子連れサントリーニ島の旅3日目。
さて、今日はバスに乗ってサントリーニ島の 最北にある街イアへ!
イアといえば、世界一美しい夕焼けが見れることで有名な景勝地。ポストカードや観光パンフレットの写真になっているのがここの景色です。
宿から歩いてすぐのバスターミナルには、地元の人に混じって観光客がいっぱい!
イア行きのバスは本数が多く、大体15分おきくらいの頻度でありました。
10時45分発のイア行き、大型観光バスを使用した路線バスががやってくると、待っていた人がバスに乗り込みあっという間に座席は全部埋まってしまい、立っている人も何人かいました。
およそ20分の道のりでしたが、断がい絶壁の蛇行した道を通ったり島の両サイドの海が同時に見えたりと、サントリーニ島の景色が楽しめます。
イアの街はフィラをコンパクトにした感じ。おしゃれな洞窟ホテルとお土産やさんそしてレストランが連なるエリアで、なんていうか地元の人の生活が全く感じられない観光地といった雰囲気…。
街の中は、すごい色の組み合わせのファッションで決めた中国人観光客の団体やクルーズ船からやってきた初老のグループ、肌寒いにもかかわらずリゾート仕様のサンドレスにサンダル、結いあげた頭の上にサングラスを乗せて頑張っている若い白人の女の子たちで溢れかえっていました。
でも、世界一美しい夕焼けが見れる場所というだけあって眺めは本当に素晴らしく、写真そのままの景色がそこにありました。
誰が撮ってもプロ並みの風景写真が撮れる場所です。
場所柄ロマンチックな雰囲気なので、どちらかというとハネムーンでやってきたカップルや白髪が素敵なカップルの姿が目立ちますが、子連れファミリーももちろんいます。お母さん孝行でやってきた中国人母と息子っていう組み合わせも…。
イアの岬先端の方まで歩き、中に入ると小さなバルコニーがある眺めのいいレストランLotzaでランチ。グリルしたエビが乗ったご飯とムサカ、サントリーニサラダをオーダーしました。
ムサカとサントリーニサラダは、毎回お店によって微妙に違うので面白いです。
ここでしばらくのんびり海を眺めながら食事をしたあと、また腹ごなしにイアの街を散歩。しばらくブラブラしたのち、娘はアイスクリーム、大人はカフェでグリークコーヒーを飲みながらまた景色を楽しみ、またバスでフィラの街に戻りました。
夜は宿の近くにあるシェフズガーデンというところに。
きのこのリゾット、ミートソーススパゲティ、サラダ、お肉の4品を頼んだのですが、ここのレストランには素晴らしい眺めはありませんでしたがサントリーニのレストランの中で味付けが繊細で一番美味しい!と思いました。
おまけに、いい感じにフレンドリーな店員さんで、娘がフォークを誤って落としたのを自分で拾って使おうとしたら、「はーい、それはぼくにちょうだいねー。新しいの持ってきてあげるからねー」と、子ども好きギリシャ人の中でも妙に子ども慣れした感じの受け答え。
聞いてみたら、4歳の女の子がいるとのことでした。
きっと家に帰ったらちゃんとお父さんしてるんだろうな、この人…。
ギリシャの人は子ども好きな人が多く、子どもへの接し方も上手なので勉強になります。
ちなみにこのお店、素敵な眺めがない分、他のレストランに比べてお値段リーズナブルです。ハイチェアーも置いてました。
娘はそのレストランで『ギリシャ語でこんばんは!はカリスペーラっていうんだよ。』と教えてもらい、宿に帰るとさっそくおじさんに『カリスペーラー』とご挨拶してました。
というわけで、サントリーニ島のイアで世界一美しい夕日は見れなかったわが家です…。
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