2019年3月29日金曜日

【子連れでマルタ島の旅 4】世界遺産ヴァレッタ、予定外の半日

子連れ旅行でマルタ島4日目。
期待はしてなかったけど、スリーマで3泊宿泊するホテルの朝食が
やっぱり期待を裏切らない内容。
部屋から海が見えなくてもいいから、もっと他のホテルにすればよかった!と心底悔やまれた。(食べ物イノチのママ)

気を取り直して、今日は船で対岸にある世界遺産のエリアのヴァレッタへ行くことに。

宿のあるスリーマからヴァレッタ行きの船の出る船着き場までは、徒歩数分。
船着き場には、すでにボートに乗ろうとする人たちで人だかりができていて、15分ほど待ったところで対岸から船がやってきて、船頭さんにお金を払いボートへと乗り込みました。
ちなみに、スリーマからヴァレッタの船の料金は、大人片道1.50€ 往復だと2.80€ 子供は片道0.50€ 往復0.90€と良心価格なので、迷わず往復で購入。




ボートに乗ると、迷わず階段を登り屋上階へ。青空の広がる暖かい日のまだ午前中の時間だったので屋上にある席はほぼ埋まっていました。
船の進行方向に見えるバレッタの街並みと、また背後に見えるスリーマの近代的な街並みが対照的で、わずか10分程の船旅でしたがかなり満喫できました。


ヴァレッタ側の船着場から坂道を登っていくと、建物こそ洋風ですが尾道のような風情のある光景が広がっています(行ったことないけど)。
細い石畳の路地には、上を見上げると洗濯物が干してあったり、小さな個人商店が軒を連ねていたり。この街に住む人々の日常生活の営みが垣間見れます。


中心に向かって歩く途中に入った聖ヨハネ教会は、聖堂の天井が楕円形になっていました。普通は正円のデザインなので珍しいものです。

路地を抜けたところには広場があり、春の優しい日差しのもと皆んなテラス席でお茶をしていて気持ち良さそうなので、我が家も迷わずブレイクタイム。
このCafe Cordinaは1887年創業の老舗。トイレに行こうと娘を連れて店内に入ったら、内装がこれまた素敵。イタリアンバールのようにカウンターでエスプレッソを立ち飲みするおじさまやおばさまたちがいらっしゃいました。

コーヒーを飲みながら地図を見ての作戦会議からのまずはヴァレッタの岬の先端にあるフォートセントエルモに行くことに。
ヴァレッタの街中は、小さいながらも碁盤の目の様になっているので、東西南北さえ間違えなければとても分かりやすいです。

セントエルモは博物館になっていて、マルタ島とその近隣諸国を取り巻く歴史、マルタ島で活躍した騎士団についてよくわかる展示構成となっています。かなり見ごたえがあります。敷地内からの眺めも抜群。

と、展示も中盤に差し掛かる頃、娘が、
「お腹がイタイ。。」と。
便秘気味なのかな?と思い、トイレに行かせて様子を見つつ。

だましだまし展示を見終えてお昼を食べようと、敷地内のカフェでコーニッシュパイ風のものを食べましたが、まだなおも「お腹がイタイ。。」と。

パイは完食しているので、食あたりとかそういう類のものではなさそう。

トイレに行かせても「うーーーん」と精一杯力んで見るものの、出るものもなし。

「お腹がイタイ。。」

このままヴァレッタ観光を継続するのは無理そうなので、博物館の前からタクシーに乗り、そのままホテルに直帰しました。
ちなみに、マルタ島のタクシー代は結構高いです。。。

午後早めの時間にはホテルに戻り、娘をベッドに入れると、すぐにスヤスヤと眠りに落ちました。

ひょっとして、単なる寝不足。。?

思い起こせば、マルタ島初日から朝からプールへ行くと張り切ったりしてたので、疲れが出たのでしょう。。。

やがて海の向こうが夕日に赤く染まる頃に目が覚めた娘は、すっかり元気になっておりました。。。
大人もちょっとのんびりして英気を養うことができました。

この日の夕食は、ホテル近場のシチリアレストランへ。
イタリアのシチリア島へは、マルタ島からも船が出ているほどの近さ。英語もよく通じますが、イタリア語もよく通じます。場所によっては英語は不得意だというところも。
きっとシチリア島から移民して来た人も多いのでしょう。
もちろんお料理は美味しかったです。

海の幸が新鮮な国は、シーフード料理が美味しい。。。

娘もすっかり元気になったので、明日は再びヴァレッタ観光に挑戦です。



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