2019年11月5日火曜日

【子連れで中央アジアの旅 11】ビシュケクからオシュへ。キルギスを飛行機で国内移動

キルギスタン第二の都市オシュは、ウズベキスタンや中国の新羅、タジキスタンのパミールハイウェイへのゲートウェイとなる都市です。
首都ビシュケクからオシュへの移動の交通手段には、シェアータクシー(10−13時間、1200ソム/17$くらい)か飛行機(50分、40$くらい)があるのですが、今回の子連れ旅では、オシュからタジキスタンへ入ってパミールハイウェイを回る予定なので、時間短縮のために飛行機で行くことにしました。

この飛行機がまた安い…



時間に余裕があれば、目くるめく絶景が続くという陸路の旅も捨てがたかったのですが、バスや車だと12−13時間かかる道のりが、飛行機だと50分で一人22ポンドで、約3千円。
我が家が予約したエアーマナスの7:35分の便は、ビシュケクのマナト空港を出ると8時25分にはオシュ空港に到着です。
ちょっと朝が早いのと預け荷物が15キロというのはちょっと引っかかりますが、50分で約3千円の飛行機には敵いません…

というわけで、この日は空港に2時間前なので、朝5時には宿を出、すっかり使い慣れたYandexで空港へ向かいます。
ちょうど夜明けの時間で、朝焼けで真っ赤に染まる空を見ながら、宿(ドルフィン前)から約30分ほどで空港へ到着しました。



今回の旅、ビシュケクとアルマトイでは、Yandexタクシーには毎日のようにお世話になりましたが、運転手はいつも外国人旅行客に興味津々。
英語で色々話しかけてくれたり、グーグル翻訳を使ってくれたり。中には、夕食に誘ってくれた運転手もいたり(残念ながら断ったけど)、親切な人が多かったです。
コーカサスの都市でもそうでしたが、UberとかYandexタクシーの運転手は、このアプリのシステムを使いこなせるだけのITリタラシーが備わった人=教養があるという事でもあるんだと思います。

到着したビシュケク、マナト空港。
早朝、しかも国内線なので、我が家が乗るエアーマナスのチェックインカウンターには電気すらついておらず。で、ウェブサイトは、ペガサス航空なんだよね。
チェックインギリギリの時間までカウンターには明かりが灯らず、他の旅行客と若干やきもきしながらカウンターが開くのを待ちました。


2時間も前に来なくて良かったかも。カウンターが開いたの45分前くらいだったような…。搭乗ゲートに25分前でもまだ座って待ってたし。
小型飛行機っていうのもあるのかな?

飛行機が雪が残る険しい山間部を飛んでいるのはわかりましたが、たった50分の飛行時間なので、大して記憶に残らないほどあっという間。でも、こんな険しい山道を車で移動するのは、そりゃ大変だわ…。
一瞬にしてオシュ空港に到着しました。

アルマトイ、ビシュケクと使えていたYandexタクシーのアプリもここまで。
オシュでは料金交渉ののちタクシーに乗り込みます。
最初にこちらから声をかけた初老のタクシーの運転手に宿の予約の紙と住所を見せましたが、アルファベットが分からない様子(キリル文字ならわかる)。オフラインでも使える地図、Map Meで見せた所、そもそも地図が読めないのか?!ヘルプを仲間の運転手たち求めた初老の運転手、皆んなにあの道でもない、この道でもないと言われ、困っていた所、若めの運転手が、地図と予約の紙を見て我が家の行きたい場所をすぐに理解し、宿の名前も知っている風。
300ソムだったので、良心的なドライバーさんでした。

到着後、今日と明日の2日間泊まる宿にチェックイン。
昨日まで泊まっていたビシュケクの宿に較べると、値段も高いし設備もいまいちで古い…。街の中心にあるのと、万が一、ライドシェアーメイトが見つからなかった場合は、ここのトラベルセンターで見つけるしかないと思っていたので、この宿を予約したのでしたが、ロンドンを出るギリギリくらいにはライドシェアメイトが無事にみつかったので、もう少しマシな場所に予約しておけば良かったかなと後悔。オシュはビシュケクに較べると安くて綺麗ないい宿が少ない印象で、写真とレビューだけでは、どんなところか分からないから仕方がないです。直前だと良さげな宿はすでにフルブックになってるしね…。

到着早々、ママはこれからの旅に備えて真っ先に洗濯。
シャワーを浴び、お昼を食べに街の中心らしき通りを少し散策し、適当に見つけたカフェでラグマンとマンティを注文。



オシュの街は、ビシュケクと較べると一昔前な感じがしましたが、さらにのんびりとした雰囲気。
早朝の移動で疲れて眠いのと暑さで、お昼を食べたらすぐ宿に戻り、
窓を開け放してしばらく昼寝の時間としました。


昼寝から眼が覚め、屋外のロープに干して乾いた洗濯物を取り込み、またシャワーを浴びて夜ご飯を食べに外出。

宿から10分ちょっと歩いたところにあるレストランは、屋外のテーブル席があり、中央にお祭りのやぐらようなものがあってその下にブランコや子供が遊べるスペースが設けられていました。娘、大喜び。


食事もソコソコにブランコに遊びに行ってしまい、呼びに行かないとなかなかテーブルまで帰ってこない始末。

大きなシャシリクは1本でもかなりの量で、ノマドの国はやはりお肉が美味しい気がします。こんなに大きな串刺しのお肉が来るとは思ってなかったので、うっかりチキンとラムと野菜と3本頼んで大変なことになりました。3本のうち1本は野菜にしといて良かった…。


オシュの宿は、エアコンは愚か扇風機すらない部屋で、暑くて寝苦しい夜でした。
まだ外気の入る窓があったのが救い。
治安は問題なさそうでしたが、念のため部屋のドアは閉めてたけど、もちろん窓を開けて寝たので、外のテラスで話す宿泊者の声がうるさかった。。。

宿の窓のない部屋には扇風機があったけど…。
一体どっちの部屋がいいのか…?!

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