2019年10月22日火曜日

【子連れで中央アジアの旅 6】ビッグアルマティ湖までYandexタクシーを使って行く方法

カザフスタンのアルマトイ滞在も、はや3日目。
未だ時差ボケが治らない我が家の起床時間は未だに9時過ぎ。。。

付いていないと思っていたラマダホテルの朝食ですが、朝食会場に行っても何のチェックもないので、朝からもりもり食べてエネルギー全開!今日はカザフスタン市内から一番近い大自然、ビッグアルマティ湖へ日帰り旅行!

そして、明日はキルギスタンのビシュケクへ移動のため、ネットで全力で調べまくって一番安かった車を事前に予約。
運転手とはWatsAppで料金とピックアップの時間を確認。 通常、バスやシェアータクシーで国境まで行き、国境を超えて別のタクシーやバスに乗り継いで行くそうですが、大人二人に子ども一人、中型のスーツケースが一つにバックパック、小さなリュックが3つと荷物があるので、費用はかかりますが、宿泊先から宿泊先まで1台の車で行けるのでラクです。


さて、無事に明日の足を確保できたので、娘とダディは、プールがあるホテルに宿泊していることを最大限に活用。30分ほど軽く泳ぎに行き、ちょうど12時くらいにYandexタクシーを呼んでビッグアルマティ湖へ向かいました。



ビッグアルマティ湖へ行く方法

標高2500メートルの場所にあるビッグアルマティ湖は、市内から気軽に行ける距離に位置し、往復で3−4時間もあれば行って帰って来れることもあって、アルマトイに滞在する人であれば誰もが一度は訪れる自然観光地の一つとなっています。
ただし、湖までの公共交通はなく、途中までバスで行ってあとは徒歩で行くしかありません。
時間に余裕があればいいですが、タイトなスケジュールな場合は、高いツアーに入って湖を訪れるか、レンタカーもしくはタクシーで行くことになります。
大人二人、子ども一人の我が家はYandexタクシーを使って、ビッグアルマティ湖へ日帰りで訪れルことにしました。
このビックアルマティ湖にYandexタクシーを使って行く時には、車をオーダーする際にちょっとしたコツがあるので、下記を見てください。

ビッグアルマティ湖までYandexタクシーで行く方法

普通はYandexタクシーのアプリで現在地から目的地までを指定していると思いますが、
ここでは複数箇所を訪れる設定をします。

  1. まず最初の目的地をビッグアルマティ湖にします。これで現在地であるアルマティ市内のピックアップポイントから湖の駐車場まで行けることになります。
  2. この時点では、まだオーダーはしないこと。
  3. +マークを押して、次の目的地を加えます。
  4. 次の目的地としてアルマトイ市内の降車したい場所を指定します。
我が家の場合は、最終目的地はカザフスタン博物館に指定しました。
全ての目的地を指定したところで、おおよその見積額が表示されます。でもここにはタクシーの待機時間分の料金は含まれていないので、最終支払額は、湖でどれくらい時間を過ごすかによって変わってきます。

ビッグアルマティ湖往復の料金目安

事前に調べていたところによると、Yandexタクシーの上記の方法で

  • 目的地までの見積額が約6000テンゲ
  • 待機時間約1時間 1000テンゲ
  • 公園入場料金 一人500テンゲ

で、行けたとのこと。

実際にかかった料金


  • 目的地までの見積額が約7200テンゲ
  • 待機時間約1.5〜2時間、14000テンゲ
  • 公園入場料 なし(もしかして運転手が払った?のか徴収されなかったのかは不明)

実際の道のり

Yandexタクシーのアプリでは、我が家の宿泊しているラマダホテルから乗車、アルマティ湖に行って帰りはカザフ国立博物館で降車のルートで、7200テンゲの見積もりで表示されました。
ほとんど英語が話せないYandexタクシーの運転手、タクシーに乗ってしばらくしたところで、料金のことで何やらいい始め。。。
恐らく「この見積もりの料金には、アルマティ湖での待機時間分が入ってない」と言いたいのだろうと勝手に理解し、これについては、客の都合でタクシーを待たせておくのだから、当然のことであると。

