2015年10月23日金曜日

【子連れでミャンマーの旅】子連れで歩く、てくてくマンダレー裏道散策

2013年7月18日

マンダレーで迎えた朝。

ミャンマーの宿は、どこも朝食が付いているので助かります。
マンダレーの宿も相変わらずネットはカメの歩み並のスピード…にも関わらず、唯一Wifiが入るロビーのソファーには、おそらくメールを送ってるんだと思うPCに向かう人(ネット検索とか無理)とガイドブックを見る人…。



ネットが普及して、つくづく旅行業界も変わったなーと思います。特に、ガイドブック業界は新鮮な情報がすぐに手に入れられるネットの出現で大きく変わりましたが…ここミャンマーではまだまだガイドブックが大活躍です。というか、やはり必要な情報がコンパクトにまとめられてるガイドブックは、持っていると便利ですね。

というわけで、マンダレー最終日は、ミャンマーの旅ではお世話になりっぱなしのガイドブック、ロンプラ(ロンリープラネット)のモデルルートに従って街歩きをしてみることにしました。

これがすごっく楽しかった!!


自転車でと書いてありましたが、ちびっこがいるわが家は徒歩で。
地元民との思いがけない交流が楽しめて、本当に面白かった!
ぜひおすすめ。

モデルルートはまず、29thと89thストリートにあるEin daw ya Pagodaからスタート。
両側に小さなお店がたくさん並んでいる参道のような通りを抜けると、大きな広場が現れ、中央には金箔が貼られ夏の強い光に照らされて輝きを増したパゴダが。
まだ午前中のせいか人は数えるほどしかおらず、娘は境内を走り回っていました。




境内を一周したあと、境内を出て、ワニの絵が書かれた橋を渡ります。




2ブロックほどまっすぐ歩くと、あずき色の袈裟を着たお坊さんの姿がちらほらと見え始めます。すると古い僧侶の宿坊にぶち当たり、そこを曲がったところには小学校がありました。
フェンス越しに、わが家3人の姿を見つけた子供は手を振ってくれます。
我が家も手を振り返しながら歩いて行くと、先生らしき女性がいたので少し話しかけてみましたが、英語が全く通じず…。
子どもも大人もミックスの娘に興味津々で、娘はみんなの携帯で激写されてました。
ハーフの子ってみたことなかったんだろうな…。
どこの有名人だよ!って感じでしたが。





竹林を過ぎ、途中の個人商店で飲み物を買って、またさらに歩きます。



ちょうどそろそろ休憩したいなぁという辺りで、ロンプラには、ちょうどおいしいドーナツが食べられるティーハウスがあると書いてあったもののどこにも見当たりません。
あるのは、ほったて小屋、、、いや一応カフェっぽいところだったので、勇気を出して入ってみました。さすがに衛生面が気になったので、娘には紙パックの飲み物にしましたが、お店のおばちゃんとはとってもいい人で、会話にならないような会話をしながら、壁にかかってる写真の説明してくれたりしました。どうやら大きな娘さんがいるらしく、おそらく高校の卒業式の写真でしょうか?壁に飾られたガウント帽子をかぶった娘さんの写真を自慢そうに見せてくれました。




またちょっと歩くと、今度は運がを渡る木の橋が見えてきました。橋のたもとには、地元の子どもたちが遊んでいて、わが家が通りかかると、みんな満面の笑顔でかけ寄ってきました。



ここでも娘をみるとみんな珍しそうに顔を覗き込み、ほっぺをつついてみたり、手を握ってみたり。ママがカメラを持っているのを見て「一緒に写真撮って〜」と、大撮影大会。



そこにどこからかお母さんもやってきて、娘を見ると抱っこしてほっぺたを撫でて 、熱烈大歓迎。

でも、娘、大激怒。目を三角にしてものすごい勢いで起こっていました(笑)

