2019年3月8日金曜日

【子連れでマルタ島の旅 3】グルメやショッピングはスリーマとセントジュリアンへ

マルタ島3日目

今朝もプールに行きたいとうるさい娘に、チェックアウトの時間ギリギリまでプールで泳ぐことに。午前中、ポパイ村まで行ってみようかという話もしてたんだけどね。

まずは朝食会場へ。今日も名一杯朝ごはんを食べた後、屋内プールへ。と思ったら、昨夜ダディがサングラスを無くしたと。多分、昨日の夜のレストランに忘れたと思うということで、11時のチェックアウトと同時にレストランにサングラスの忘れ物を取りに行き、その後、30分に1本の割合であるバスに乗り、本日の宿のあるスリーマへ移動することに。



荷物をまとめチェックアウトを済ませ、ママと娘がロビーで荷物番をしている間にダディは昨日のレストランへ。
しばらくして帰ってきたダディ。お店はまだ開いていなかったと。取りあえず、レセプションの人から、レストランに電話してもらおうか?ということになり、ダディはレセプションへ。

そしたら、サングラスを手に戻ってきたダディ。
なんてことはない。昨夜、酔っ払いのダディーがホテルのバーに忘れていっただけのことらしい。受付の人が預かっていてくれたそう。

あーーほーんっと、人騒がせなダディ(怒)

ホテルすぐのバス停から、スリーマ経由バレッタ行きのバスに乗り込みます。
ダディはおそらく70代かと思われる女性の隣に座り、ママと娘は一緒の席に。観光客らしき人の多いバスの中で、やがてダディとその女性が話し始めたのが遠巻きに聞こえ始めました。
バスは、緑の丘を抜け、キラキラと輝く海岸線を走り、おそらく1時間くらいたった頃大きな街に入りました。今までののどかな景色から急に高層マンションが並ぶ景色に早変わり。入江のすぐそばのバス停でその女性は降りていき、そこからまたしばらくしてトンネルを抜けると、やがてセリーマのフェリー乗り場前のバス停に到着し、バスを降りました。

ダディに女性とずーっと何の話をしていたのか?と聞くと、その女性はロンドンの我が家の家からそう遠くないエリアに住んでいたことがあり、マルタ島にはバカンスにやってきていて、ここ15年ほどは毎年マルタ島に来ているらしい。と教えてくれました。

マルタ島内、古いエレガントな建物がどんどん壊され、ピカピカの新しいビルが建てられていて残念だということ、その女性の滞在先は我が家が宿泊していたエリアにあって、これからセントジュリアンにあるコスタ(イギリスにあるカフェチェーン店)へコーヒーを飲みに行くのだ、と話していたそう。

そうやら、女性がバスを降りた場所がセントジュリアンだったもよう。
セントジュリアンやスリーマは、今までいたメリーハとは全く異なり、かなりゴミゴミした都会な街で、のどかな雰囲気のメリーハにもう1泊すればよかったかなと、ちょっと後悔。

チェックインには少し早い時間でしたが、あまり期待はしていなかった安宿に荷物を置きに行きました。
バス停を降りて5分もかからないところにあったそのホテルのレセプションには、やる気のない感じの女の子が二人いて、まだ部屋の準備ができていないから30分ほど待ってほしい、というので、「荷物を置いてお昼を食べに行く」と告げると、荷物を預かってくれ、近辺のオススメのお店を教えてくれた。

裏路地にひっそりとあったそのマルタ料理を出すお店には、日本人らしき女子二人組、地元の人らしき人が二人いるのみだった。

午後3時近くになり、ホテルに戻って鍵をもらい部屋に入ると、最初から期待していなかっただけあって簡素な部屋だったもののそこそこ広く、唯一、窓から港が見えることだけが取り柄のとにかくあまりセンスのない安宿でした。


部屋にはお茶のセットもないので、とりあえず、海沿いをブラブラと歩いてセントジュリアンまで行って夕食を食べ、戻って来ることに。街の中を抜ければ20分くらいの距離だったけど、海岸沿いを歩いて行くと約1時間の道のり。天気も良いし、もし疲れたら、帰りは頻繁にあるバスに乗ればいいよということで、歩くことに。

途中、日本人旅行者らしき人たちを何人か見かけたけど、まさか、マルタ島にここまで日本人が多いとは思わなかった。。。


夕日を背に海岸沿いを歩き、ノラネコのシェルターのある児童公園を抜け、途中海に向かって石投げをしたりしてセントジュリアンにあるカフェ、コスタを発見。ダディがバスの中で話した女性が言っていた場所に違いないと、立ち寄ることにした。
店内には、これまた日本人の姿がたくさん。。。イギリスよリ物価の安いマルタ島の英語学校が日本人の間で密かに人気になっているようで、どうやらコスタは語学学校に通う日本人たちの溜まり場のようです。

そういえば、イギリスの日本人向けネット掲示板の求人にマルタ島でスシ職人の募集が出ていたのを見たことがあって、マルタ島でどれだけ和食の需要があるのか?と疑問に思っていたのだけれど、なんとなく納得。
しばらくして、夕食にお目当の日本食レストランへ行ってみたら、開店時間の18時30分までまだ30分あったので、さらに近所をウロウロと歩き回ってみました。
スリーマと比べるとセントジュリアンの方が、ちょっとおしゃれな感じで美味しいレストランも多い様子。チェーン系の5つ星ホテルなんかがあるのもこのエリア。
日が暮れて街の明かりが灯ると、入江の海面にライトが反射して、なんとも幻想的な雰囲気に。

ますます今日から3日宿泊するホテルがメリーハのホテルとの落差が激しく、憂鬱に感じられたけど、まぁ仕方がない。。。

18時半きっかりに日本人が経営する和食屋マドカへ。島なので魚が美味しいということで、迷わず寿司の盛り合わせを。残念なことに支払いが現金のみで、持ち合わせが心許なかったので、色々たくさんは頼めませんでした。
唐揚げが食べたいという娘には子供用のお弁当を注文。開店と同時に入店した我が家はたまたま予約なしで入れたものの、しばらくすると店内は全席埋まって、とても賑やか。


日本酒の種類も結構あって、聞いたらオーナーがハンドキャリーで日本から持ち込んできたものらしい。
そつのない日本人ならではのサービスと和食とで大満足。

帰りは、路地裏を通り抜けて行ったら、セントジュリアンからスリーマまで歩いて20分くらいでした。

宿の部屋の窓から見える海は、月明かりに照らされてとても綺麗でした。
昨日行ったゴゾ島は、もっと素朴な感じでよかったなぁ。
明日は、船に乗って、マルタ島の世界遺産地区、ヴァレッタを1日見て回る予定。






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