2019年11月4日月曜日

【子連れで中央アジアの旅 10】ビシュケクから1時間以内!アラアルチャ国立公園でキルギスの大自然を味わう

キルギスタンの首都ビシュケク滞在最終の7月最後の日。
本日はちょっと早起きして、ホステルで知り合ったキルギス親子と5人で、ビシュケク郊外にあるアラアルチャ国立公園へハイキングに出かけることにしました。




昨夜、キルギス人ママに「何時に集合する?」と聞くと「8時くらい」というので、頑張って早起きした我が家三人。
でも、言い出しっぺが一番起きてくるのが遅かった(笑)

それでも9時少し前にはホステルを出て、キルギスママの後について、先ずは近所のスーパーにみんなで買い出し。それぞれのランチを調達。
近くにこんな大きなスーパーがあったとは!
じっくり見る間もなく、パンやら出来合いのサラダなどを買い、
スーパーの前からタクシーを拾ってアラアルチャ国立公園へといざ出発。
地元民がいるので、タクシーの料金交渉もラクチンでスムーズ。
心強い!
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ビシュケクの街中から1時間弱くらいでアラアルチャ国立公園の入り口にあっという間に到着。普通はアラアルチャ国立公園の入り口で入場料を払うらしいのですが、この日は料金所建物内には誰もおらず、そのままタクシーに乗って素通り。
ちなみに、国立公園入り口までの道のりには、道の両脇に大きなレストランがたくさんあって、どこもシャシリク(バーベキューのロシア語)がメイン。仲間たちと大自然に囲まれた青空の下、シャシリクを焼きながら1日過ごそう!ていうのが売りっぽい。


さて、タクシーでさらに舗装された山道を進むこと5−10分。道路に交通遮断機が。タクシーで行けるのは、アラアルチャ国立公園のHotel Ala Alchaのロッジがあるところまで。ここの駐車場で、我が家3人とキルギス親子の5人が帰って来るまでタクシーには待機していてもらうことにし、みんなでさらに舗装された山道をどんどん歩きます。


当初はここから約4キロ、2−3時間歩いたところにある滝を目指して歩く予定でしたが、マイペースなキルギス人Sくん。途中木に登ったり石を拾ったり寄り道でなかなか前進できず。


そんな状況の中、目の前にいい感じの枝ぶりの木を見つけた子どもたち二人。二人は靴を脱ぎ、娘は木の上で読書、Sくんはリュックに忍ばせていたイーゼルを出してお絵描きタイム。
お気に入りの木

この時点で時間的に滝まで行くことはあきらめました。この調子では日が暮れてしまう。。。
深い緑の木立から見える連なる山々や白濁色の雪解け水がゴォーーと音を立てて流れる川を横目に少しずつ前進。

やがて舗装された道がなくなりTepshi Platoと呼ばれている石だらけの平野に出たところにちょっとしたテーブルといすなどがあったので、そこでみんなでランチにしました。
この辺りまでは、舗装された道を真っ直ぐ歩いて1時間くらいなので、他にもピクニックやバーベキューをしている家族連れが居てとても平和な感じ。そしてゴミが落ちてないのがすごい。

アラアルチャ国立公園の大自然。
耳には、川の流れる音、鳥がさえずる声。目には白い雪が残る高い山々とその合間にある川の流れ。人工的なものが一切目に入らない環境に身を置くだけで、心身ともにかなりリラックスできます。山と海に挟まれる土地で育ったママですが、山側で育ったせいか、やっぱり海より山の方が好きかな。海までも車で10分ほどの距離でしたが、海で泳いだ記憶は数える程です。

お昼を食べ終わった頃、雲が出始めたので、「かわいい石」を探しながらまた来た道を戻る事にしました。共通言語がない二人ですが、一緒に仲良くせっせとお気に入りの石探し。
途中、ふと娘の背にあるリュックサックを持ってみると死ぬほど重い!
開けてみると、中から漬物石ぐらいの大きさの重〜い石が出てきました。
娘は「かわいい」から、どうしても持って帰りたいと言い張りましたが、「重量制限があって飛行機に載せられないから、どうせ持って帰れないよ」と説得し、小さめの「かわいい石」だけ持って帰る事にしました。
多分3−4キロくらいの重さだったと思います。危ないところでした。

舗装された道に出て、また見覚えのある木が見えると、一目散に走って行きました。
また木の上に登ると、始めは自分で見つけた「かわいい石」を仲良くペイントしていた二人でしたが、気がつくと、Sくんのリュックサックをアクリル絵の具でペイント(キルギス・ママの承諾済み)。
青かったSくんのリュックサックは、最後は真っシルバーに変身していました。。。
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来た道を戻ると、アラアルチャ国立公園の入り口、来た時に降りた場所でタクシーはちゃんと待っていてくれました。
車に乗り込み、またあっという間にビシュケク市内へ。

キルギス・ママが、帰り道の途中で車を止め、フエルト細工のお店TUMARに連れて行ってくれました。
どれもデザインのセンスがよくて、すっごく可愛い。
そしてクオリティーも高い!
色々買って帰りたい所でしたが、ダディはノートブックパソコンのケース、ママはキーホルダー、娘は猫の置物(?)を購入。



またタクシーに乗り宿へ戻りました。
ホステルについたら、疲れて部屋に直行。
こんな時間にいけないとは分かりつつ、、、昼寝です。
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ビシュケク最後の夕食は、またナバトレストランへ。
昨日と同様、サラダ2種とマンティ、ラグマンを注文。


今日も相変わらず混んでたなー。


また満腹に膨れたお腹をさすりながら歩いて帰り、明日の早朝フライトに備えて早めに寝ました。




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