物にある生肉市場の通路の両脇は、グロテスクな豚の頭や鶏の屍のぶら下がっていて、その前で白衣を着たお肉屋さんたちが楽しく談笑してます。

中央市場の精肉市場

そのお肉屋さんの間に小さな飲食店があって、ギリシャで注文の仕方を覚えた『グリークコーヒー、シングル、ミディアムスイート』のエスプレッソを飲んで小休止しました。


アテネのグルメ食材店はギリシャの名産品の宝庫だった

その後、最後の望みをかけ、あらかじめネットで調べておいたお店へ 。
英語のサイトで見つけた中央市場のある通りの先にあるこのお店、
Pantopoleion tis Mesogeiakis Diatrofisで「ケイパーの葉」を見つけられなかったら、もう諦めるしかないなぁ。
と、藁にもすがる気持ちでこのお店のドアを開きました。

店内は割と広く、所せましと色んなビンやら袋が陳列されています。
パッケージを見てるだけでも楽しい〜。
で、ケイパーを探したら、 ギリシャ産のケイパーが集められた棚にありました!!
サントリーニ島産ケイパーの葉!!
やはりケイパーはサントリーニ島の名産のようです。



このお店です↓
Pantopoleion tis Mesogeiakis Diatrofis
(ト・パンドポリオン)
Address: Sofokleous 1, 
at the corner of Aristeidou, downtown Athens
Telephone: +30 210 323 4612
日曜定休日

このお店には、ギリシャ国内の大小の生産者から取り寄せた高品質な商品がおいてあるそうで、サントリーニ産のケイパーはもちろんのこと、ワインにオリーブ、チーズやはちみつ、パスタや石鹸などなど…ギリシャの名産品が色々あり、オリーブオイルだけでもざっと200種類くらいの品数があるそう。

ここで手当たり次第気になるものを色々カゴに放り込んでいたら、食品だけで70ユーロほどのお買い上げ…。
っていうか、誰だ?こんなにチーズ買ってるの。(→ダディ)何か知らぬ間に小さなお菓子とかもさりげなくカゴ入ってるし。(→娘)

オリーブオイル。高級品は味が違う。
500MLで8ユーロくらい。安い!
このはちみちはハーブとタイムの花から集められたもの。
かみごたえありですぐに味がなくなるけど、
素朴な味のチューンガム。

フルーツを砂糖で煮詰めたあんの入ったパイ(ちょっと最中風)
ギリシャ産の食材を買うときは、このお店1箇所だけでギリシャ国内中の最高級品レベルのものが手に入れられるので、是非おすすめします。
小さな小瓶にはいったハチミツとか石鹸なども置いてあるので、お土産を買うのにもよし。

ちなみに、飛行機のチケットが手荷物のみで液体類が持ち込めない時は、アテネ空港内の免税店でもギリシャ食材を買えるお店があります。
さすがにケイパーの葉はありませんでしたが、品揃えもまぁまぁ良く、空港内の免税エリアなのでオリーブオイルやワインなどの液体類を買ってもそのまま飛行機に乗れるので、ラストミニッツでのお買い物におすすめです。

※ただし、トランジットがある場合は注意が必要です!トランジット先で、大きいボトルの液体類は没収される可能性も…。事前に調べてから買いましょう。


というわけで、あっけなくアテネのお店で買いたかった物が全部手に入ったので、その後、マーケットから徒歩5分ほどのところにある考古学博物館へ行ってみました。
70ユーロ分のギリシャ食材(貴重品!)を抱えて歩いて行ってみると、なんと今日は13時開館とのこと…。時計を見たら、まだ12時前。ガーン。開館まで1時間ほどあります。お昼を食べるには少し早いし、微妙な時間のあき具合…。どうするかなぁ…。

天気がいいので、博物館前のガーデンカフェで時間を潰すことに。曇天のロンドンに戻ったら日光に当たれませんから。今のうちに光合成を十分にしておかないと…。
娘を公園の植木の周りを走らせてちょっと運動になったし、ちょうど良かったかも。

考古学博物館の前は走り回るのに最適です(笑)

しばらく待ったのち、やつと開館時間の13時になり考古学博物館に入場。
貴重な展示物の数々をさらっと見て(展示物もかなりの数)、今度は腹ごしらえに。

ギリシャ本場のスブラキを食べるならここ!

ローカルガイドマップで見た考古学博物館近くのスブラキ屋さんSouvlaki Leivadiaへ。

博物館から歩いて5分ほどの場所に行ってみると、似たような様相のお店がいくつか並んでいるのですが、じっーと観察していると、人の出入りがひときわ激しいお店が…。

地元の人でごった返す店内には、スーツを着たサラリーマンから昼間からビールを飲んでるおじさん、買い物途中らしいおばちゃんまで、客層は実にさまざま…。
ちょうどランチどきで席は満席でしたが、かろうじて外のテーブルが確保できました。

このお店、ジューシーなお肉のスブラキ6本にフライドポテトとドリンク、サラダ、パンがついてたったの13ユーロ!
そして、人気があるのもうなずける納得の美味しさ!
レモンをかけたスブラキの肉汁にパンを浸して食べたら、これがまたたまらない…。

こういうのを見ていると、ギリシャ人の食生活の豊かさがよく分かります。
素材勝負のシンプルな味付けだから、食品添加物はほとんど入ってなさそうだし、肉・野菜・炭水化物とバランスがいい!
どこぞの不健康なファーストフードを食べるよりよっぽどいい。
親子3人であっという間に平らげてしまいました。

