2016年5月27日金曜日

【子連れでインド・ネパールの旅】ポカラにある日本のお寺「日本山妙法寺」へ

子連れネパールの旅も残す所わずか3日。

ポカラで過ごすのは今日と明日の2日のみ。3日目の最終日はバスでポカラからカトマンズまで移動です。
というわけで、ポカラ滞在は、実質2日。残り2日間、何をして過ごそうか?ということで、1日目の今日は、ちょうど宿の部屋から見える山の上の日本のお寺、日本山妙法寺へ。
午後は、トレッキング中、オーストリアキャンプで知り合った京都から来た親子にオススメされた、湖でボートに乗ろうということに。

明日は、チベット難民のキャンプに行ってみたいというダディの提案で、お寺に行く前に、チベット難民キャンプを訪れるツアーを出している会社に詳細を聞きに行くことにしました。

ちなみに、このお寺までの行き方は3通り。

2016年5月20日金曜日

【子連れでインド・ネパールの旅】子連れトレッキング、だっこ攻撃とホームステイ最後の朝。

宿泊してた建物。ここの2階に部屋がありました。


ネパールの小さな村の納屋のベッドで迎えた朝。
ニワトリが鳴き、牛がモォ〜っという声で目が覚めました。
われらがガイド、ブン太のスケジュールで、朝食前に ティーガーデンへお散歩。


朝7時出発です。
この村はお茶の産地でもあるそうで、村の裏にティーガーデンと呼ばれる場所があるのだそう。そういえば昨日標識見たな・・・。歩くと片道30分というこのティーガーデン。


散歩というか・・・朝から立派なトレッキング!!
ガーデンっていうか、山ひとつお茶畑という規模なんですけど・・・。

この辺で、だっこ攻撃開始。


そして、でた。
『足が痛い〜、だっこぉー』
「あともう少しだから、がんばれー」
『ダディー、マイ レッグ ハーティング』
「もうすぐ朝食だからがんばれー」
と、だましだまし。。。

今朝は天気も悪く、途中から小雨も降り出したので、足早にティーガーデンと呼ばれる山を登り頂上へ。
見渡す限りのお茶畑。綺麗に刈り込まれていてちょっとした庭園みたい。
雨が降り出したせいか、雲が多いけど見晴らしはいい。晴れてたらすごいだろうなぁ。ハードなトレッキングの後に見る素晴らしい景色は、ちょっとしたご褒美!
雨が降り始めたので、じっくりと景色を味わう間もなくお茶 の木の間をかいくぐりながら、もと来た道を降りていきます。

宿に戻ると、おばさんたちが台所で慌ただしく朝食の準備をしてくれていました。そして、お腹もいい具合に空いたところで、朝食。
サイコーだ!

おかずはなんと、昨日の夜とまた一緒でしたが、今朝はご飯の代わりにパン。パンといってもナンのような丸い形の平べったいパンです。そのパンでおかずをつまんで食べるのだそう。
いい加減同じおかずが3回続くと嫌になる、かと思いきや、またもや完食。
美味しくてたまらない。朝の往復1時間のトレッキングが効いているよう。3食ベジタリアンの食事を食べて、体調もバッチリです。

奥にいるおばさんの足元にかまどがある。

ご飯を調理してくれた台所を覗かせてもらうと、壁には重そうな鉄(?)でできたお皿やお鍋が綺麗に並べられ、調理は床にかまどのようなものがあるだけ。もちろんマキをくべて火をおこしています。まな板や包丁も床にあり、女性たちは座って調理していました。
きれいに掃除してあるので、不衛生な感じは全くなし。
こんな不便なところであの美味しいご飯を調理してくれたのかと思うと、ちょっと感動。。。

おじさんがナマステと様子を見に来た。

休憩するガイドさん。

毎日丁寧に全ての物事を一つ一つ慈しみながら生活している村の人たちが羨ましくなりました。

その後、パッキング。9時過ぎには村を後に。
宿を出るときに、おばちゃんが旅の無事を祈って(なのかな?)、おでこに赤い丸をちょんとつけてくれ、オレンジ色のお花でできた首飾りをみんなにかけてくれました。



