東南アジア最後の秘境、ミャンマーのヤンゴンで迎える最初の朝。
二日目の今日は、昭和の香が漂うホテルの食堂で朝ごはんを食べ(朝食付きだった)、ヤンゴンの街を散策しに。
旅も慣れてくると、だんだんと新しい土地の下調べはなし、予備知識もほとんどない状態になってくるので、初心に戻り、先ずガイドブックを開いてみることに。
ミャンマーではLonely Planetにお世話になります。
ロンプラには、ちょうどヤンゴンのダウンタウンを歩いて回るモデルルートがあったので、今日はそれに沿って1日行動することにしました。
こんな街角を横目に歩いていきます。 |
まずは宿を出て、朝の托鉢に回る子供の修行僧を横目に路地をあるいて行きます。
ミャンマーの伝統的な民族衣装、ロンジンと呼ばれる男性のチェックの布を腰に巻いた姿や黒のロングスカートを履いた女学生が闊歩する雑踏に紛れて歩いていると、異国情緒もかなり満点。かなり気分が盛り上がります。
逆にいうと、このヤンゴンの街の中において、アジア人と白人のカップル、プラス黄緑色のバギー(バギー自体、東南アジアではあまり見かけない)に乗ったミックスの娘というコンビネーションのわが家は、異質な存在。かなり浮きまくってます。。。
地図で方向確認中 |
すごいバスだ…。 |
【ヤンゴンのモデルルート その1】
Sule Paya(スーレ パヤ)へ
バスや車そして人の往来が激しい道路を渡って、ヤンゴンの街の中心にあるSule Payaと呼ばれるパゴダへ。
パゴダの入り口では、顔面を白くペイントしたおばちゃんたちが、小鳥を売っています。
どうやら、この小鳥を購入し空に放つと、悪いカルマが解き放たれる。とかそういうご利益があるらしい。
ミャンマーの日焼け止め、タナカを塗りたくったおばちゃんたち |
ちなみに、一見ギョっとするこの白いペイントをしたおばちゃんたちですが、この後、ミャンマーのあらゆるところ、街角だけでなく空港などの公共施設の窓口などでもたくさん見かけました。
これは、タナカといわれる日焼け止めなんだそうで、子どもから若いお姉さん、おばちゃんはもちろん、おばあさんまで顔を白く塗りたくっていました。。。
ちなみに夏の光に照らされ黄金に輝くパゴダには、裸足で入らなければなりません。
靴や靴下は脱ぎ、入り口にある下駄箱へ(無くならないかと心配でしたが、ちゃんと元の場所にありました)。
灼熱の太陽の光で熱されたタイルの床は、素足ではまともに歩けないほど熱く、日影を探して歩きまわりました。
境内は裸足で |
境内へ続く階段を見下ろす |
ミャンマーは人口の9割が仏教徒という仏教国で僧侶の数は全人口の10%以上いると言われているそうです。
パゴダには正座をし熱心に祈りを捧げる市民の姿がたくさんみられました。
そういえば、ミャンマーに到着してからというものの、中国の街角とかにいるような強引な物売りとか、この人ウソついてんだろーなって人もいなければ、険しい顔をした人もいません。
路上で喧嘩どころか大声で話してる人ももちろんみかけません。
ミャンマーは本当にみんな穏やかでのんびりしたところなんです。
日が照って地面が熱い… |
信仰心の厚いミャンマーの人々 |
【ヤンゴンのモデルルート その2】
ヤンゴンのコロニアル建築を見て
ストランドホテルへ
その後、モデルルートに沿って、かつての市庁舎、イミグレーションオフィスなどイギリス統治下時代の影響が感じられるエレガントな建物の前をいくつか通って、ヤンゴンのコロニアル建築の代表とも言えるストランドホテルへ。
折角なので、ここでランチを食べることにしました。
天井が高くインテリアも素敵!なレストランで頼んだサンドイッチを食べ散らかし放題 の娘…。ああ恥ずかしい。
ストランドは、もしヤンゴンに再訪することがあれば、ぜひ泊まってみたいコロニアルホテルです。現時点でヤンゴンの5つ星ホテルといえば、このストランドかトレーダーズの2つしかありません。
かつての市庁舎 |
街角のカフェ? |
熱い日の木陰は、みんなのオアシス。木陰の奥に屋台が見えます。 |
この後サンドイッチは見るも無残な姿に。 |
【ヤンゴンのモデルルート その3】
Mahabandoola Gardenの木陰でしばし休憩
コロニアルホテルでしばらく優雅な気分に浸った後は、また歩いてMahabandoola Gardenに。
緑の芝生が美しいこの庭園で、娘をしばらく走らせちょっと運動させます。
車も来ないし見晴らしがいいので、子供を走らせるのには最適。 熱いので炎天下ではほどほどに。 |
【ヤンゴンのモデルルート その4】
Bogyoke Aung Sun marketマーケットへ
その後、午前中に来たスーレパゴダの前に戻り、今度は街の西側のエリアへと向かいます。
インド人街を通り抜け、道路の両端いっぱいに並ぶ様々なお店をみなが、街の中を歩いていきます。
道路いっぱいにならぶ珍しいものにキョロキョロしながら歩いていくと、Bogyoke Aung Sun marketマーケットに着きました。
昔ながらのカゴが健在 |
野菜を売る店 |
大きなバナナの葉 |
僧侶の托鉢の時間。子どももいます。 |
床屋さん |
一通りぐるりとマーケット内を物色。
なんだか色々ありすぎて物欲もわかず、でもせっかくだから何か買わなきゃ!という感にとらわれ、結局、娘にピンク色のミャンマーTシャツと竹素材のミャンマーの伝統的なサンダルを購入。
ミャンマーの人々は、サンダルを履いている人が多いです。
【ヤンゴンのモデルルート その5】
ヤンゴン中央駅へ
その後、ロンリープラネットのモデルルートには載っていませんでしたが、ヤンゴン市内の一番大きな駅を見てみたい!と思い、さらに歩いてヤンゴン中央駅を見に。
この中央駅から地方への電車も出発するというターミナル駅なのですが、のわりにあんまり人がいない印象。
むしろ、線路を歩いて家路に急ぐ人の方が多いんじゃないか??
線路内に停車中の電車の車両は恐ろしく古く、これで10数時間も揺られていくのはさぞかし大変…だろうなと。
ミャンマー国内の電車にも挑戦したかったですが、やっぱり飛行機にしてよかったかも…。
この線路の上を人がわらわら歩いてる… |
ヤンゴン中央駅に到着した頃から雲行きが怪しくなり始め、急ぎ足で宿に戻った頃には夕立で土砂降りの雨に。
うーん、せっかくヤンゴンまで来たのに、また宿で夕食かぁ…。
残念な感じの夕食ですが、この雨じゃ仕方がない。
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