これだけあって13ユーロ!ちなみにパンは食べ放題!
もちろんお肉はジューシーで美味しく、ポテトは外カリカリで中ホクホク。

アテネ市内から空港へ

その後、オモニア駅からメトロでホテルに戻り、預けていた荷物をピックアップ。再び地下鉄でアテネ空港へ向かいました。
ちなみに、空港までのメトロは、二人分買うと割引があります。
市内からは、およそ1時間ほどの道のりで、シンタグマ駅で空港線に乗り換えで、空港行きの電車は15分おきくらいに1本の割合でやって来ました。
やっと来たアテネ空港行きに乗ると、電車は空港直前の駅まで人がたくさん乗っており、ダディは結局シンタグマ駅から1時間ほどずっと立ちっぱなし…。ママと娘は、席を譲ってくれた親切な人がいて、すぐに座れました。

アテネ唯一の空港ホテルでの夕食は?

今夜は、アテネ空港唯一の空港ホテルで、空港ターミナルは道を挟んで反対側歩いて5分もかからないというのが売りのアテネ・ソフィテル エアポートに。
いつもは貧乏旅行の我が家ですが、アテネの空港ホテルは選択の余地がありません。
寝るだけのホテルなのにそこそこの値段ですが、早朝にアテネ市内のホテルを出てタクシーで空港に向かうんだったら、 この空港ホテルに泊まってのんびりするのもありかなと。

フランスのaccord系列のホテルなので、ウェブサイトのセールでどこのホテル予約サイトよりも安い『20%オフプラス朝食付き』で予約できました!

さて、無事ホテルにチェックインしたのち、ダディと娘は、早速ホテルの最上階にあるプールで飛行機を眺めながら水泳。
ここのプールは大人でも足がつかないほど深いので、レセプションで娘の子供用救命ジャケットを借りて泳ぎました。
ママは水が冷たいので、泳ぐのは断念。併設のサウナで汗を流し、ギリシャ旅行の疲れを癒します。

夜は空港のレストランでイタリアンを食べたのですが、これが大失敗。お味は、空港内のイタリアンということで最初から期待してませんでしたが、それより何より、お店の人の仕事がいちいち遅すぎ!!
これからフライトという人にこのお店は、お勧めできません。飛行機に乗り遅れたらどうするんだー!
味はイマイチ、値段も高いし、こんなことならホテル内のレストランで軽く食べておけばよかったかも。

それはさておき、さすがソフィテル。空港ホテルとはいえ5つ星ホテルなのでベッドはふかふか。シーツをめくってチェックしてみたら、ベッドマットレスの上に、厚みのあるマットレストッパーが1枚、その上にさらにもう1枚薄手のマットレストッパーと、合計2枚も敷いてありました。さすがー!
お水のボトルやアメニティも色々付いてて快適でした。

ただ残念なことに、朝食付きのプランですが、どう考えても明日は朝食を食べる時間がなさそう…。
アテネ・ソフィテルの朝食スタート時間は、5時からだそうです。ひょっとして頼んだら包んでもらえたかもしれませんが。

ということで、明日は早朝6時半のフライト。
早めに寝ます。



***アテネの子連れ旅情報***

アテネ・ギリシャ
街の子連れに優しい度 ★★
今までテレビなどでギリシャの報道を見てきましたが、何てことないごくごく普通の街でした。危険な目に会うこともなかったし、感じたこともなかったし。逆に思ったより安全な国だなあと思いました。
とはいえ、スリや置き引きなどの軽犯罪や車などの交通には気をつける必要がありますが、それはどこの国も同じかな。

子ども向けの特別なサービスなどはありませんが、子どもにはみな優しい国民性なのか、子どもの扱いに慣れた人が多く、娘は色々な人に話しかけてもらったり、頭を撫でてもらったり。ギリシャ人の温かさに触れることができました。

サントリーニ島は、ハネムーン先で人気のカップル向けの観光島でしたが、場所を選べば子連れでも十分楽しめるかな?と思います。
ギリシャは、ヘルシーな食べ物を始めビーチなどの自然にも触れることができて、子ども連れの旅先としてはとてもよいところだと思います。


アテネの宿泊先

アテネ・ソフィテル エアポート

宿の子連れに優しい度 ★★
5つ星のソフィテルとはいえ、空港ホテルなので良くも悪くもビジネスライク。ビジネストラベラー向けの造りです。フランスのAccord系列のチェーンなので、Accordの会員になっていると、タイミングが良ければセール価格で予約できることがあります。
朝食は試せませんでしたが、普通に予約すると一人18ユーロなので、結構色んなものが食べられるのではないのでしょうか。
特にリクエストはしていませんでしたが、お部屋には予めエクストラベッドを用意しておいてもらえました。
--------------------------------------------------------------------------------------
下記リンクから宿泊先を予約すると15ポンド(約2000円)の割引になります!
https://www.booking.com/s/44_6/5f376ac8
---------------------------------------------------------------------------------------


赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★
EU内なので、大きなスーパーや薬局に行けば普通に色んなものが手に入ると思います。
意外に街の中心地は大きなスーパーがあまりないので、ちょっと割高な小さなお店や薬局で買うことになると思いますが、当然ながら品揃えにも限りがあります。

どこも石畳や段差が多いので、小さなタイヤのストローラーは押しにくいかもしれません。 アクロポリスの丘は、足元が悪いので、抱っこ紐で対処したほうがいいと思います。
トイレは飲食店やミュージアムに入った時、あとは大型のホテルに飛び込むとか…。
オムツ替え台があるところは少ないと思います。


にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村





0 件のコメント:

コメントを投稿