それから、今日の夕方オュ入りするシェアーライド仲間、掲示板の募集で一緒に旅をすることになったスペイン人のマーク(22歳男子)と一緒に夕食を食べることに。どんな子かな〜。ワクワクのママ。
なんだかんだで、またもや行動開始がお昼時になってしまいました。
先ずは、明後日国境を越えて向かう「タジキスタン」の通貨ソモニを手に入れるためにオュシュバザールにある外貨両替所へ向かいます。
途中、大きな公園の中を通って行ったら、観覧車やジェットコースターのある浅草花やしき的な遊園地がありました。閑散としていましたが、平日の昼間だったからかな?
公園の中にある遊園地 |
中央アジアの旅でストレスなのが、料金交渉制タクシーの次に「お金」。
アルマトイやビシュケクでは、ATMやカード払いができるところがあったけど、以降の旅では、カードはもちろんのことATMすらないらしく。しかも米ドルが一番流通していて便利なので、普段イギリスポンドで生活している我が家にとっては、英ポンドから米ドルへの両替からの中央アジアの国の各通貨へ両替。
と、二重に手数料がかかり非常に面倒臭いことに。
普段はお財布に現金が入っていなくても困らない、ほぼキャッシュレスで生活しているので、現金を持つということ、特に我が家は、家族三人分の現金2,000ドル相当の現金を持ってあちこち移動しているので、泥棒や追い剥ぎにあったりしないだろうかと旅の間は細心の注意を払わなければならず、ちょっとしたストレスでした。
両替所がたくさん並ぶ通り |
さて、市場の向かい側辺りの橋を超えたところにあると聞いていた両替所。
お店の前には、その日のレートを表示する両替所が何箇所かあり、その中でもタジキスタンの通貨を取り扱うお店でレートが一番良いところで、とりあえず三人分の当座の現金600ドル分をタジキスタンの通貨ソモニに両替しました。
両替所の人、持ってるタジキスタンソモニが足りなくなって、隣の両替所に取りに行ってました(笑)
お札がたった6枚だった600ドル分のお金は、すごい量の札束のソモニにになって戻ってきました。軽く厚さ1−2センチくらいはあったと思います。
もちろん、財布は愚か、ダディのポケットにすら入り切りません。
このままオシュバザールに行こうかと思っていましたが、さすがにこの札束を持って人混みの中を歩き回るのは危険でしょう。
と言うことになり、念には念を入れて、タクシーに乗って一旦宿に戻りました。
宿に戻り、部屋の荷物の中に現金を閉まって、またすぐに外出。
ちなみに、これまで子連れで60カ国近く旅してきましたが、幸運なことに一度も盗難にあったりロストバゲージにあったことがありません。飛行機の遅延やキャンセルは何度もありますが。
お昼過ぎの一番暑い時間でしたが、オシュの街の中央にある小高い山の上にある洞窟博物館へ行ってみることにしました。
あの岩山の上の方にある博物館 |
炎天下の中、宿から歩くこと15−20分。麓にある博物館への入り口には、山の上にある博物館建物の前まで運んでくれる見掛けが電車のカートがありました。
地元のおばちゃんたちグループが次々と乗り込むのを見て、慌てて我が家も乗り込んだけど、一向に発車する気配なし。
盛り上がるおばちゃん達 |
満席になった電車に座って発車を待っていると、車でピューっと白人の若者観光グループがやって来て、意気揚々と歩いて丘を登って行きました。
暑いのと歩くとどれくらいかかるのかわからないので、そのままおばちゃんたちと写真撮影をしたりしながら30分ほど待つと、どこからか自家用車で運転手がやって来て、みんなが乗って待つ電車がやっと出発!
するのかと思ったら、ガソリンを入れ始めた。。。
やっとエンジンがかかり出発すると、坂を登ることほんの10分くらいで博物館に到着。これなら余裕で歩けたかも。。。
博物館の入り口 |
洞窟の中は、ひんやりとして気持ちがよかったけれど、15分もあれば見終わってしまうような展示内容です。
ただ高台にあるので、眺めがすごくよかったです。
ひんやりとしてて気持ちがいいです |
急な階段を上がって出口へ |
出口から見たオシュの風景 |
帰りは、携帯で地図を見ると、登って来た道とは反対側、街の中心部の方に向かう道へ丘を降った方が宿へ戻るのが早い。とギラギラと照り返す太陽の下、山の上の遊歩道を歩き始めました。
出口から続く遊歩道 |
山の上から我がやが滞在する宿に通じる路地が見えたけど、急斜面が続きそこへ降りる道が全くない。無理やり降りるには結構急な崖。この先は行き止まりかも?!
ダディが元来た道をまた戻ろうと言い始めた時、ママは地図上に地上へと通じる遊歩道があるのを発見しました。
一旦、山の頂上まで登る必要があるけれど、そこから下りの遊歩道があるはず!ここからならきた道を戻るよりも断然近い!
山の頂上にある展望台 |
炎天下、えっちらこっちらキルギスの旗がはためく頂上まで無言で歩く我がや3人。
頂上は、オシュの街がぐるりと見渡せ眺めが最高!しかも下から吹き上げる風が気持ち良い〜。
展望台から見たオシュの街の眺め |
山の斜面の影になっていて見えなかったけど、頂上から下り階段と坂道があり、あっという間に街の中心部にある博物館の裏あたりに出ました。
麓のカフェに入って飲んだ冷たい水が本当に美味しかった。
その後、コーヒーがどうしても飲みたいとうるさいダディに外国人観光客がいるカフェに入って、しばらく休憩。
最後、薬局によって高山病予防の薬Diamox(ダイアモックス)を手に入れます。
カウンターのお姉さんとグーグル翻訳を使いながら、無事に高山病とアンチヒスタミンの薬を購入。その後、近くのスーパーでお水やらトイレットペーパー、旅の間の非常食にスナック、ナッツ類やポットヌードルを購入してから宿に戻りました。
夜ご飯の時間、今朝オシュに着いたばかりのスペイン人のマークと初対面。
お互いの宿の中間あたりにある昨日の夜ごはんを食べた中央にブランコのあるレストランで落ち会いました。
マークは22歳とはいえ、とてもしっかりした子で、働きながら大学でツーリズムを専攻している学生で、5−6か国語が話せるマルチリンガル。
ロシア語も簡単な言葉なら知ってるというので、旅の間、頼りになりそうです。
明日は、我が家の滞在する宿に8時に迎えの車が来るので、そのあとマークの滞在する宿へ迎えに行くね、と言って、明日から始まる7日間の旅の無事を祈りつつ別れました。
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