ビッグアルマトイが見える景色のいい場所の駐車場で車を停める運転手。この日は夏やすみの週末という事もあって、涼を求める地元の家族連れやカップルなどで大賑わい。
目の前に広がる渓谷を10分ほど堪能し、また車内に乗り込もうとすると、運転手がまた料金の話を持ち出してきた。 アルマトイ市内からの往復プラス待機時間で14000テンゲだと言う。
どうしてアプリで提示された見積額の倍額?!いやいや、倍の値段ってちょっとそれは高いし、そもそも調べてた料金よりも大幅に高いんですけど。
ダディが「じゃぁ10000テンゲにして」というと、「冗談じゃない!」と、また同じ事をロシア語(恐らく)で説明し始めた。


でも、イマイチ真意がわからない。 運転手と意思疎通が図れなく、お互い困っていたところ、近くにいた日本人風イケメン男子が助け舟を出してくれる。その男子も片言の英語でしたが運転手よリはマシなレベル。イケメン男子によると、アルマトイ市内から今いる駐車場までの往復の時間と同等の待ち時間がこれからかかるから倍の料金を払って欲しい。とイケメン男子を通訳に介し、あらかじめ調べていた値段と大幅に違うと値下げ交渉を試みましたが、運転手は全く折れず。 我が家と運転手の間に入ったイケメン男子も困り果てていて、こちらもこんな場所で放り出されても困るし、大した額でもないのにの時間を費やすのも馬鹿らしくなり、その料金でOKとしました。イケメンに助けてくれたお礼を言うと、「カザフスタンへようこそ!楽しんでね!」と、どこまでもイケメンっぷりを発揮してくれます。

その直後、運転手、アプリの乗車オーダーをキャンセルした?!(携帯はWIFIでしか繋いでいないため、次につなぐ時まで状況がわからない) いまいちこのアプリの料金体系はわかりませんが、多分、運転手はYandexに支払う中間マージンが直接ドライバー懐に入ることになり、ちょっとしたお小遣いになったんでしょう。。おそらく、実際の料金の2割から3割り増しくらい上乗せしてたくらいだったのではないかと思います。。
さらに山の上の方まで登り、再び駐車場で車を降りると、眼下には周囲を4000メートル級の山々に囲まれたエメラルドグリーンの水をたたえた美しい湖が広がっています。ビッグ・アルマトイ湖は、地震によってできた湖だそうです。標高が高いせいか、上着を着ていてちょうどいいくらいです。


湖の水面近くまで崖を降りたり、白い山を背に大きな岩の上に登ってセルフィーを取るために列をなす観光客を眺めたりしながら過ごすこと約1時間。帰りは、大混雑した駐車場から抜け出すまでに15分くらいかかりました。 運転手は、その後、景観のいい場所で何度かストップしてくれて、その都度、車を降りて10−15分ほど散策しながら山を降りました。

カザフ国立博物館の前で降ろしてもらいお金を払いました。運転手は「山の上は携帯の電波が届かないからね」などと言ってましたが。。。いくらなんでも、ずっと届かないってことはないよね?

Yandexタクシーでも乗る前に待ち時間の交渉をすべき

ビッグアルマトイ湖までの道のりや湖自体は素晴らしいし、短時間で行けるのでぜひおすすめです。 またYandexタクシーを使うと、便利だし普通のタクシーよりも料金が安く済むのは確かです。
タクシーの運転手の人柄にも寄ると思いますが、待ち時間の料金は事前にアプリ上には出てこないので、事前に「待ち時間の交渉」そして「待ち時間の料金」は確認したほうがいいと思いました。

カザフ国立博物館は、古代からのカザフスタンの国の成り立ちや人々の暮らしから現在までの歴史がわかる展示構成となっていました。 何らかの出来事で国境線が布かれ、その境界線を境にしてそれぞれの国の法律や制度によって人々は生活しているわけですが、大枠で言ったらその地域に住んでる先住民たちは、皆んなルーツはほぼ一緒なんだよなー。なんてことを改めて思いながら博物館を後にしました。

そこから、今日は朝ごはんが遅かったためお昼を食べていないので、ちょっと早めの夕食を食べにレストランに向かいました。でもまだ夕方5時すぎで早すぎたので、飲み物を飲んで少し休憩。しばらくしてから夕食を頼みました。


テラス席に座りましたが、中央アジア風なインテリアの店内はかなり広く、屋内に川が流れてました。

お腹がいっぱいになった後は、また20−30分ほど歩いてラマダホテルまで戻りました。
その後、娘と付き添いのダディは、またプールに泳ぎに。これでこのホテルでは十分元が取れたと思います。。。



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