ヨーロッパ中にたくさんあるロンドンから気軽に行けるリゾート地。
スキーリゾートを除いて、大抵どこも「綺麗な海、夏、ビーチ!」といった夏のイメージです。
もちろん、ピークシーズン中は、宿の値段や飛行機代も高く、街中は溢れんばかりの観光客。
そんな夏のイメージがするヨーロッパのリゾート地ですが、「海」以外にも歴史的な史跡や博物館などがあって、寒くて海に入れないオフシーズンでも楽しめる場所が結構あります。
冬に訪れるリゾート地は、オフシーズンなのでホテルも安価、ハイシーズンに較べると人も少なめ、でもイギリスに較べると天気が良く気温も高めで過ごしやすい。とビーチで遊べなくても良いことづくめ!
そう、今回はオフシーズンのマルタ島に来ています。
マルタ島はイタリア・シチリア島の南側にある小さな島で、イギリスの統治下時代もあったので英語が公用語。イギリス国内でよく見るお店もたくさんあり、特にイギリス人ホリデーメーカーには人気のリゾート地です。
そして、実は日本から語学留学で滞在している人も多いらしく、スリーマやセントジュリアンズといったマルタ島の街の中心部には、日本人語学学校生や観光客の姿がたくさん。
とうわけで、曇天にも関わらず、早くも花粉が飛び始めたロンドンを逃れ、学校のハーフタームを利用して我が家3人、マルタ航空でマルタ島にやってきました。
オフシーズンのため航空券は格安。3人でたったの150ポンドです。
ただ航空券が安いのにはワケがあって、発着空港がもはやロンドンとは呼べない郊外にあるサウスエンド空港。往路は夜遅く到着、復路は早朝発。。。
面倒臭いなと思っていたところ、ラッキーな事に往路は我が家にとって便利なガトウィック空港からお昼頃の出発と変更に。すごく助かりました。(※後に結局往復ともにガトウィック空港となる)
往路は、ガトウィックからイタリア・サルディニア島のカリアリ空港を経由してマルタ国際空港へと到着しました。
イギリスとの時差は1時間。飛行機は定刻よりも15分ほど早い17:15に到着。小さい空港なので、飛行機到着から15分後には、空港の外へ出ることができました。
空港からは、あらかじめ調べておいた17:53発の公共バスに乗車。
マルタ島は、公共のバス網が非常に発達していて、空港からマルタ島北部エリアにあるメリーハという場所にあるホテルまで一本で向かえます。
空港からバスに揺られてちょうど1時間。バスの中から夕日を眺め、日が沈みすっかり暗くなった頃にホテルに到着しました。
ちなみにマルタ島内のバスは、一律1回1.50ユーロです。
メリーハのホテルは4つ星のリゾートホテル「Maritim Antonine Hotel & Spa」。
娘たっての希望で、冬でも泳げる「スイミングプール」があるところを探していて見つけたホテルです。ビーチリゾートにある手頃な値段のホテルでというと、大抵のところは夏季のみ営業の屋外プールだけで、オフシーズンの時期に屋内の「温水プール付き」、で、「手頃な値段」となると、少々リサーチが必要でした。
マルタ島北部の小さな集落、メリッサにあるこのホテルは、屋内外に3つのプール、スパやジム、レストランの設備もあり、ホテル内だけでゆっくり楽しめておすすめです。
そんなリゾート・ホテルが、オフシーズンのために1泊の値段も格安、朝食付き3人で1泊60ユーロ。
19時頃にホテルにチェックインし、マルタ島初日のこの日は、ホテル下のイタリアンで食事。
ママはちょっと太めでモチモチの麺が美味しい魚貝のパスタ、娘はピザ、ダディはシーフードシチュー(ブイヤベースみたいなもの)を注文。
ちょうど混雑している時間にお店に入ったせいか、お料理が出てくるまでにちょっと時間がかかりましたが、とても美味しかったです。
部屋に戻ると、もうプールに行きたくて仕方がない娘。
「明日の朝は早起きして朝食前にひと泳ぎしよう」と説得し、数時間とは言え移動で疲れたので、少し早めに眠りにつきました。
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