なんかいい経験したなー。
この必要最小限のものと自然と共に暮らす生活、人々の心の豊かさ、素晴らしい景色、このトレッキングがいつまでも娘の記憶に残ってくれるといいのですが・・・。

この村の入り口からはポカラの街へ行く乗り合いのジープが出ていて、だいぶ街に近い場所まで歩いてきてたんだな。。。と思いきや、ここからさらに山を降りること1時間。。。
滞在してた村。


山を降ります。

ナマステーーー!と叫ぶ子ども。





迎えのジープがやってくる川沿いの村の入り口までやってきました。
ブン太が連絡してくれていたのか、この入り口で5〜10分くらい待ったところで、お迎えのジープが。こんな辺鄙な場所で、待ち時間すぐに車が来るなんて、ある意味すごい。。
やっと地上に。迎えのジープ待ち。

岩だらけの道や川をジープで乗り越え、穴だらけの舗装された道に出た頃には、ちょっと車酔い気味・。。。。というかジープじゃないとこの悪路は絶対にムリ。
車、水の中完全に入ってたし・・・。

ジープは見覚えのある幹線道路を通ってポカラ市内に入り、朝11時にはポカラの宿に到着しました。

まだ部屋の用意ができていなかったので、ブン太に「まだいるよね?ちょっとコーヒーを飲みに行ってくる」と言い残し、すぐ近くのドイツのパン屋さんへ。
ここでコーヒーを飲んで、1時間ほど経ってから宿に戻ったら、ロビーからブン太の姿は消えていました。
ちゃんとさようならの挨拶、できなかったな・・・。
しょぼん。

部屋に荷物をおろし、3日目ぶりにシャワーを浴びて、今度はお昼を食べに、街の中心部とは反対の方へ歩いて行ってみることにしました。
宿のすぐ近くに西欧人が多いローカルな食堂に入ってみたら、ここが激安。地元の人価格のお店でした。
確かに比率的には西欧人が多いお店だけど、妙にヒゲがナガーーイ、ネパール滞在が長そうな人や、ラーメンマンのような細長い三つ編みをしたネパール語ペラペラな人(推定年齢50代)、タイダイのだぼっとしたパンツを履いたヒッピー風な若者など、いかにもお金がなさそーなお客さんたち・・・。
このお店、きっとこのあたり一帯で一番チープなレストランなんでしょう・・。

なんてことを考えながら料理を待っていると、キッチンの奥からものすごい剣幕で怒る女の人の声が・・・。
何かを投げつける音さえします。
ネパール語なので何を怒っているのかわかりませんが、他のお客さんによれば、嫁姑の大げんか、だそう・・・。あまりにもすごい剣幕なので、他の男性従業員(家族?)がドアをピシャリと閉めました(笑)まるでテレビドラマのような喧嘩でした。

それはそうと、ポカラの繁華街から外れたこのエリアは、安いバックパッカー宿がたくさんあるようで、西欧人の若者の姿が多く、のんびりした雰囲気でお店もセンスの良いカフェなどが並んでいました。

この雰囲気の良いカフェはほとんどのお客さんが、西欧人。本格的なコーヒーが飲めて、湖を眺めるテラス席があり、ワイファイ完備、コンセントもいたるところにあるという西欧人旅行者ウケする要素が兼ね備えられていました。
どこの国もそうだけど、必ず1箇所はこういうカフェがあります。ちょっと高めなのにもかかわらずどこの国も大繁盛。


午後は、宿の近くでトレッキングの疲れを取るために飛び込みでアユールベーダのマッサージをダディと並んで受け、娘はその間にペディキュアをしてもらうことに。
最初は、待合室にいたイギリス人のおばちゃんがお話ししてくれていたのですが、その後、ペディキュアが意外に早く終わり、おばちゃんも帰ったようで、すすり泣く音が・・・。しばらくして、トリートメントが終わり外に出ると、別の西欧人の女性が待合室にいて、娘に話しかけてくれていました。
見知らぬ場所で一人はちょっと寂しかったよね、ごめん。でもマッサージのおかげでスッキリ!