橋を渡ると、生花市場があり、色とりどりの花が所狭しと大量に並べられていました。



その市場を抜け、大きな壺をうる陶器のお店を通り抜けると、ちょっとした公園のようになっており、


エラワジ河にでました。木材やコンテナを積んだ大きな船が行き交う様子が見えます。運河沿いには船がたくさん停泊しており、そこで人々が生活しているようでした。






その様子を眺めながら
またテクテク歩くと、途中、木陰に子連れのお母さん数人が座っており、ちょっと話しかけてみると、娘と同じ歳の女の子がいてなぜか盛り上がる。
同じ歳なのに、全然小さく見える女の子…。それに較べて、栄養をたっぷり摂ってるウチの娘…。
同じ歳の女の子だよ!というもお互い恥ずかしいのか、二人とも陰に隠れてしまうのを見て、みんなで笑っていると、「そうそう、ちょっと見てみて、この子!(と多分言ってた)」と見せられた、おそらくまだ生後3〜4ヶ月くらいの赤ちゃん、なんと両手とも指が6本ついており「神童」のように扱われていました。
おそらく、いずれぽろっと取れてしまうような感じでしたが、娘も幼心に何か感じたのか、旅行から帰ってしばらくした時、ふとした拍子に「指が6本ある赤ちゃんがいた」とぽろっと言っていました。

さらに川沿いを歩き、ロンプラに載っている河を望むビールが飲めるカフェを最終目的地として、てくてく歩きます。

が、どうやらクローズ?もしくは移転した??

仕方がないので、今来た道沿いに小綺麗なホテルがあったのを思い出し、もと来た道を少し戻ります。


Ayarwaddy River View Hotelというホテルがあり、宿泊客らしき人がいたので開業しているのでしょうが、まだまだ工事の最中といった様子。きっとミャンマーに来る観光客需要に応えて新しく建設されたんでしょう。

ここのホテルのレストランでお昼ご飯を食べ、乗り合いタクシーで宿まで戻りました。

途中のティーハウスといい、最後のビューポイントカフェといい、ちょうどいいタイミングで休憩できる唯一の場所がなくなっていてとっても残念でしたが、良きせず地元の人と触れ合える楽しい裏道散策でした。

午後の熱い時間は、また部屋で少し休憩、夕方頃にまた乗り合いタクシーで、マンダレーでちょっと高級そうなミャンマーレストラン、Green Elephantへ。



ガイドブックで一応時間を確かめていったのですが書いてある時間が間違っており(それとも変更になったのか)、店内にお店の人はいたもののまだお店は開店していませんでした。
でも、子ども連れで他に時間を潰せるようなところが近くになさそうだぅたので、特別に開店前に入れてもらえました。
というわけで、いかにも西欧人受けするアジアンリゾート風の雰囲気に、古い洋館を使った素敵な建物のレストランは、我が家だけの貸切状態!



マンダレー最後の夜は、美味しいミャンマー料理を堪能…。と言いたいところですが、
娘の機嫌が悪かったので、食べたような食べなかったような。
いやお腹は満たされたんですが、ゆっくり味わって食べれなかったな…。
貸切状態だったので助かりました(ほっ)。

娘にとっては、いろんな人にほっぺを触られたりして、疲れた1日だったんでしょう。

明日はいよいよマンダレーからタイのバンコクに戻る日。
結局マンダレーでは人気の観光名所にはどこも行かずじまいでしたが、いい国だったなーミャンマー。
またいつか戻ってきたい国です。




しかし、1日1回は必ず停電になる(宿泊施設は自家発電気が備えられている)ミャンマーなのに、携帯はみんな持ってるってすごいなぁと思いました。

***マンダレーの子連れ旅情報***
マンダレー・ミャンマー
街の子連れに優しい度 ★★
ニューヨークのように碁盤の目のようになっているマンダレー。分かりやすいですが、
自転車などの交通量がそれなりにあるので、街中を子連れで歩くには注意が必要です。
タクシーやサイカーなどを上手く利用ましょう。
ミャンマーの人々は穏やかで優しく子ども好きな人が多いので、子連れ旅では貴重な経験ができると思います。
子どもが熱射病や日射病、食中毒はもちろんのこと、くれぐれも蚊などの虫を媒介とした病気にかからないように細心の注意を払いましょう。あまり無理せずよく休養をとりよく食べることが重要だと思います。
子どもの予防接種は、計画的に半年前くらいから準備をしできる限り受けていきましょう。

マンダレーの宿泊先

Garden Hotel

宿の子連れに優しい度 ★★
安宿では有名なホテル。ここも昭和初期の様相ながら簡素な朝食付き。Wifiはロビーが一番よく繋がります。屋上から見える景色が綺麗でした。





赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★
おそらくどこかに売ってる場所はあるのだろうと思いますが、1〜2週間程度なら、オムツなどはあらかじめ他の国で用意して持っていった方がいいと思います…。


  
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