2016年9月4日日曜日

【子連れでインド・ネパールの旅】ジャイプールで1日観光

今回ジャイプールで宿泊したThe Raj Palace (ザ ラージ パレス)は、1727年に建てられた宮殿だった建物を改装したSmall Luxury Hotels of the Worldに選ばれているとっても素敵なホテル。ホテルの中をウロウロするだけでちょっとした観光気分。
そんな歴史を感じるホテルで迎える優雅な朝.....。

いつも貧乏旅行の我が家にしては、1泊1万ルピーとはちょっと値が張りましたが、
こーんな素敵なホテルに破格な値段で泊まれるのは、ここインド以外では滅多にできません。

昨日アグラで泊まった宿はたったの2400ルピー(£27、3.7千円)だし、今回のインド・ネパール旅行の宿代を総バジェットで考えると、まぁ良いでしょう。宿もメリハリが必要です。

で、The Raj Palace (ザ ラージ パレス)の朝食ですが、





朝から、3段トレーに色んなペストリーやチーズが盛られ、さらにフルーツやらオムレツやらなんかがついてくる。飲み物はコーヒーもありましたが、ここはもちろん紅茶で。


ケーキこそ出てこないけど、朝食にアフタヌーンティーが出てきた感じ。
アフタヌーンティーを完食できた人がいたら聞いてみたいけど、あれはお持ち帰りできるのが前提。
でもこちらの朝食は、どれも食べてみたいと思うメニューばかりで、貧乏性な我が家、欲張って色々頼みすぎただけなので、この朝食はさすがにお持ち帰りはできないんじゃないかなぁ。他の人は、スマートにフルーツだけ、とか頼んでたしな。

朝からはち切れんばかりのお腹になった朝食後は、プールでひと泳ぎ。娘はこれだけでハッピー。チェックアウトギリギリまで優雅な時間をめいいっぱい楽しみました。
もう1泊したかったなぁ。

フロントでチェックアウトしたら、デリー空港に迎えに来てくれたおじさんが、また来てくれていました・・・・。
せっかくの宮殿ホテル滞在をめいいっぱい楽しみたかったので、わざわざ迎えの時間を変更して、12時にお願いしたのですが、変更前の時間の朝9時に迎えに来ていた・・。
デリーからお迎えに来てくれたのに、不憫なおじさん。
 仕事とはいえ、朝何時に出たんだろうか。

そして今日は、このおじさんの車を1日チャーターしてジャイプール市内の観光をして、そのまま直接デリー空港まで車で送迎してもらう予定。
フライトは、深夜の2:00。空港には深夜0時までに到着すれば問題ないけれど、
それにしても、おじさん大丈夫だろうか・・・。
ママはおじさんが運転中に居眠りしないか、そのほうが心配です。

念のため、午後5時くらいにはジャイプールを出たほうがいいとのことで、まずはピンクシティ内で、ジャンタル・マンタル、そしてシティ・パレスを見学。
パレス内で娘はヘナを手のひらにしてもらう。





その後、遅めの昼食で、おじさんおすすめのローカルのお店へ。路地裏にあるプレハブみたいな建物にあるお店で、なかなかおしいかった。

色々入ってるターリー

その後、象に乗りたいとアンベール城へ。
なんと今日は象のお祭りで、象が全部出払っているとのこと。そういえば、道すがらえらい豪華な衣装にお化粧した象が歩いていたな・・・。

今日は象には乗れないがとりあえずお城の中へは入れました。
丘の上にあるアンベール城は、下から吹き上げる風がとても心地よく、しばらくアンベール城から見える風景を楽しみました。



ここでも、ミックスの容姿が珍しいのか、セレブリティのような扱いを受け、嫌々ながら写真撮影に応じる娘(笑)

山の上にこんな大きな建物よく作ったよなーと話しながら建物の中を適当に見て回っていたら、20歳そこそこくらいの若い警察官が話しかけてきた。
さりげなく建物の内部を色々案内してくれ、簡単な説明をしてくれたり、また写真を撮ってくれたりして、とても親切にしてくれた。