夜ご飯は近くの日本食屋さんで。広い店内にはお客さんがわが家のみという寂しい状況。やはり地震で観光客が減ってるのかなぁ。

***ネパールの子連れ旅情報***

LWANG・ネパール
街の子連れに優しい度 ★
何もありません。あるものは自然と村の人の優しい笑顔。

LWANGの宿泊先
ホームステイ。数ヶ月ほど前から開始したプログラム。月に10組受け入れをしているらしい。


宿の子連れに優しい度 ★
快適さは全くありません。この不便さを楽しめる人向け。
食事はまきをくべて火を起こして、外の畑で採れた野菜を収穫して作ってくれます。
朝昼夜の3食ほぼ同じですが、シンプルで美味しい。




赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):ゼロ
事前の入念な準備が必要です。




  
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2016年5月19日木曜日

【子連れでインド・ネパールの旅】ポカラから行く、子連れトレッキングとファームステイ体験

予想していた通り、翌朝6時に眠い目をこすりながら着替えて外に出たのはママ一人。
案の定、娘とダディは爆睡。
残念ながら、今朝は雲がかかり、オーストラリアキャンプからあの雄大な山の頂から昇る朝日は拝めませんでした。



2016年5月12日木曜日

【子連れでインド・ネパールの旅】ポカラのおすすめ!絶対に行くべき!子連れトレッキング。

ネパールといえば、エベレスト。世界で一番高いヒマラヤ山脈が連なる国です。
富士山が標高3776メートルなのに対し、エベレストは8848メートル。
その美しい山脈を街の中から拝むことができるのが、このポカラ。
昨日のように急に大雨が降ってきて、ひょうが地面を叩きつけることもあるなど、山の天気は変わりやすいので、このきれいな山肌を見れるかどうかは、まさにお天気次第。

事前にチェックした天気予報では、昨日と今日は晴れマークがついていたので、きっと素晴らしい景色にめぐり合えるだろう…と祈りながら迎えた2泊3日のトレッキングへ出発の朝。

朝から快晴!
部屋の窓から見える景色は昨日とは打って変っわってクリアです。

昨日の風景とは大違い
娘もトレッキングに行くと張り切って早起き。7時ぴったりには宿の屋上にある食堂にいました。朝食は7時から開始だったので、まだ準備がはじまったばかりでしたが、とりあえず娘にコーンフレークなどを食べさせつつ、親はコーヒーを飲み他のバッフェの準備まち。
湖を眺めながら食べる朝食は気持ちが良い!


朝食後、トレッキングのガイドさんがホテルのロビーにやってくるのが9時だったので、とりあえずチェックアウトをし、ホテルに荷物を預けました。
トレッキングから帰ってきたら再度このホテルに宿泊します。

30分ほど時間があったので、歩いてすぐの湖畔を散歩しようということに。湖畔まで歩いてくると、遠くに真っ白な美しい山が見えました。本当に気持ちが良い!

昨日買い揃えた娘のトレッキングファッション
ちょっと見えずらいけど、緑の山の向こうに白い山肌が。
ノラ牛がいるのどかなポカラ

しばらく湖畔を散歩して宿に戻ると、宿のおじさんが「ガイドさんが待ってるよ!」と。

そこには、寡黙な感じの笑うと布施博(ナツカシイ!)のような菅原文太的なおじさん(多分私たちと同年代か、いや若いかも・・・)が。
この2泊3日のガイドをしてくれるおじさんと、あいさつもそこそこに迎えの車に乗り込み、いざトレッキングに出発!

車はポカラの市内を抜け、ポカラからのトレッキングで有名なアナンプラルートに向かう1本道を走ります。

山が見える!

河沿いをしばらく走り、ぐねぐね道を抜けてしばらくたったところで、わが家の3名と文太は車から降りました。降ろされたところはKandeという小さな 集落。ポカラから車で20〜30分ほどだったでしょうか。
今日はここからオーストリアキャンプと呼ばれる場所まで、約3時間の行程です。

トレッキングスタート!

Kandeという村の入り口

途中、村の人がバッファローを絞めているのを横目に、山道や階段を歩いていきます。


天気が良いので、結構汗だくになりながら、途中休憩しつつ歩きます。
道行く途中で、会う人に「ナマステー」とあいさつしながら行くと、道の隣に住むおばあちゃんが(おそらくママよりちょっと年上だったりするのでしょうが)、「この杖持って行きなさいー」と娘に立派な木の枝をくれました。

トレッキングといえど、地元の人にとっては日頃行き来する一般道。

だんだん上まで登ってきた!


