カトマンズ到着、入国審査を終えると手を振る友人の姿。
そのまま、友人の働くオフィスから借りてくれたという車で2晩泊めてもらう友人のお家へ。
もちろん車は運転手付きの新しい車。何といってもこの友人は仕事でカトマンズに滞在しているのだ。旅行で滞在しているのとは訳が違う。。。
「自分で運転しないの?」との問いかけに「絶対運転しない!」と即答する友人。
それも納得。。。
空港から友人宅までの道のりで訳がわかった。
追い越し当たり前、車線もあってないようなもん。隙間があれば車やバイクが割り込んでくるから、ぶつかるギリギリ1センチぐらいのところでブレーキかけたりするので、後ろに同乗して見てるだけでも、結構ストレスなカトマンズの交通状況・・・。
カトマンズには交通ルールなんてない!
確かに、ここで運転するのはかなり勇気がいりますね。
クラクションが響き渡り土埃が舞うカトマンズの街の中を抜け、
友人カップルの住むお宅へ。
友人の家には、立派な鉄の門があり、守衛さんがいて門を開けてくれます。
もともと西欧人の家族が住んでいた一軒家は、広い庭、守衛さんの建物などがあり、2階建ての家の屋上には、簡易式サウナとバルコニー、広いリビングルームと4つベッドルームがあるロンドンでいえばかなりのお屋敷。
カトマンズでもかなりのお屋敷だと思いますが、二重サッシなど寒さをしのぐ工夫がされていない建物なので、冬場は家の中の温度と外気温はほぼ一緒で寒いとのこと。
友人宅の電気は、自家発電機があるため、照明や冷蔵庫、WIFIなどは24時間使えるけれど、カトマンズ市内は計画停電があり、毎日、電気が使えない時間があるそう。むしろ電気を使える時間の方が短いかも。
ロンドンとネパールの時差は、6時間15分。
この微妙な15分がまたややこしい・・・。
というところで、ママとダディは刺激たっぷりのカトマンズの洗礼を受け、さらに時差ボケや疲れで電池切れ。
・・・しばらく仮眠することに。
娘もしばらく一人で家の猫と遊んだりしていたけど、いつの間にか眠っていたよう。
ママが目を覚ました時は、カトマンズ時間で午後の4時過ぎ頃でした。どうやら3時間ほど寝ていたよう。ママは、出発直前に引いたカゼをかろうじて薬で抑えているので、薬のキレかかった頃には、鼻水は出るし頭の芯はなんだかジンジンするし。
ここでさらに寝てしまうと、今度は夜眠れなくなる・・・ということで、ダディと娘を起こします。
友人たちは、わが家が寝ている間に外出していたとのこと、少し街の中を散策しに行って、夕ご飯を食べよう。
ということで、みんなで車に乗りこみます。
正直言って、車に乗って人に連れて行かれたところで地図も見ていないので、方向感覚が全くなく地名とか全く覚えていないのですが・・・。
カトマンズの中心部に連れて行ってくれました。
元々はダディの友人だった彼は、赤十字の仕事、彼女の方は、エンジニアリングの仕事をしていて建築物に詳しく、ネパールの伝統的な建物の作りを教えてくれたり、地震で倒壊した建物、カトマンズの箱庭のような作りの集合住宅だったり、いろいろ説明をしてもらいながらぐるっと街を一周。
カトマンズ市中心にあるダルバール広場をぬけて、夕食は垢抜けた雰囲気のカジュアルな西欧料理店へ。
わが家のグループ以外にも、他の西欧人グループが数組食事をしていました。
おそらくカトマンズでは高いほうのお店なんだろうけど、ロンドンに較べたら、当然ながら安い。味のほうもまあまあ・・・美味しかったです。
そこから、またタクシーに乗って家に戻り、就寝。
カトマンズの夜は異常に早いのです。
夜の8時には街はひっそり。電気もついていないので、本当に真っ暗。
この日、ママは風薬を飲んで寝たせいか、途中で咳が出た以外はなんとか眠れましたが、ダディは時差ボケで夜中に目が覚めて眠れなかったそう。
娘は比較的普通に寝てました。さすが子供。。
それにしても土埃がすごいカトマンズ。
舗装されていない細い路地をバイクがガンガン走り抜けていくので、子どもを連れての街歩きは緊張しました。
しかも街の中は、特に地震の後のせいもあって瓦礫がいたるところにあり、特に暗くなり始める時間は、ちゃんとした靴を履いていないと足元が危ないです。
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