2015年11月8日日曜日

【子連れギリシャの旅】サントリーニ島、アクロティリのレッドビーチにある隠れ家レストラン

子連れサントリーニ島の旅もいよいよ5日目。
今日は島の南側の街、アクロティリ遺跡とその近くにあるレッドビーチとよばれるビーチへ。

朝の身支度を終え、ママと娘の二人でいつものベーカリーに。
今日はまだベイカリーが開店して間もない時間かったせいか、ショウケースにまだパンが陳列されておらず、おじさんが焼き立てのパンが並ぶオーブンのある厨房で焼きたてのまだあっつあつのパンを選んばせてくれました。
ここ数日通い詰めているからか、今日はおじさんが娘にゴマのたっぷりかかったパンをサービスしてくれました!
香ばしいゴマがたっぷりで美味しい!



宿で朝食を食べた後、そろそろ洗濯物がたまってきたので、バスターミナルの近くにある洗濯物をランドリーへ持って行ってから出かけることにしました。
このランドリーでは、洗濯するお湯の温度まで聞かれて戸惑いましたが、2時間で仕上がるとのことだったので、アクロティリに行った帰り道に取りに来ることに。

フィラのバスターミナルからアクロティリ遺跡までは約2〜30分。
バス停目の前の門を入りチケット売り場へ行くと、今日はギリシャの祝日だということで、入場料無料でした。
この遺跡、クレタ文明時代の古代都市が火山の噴火の際に火山灰で埋没したと考えられているそうですが、紀元前の建物がこんなに大規模に、しかもかなり大昔の物なのにこんなに保存状態がよく発掘されたって…。かなりすごいことだなーと単純に感動しました。

できればガイドツアーに参加したほうが
詳しくいろいろ説明が聞けて面白いと思います。

小さいサントリーニ島にこれだけたくさんの教会があるのは、火山の噴火で壊滅したサントリーニ島に残された人々が、ただただ祈ることしかできなかったからだ…という話を火山ツアーのガイドさんがしてくれたけど、古代都市が埋没するほどの規模の大噴火だから相当な規模のものだったんだろうなー。なんてことを考えつつ…。

遺跡を出て、舗装された道路を歩いてレッドビーチへ。

レッドビーチは遺跡から歩いて5〜10分くらいです。

ここにも中国人ツアー団体客がたくさん来ていて、みんなそんなに赤い岩の写真撮ってどうすんだ?ってくらい写真を撮っていました。

この岩場を抜け

岩山の奥に見えるのがビーチ


レッドビーチは崖を乗り越えていったところにある小さなビーチで、すでに何人かがタオルを広げて寝そべったりしていましたが、冬時間に入り数日後にはもう11月というこの時期。
風も強いし、さすがに泳いでる人はいないよなーと思ったら…いました。

ガッツリ泳いでる西欧人…。
さすが基礎体温が違う…。

ところが、ここにもいました。
今朝ランドリーに出す袋に入っていた水着をこっそり抜き取って持ってきたダディ。
タオルもなけりゃ濡れた物を入れる袋もないのに、娘と水着にささっと着替え、果敢にも海の中に入って行きました…。

外の方が寒いのかも

案外水の中は暖かかったようですが、さすがに太陽が雲に隠れると寒い。
娘が「さ、さむいぃー」と言い始めたので、10分くらいで秋の水泳大会終了。
幸い全身海に入っていたわけではないので、すぐに服を着て来た道を戻りました。

時計を見ると12時すぎ、ちょうどお腹もすいてきた頃。海岸沿いをバス停の方にむかって歩くとタベルナが数軒。そのうちの1軒、 The Dolphinesに適当に飛び込みで入りました。

奥に見るのがタベルナ、Dolphines

海の上まで張り出した防波堤の上にまでテーブルが出たこのタベルナには、今日は祝日のせいか地元のお客さんがいっぱい!!