薪拾いしている地元の人がやってきた

この杖をお供に、途中休憩をしながら歩いていきます。

が、大人の足だと1時間半程度だというこのルート、甘く見てました。。。。
階段が多くて結構キツイ。完全に息が上がってました・・・。

ポカラからのトレッキングで一番人気のあるプーンヒルまで行くルートを考えていたママですが、心底このルートでよかった・・・と思いました。

みんなでちょっと休憩
何度か休憩をしつつ、約3時間。ちょうどお昼前くらいにオーストリアンキャンプに
到着・・・・。


これがまた素晴らしい景色。汗だくで山道を登ってきた甲斐があった・・と思った瞬間でした。
このオーストリアンキャンプには簡素な宿泊施設と食堂があり、広い野原のエリアを取り囲むようにこの宿泊施設のロッジが建てられています。



昼食どきだったせいか、トレッカーたちが結構いました。西欧人の家族も何組かいて、皆んな外の芝生でごろごろしたり、太陽の光と景色を楽しんでいました。


お昼は、さすがに山の上なので、メニューもそんなになく簡単なものを食べましたが、それでもきれいな山を見ながら、外で食べるご飯は格別。一生忘れられない思い出となりました。

お昼ご飯を食べて休憩した後は、さらに歩いて30分の隣の集落まで。ここで文太は謎の液体(おそらく地酒)を手に入れていました。ママとダディは、ネパールに来てからはまっている、マサラティー、娘はジュースを飲んで休憩。




また来た道を戻り、オーストリアンキャンプに戻りました。



ここで、京都からきていた日本人父子に会いしばらくおしゃべり。
どうやらお母さんともう一人の息子さんは、息子さんの体調が悪くポカラに残っているとのこと。小学校高学年の息子さんと二人でトレッキングにやってきたとのことでした。とても社交的なお父さんで、他の西欧人の方ともいろいろおな話していました。
娘は、色んなお花を摘んできては、一人でせっせとロッジ前の階段の上に並べて遊んでいました。

シロツメクサでネックレス作り。

お花やさんなんだそうです。

夕日が沈むのを鑑賞しにすぐ近くの丘で待機していたら、娘がまさかの『トイレ!』しかも『大』だというので、慌ててトイレに連れて行きまた元の場所に戻るも、夕日は待ってくれない。ピンク色に染まる空を眺めただけでした。

夕日待機中

もうすぐ日が落ちる!

ここで娘のトイレに・・・

夕食はまた食堂にて。かろうじて部屋の明かりくらいは電気がつきますが、もちろん、ガスや電気なんてものはない厨房。まきをくべたかまどのようなところで、次々と注文された料理を調理しています。
そんなのを眺めつつ、隣のテーブルの西欧人若者グループのしょうもない話を聞きながら夜ご飯を食べ、食事が終わると 明朝7時に食べる朝食をメニューから選び、文太と6時には日の出が見れるよと話し、また明日とあいさつをして薄暗い中をロッジに戻りました。

何もすることがない山の上の夜、明日も朝早いと、歯磨きをしてすぐにベッドに入りました。

娘とダディーはスヤスヤと寝ていましたが、ママは、ここ数日カゼで鼻水がずっと止まらなく、夜中も何度も目が覚めてしまいました。

暗闇の中、何度もトイレに行って鼻をかみながら、明日の朝日を見るのはきっとママだけなんだろうなーと思いつつ。
しかし、よく歩いた。娘も無事完歩。明日はどうかな・・・

***ネパールの子連れ旅情報***

オーストリアンキャンプ・ネパール
街の子連れに優しい度 ★
何もありません。あるものは、目の前に広がる山々の大パノラマと大自然のみ。

オーストリアンキャンプの宿泊先
宿泊用バンガローがいくつかあります。トレッキング費用全部込みにするより、現地で実費清算する方が安く済むようです。


宿の子連れに優しい度 ★
快適さは全くありません。この不便さを楽しめる人向け。
食堂の食事はまきをくべて火を起こして作るので、時間がかかります。
山の上は値段も高め。




赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):ゼロ
事前の入念な準備が必要です。