最後に「ありがとう!」というと、もじもじしながら「なにか欲しい」という。

まぁ、そうくるだろうとなぁとは思っていたが、我が家には小銭が全くなく。
「ごめんね、お礼したいんだけど、小さいお金が全くないんだよ・・・」というと、ものすごく落胆した表情・・・。

その落胆ぶりがあまりにもすごいので(笑)、不憫に思ったダディは、「わかった、カフェで水を買って、お金を崩してくるから」といい小銭を作ると、その若い警察官に少しお小遣いを渡しました。
でも、せっかくだから、最後に一緒に写真を撮ろう」と促しても、建物の中から一向に出ようとしない。
なんでだろ?と思ったら、建物の外には上司の警察官が数人いた(笑)。
若い警官、上司に見つかるとマズいと思いながらガイドをやってるんだろうな。
さすがインド(笑)。

若い警官の子と記念撮影

西日も強くなってきたし、そろそろデリーに戻るかね、ということで車に乗り込む。

車線変更しながら他の車に追い抜き追い抜かれ、象や猿、ラクダを横目に一路デリーへ駆け抜ける車。
日没前までに、できるだけたくさん走っておきたい運転手のおじさん。




大型のトラックが連なるすれすれのところを車がすり抜けていくので、乗ってるほうも気が気じゃない。ゆっくり眠ろうとしても恐ろしくて眠れやしない。そして、この状態が数時間。。。



日が落ちてすっかり暗くなったところで、夕食休憩。
焼きそばとか無難なものを食べて、おじさんにコーヒーの差し入れをしたところで、
デリーに向けてまた出発。

デリーに近づくにつれて、道路には大きな輸送トラックの数が増える。
暗闇で車のヘッドライトだけが頼りの中、大型トラックがビュンビュン走る間を小さな乗用車やタクシーがすり抜けていく感じ。

これはもう緊張感が半端じゃない。。。緊張感200%のドライブ。
運転するおじさんもかなり神経が張り詰めている面持ちの様子。
そんな中、高速の料金所で横入りして来たタクシーが、我が家の乗車する車にあと少し、正に後1センチというところでぶつかりそうになり、急ブレーキ!!

これまでの緊張も手伝ってか、さすがのおじさんもマジ本気でぶちギレ。
 「&%$#X%$#X!」と大声で怒鳴った。

おじさん曰く、ジャイプール=デリー間の道はいつもこんな感じで、とても走りづらいので嫌いなんだそうだ。

空港の道路標示が見え始めたところあたりから、大型のトラックも少なくなって緊張が解けたせいか、はたまた今日の仕事も終わりに近づいて来たからなのか、リラックスし始め、おじさんは、ポツリポツリと色々と話し始める。
インドではほとんどがお見合い結婚だから、離婚率が少ないとか、おじさんの奥さんは怖いんだとか(笑)。
幸せそうだ。

ジャイプールからデリーを繋ぐ高速を降りたところの信号で、暗闇の中から車に近づいてくる人影が。「ジャイプールでしか買えないもので、頼まれたから」とおじさんはジャイプールで手に入れたというものを友達に渡す。ほんの一瞬の出来事で、一言言葉を交わすだけで、去っていった。

空港に無事到着し、本当はチップは払わなくても良いことになっているんだけど、緊張感あふれるドライブを無事にやり遂げてくれたことへの感謝を表して、ちょっとだけチップを払いました・・・。

デリー空港は、深夜にも関わらず空港内の遊具の周りには子どもがたくさん。
子どもは元気だ・・・。眠くないのか?


ママは空港内の雑貨屋がまた可愛いものがたくさんあふれていたので、また買い物してしまった。デリー空港の免税店はお買い物充実で最高!

デリーからの飛行機は定刻通り。
帰りはドイツのフランクフルト経由で無事ロンドンに到着しました。

ネパール・インドの旅、面白かったなぁ。
今度は、ネパールでもう少し難易度の高いトレッキング、そしてインド国内もじっくり見て回りたいー。
次回ネパールでトレッキングするまでに、もっと足腰鍛えにゃならんな。







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