ここでいつものサラダ、エビ、メカジキのグリルを頼み、シーサイドでシーフードを楽しみました。お値段もフィラやイアに比べると良心的な値段です。

娘はというと、相変わらず魚介類には見向きもせず、サラダとパン、付け合せのフライドポテトを食べてました。去年までは、お魚もちゃんと食べてたのになぜ?!
店内には水槽があり、中には小さな魚とタコがいて、子どもたちの注目を集めていました。
娘もこのタコに興味津々。今回の旅ではこの『タコ』が一番印象に残ったようです。


サントリーニ島は小さいので、きっと地元の人は、観光客価格のフィラやイアのレストランには行かず、車を飛ばして(といっても20〜30分)ちょっと離れた場所の美味しいレストランで食事するんでしょうね。

波打ち際で小石を投げたりしているうちに、
バスを1本逃したらしい。


アクロティリのバス停に行くと、昨日からバスの時刻が変わったんだよと、フィラに戻るバスが1時間に1本になってました。
バスが出たばかりのようで、次は40分後…。
バス停にあるカフェで海を見ながらコーヒーを一杯のみながら待ちぼうけ。

フィラに戻り、ランドリーを無事にピックアップ。
夜は疲れて、宿近くのなんの変哲もないファーストフードっぽいタベルナに。
サラダとケバブ、スブラキを注文しましたが胃がもたれました。
あまりいい油使ってないんだろうな、のわりに普通のレストラン価格(怒)
軽めのものだけにしとけばよかった…。

これがサントリーニサラダの標準かと思われる。
ケイパーの葉っぱが乗ってます。

***アテネの子連れ旅情報***

サントリーニ島 フィラ・ギリシャ
街の子連れに優しい度 ★★
フィラの中心は観光客向けのお店ばかりなので、値段はすべてが観光地価格。
サントリーニ島の人は子どもに優しく、まるでみんな近所のおじさんやおばさんのよう。
サントリーニ島はどちらかというと、ハネムーナーや落ち着いたカップルが多く、大人向け島でしたが、場所を選べば子連れでも十分楽しめるかと思います。
レストランは子連れでも基本的にはOKですが、ロマンチックな雰囲気を楽しみたい人たちもいるので、場所によっては窓際よりも、お店の人も声をかけてくれたりするのでレストランの奥に席に座ったほうがいいかも。
街の中は坂があったり、石畳の通りも多いので、バギーやストローラーがあるとかえって大変なので、抱っこヒモのほうがラクだと思います。


サントリーニ島フィラの宿泊先

アントニア・ホテル

宿の子連れに優しい度 ★★

最後の最後に迷って決めたこのホテルはとっても家庭的で、一番下はまだ3歳と、子どもが3人いるオーナーのおじさんが、いろいろ気にかけてくれます。他のスタッフもみんな子どもに優しい。コーヒーや紅茶、子どもにはホットチョコレートのホットドリンクだけでなく、白ワインまでもが飲み放題。共同のエリアでパンやさんで買って来たパンで朝食が食べられます。
もちろん、往復送迎付き。格安で場所も便利なところにありますが、お部屋はちょっと狭めなので、じっとしているのが苦手なもう少し小さな子がいる場合、中心から10分ほどあるいたところにある内陸側にあるヴィラ滞在がオススメです。
プール付きの場合は、くれぐれも子どもが水に落ちないように気をつけましょう。
ちなみに最初に予約していたところは、Phoenix というところ。3ベッドのスタジオルームは、かなり広々。部屋で過ごす時間が多い時は、これくらい広いとのんびりできます。

サントリーニ島のホテルは、ハネムーナー向けで子連れ不可なところも多いので、予約の際は要注意です。
また、エキストラベッドも2〜3歳以上は料金を取られるところがほとんどです。
下手したら、ベビーベッドも追加料金を払わせるところもあるので、予約の際は、子どもの年齢とベッド追加料金の有無をよ〜く確認した方が良いです。
宿によっては無料の送迎サービスが付いているところがあります。もしレンタカーを借りないのであれば、子連れの場合は、送迎サービスがあった方が断然ラクです。またオフシーズンは営業していない宿もあります。





赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★
薬局や小さな商店で紙オムツは見つかると思います。
ただし、フィラの街の中心といえども、小さな小売店ばかりなので、品数はかなり限られています。サントリーニ島の他のエリアに関しては、お店の数も少なくなるので、特定のブランドなど(例えばオーガニックオムツとか…)がある場合は、あらかじめ用意しておいた方がいいと思います。


  
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