旅の学校〜子連れでもっと旅に出よう！: 【子連れで東南アジアの旅】シンガポールからマレーシアのクアラルンプールまで子連れバスの旅

７月７日〜７月８日

宿代が高いシンガポール。建物や設備自体は綺麗なのですが、寝るだけとはいえども、いかんせん部屋が狭すぎる。。。
今朝は、朝ごはんも食べず早々に極狭の宿をチェックアウトし、７時前には宿を脱出。
今日は、シンガポールからマレーシアのクアラルンプールへとバスで向かいます。

我が家が予約したグラスランド社のバスの出発は７時４５分。宿近くの「ゴールデンマイルコンプレックス」という建物の前から乗車します。
子連れなので、不測の事態に備えちょっと余裕をみた７時過ぎにはバス乗り場に到着しました。

朝７時のゴールデンマイルコンプレックス前。各地へ向かうバス待ちの人がたくさん。

バスの出発時刻30分前にはチェックインしなくてはいけないので、余裕を持って出たつもりでしたが思ったよりも時間がなく、ダディが急いでバスの中で食べる朝食にホカホカの肉まん、その他スナックやお水などを買いに走ってくれました。

今回は、シンガポールからクアラルンプールまで向かう数あるバス会社の中から、ネットでリサーチした中でもおすすめの数が多かった「グラスランドエクスプレス＆ツアー」というバス会社で、事前にネットでチケットを購入しておきました。

グラスランドエクスプレス＆ツアー社
シンガポール-->クアラルンプール間は、親子３席で、
SGD$ 89.04（約８千円）

飛行機は確かに最速で行けますが、空港が街の中心から離れたところにある場合、チェックインの２時間前の時間を考えると、結果時間がかかります。
それに較べると、このバスはシンガポールの中心部からクアラルンプールの中心部まで行けて、飛行機に乗るのと所要時間はそんなに変わりませんでした。

バス乗り場のあるゴールデンマイルコンプレックスの建物の前には、いろんなバス会社の大型バスが何台も駐車していました。
そんな中、飛行機で言えばファーストクラスのような、見るからにラグジュリーなひときわ豪華なグラスランド社のダブルデッカーバス（２階建バス）が停まっているのを発見。

『え、このバス？このバスに乗れるの？！』と一瞬期待してしまいましたが、これは最上級『ロイヤルVIPバス』という、どんだけ豪華な車内なのかが気になる名前のバスで、我が家が乗る『スーパーVIPバス』ではありませんでした....。

これが我が家の乗るスーパーVIPバス！
ロイヤルVIPバスの写真も撮っておけばよかったな。

バスに乗り込むと車内は、所々空席もありました。
我が家が乗った『スーパーVIPバス』はロイヤルVIPバスのワンランク下のバスでしたが、１列３席と車内はゆったりとした作りで十分快適。
『VIP』とつかない名前のさらに下のランクのバスはどんな車内なのか気になります。

『スーパーVIPバス』車内に乗り込みダディが買ってきた肉まんを朝食にほおばっていると、バスはいつの間にか出発しました。

肉まん食べてレッツゴーの図

シンガポールからクアラルンプールまでは、途中のイミグレーションやドライブインでの休憩立ち寄りも入れ、約５時間。
娘がバスの中でお昼寝してくれたので、というか、車窓を楽しむ間もなく家族３人で爆睡していたので、５時間の子連れバスの旅はあっという間でした。

途中で休憩のために立ち寄った
サービスエリア

やがてバスはクアラルンプール市内に入りに、大多数の人が降車する場所で、何となくここで降りたら良いのかなあ。。。と流される様にバスを降りたわが家３人。

でも、そこがどこなのか全く分からず…。

バスの乗車場所は調べてあったものの、降車する場所までは調べていなかった！！
お店がたくさんあるエリアの公共のバス停前で降ろされましたが、もっているガイドブックでは、その場所は地図の範囲外にあるのかどこにあるのか全く確認ができません。

一緒に降車した人々は、それぞれ蜘蛛の子を散らすようにあっという間にいなくなってししまったので、聞くにも聞けず。

一体どこで降ろされたんだ？！

クアラルンプールの街中であるのことだけは間違いないのですが、始めて来た土地なのと事前に何の予習もしてこなかったので、クアラルンプール自体何があるのかも知らない状態…。

いずれにせよ、新しい国に到着した時にまず一番最初にしなければいけないのは、その国の通貨を手に入れること。

お店でATMの場所を聞き、マレーシアのお金を無事に手に入れることができました。ホッとしたところで、その次にすることは、宿に行って荷物を降ろすこと。

幸いわが家がバスから降りた場所は車の往来が多く、タクシーは簡単にゲットできました。
娘と同じ歳ごろの子どもがいるというタクシーの運転手は、英語が話せるインド系のおじさんで、宿に向かう車内は自然と「子どもネタ」で会話がはずみます。
こういう時に、子どもがいると、その人との共通の話題ができてその場が一気に和やかになります。
子どもを思う親の気持ちは、万国共通だな〜。

しばらく渋滞に巻き込まれたものの30分位でホテル前に到着。建物には何の表示もなく、どこにホテルのフロントがあるのかしばらく迷いましたが、周りの人に聞いてやっと発見。。。。

やっとの思い出到着したホテルは、４つ星ホテルのわりに値段がかなり安かったのであまり期待していなかったのですが…

これが大当たり！！

まだ新しいホテルのようで、朝食等のサービスはありませんでしたが、部屋は高層階で広く作りはモダンでとてもキレイ！

そして何と言っても部屋からの眺めが最高！大きな窓からはクアラルンプールの街が一望できました。
このホテル、特に立地が悪いわけでもなく、クアラルンプールの「そごう」まですぐ。電車の駅もそば。
オープニング価格だとはいえ、どうしてこんなに安いの？？